JPS609883Y2 - フオト検出回路 - Google Patents
フオト検出回路Info
- Publication number
- JPS609883Y2 JPS609883Y2 JP4257576U JP4257576U JPS609883Y2 JP S609883 Y2 JPS609883 Y2 JP S609883Y2 JP 4257576 U JP4257576 U JP 4257576U JP 4257576 U JP4257576 U JP 4257576U JP S609883 Y2 JPS609883 Y2 JP S609883Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phototransistor
- output
- voltage
- circuit
- mos
- Prior art date
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はフォト検出回路、さらに詳しくは磁気カード等
の有無を光電的に検出する光電検出あるいは光電式テー
プ読取機に使用されるフォト検出回路に関するものであ
る。
の有無を光電的に検出する光電検出あるいは光電式テー
プ読取機に使用されるフォト検出回路に関するものであ
る。
さん孔テープを光電的に読取って孔の有無を電気的パル
スに変換して電子計算機にあたえるための入力装置や、
磁気カードの有無を光電的に読取るための読取装置にお
いては、その読取部においてテープ又はカードの上より
光を照射し、その下にたとえばフォトトランジスタなど
の光電変換素子を設置して通過光線を受けて電流に変換
するよう構成される。
スに変換して電子計算機にあたえるための入力装置や、
磁気カードの有無を光電的に読取るための読取装置にお
いては、その読取部においてテープ又はカードの上より
光を照射し、その下にたとえばフォトトランジスタなど
の光電変換素子を設置して通過光線を受けて電流に変換
するよう構成される。
しかしこのフォトトランジスタの出力は、光源系や光電
変換系の諸々のパラメータの変動や電気的雑音のために
変動がある。
変換系の諸々のパラメータの変動や電気的雑音のために
変動がある。
従って、このフォトトランジスタの出力変動の補正等の
ためにフォトトランジスタ及び電気信号処理部における
調整作業を容易化することが要望されている。
ためにフォトトランジスタ及び電気信号処理部における
調整作業を容易化することが要望されている。
第1図は従来のフォト検出回路を示す図でありフォトト
ランジスタTR1の出力を差動増幅器LA1によって増
幅して一定振幅を有するディジタル信号出力に変換する
ものであった。
ランジスタTR1の出力を差動増幅器LA1によって増
幅して一定振幅を有するディジタル信号出力に変換する
ものであった。
更に詳細に説明すると、フォトトランジスタTRIのコ
レクタには抵抗R1を介して例えば+5vの電源が供給
されている。
レクタには抵抗R1を介して例えば+5vの電源が供給
されている。
そしてフォトトランジスタTR1に光が照射されてオン
となった時には例えば+2Vの電圧が発生するように抵
抗R1の値が適宜設定されている。
となった時には例えば+2Vの電圧が発生するように抵
抗R1の値が適宜設定されている。
このトランジスタTRiの出力は差動増幅器LA1の一
方の入力端子に加えられる。
方の入力端子に加えられる。
また抵抗R2及びR3は+5Vの電源に接続されて、例
えば2.5Vの基準電圧を生成するものであり、この基
準電圧は差動増幅器LAlの他方に入力端子に加えられ
る。
えば2.5Vの基準電圧を生成するものであり、この基
準電圧は差動増幅器LAlの他方に入力端子に加えられ
る。
従って第1図に示す回路においては、フォトトランジス
タTR1がオンの場合+2Vの出力電圧が得られ、一方
トランジスタがオフの場合+5Vの出力電圧が得られる
。
タTR1がオンの場合+2Vの出力電圧が得られ、一方
トランジスタがオフの場合+5Vの出力電圧が得られる
。
このため、フォトトランジスタTR1からの出力電圧が
基準電圧(+2.5V)より低い場合(オンの場合)は
光が照射されたとして差動増幅器LA lより高レベル
の出力が発せられる。
基準電圧(+2.5V)より低い場合(オンの場合)は
光が照射されたとして差動増幅器LA lより高レベル
の出力が発せられる。
他方、トランジスタTR1がオフの場合、増幅器LA
lの基準電圧より高い電圧の出力があるため、増幅器L
A lからは低レベルの出力が得られる。
lの基準電圧より高い電圧の出力があるため、増幅器L
A lからは低レベルの出力が得られる。
しかしてこの差動増幅器LAlとしては、一般に集積回
路ICが使用される。
路ICが使用される。
しかじ差動増幅器は1つの集積回路のパッケージにせい
ぜい2個しか組込まれていない。
ぜい2個しか組込まれていない。
このため、多数のフォトトランジスタを装置に搭載する
場合など、これらトランジスタに対応した数の差動増幅
器が必要となり、部品点数を減らすという点において限
界があった。
場合など、これらトランジスタに対応した数の差動増幅
器が必要となり、部品点数を減らすという点において限
界があった。
また、差動増幅器の各々に基準電圧を設定するための複
数の分圧抵抗が必要となり、フォトトランジスタの2値
化のための回路規模が大きくなる問題点があった。
数の分圧抵抗が必要となり、フォトトランジスタの2値
化のための回路規模が大きくなる問題点があった。
さらに第1図に示した如く、差動増幅器の基準電圧の設
定(抵抗値の調整)、及びフォトトランジスタ側の出力
電圧の設定(調整)が必要となりフォトトランジスタ設
置時、或いは装置保守時などにおける差動増幅器を含め
たトランジスタ出力回路の調整作業が繁雑となる大きな
問題点があった。
定(抵抗値の調整)、及びフォトトランジスタ側の出力
電圧の設定(調整)が必要となりフォトトランジスタ設
置時、或いは装置保守時などにおける差動増幅器を含め
たトランジスタ出力回路の調整作業が繁雑となる大きな
問題点があった。
本考案の目的は、上述した従来の問題点を解消すべく、
回路部品点数の節約が可能であり、さらにトランジスタ
の2値化回路等の調整作業を容易ならしめるフォト検出
回路を提供するにある。
回路部品点数の節約が可能であり、さらにトランジスタ
の2値化回路等の調整作業を容易ならしめるフォト検出
回路を提供するにある。
そしてそのために本考案においては、通常ディジタル信
号処理に用いられる相補形MOSトランジスタ(以下単
にC−MOSと称す)を用いてフォトトランジスタから
のアナログ出力を2値(tJE形するよう構成したもの
である。
号処理に用いられる相補形MOSトランジスタ(以下単
にC−MOSと称す)を用いてフォトトランジスタから
のアナログ出力を2値(tJE形するよう構成したもの
である。
また、2値化のためのスレッシュホールド電圧(スライ
スレベル)は、フォトトランジスタからの出力電圧を調
整する可変抵抗を用いて、C−MOSトランジスタに設
定されるスレッシュホールド電圧に対するフォトトラン
ジスタの出力電圧を相対的に変化させることによって設
定するよう構成したものである。
スレベル)は、フォトトランジスタからの出力電圧を調
整する可変抵抗を用いて、C−MOSトランジスタに設
定されるスレッシュホールド電圧に対するフォトトラン
ジスタの出力電圧を相対的に変化させることによって設
定するよう構成したものである。
C−MOSは電源電圧の約112のスレッシュホールド
電圧を呈することが知られている。
電圧を呈することが知られている。
つまり、印加電圧によってスレッシュホールド電圧が一
義的に設定されるC−MOSの特性に注目したものであ
り、このスレッシュホールド電圧を界にしてフォトトラ
ンジスタ側のオン・オフ時の出力電圧を設定することに
よって、C−MOSトランジスタをアナログ信号の2値
化整形回路として用いるように構成したものである。
義的に設定されるC−MOSの特性に注目したものであ
り、このスレッシュホールド電圧を界にしてフォトトラ
ンジスタ側のオン・オフ時の出力電圧を設定することに
よって、C−MOSトランジスタをアナログ信号の2値
化整形回路として用いるように構成したものである。
従って、フォトトランジスタのコレクタに設けた可変抵
抗を調整するのみで、2値化回路C−MOSの基準電圧
に対するフォトトランジスタ出力電圧の相対的な調整を
行うことができる。
抗を調整するのみで、2値化回路C−MOSの基準電圧
に対するフォトトランジスタ出力電圧の相対的な調整を
行うことができる。
この調整作業は、フォトトランジスタの設置(実装)時
のみならず、定期的な保守時などにも有効であることは
言うまでもない。
のみならず、定期的な保守時などにも有効であることは
言うまでもない。
以下、実施例を用いて本考案を詳述する。
第2図は本考案の一実施例を示す図であり、第1図と共
通する部分には同一の記号を付すものとする。
通する部分には同一の記号を付すものとする。
図において、1はC−MOSであり、MOS電界効果ト
ランジスタTR2およびTR3によって構成される。
ランジスタTR2およびTR3によって構成される。
このトランジスタTR2のドレインD1は、電源VDD
(例えば+5v)に接続される。
(例えば+5v)に接続される。
またトランジスタTR3のソースS1は電源VSS(例
えばQV)に接続される。
えばQV)に接続される。
このような構成をとるC −MOS lの入力−出力特
性は第3図に示すごとく、電源電圧の約2分の1(実施
例では電源電圧が+5Vのため、+2.5V)のスレッ
シュホールド電圧を持つことになる。
性は第3図に示すごとく、電源電圧の約2分の1(実施
例では電源電圧が+5Vのため、+2.5V)のスレッ
シュホールド電圧を持つことになる。
一方、フォトトランジスタTR1のコレクタには可変抵
抗(第1図R1に対応)が設けられ、コレクタからの出
力電圧を調整可能なように構成されている。
抗(第1図R1に対応)が設けられ、コレクタからの出
力電圧を調整可能なように構成されている。
実施例においては、トランジスタTR1がオン(光が照
射された)の時、このコレクタから2Vの出力が得られ
るように可変抵抗を調整する。
射された)の時、このコレクタから2Vの出力が得られ
るように可変抵抗を調整する。
フォトトランジスタTR1のコレクタ出力は、(:、−
MO3lのゲート電圧として供給される。
MO3lのゲート電圧として供給される。
従って実施例の動作を説明すると、フォトトランジスタ
TR1に光が照射されるとコレクタ出力電圧が2Vとな
り、第3図から明らかな如く、C−MOS lからの出
力は高レベルとなる。
TR1に光が照射されるとコレクタ出力電圧が2Vとな
り、第3図から明らかな如く、C−MOS lからの出
力は高レベルとなる。
一方、フォトトランジスタTR1に光が照射されない時
は、5Vのコレクタ出力によってC−MO3lからは低
レベルの出力が得られることになる。
は、5Vのコレクタ出力によってC−MO3lからは低
レベルの出力が得られることになる。
これらC−MO5Iの出力信号は、図示しない処理回路
に送出され、例えばカードの有無検知、さん孔の有無検
知に利用される。
に送出され、例えばカードの有無検知、さん孔の有無検
知に利用される。
以上のように本考案によれば、つぎに述べるごとき利点
がある。
がある。
(a) 一般にC−MOSは集積回路ICとして1つ
のパッケージに6個組込まれている。
のパッケージに6個組込まれている。
したがって、フォトトランジスタの2値化回路の集積化
が可能となる。
が可能となる。
また、(、−MOSには基準電圧設定用の抵抗群も不要
であり、回路の部品点数もまた著しく節約できる。
であり、回路の部品点数もまた著しく節約できる。
(b) フォトトランジスタの出力のみを調整するこ
とによって、C−MO3回路を含めたフォト検出回路の
動作を調整できる。
とによって、C−MO3回路を含めたフォト検出回路の
動作を調整できる。
つまり、フォトトランジスタが配置される装置部分を保
守するのみでよく、C−MOS等の2値化回路が搭載さ
れる装置内部(例えばプリント板ユニット)での繁雑な
調整作業を不要とできる。
守するのみでよく、C−MOS等の2値化回路が搭載さ
れる装置内部(例えばプリント板ユニット)での繁雑な
調整作業を不要とできる。
(C) C−MO3回路のもつ特性(スレッシュホー
ルド電圧が電源電圧の2分の1となる事)を利用してフ
ォトトランジスタ出力の2値化を行う為、雑音等による
電源電圧の変動に対して悪影響の少ないフォト検出回路
を形成できる。
ルド電圧が電源電圧の2分の1となる事)を利用してフ
ォトトランジスタ出力の2値化を行う為、雑音等による
電源電圧の変動に対して悪影響の少ないフォト検出回路
を形成できる。
即ち、電源変動によるフォトトランジスタの出力電圧(
オン時の出力電圧)の変動が生じても、C−MO3回路
側のスレッシュホールド電圧も電源電圧の変動によって
変化する。
オン時の出力電圧)の変動が生じても、C−MO3回路
側のスレッシュホールド電圧も電源電圧の変動によって
変化する。
したがって、ノイズマージンの広いフォトトランジスタ
の2値化整形が可能となる。
の2値化整形が可能となる。
第1図は従来のフォト検出回路を示す図、第2図は本考
案にかかるフォト検出回路の実施例を示す図、第3図は
実施例回路におけるC−MO3lの入力−出力特性を示
す図である。
案にかかるフォト検出回路の実施例を示す図、第3図は
実施例回路におけるC−MO3lの入力−出力特性を示
す図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フォトトランジスタと、 このフォトトランジスタの出力が供給され、電源電圧に
よって設定されるスレッシュホールド電圧に基づいてフ
ォトトランジスタ出力を2値化整形する相補形MOSト
ランジスタと、 上記フォトトランジスタのコレクタに接続されフォトト
ランジスタの出力電圧を調整する可変抵抗と、を備え、 この可変抵抗により上記相補形MOSトランジスタに設
定されるスレッシュホールド電圧に応じてフォトトラン
ジスタの出力電圧を調整するよう構成して戊るフォト検
出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4257576U JPS609883Y2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | フオト検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4257576U JPS609883Y2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | フオト検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52135018U JPS52135018U (ja) | 1977-10-14 |
JPS609883Y2 true JPS609883Y2 (ja) | 1985-04-05 |
Family
ID=28501636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4257576U Expired JPS609883Y2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | フオト検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609883Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-04-08 JP JP4257576U patent/JPS609883Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52135018U (ja) | 1977-10-14 |
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