JPS609724B2 - 弱酸性ベビ−パウダ− - Google Patents

弱酸性ベビ−パウダ−

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JPS609724B2
JPS609724B2 JP16178378A JP16178378A JPS609724B2 JP S609724 B2 JPS609724 B2 JP S609724B2 JP 16178378 A JP16178378 A JP 16178378A JP 16178378 A JP16178378 A JP 16178378A JP S609724 B2 JPS609724 B2 JP S609724B2
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JP
Japan
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acid
powder
mica
baby powder
weakly acidic
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JP16178378A
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JPS5587713A (en
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仁 月村
則之 内野
祐一 仲田
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PIJON KK
TOSHOKU PIGUMENTO KK
Original Assignee
PIJON KK
TOSHOKU PIGUMENTO KK
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/12Face or body powders for grooming, adorning or absorbing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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Description

【発明の詳細な説明】 乳幼児の皮膚に限らず皮膚の表面には汗と皮脂が絶えず
分泌されている。
汗は汗口から直接皮膚表面に分泌され、皮脂は毛のう内
に分泌されるとその一部は毛を伝わり毛髪の周囲を覆い
、他の一部は皮膚の表面に惨み出る。このようにして分
泌された汗および皮脂は乳化状態となり皮膚の表面を覆
う膜となる。この薄い膜は一般的に皮脂膜と云われ、皮
膚を軟らかくし、滑らかにし、そして艶を保つ作用を有
する他に、外界からの刺戟に対して皮層を保護し、水溶
性の有害毒物の侵入を防禦すると共に、弱酸性(水素イ
オン濃度:pH5〜6)であるが故に微生物の繁殖およ
び活動を抑制することができる。乳幼児の皮膚は皮脂腰
が薄く、外界からの物理的および化学的刺戟あるいは微
生物の侵入に対して充分な保護機能を有していない。
その上、乳幼児は新陳代謝が活発で発汗および分泌が旺
盛であり皮膚の表面は湿潤状態である場合が多い。この
ような乳幼児の皮膚を外面的に保護する必要性からパウ
ダー類が従来から用いられてきた。生理衛生上用いるパ
ウダー類は、‘1}表面積増大による水分蒸発の助長、
■滑性による摩擦刺戟の減少、t3}分泌成分吸着によ
る刺戟緩和等々の効能あるいは効果があると云われてい
る。具体的には、あせも、ただれ、おむつかぶれ、ある
いは股擦れ等の予防および治療に使用されている。従釆
より主として乳幼児の皮膚を保護する目的で用いられて
いるパウダー類(以下、単にベビーパウダーと称す)の
主成分は、タルク(マグネシウムの含水ケイ酸塩)であ
る。弱酸と強塩基との塩であるタルクは水に対して不溶
性であるが、水中で僅かに解離して水素イオン濃度(p
H)8〜10を呈す。人間の表皮のpH‘ま、前述の如
く5〜6であるので表皮に散布されるべビ−パウダーの
pHが同一であることが理想的である。特に外的刺戟に
弱い乳幼児にとっては5〜2のpHの差は無視出来ない
。本発明者らはこれらに鑑み、皮膚に対する理想的なべ
ビーパウダーを提供すべ〈研究を重ねた結果、雲母パウ
ダーを弱酸性化することにより所期の目的を達成するこ
とができることを発見した。この発見に到るまでにタル
クの弱酸性化の試みが本発明者らによってなされた。例
えば(1汐ルクに酸性物質を添加する方法、‘2)酸性
物質の水溶液に夕ルクを浸債する方法、等はいずれも本
発明の目的を達成することはできなかった。考えうる理
由としては、タルク自体多孔質であり、上述の‘1ーお
よび■等の処理により粒径が常時崩壊する為に経時的に
安定な弱酸性物質が得られない、ということを挙げるこ
とができる。本発明者らは、夕ルクに代わり得る無機物
質「即ち物理的にも化学的にもパウダーとしてタルクと
ほぼ同一の特性を有しかつ安定した弱酸性を保ちうる理
想的なパウダー物質として雲母(マィカ)パウダーが最
適であることを発見し、本発明に到った。
雲母はアルカリ金属を含むアルミノケィ酸塩で、従来よ
り工業的用途は多種方面に及んでいたが、生理衛生上の
ベビーパウダーとしての用途は、本発明者らにより初め
てなされた。雲母パウダーはタルクパウダーと同様に水
に不落・性であるが、僅かに解離してほぼ中性を示す。
酸性物質で処理してもタルクと異なり雲母はその形状を
崩すことなく、その結果安定した弱酸性ベビーパウダー
を提供できる。以下、本発明を具体的に説明する。
本発明で用いる雲母は、いわゆる「雲母パウダー」で、
白色粉末である。
大きさは約5仏〜約40〃で、具体的な例としては山口
雲母株式会社製のマイカ60である。用いる雲母の一部
を3の都以下の割合のタルクで置き換えうろことは本発
明の範囲内である。本発明で用いられる酸性物質は、ク
エン酸、酒右酸、乳酸、シュウ酸、ピロリドンカルボン
酸及びグルタミン酸からなる有機酸と塩酸及びリン酸か
らなる無機酸の中から選ばれる。この中ではクエン酸、
ピロリドンカルボン酸等の有機酸が好ましい。尚アミノ
酸であるグルタミン酸はその使用量が多くなると微生物
の繁殖が問題となり、そのため殺菌剤の割合を増加せざ
るを得ず、ベビーパウダーとしては好ましくない結果を
生ずる。従ってグルタミン酸を用いる場合は、クエン酸
等の他の有機酸を同時に使用することが好ましい。又皮
膚への刺戟の弱い酸が好ましいが、用いる量を加減する
ことにより塩酸、リン酸等の無機酸も良好に用いること
ができる。使用に際して酸は個々に用いてもまたは混合
しても用いうる。用いる酸の強弱により、雲母に対する
酸の割合は変わりうるが、例えば有機酸の場合は全重量
10の部もこ対して約0.04乃至2.4部、好ましく
は約0.04乃至0.4部で、アミノ酸の場合は約1乃
至1礎部である。無機酸の場合は0.01乃至1部、好
ましくは約0.01乃至0.1部である。本明細書にお
いて部は全て重量部である。用いる酸性物質は液体、固
体または気体状態であることを問われないが、その他の
成分との均一混合という観点から液体状態で用いる方が
好ましい。固体である酸性物質は適当な方法で液体溶液
として用いうろことは本発明の範囲以内である。種々の
濃度のクエン酸および塩酸の場合を例として、タルクパ
ウダ−および雲母パウダーのpH経時変化を第1および
2図に示す。
尚ここでのpH測定結果は、JISK510124B法
に従いタルクおよびマイカの5%スラリ−で測定した場
合のものである。これらの図によれば、タルクバウダー
に比べて雲母パウダーのpH安定性はかなり高く、2日
以後はほぼ一定値を維持していることが明らかである。
その他の添加物質は、ベビーパウダーに通常添加される
殺菌剤、香料、ェモリェント剤、滑沢補助剤あるいはそ
の他の添加剤である。
殺菌剤としては、クロルヘキシジングルコネート、イソ
プロピルメチルフェノール、パラオキシ安息香酸ェステ
ル類またはカチオン界面活性剤等がある。ェモリェント
剤としてはスクワラン、ラノリン誘導体、流動パラフィ
ン等である。滑沢補助剤としてはカオリンおよびセリサ
ィト等である。これらの物質は選択的である。その他の
添加剤とはグリチルリチン酸ジカリウム、B−グリチル
レチン酸、y−オリザノールまたはジカプリル酸ピリド
キシン等である。上記の各成分からベビーパウダーを製
造する方法としては、従来法がそのまま用いられる。
酸性物質はいずれの工程中において他の成分と混合され
てもよい。好ましくは、まず雲母パウダーと酸鴇を均一
混合し、次いでその他の添加物質を加える。以下、実施
例でもつて本発明を更に具体的に示す。
上記の配合割合の成分を用い従来法に従ってベビーパウ
ダーを調製した。
例1によって得られた本発明のベビーパウダーのpH経
時変化を第3図で示す。この図により例1のベビーパウ
ダーはpH5.6の値で完全に安定している、ことが判
明された。例2および3のpH経時変化の結果もほぼ同
様であった。上記の各ベビーパウダーを乳幼児に適用し
たところ結果は良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は種々の濃度のクエン酸を用いたときのタルクお
よびマィカのPH経時変化を表わし、第2図は種々の濃
度の塩酸を用いたときのタルクおよびマィカのpH経時
変化を表わすグラフで、第3図は本発明例1のベビーパ
ウダーの−経時変化を示すグラフである。 溝ー図 袴2図 袴3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 雲母パウダーを主成分とし、クエン酸、酒石酸、乳
    酸、シユウ酸、ピロリドンカルボン酸、グルタミン酸、
    塩酸及びリン酸からなる群から選ばれた酸性物質を含む
    ことを特徴とする弱酸性ベビーパウダー。
JP16178378A 1978-12-27 1978-12-27 弱酸性ベビ−パウダ− Expired JPS609724B2 (ja)

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JP16178378A JPS609724B2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 弱酸性ベビ−パウダ−

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JPS5587713A JPS5587713A (en) 1980-07-02
JPS609724B2 true JPS609724B2 (ja) 1985-03-12

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