JPS61100379A - 油圧作動衝撃工具 - Google Patents

油圧作動衝撃工具

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Publication number
JPS61100379A
JPS61100379A JP22061984A JP22061984A JPS61100379A JP S61100379 A JPS61100379 A JP S61100379A JP 22061984 A JP22061984 A JP 22061984A JP 22061984 A JP22061984 A JP 22061984A JP S61100379 A JPS61100379 A JP S61100379A
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JP
Japan
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chamber
piston
valve
passage
switching valve
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JP22061984A
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Inventor
裕行 荏原
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Hokuetsu Industries Co Ltd
Original Assignee
Hokuetsu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は油圧ブレーカ、クローラドリルなどの油圧作動
衝撃工具に関するものである。
【技術的背景】
この種の衝撃工具は、工具本体のシリンダ内に設けた打
撃ピストンを油圧によって往復摺動させると共に、打撃
ピストンを往復運動させるシリンダ内の油圧の供給並び
に排出は、ピストンの往復M動に応じて作動する油路開
閉切換バルブにより制御される。
【従来技術及び問題点】
従来の衝撃工具においては、この切換バルブの上げ方向
の切換がバルブとピストンとにより構成される油室に油
を閉じ込め、油クッションを介してピストンの上昇運動
がそのまま機械的に行われ、またバルブの下げ方向の切
換がピストンの移動によって切換えられた油圧の作用に
よって行われるので、バルブの動きとピストンのrjJ
Jきが機械的に決定されて、バルブとピストンのタイミ
ングが取りに<<、特に高速打撃時の追従性に難点があ
った。従って、このような衝撃工具は所望の打撃力又は
打撃数を得られなくなるという欠点を有する。 そこで、出願人はすでに特開昭59−7569号を以て
、シリンダ内の中空部を軸線方向に摺動自在な段部を有
するピストンと、前記ピストンの上部でシリンダ内の中
空部内壁を摺動自在な切換バルブを備え、前記シリンダ
の中空部をピストンの段部を介して前室と後室に分割す
ると共に、前記シリンダ内に高圧及び低圧通路を有する
油圧作動衝撃工具において、前記高圧通路を、前記シリ
ンダの前室に開口し、またフランジ部を有する切換バル
ブの摺動により開閉する高圧ポートを介して後室に、そ
れぞれ連通せしめ、且つ、前記低圧通路を、前室及び後
室間に介在するピストン段部により形成される段部室に
開口し、また前記摺動自在の切換バルブに穿設したポー
トを介して後室に、それぞれ連通せしめると共に、前記
切換バルブのフランジ部下方に形成されるバルブ後室と
シリンダ後室とを一のパイロット通路を介して連通し、
且つ、前記切換バルブのフランジ部下方に形成されるバ
ルブ前室と前記段部室とを他のパイロ・ノド通路を介し
て連通せしめ、ピストンの後退端付近において、前記一
のパイロット通路を段部室を介し低圧通路に連通し、且
つ前記他のパイロット通路を高圧通路に連通せしめると
共に、ピストンの前進付近において、前記一のパイロッ
ト通路を高圧通路に連通し、且つ前記他のパイロット通
路を段部室を介して低圧通路に連通せしめた油圧作動衝
撃工具を提案した。この手段によって、シリンダ内に配
置したバルブを油圧によりピストンと関連動作せしめ、
バルブの切換えを迅速、確実にすることができ、高速に
よる反覆打撃を可能と       1したが、この手
段には下記の不都合な点が見い出だされた。 先ず上記バルブの切換え、すなわちバルブの上下動に、
それぞれ高圧油を使用しなければならず、回路効率が悪
く、また、バルブの対向する受圧面をそれぞれ高、低圧
に切り換えるため、シリンダ・内が高温になり、ピスト
ン下段部やバルブからリークが多くなると、バルブの動
作が不安定となること、そしてバルブをシリンダ内のシ
リンダ後室に配置するため、バルブの径も大きくなり、
バルブでのリークが生じ易いこと、である。
【目的】
本発明は上記の欠点を解消すべく開発されたもので、第
1に、ピストン後室へ至る高圧通路とバルブ切換え用の
通路を各々1本の通路から構成し、ピストン後室の排油
によりバルブを下降開放し、第2に、切換バルブのより
一層の動作の安定と同時に、ピストンの前進端において
、高圧通路と低圧通路を連通し、空打ちを防止できる油
圧作動tfj撃工具を提供することを目的とするもので
ある。
【構成】
本発明は上記目的を達成するためにシリンダ内の中空部
を軸線方向に摺動自在な段部を有量るピストンと、この
ピストンの段部を介して前記シリンダの中空部を前室と
後室に分割すると共に前記シリンダ内に高圧及び低圧の
通゛路を備えこの通路を開閉する切換バルブを有する油
圧作動衝撃工具に於て、 第1に、前記高圧通路及び低圧通路をそれぞれ常時高圧
口及び低圧口に連通ずると共に、前記高圧通路を、前記
シリンダのピストン前室及び後室に切換バルブにより開
閉する高圧ポートを介してそれぞれ高圧口に連通し、前
記低圧通路の一端を前記ピストン前室及び後室間の段部
により形成される段部室に開口し、他端を切換バルブを
介して低圧口に開ロレ、且つ、前記ピストン後室に一の
パイロット通路を介して連通ずる切換バルブの上方に形
成されろバルブポート及び切換バルブ内のバルブポート
を、オリフィスを介して低圧口に連通し、さらに前記切
換バルブの下方に形成されるバルブ前室を、他のパイロ
ット通路を介してビストノの前進端付近に於て前記ピス
トン後室に、ピストンの後退端付近に於て前記段部室に
、それぞれ連通せしめて構成したものであり、 第2に、上記構成に加え、前記バルブ前室下方にバック
アップ室を形成し、前記バルブ前室に上端を、バックア
ップ室に下端を臨ませたバルブピストンを設け、且つこ
のバックアップ室を前記高圧通路に連通したことを特徴
とするものである。
【実施例】
以下、本発明の詳細を図示の実施例にもとづき説明する
。 第1図及び第6図において、円筒形のシリンダ1は、打
撃ピストン4が内部を軸方向に摺動するための中空部が
形成され、打撃ピストン4ば前部中径部10、前部大径
部11、段部12、後部大径部13、後部小径部14が
前方(第1図下方)から後方へ向かって順次形成され、
前部大径部11と後部大径部13はそれぞれ同径を成し
、後部小径部14の外径は前部中径部10の外径より小
さく形成され、従って後部大径部13上面の後部小径部
14外周縁に形成される後側加圧面15は前部大径部1
1下面の前部中径部10外周縁に形成される前側加圧面
16よりも大きい。打撃ピストン4のこれら外周の凹凸
により、前記中空部内に、ピストン前室7、ピストン1
&室8、段部室9が形成される。 尚6は打撃室、6′
は中空室で、大気に連通している。 前記シリンダ1のピストン前室7には、高圧口2に連通
ずる高圧通路17の一端が高圧ポート18で開口し、高
圧通路17の他端はアキュムレータ5に開口している。 すなわち、切換バルブ2     )0の摺動室内筒に
おいてバルブ後室28側に臨む高圧口2と通l838の
開口部には凹状の環状溝39が設けてあり、前記高圧口
2は通路3日と常時連通する。 またシリンダ1のピストン後室8にはパイロット通路2
9及びパイロット通&833の一端が高圧ポート19及
びピストン後室ポート31に開口しパイロット通路29
及びパイロット通路33の他端はそれぞれバルブ後室2
8側 30及びバルブ前室32のバルブ前室ポート34に開口
している。切換バルブ20はバルブ後室28側の後端面
23と、この後端面23より大径のバルブ@室321i
1の前端面24から成る凸状円筒体で、この切換バルブ
20を後端面23側から軸方向に穿設した縦穴21を備
え、この縦穴21に直交し、切換バルブ20を直径方向
に貫通するバルブポート22が形成され、このバルブポ
ート22下方の切換バルブ20本体の段部上面は、3及
び一端を段部室9に開口する低圧通路25の他端開口面
のそれぞれ上縁に係止する中端面43を成し、切換バル
ブ20がバルブ後室28及びバルブ前室32間の摺動室
内を上下摺動自在に形成されている。 また前記切換バルブ20のバルブ前室32側に臨む低圧
通路25と低圧口3の開口部分に位置する摺動室下端内
筒には凹状の環状溝40が設けられ、前記切換バルブ2
0が上方(第1図)に位置した場合においても前記低圧
通路25と低圧口3とは常時連通する。また低圧口3は
、切換バルブ20の切換えによりオリフィス42を介し
て低圧ポート26でバルブポート22に連通し、このバ
ルブポート22は縦穴21を介してバルブ後室28に開
口するので、パイロット通路29とも連通ずるようにし
て設けられている。 前記バルブ前室32内には、切換バルブ20の前端面2
4に後端が当接するバルブピストン41を備え、このバ
ルブピストン41の前端は、バルブ前室32下方のバッ
クアップ室45に挿孔を介して1八でいる。バックアッ
プ室45は、前記高圧通路17をピストン前室7へ連通
ずる高圧ポート1日の反対方向に分岐した通路35に連
通している。 尚、シリンダ1先端の打撃室乙には打撃
ビストノ4により打撃されるチゼル37が打撃ピストン
4と同軸線上に設けられている。 次に本発明による油圧作動衝撃工具の作動を説明する。 第1図は打撃ピストン4の先端がチゼル37を打撃した
直後の状態、すなわち第4図から移行した状態で切換バ
ルブ20は上方に位置し、高圧通路17は高圧口2に環
状溝39、通路38を介して連通している。一方、低圧
口3はオリフィス42を介して切換バルブ20に設けた
バルブポート22と連通し、このバルブポート22は縦
穴21バルブ後室28を経て、パイロット通路29に連
通し、高圧ポート19よりピストン後室8内に開口して
いる。この状態で切換バルブ20は上方に位置し、ピス
トン後室8は高圧口2との連通を遮断される。また、ピ
ストン後室8内は第4図の高圧状態からオリフィス42
により絞られて低圧口3へ連通ずるため中圧となり、従
って、パイロット通路29,33、バルブ後室28、縦
穴21、バルブ前室32も中圧状態となる。 すなわちピストン後室B内の圧力は中圧状態で、切換バ
ルブ20の後端面23及び前端面24に作用するが、後
端面23及び前端面24の面積差により後端面23及び
前端面24への鉛直方向の力が〔前端面24〉後端面2
3〕となり切換バルブ20が上方へ保持されることとな
る。 また、高圧口2からの高圧油はアキュムレータ5にW8
Iされ、高圧通路17から高圧ポート1Bを介してピス
トン前室7に入り、前側加圧面16に作用する高圧によ
り、また、チゼル37の反S        !′によ
り打撃ピストン4を押し上げる。 打撃ピストン4がピストン前室7内の圧力によりさらに
押し上げられると、第2図に示すように、打撃ピストン
4の後部大径部13がパイロット通路33のピストン後
室ポート31を閉塞し、切換バルブ20を第1図と同位
置に保持しつつ、さbに打撃ピストン4が上昇し、上昇
限度(後退端付近)に達すると第3図に示すように、低
圧の段部室9がパイロット通路33にピストン後室ポー
ト31を介して連通ずる。従って、バルブ前室32は低
圧となり第2図におけるバルブ後室28内の中圧により
切換バルブ20が下降して、高圧口2がバルブ後室2日
に連通し、バルブ後室28にパイロット通路29を介し
て連通ずるピストン後室8に高圧側の圧力が作用する。 又、高圧ポート1日で開口する高圧通路17によりピス
トン前室7にも高圧側の圧力が作用するが、後側加圧面
15及び前側加圧面16の面積差により、鉛直方向への
作用力は〔後側加圧面15〉前側加圧面16〕となり打
撃ピストン4が下降する。第1図〜第3図までの打撃ピ
ストン4の上昇中、高圧側の油はアキュムレータ5に蓄
えられる。 第4因(第6図)は打撃ピストン4がチゼル37へ零突
する寸前の打撃ピストン4の下降限度の前進端付近を示
し、打撃ピストン4がさらに下降すると、後部大径部1
3により段部室9とパイロット通路33との連通が遮断
され、ついで、第1図への移行状態において、パイロッ
ト通路33のピストン後室ポート31がピストン後室8
に連通ずるとバルブ前室32が高圧となり、中端面43
の外周繰上が低圧と連通しているため切換バルブ20が
上昇し、ついには切換バルブ20が高圧口2とパイロッ
ト通路29との連通を遮断し、第1図へと移行する。 
以後、上記行程が反復される。 最後に、被衝撃物にチゼル37先端が当接していない、
いわゆる空打ちの状況となる第5図について説明すると
、全打撃ピストン4の前部大径部11は中空部の先端に
到達し、打撃ピストン4が下降限度を超え前進端に位置
する。するとピストン前室7は高圧ポート18と遮断さ
れ、次いで段部室9とバックアップ室45は高圧ポート
18を介して連通する一方該段部室9は低圧ポート27
、低圧通路25、環状溝40を介して低圧口3と連通ず
る。また、ピストン後室8はパイロット通路29を介し
て、縦穴21と直交するバルブポート22よりオリフィ
ス42を経て低圧口3に連通しピストン後室8及びバル
ブ後室28が低圧となる。 一方、前記高圧通路17から高圧ポート18及び通路3
5を介して連通ずる段部室9及びバックアップ室45は
龍述した如く低圧ポート27を介して低圧側と連通ずる
ことに伴い高圧口2から高圧通路17、段部室9、低圧
通路25、低圧口3に至る通路には圧力勾配が生ずる。 よって、前記バックアップ室45内は中圧状態となり、
この圧力が前記バックアップ室45内に面するバルブビ
ス)・ン41の端面に作用し、バルブピストン41を押
し上げ切換バルブ20を上方に保持すると共に打撃ピス
トン4の後側加圧面15に作用する作用力により打撃ピ
ストン4は第5図に示す位置に停止し、空打ちが防止さ
れる。
【効果】
以上のように本発明は、シリンダ内の中空部を軸線方向
に摺動自在な段部を有するピストンと、このピストンの
段部を介して前記シリンダの中空部を前室と後室に分割
すると共に前記シリンダ内軸線方向に摺動自在な段部を
有するピストンと、このピストンの段部を介して前記シ
リンダの中空部を前室と後室に分割すると共に前記シリ
ンダ内に高圧及び低圧の通路を備えこの通路を開閉する
切換バルブを有する油圧作動衝撃工具に於て、第1に、
前記高圧通路及び低圧通路をそれぞれ常時高圧口及び低
圧口に連通ずると共に、前記高圧通路を、前記シリンダ
のピストン前室及び後室に切換バルブにより開閉する高
圧ポートを介してそれぞれ高圧口に連通し、前記低圧通
路の一端を前記ピストン前室及び後室間の段部により形
成される段部室に開口し、他端を切換バルブを介して低
圧口に同口し、且つ、前記ピストン後室に一のパイロッ
ト通路を介して連通ずる切換バルブの上方に形成されろ
バルブ後室及び切換バルブ内のバルブポートを、オリフ
ィスを介して低圧口に連通し、さらに前記切換バルブの
下方に形成されるバルブ的室を、他のパイロット通路を
介してピストンの前進端付近に於て前記ピストン後室に
、ピストンの後退端付近に於て前記段部室に、それぞれ
連通せしめた構成としたので、ピストン後室の排油によ
り、切換バルブを開放する機構であり、回路効率が良く
、ピストン後室へ至るピストン作動用高圧路と切換バル
ブ用の油路を各各1本としているため回路構成が簡単で
あり、切換バルブの対向する受圧面をそれぞれ高低圧に
切換ろことがないため、作動安定性を高めることを可能
としたものである。 第2に、上記構成に加え、前記バルブ前室下方にバック
アップ室を形成し、前記バルブ前室に上端を、バックア
ップ室に下端を臨ませたバルブピストンを設け、且つこ
のバックアップ室を前記高圧通路に連通した簡単な構成
により、被衝撃物にチゼル先端が当接していないσ1謂
空打ちの状態においても、前記バルブピストンにより切
換バルブの上方押し上げ力が働き切換バルブの動作をよ
り一層安定させることを可能とすると共に空打ちによる
シリンダの破損を防止することができる。 また、切換バルブをバルブピストンで支持するため切換
バルブの動作をより一層安定させることを可能とすると
共に切換バルブを別置き或いはシリンダ外筒に付設すれ
ば、シリンダ全長を短くし、且つバルブ全体を小さくて
きるので切換バルブに於けるリークを少なくすることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す中央縦断面図で第1図から第
4図は油圧作動衝撃工具の後退行程から前進行程に至る
作動を示し、第5図は所謂空打ち時の状態を示し、第6
図は部分拡大図である。 1 ・シリンダ 2・・・高圧口 3・低圧口4・・打
撃ピストン 5・アキュムレータ6 打V室 6′ 中
空室 7・ピストン前室8 ピストン後室   9・・
・段部室10・・前部中径部   11・・前部大径部
12・段部      13−・後部大径部14 f&
部小径部   15・・後側加圧面16・前側加圧面 
  17・・高圧通路18.19・・高圧ポート 20
・切換バルブ21・・縦穴 22・・・バルブポート 
23・・後端面24 前端面      25・低圧通
路26.27  低圧ポート 28・バルブ後室29.
33・・バイロフト通路 30−バルブ前室ポート 31・・・ピストン後室ポート 32 ・バルブ前室3
4−バルブ前室ポート  35・通路37・・チゼル 
      38・・・通路39.40・環状溝   
41 バルブピストン42 オリフィス    43・
・中端面45・・バックアップ室

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内の中空部を軸線方向に摺動自在な段部
    を有するピストンと、このピストンの段部を介して前記
    シリンダの中空部を前室と後室に分割すると共に前記シ
    リンダ内に高圧及び低圧の通路を備えこの通路を開閉す
    る切換バルブを有する油圧作動衝撃工具に於て、 前記高圧通路及び低圧通路をそれぞれ常時高圧口及び低
    圧口に連通すると共に、前記高圧通路を、前記シリンダ
    のピストン前室及び後室に切換バルブにより開閉する高
    圧ポートを介してそれぞれ高圧口に連通し、前記低圧通
    路の一端を前記ピストン前室及び後室間の段部により形
    成される段部室に開口し、他端を切換バルブを介して低
    圧口に開口し、且つ、前記ピストン後室に一のパイロッ
    ト通路を介して連通する切換バルブの上方に形成される
    バルブ後室及び切換バルブ内のバルブポートを、オリフ
    ィスを介して低圧口に連通し、さらに前記切換バルブの
    下方に形成されるバルブ前室を、他のパイロット通路を
    介してピストンの前進端付近に於て前記ピストン後室に
    、ピストンの後退端付近に於て前記段部室に、それぞれ
    連通せしめたことを特徴とする油圧作動衝撃工具。
  2. (2)シリンダ内の中空部を軸線方向に摺動自在な段部
    を有するピストンと、このピストンの段部を介して前記
    シリンダの中空部を前室と後室に分割すると共に前記シ
    リンダ内に高圧及び低圧の通路を備えこの通路を開閉す
    る切換バルブを有する油圧作動衝撃工具に於て、 前記高圧通路及び低圧通路をそれぞれ常時高圧口及び低
    圧口に連通すると共に、前記高圧通路を、前記シリンダ
    のピストン前室及び後室に切換バルブにより開閉する高
    圧ポートを介してそれぞれ高圧口に連通し、前記低圧通
    路の一端を前記ピストン前室及び後室間の段部により形
    成される段部室に開口し、他端を切換バルブを介して低
    圧口に開口し、且つ、前記ピストン後室に一のパイロッ
    ト通路を介して連通する切換バルブの上方に形成される
    バルブ後室及び切換バルブ内のバルブポートを、オリフ
    ィスを介して低圧口に連通し、さらに前記切換バルブの
    下方に形成されるバルブ前室を、他のパイロット通路を
    介してピストンの前進端付近に於て前記ピストン後室に
    、ピストンの後退端付近に於て前記段部室に、それぞれ
    連通せしめると共に前記バルブ前室下方にバックアップ
    室を形成し、前記バルブ前室に上端を、バックアップ室
    に下端を臨ませたバルブピストンを設け、且つこのバッ
    クアップ室を前記高圧通路に連通したことを特徴とする
    油圧作動衝撃工具。
  3. (3)前記ピストンは外周に順次前部中径部、前部大径
    部、段部、後部大径部、後部小径部を形成して成る特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の油圧作動衝撃工具。
  4. (4)前記後部大径部の、前記後室側に形成される後側
    加圧面を、前記前部大径部の前記前室側に形成される前
    側加圧面より広く形成して成る特許請求の範囲第3項記
    載の油圧作動衝撃工具。
  5. (5)前記切換バルブは、軸方向に穿設した縦穴を備え
    、この縦穴に直交する直径方向のバルブポートから成る
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の油圧作動衝撃工
    具。
  6. (6)前記高圧通路は一端をアキュムレータに開口して
    成る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の油圧作動衝
    撃工具。
  7. (7)前記切換バルブはシリンダ外筒に付設されて成る
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の油圧作動衝撃工
    具。
  8. (8)前記切換バルブは凸状筒体から成り段部を中端面
    とし、前端面が後端面より広く形成され、前記中端面が
    低圧口及び低圧通路の上縁に係止自在に設けて成る特許
    請求の範囲第1項、第2項又は第7項記載の油圧作動衝
    撃工具。
  9. (9)前記バルブ後室に臨む高圧口に至る通路及び高圧
    通路の開口部を、また、前記バルブ前室に臨む低圧口に
    至る通路及び低圧通路の開口部をそれぞれ前記切換バル
    ブの外周に設けた凹状環状溝を介して連通した特許請求
    の範囲第1項、第2項又は第8項記載の油圧作動衝撃工
    具。
  10. (10)前記ピストンの前進端において前記段部室とバ
    ックアップ室及び低圧通路を連通せしめた特許請求の範
    囲第2項記載の油圧作動衝撃工具。
JP22061984A 1984-10-22 1984-10-22 油圧作動衝撃工具 Pending JPS61100379A (ja)

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JPS61100379A true JPS61100379A (ja) 1986-05-19

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