JPS609660Y2 - 冷水製造装置 - Google Patents
冷水製造装置Info
- Publication number
- JPS609660Y2 JPS609660Y2 JP17109281U JP17109281U JPS609660Y2 JP S609660 Y2 JPS609660 Y2 JP S609660Y2 JP 17109281 U JP17109281 U JP 17109281U JP 17109281 U JP17109281 U JP 17109281U JP S609660 Y2 JPS609660 Y2 JP S609660Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- water
- cold water
- heat exchanger
- dehumidifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、冷房空調や製造工場などにおける各種冷却用
の冷媒として使用することのできる冷水の製造装置、と
くに太陽熱を利用した温水や、工場などから排出される
低温の廃ガスや廃温水を利用して、冷水と低温空気とが
同時に得られる省エネルギー型の冷水製造装置に関する
。
の冷媒として使用することのできる冷水の製造装置、と
くに太陽熱を利用した温水や、工場などから排出される
低温の廃ガスや廃温水を利用して、冷水と低温空気とが
同時に得られる省エネルギー型の冷水製造装置に関する
。
添付第1図は本考案装置において使用するハニカムロー
タならびに、該装置内における空気通路の形成のさせ方
の説明斜視図であり、第2図は本考案−実施例装置の模
式的な縦断面図である。
タならびに、該装置内における空気通路の形成のさせ方
の説明斜視図であり、第2図は本考案−実施例装置の模
式的な縦断面図である。
いま、これら図示に従い本考案を説明する。
即ち、符1は本考案装置のハウジングであって、本体1
a内は円筒状を呈しており、その両端壁1b、lcから
、間隔をおいて、ハニカムロータである乾式吸収除湿器
2と、熱交換器3とが、前者2を一端壁1b側に、後者
3を他端壁1c側に寄せて回転自在に内蔵されている。
a内は円筒状を呈しており、その両端壁1b、lcから
、間隔をおいて、ハニカムロータである乾式吸収除湿器
2と、熱交換器3とが、前者2を一端壁1b側に、後者
3を他端壁1c側に寄せて回転自在に内蔵されている。
こ)にハニカムロータとは、平板状の紙3aと、これを
コルゲートマシンによりフルート径1.5〜4mmに賦
形した波板3bとを貼り合わせて片ダンボール状にした
ものを、3cを回転軸として同心円状に積層した公知の
円柱状体であり、むろん波の方向にガス体が、きわめて
良好に流通できるので、そのま)効率のよい熱交換器3
として使用できる。
コルゲートマシンによりフルート径1.5〜4mmに賦
形した波板3bとを貼り合わせて片ダンボール状にした
ものを、3cを回転軸として同心円状に積層した公知の
円柱状体であり、むろん波の方向にガス体が、きわめて
良好に流通できるので、そのま)効率のよい熱交換器3
として使用できる。
また、活性炭のような吸着剤を含有させた紙を用い、塩
化リチウムのような水吸収剤を含浸させたのち、乾燥さ
せたハニカムロータは勝れた除湿能力を発揮し、また容
易に温風によって再生でき、そのことは、例えば特開昭
55−159827号に詳述されている。
化リチウムのような水吸収剤を含浸させたのち、乾燥さ
せたハニカムロータは勝れた除湿能力を発揮し、また容
易に温風によって再生でき、そのことは、例えば特開昭
55−159827号に詳述されている。
本考案装置に使用する乾燥吸収除湿器2とはか)る除湿
器のことをいつO つぎにまたハウジング本体1a内は、中心軸kを含んで
設けられた隔壁4a、4bによって、2つの空気通路I
、■に区画されている。
器のことをいつO つぎにまたハウジング本体1a内は、中心軸kを含んで
設けられた隔壁4a、4bによって、2つの空気通路I
、■に区画されている。
こ)に空気通路と云ったのは、処理空気は一端壁1b側
の入口1dはら導入され、通路“■を通って、他端壁1
c側の出口1eに導出され、上述した際湿器2を再生す
るための空気は、他端壁1c側に設けた入口1fから導
入され、通路■を通って一端壁1bの出口1gから導出
されるようになっているからである。
の入口1dはら導入され、通路“■を通って、他端壁1
c側の出口1eに導出され、上述した際湿器2を再生す
るための空気は、他端壁1c側に設けた入口1fから導
入され、通路■を通って一端壁1bの出口1gから導出
されるようになっているからである。
このようにしてハウジング内を相反する方向に流通する
空気通路の、再生通路■における前記熱交換器3と除湿
器2との間には、空気加熱用加熱器6が設けられ、また
処理通路Iにおける熱交換器3と空気出口1eとの間に
は、冷水利用系8に接続する水循環系7と結合した水蒸
発設備5が設けられている。
空気通路の、再生通路■における前記熱交換器3と除湿
器2との間には、空気加熱用加熱器6が設けられ、また
処理通路Iにおける熱交換器3と空気出口1eとの間に
は、冷水利用系8に接続する水循環系7と結合した水蒸
発設備5が設けられている。
こ)に用いる加熱器6は、むろん除湿器2の除湿能を再
生するものであるから、概ね50℃以上あれば太陽熱利
用の温水、燃焼炉の排熱ガスなどで足り、図では、それ
を蛇管に通じ、再生空気と熱交換させる形式として示し
ておいた。
生するものであるから、概ね50℃以上あれば太陽熱利
用の温水、燃焼炉の排熱ガスなどで足り、図では、それ
を蛇管に通じ、再生空気と熱交換させる形式として示し
ておいた。
なお上に冷水利用系というのは、むろん冷房空調や製造
工場などの冷水を必要とする部分であり、水蒸発設備5
というのは、クーリングタワーなどに広く用いられてい
る直接散水方式のような水を空気と接触蒸発させるもの
が適している。
工場などの冷水を必要とする部分であり、水蒸発設備5
というのは、クーリングタワーなどに広く用いられてい
る直接散水方式のような水を空気と接触蒸発させるもの
が適している。
図では冷水利用系8から、管路7aを通って受槽7bに
送られて来た少し温められている温水を、ポンプ9によ
り管路7cを通って、水蒸発設備5に散布し、受槽7b
1ついで管路7cと循環させる循環系7を示しておいた
。
送られて来た少し温められている温水を、ポンプ9によ
り管路7cを通って、水蒸発設備5に散布し、受槽7b
1ついで管路7cと循環させる循環系7を示しておいた
。
むろん、水は蒸発設備における水と処理空気との接触に
より、その蒸発潜熱によって冷却されるので前記循環系
から管路7dを経て、その冷水を冷水利用設備8へ送給
するのである。
より、その蒸発潜熱によって冷却されるので前記循環系
から管路7dを経て、その冷水を冷水利用設備8へ送給
するのである。
本考案者らは、除湿器2として活性炭粉末を約50%(
重量)含有する厚さ0.12vmt 、坪量11R/d
のアスベスト紙を用い、ピッチ3.6mm、フルート径
1.5mmの片ダンボール紙を用いて製した直径150
oTrr!n1長さ200mmのハニカムロータであっ
て、塩化リチウム249/rrtを含浸させたもの(ダ
イキン株式会社製、商品名ハニードライ、HU−15型
)を用い、また熱交換器3としては、同じ大きさである
が、活性炭や塩化リチウムを用いないアスベスト紙製の
ハニカムロータを内蔵した第2区々示の装置を作製した
。
重量)含有する厚さ0.12vmt 、坪量11R/d
のアスベスト紙を用い、ピッチ3.6mm、フルート径
1.5mmの片ダンボール紙を用いて製した直径150
oTrr!n1長さ200mmのハニカムロータであっ
て、塩化リチウム249/rrtを含浸させたもの(ダ
イキン株式会社製、商品名ハニードライ、HU−15型
)を用い、また熱交換器3としては、同じ大きさである
が、活性炭や塩化リチウムを用いないアスベスト紙製の
ハニカムロータを内蔵した第2区々示の装置を作製した
。
その使用戊積は次の通りである。
使用例 1
処理空気量(通路I):100Nボ/分
再生空気量(通路II) :100Nd/分加熱器温度
(温水温度)=80°C 外気条件:30℃、 RH5Q%(x =169/kp
’)除湿器(回転数) : 12RPM 熱交換器(回転数):15RPM かくて管路7aから28℃の水を入れて、2rCの冷水
を管路7cから抜き取ることができた。
(温水温度)=80°C 外気条件:30℃、 RH5Q%(x =169/kp
’)除湿器(回転数) : 12RPM 熱交換器(回転数):15RPM かくて管路7aから28℃の水を入れて、2rCの冷水
を管路7cから抜き取ることができた。
この場合第1図中A〜Gで符示した各部における空気の
温度ならびに湿度は第1表に表示したとおりである。
温度ならびに湿度は第1表に表示したとおりである。
また、第3図のグラフはA〜G各部の温度と湿度の変化
の様子を説明したものである。
の様子を説明したものである。
第1表からも判るように処理通路の出口1dからは、導
入した外気よりも約10°Cも低温で、減湿された冷風
が得られた。
入した外気よりも約10°Cも低温で、減湿された冷風
が得られた。
いうまでもなく、この冷風はそのまま冷房用等として有
効に利用することができる。
効に利用することができる。
第4図の場合は、第2図装置の別態様装置であって、第
2図の場合は、処理通路Iの出口1dから流出する空気
が、そのま)装置外へ導出されているに対し、本例装置
では、この空気を再生通路■に流通させるようにし、か
つ再生用空気の入口1fを省いている点が第2図の場合
と異る。
2図の場合は、処理通路Iの出口1dから流出する空気
が、そのま)装置外へ導出されているに対し、本例装置
では、この空気を再生通路■に流通させるようにし、か
つ再生用空気の入口1fを省いている点が第2図の場合
と異る。
使用例 2
第4図の装置において使用例1同様に処理通路Iから、
30℃、 RH5Q%(x=169/ko’)の外気A
を、入口1dから装置内に導通せしめた。
30℃、 RH5Q%(x=169/ko’)の外気A
を、入口1dから装置内に導通せしめた。
図中符A、H−Mで示される各部の空気温度およびその
湿度は第2表に表示した通りである。
湿度は第2表に表示した通りである。
このような第4図太式の場合は、第2国力式に比してよ
り低温の冷水を得ることができるという特長がある。
り低温の冷水を得ることができるという特長がある。
これを要するに本考案装置は、処理空気中の水蒸気を、
乾式吸収除湿器に吸収させることによって、該除湿器を
加湿昇温させると共に、自らは乾燥昇温し、ついで降温
された熱交換器に導通されることによって該器を昇温せ
しめて、自らは降温され、一方、熱交換器を冷却した外
気はさらに外熱を加えて昇温させ、この昇温された空気
によって、前記除湿器を再生し、他方、前記乾燥され、
降温された空気を水と接触せしめることによって、それ
を蒸発させ、その蒸発潜熱によって水を冷却するという
、極めて無駄のないサイクルを繰り返えすものであるか
ら、とくに夏期において、従来のごとく冷凍装置を使う
ことなく至って安価に冷水、ないしは冷水および冷風が
製造できるのである。
乾式吸収除湿器に吸収させることによって、該除湿器を
加湿昇温させると共に、自らは乾燥昇温し、ついで降温
された熱交換器に導通されることによって該器を昇温せ
しめて、自らは降温され、一方、熱交換器を冷却した外
気はさらに外熱を加えて昇温させ、この昇温された空気
によって、前記除湿器を再生し、他方、前記乾燥され、
降温された空気を水と接触せしめることによって、それ
を蒸発させ、その蒸発潜熱によって水を冷却するという
、極めて無駄のないサイクルを繰り返えすものであるか
ら、とくに夏期において、従来のごとく冷凍装置を使う
ことなく至って安価に冷水、ないしは冷水および冷風が
製造できるのである。
第1図はハニカムロータおよび隔壁説明用斜視図、第2
図は本案装置−例の縦断模式図、第3図はその使用例空
気線図、第4図は別の実施例装置の縦断面図である。 1はハウジング、2は乾燥吸収除湿器、3は熱交換器、
4avbは隔壁、5は水蒸発設備、6は加熱器、7は水
循環系、8は冷水利用系、9はポンプ、■は処理通路、
■は再生通路。
図は本案装置−例の縦断模式図、第3図はその使用例空
気線図、第4図は別の実施例装置の縦断面図である。 1はハウジング、2は乾燥吸収除湿器、3は熱交換器、
4avbは隔壁、5は水蒸発設備、6は加熱器、7は水
循環系、8は冷水利用系、9はポンプ、■は処理通路、
■は再生通路。
Claims (1)
- 処理および再生の2つの空気通路I、■に跨って、ハニ
カムロータである乾式吸収除湿器2と熱交換器3とが内
装され、かつ再生通路■における前記熱交換器3と除湿
器2との間には再生用空気の加熱器6が、また処理通路
■における熱交換器3と空気出口1eとの間には、冷水
利用系8に接続する水循環系7と結合した水蒸発設備5
が設けられていることを特徴とする冷水製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17109281U JPS609660Y2 (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 冷水製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17109281U JPS609660Y2 (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 冷水製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5876078U JPS5876078U (ja) | 1983-05-23 |
JPS609660Y2 true JPS609660Y2 (ja) | 1985-04-04 |
Family
ID=29963034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17109281U Expired JPS609660Y2 (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 冷水製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609660Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-11-16 JP JP17109281U patent/JPS609660Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5876078U (ja) | 1983-05-23 |
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