JPS6096558A - セメント組成物 - Google Patents
セメント組成物Info
- Publication number
- JPS6096558A JPS6096558A JP20210783A JP20210783A JPS6096558A JP S6096558 A JPS6096558 A JP S6096558A JP 20210783 A JP20210783 A JP 20210783A JP 20210783 A JP20210783 A JP 20210783A JP S6096558 A JPS6096558 A JP S6096558A
- Authority
- JP
- Japan
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- aluminum powder
- cement composition
- powder
- rosin acid
- treated
- Prior art date
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アルミニウム粉末含有膨張性セメント組成物
混練係り、さら(二詳しくは、膨張開始遅延性の膨張性
セメント組成物に関する。
混練係り、さら(二詳しくは、膨張開始遅延性の膨張性
セメント組成物に関する。
モルタル、コンクリート、グラウト等の総称であるセメ
ント組成物に、アルミニウム粉末を添加すること(二よ
り膨張性を付与し、密着性を向上させる手法が、プレバ
ックドコンクリートエ法C二おける注入モルタル、逆打
ちコンクリート工法におけるコンクリート士→に広く採
用されている。セメント組成物中に添加したアルミニウ
ム粉末は、セメントの水和C二より生成するアルカリ性
物質と反応して水素ガスを発生し、該水素ガスが微細な
気泡となってセメント組成物を膨張させる。アルミニウ
ム粉末の添加じよるセメント組成物の発泡、膨張はセメ
ントの水和反応と共喀二早く起るので、セメント組成物
の混練から施工までにかなりの時間が経過する場合、そ
の経過時間内in発泡が進行し、施工後の発泡(=よる
有効な膨張が得られない。
ント組成物に、アルミニウム粉末を添加すること(二よ
り膨張性を付与し、密着性を向上させる手法が、プレバ
ックドコンクリートエ法C二おける注入モルタル、逆打
ちコンクリート工法におけるコンクリート士→に広く採
用されている。セメント組成物中に添加したアルミニウ
ム粉末は、セメントの水和C二より生成するアルカリ性
物質と反応して水素ガスを発生し、該水素ガスが微細な
気泡となってセメント組成物を膨張させる。アルミニウ
ム粉末の添加じよるセメント組成物の発泡、膨張はセメ
ントの水和反応と共喀二早く起るので、セメント組成物
の混練から施工までにかなりの時間が経過する場合、そ
の経過時間内in発泡が進行し、施工後の発泡(=よる
有効な膨張が得られない。
近年、特に施工喰の大型化、セメント組成物混練の外注
傾向の増大化等(二より、アルミニウム粉末を添加した
セメント組成物の混練から施工されるまでの経過時間は
延長される傾向ミニあり、また、アルミニウム粉末添加
(二よるセメント組成物の膨張速度は温度が高い程速く
、高温時(二おける施工(二は大きな問題となる。
傾向の増大化等(二より、アルミニウム粉末を添加した
セメント組成物の混練から施工されるまでの経過時間は
延長される傾向ミニあり、また、アルミニウム粉末添加
(二よるセメント組成物の膨張速度は温度が高い程速く
、高温時(二おける施工(二は大きな問題となる。
アルミニウム粉末を含有するセメント組成物の膨張開始
時間を遅延させる方法として、アルミニウム粉末と凝結
遅延剤とを併用し、セメントの水和反応の開始を遅延さ
せ、アルミニウム粉末と反応するアルカリ性物質の生成
を遅らせる方法は、当業者であれば容易(二採用し得る
が、セメント組成物の膨張開始時間を大巾に遅延させる
(二は凝結遅延剤を大量C′−添加する必要があり、こ
のためセメント組成物が異常凝結を起す等の弊害もある
ので、有効な方法とは言い難い。特開昭58−6065
0号公報にはアルミニウム粉末な酸素含有雰囲気中で加
熱処理し、酸化被膜を形成せしめたアルミニウム粉末を
セメント組成物中に添加し、酸化被膜がセメント組成物
中のアルカリ性物質C二より消費されるまでの間、アル
ミニウムとアルカリ性物質との接触を遮断すること(二
より、膨張開始時間を遅延させる方法が提案されている
。該方法は、極めて有効な方法ではあるが、アルミニウ
ム粉末の酸素含有雰囲気中での加熱処理による酸化被膜
の形成処理は、アルミニウム粉末の急激な酸化(=よる
爆発の危険性が大きく、工業的規模で行う(二は問題が
ある。
時間を遅延させる方法として、アルミニウム粉末と凝結
遅延剤とを併用し、セメントの水和反応の開始を遅延さ
せ、アルミニウム粉末と反応するアルカリ性物質の生成
を遅らせる方法は、当業者であれば容易(二採用し得る
が、セメント組成物の膨張開始時間を大巾に遅延させる
(二は凝結遅延剤を大量C′−添加する必要があり、こ
のためセメント組成物が異常凝結を起す等の弊害もある
ので、有効な方法とは言い難い。特開昭58−6065
0号公報にはアルミニウム粉末な酸素含有雰囲気中で加
熱処理し、酸化被膜を形成せしめたアルミニウム粉末を
セメント組成物中に添加し、酸化被膜がセメント組成物
中のアルカリ性物質C二より消費されるまでの間、アル
ミニウムとアルカリ性物質との接触を遮断すること(二
より、膨張開始時間を遅延させる方法が提案されている
。該方法は、極めて有効な方法ではあるが、アルミニウ
ム粉末の酸素含有雰囲気中での加熱処理による酸化被膜
の形成処理は、アルミニウム粉末の急激な酸化(=よる
爆発の危険性が大きく、工業的規模で行う(二は問題が
ある。
本発明は膨張開始時間遅延性のアルミニウム粉末含有膨
張性セメント組成物を提供することを目的とし、該セメ
ント組成物(二(=用いる前処理されたアルミニウム粉
末を提供することを別の目的とする。
張性セメント組成物を提供することを目的とし、該セメ
ント組成物(二(=用いる前処理されたアルミニウム粉
末を提供することを別の目的とする。
本発明者等は、前記目的を達成すべく鋭意研究した結果
、ロジン酸の有機溶剤溶液(二浸漬処理したアルミニウ
ム粉末を添加含有せしめたセメント組成物が膨張開始時
間遅延性を示し、かつ、前記溶液中のロジン酸濃度(二
より、膨張開始遅延時間が異なることを見出し、本発明
を完成した。
、ロジン酸の有機溶剤溶液(二浸漬処理したアルミニウ
ム粉末を添加含有せしめたセメント組成物が膨張開始時
間遅延性を示し、かつ、前記溶液中のロジン酸濃度(二
より、膨張開始遅延時間が異なることを見出し、本発明
を完成した。
本発明は、ロジン酸含有有機溶剤溶液(=浸漬処理した
アルミニウム粉末を含有することを特徴とするセメント
組成物である〜 本発明のセメント組成物は、ロジン酸含有有機溶剤溶液
に浸漬後、乾燥処理を施したアルミニウム粉末(以下「
処理粉末」という。)を含有せしめた、膨張性の、かつ
、膨張開始遅延性のモlレタル、コンクリート、グラウ
ト等を総称するセメント組成物である。
アルミニウム粉末を含有することを特徴とするセメント
組成物である〜 本発明のセメント組成物は、ロジン酸含有有機溶剤溶液
に浸漬後、乾燥処理を施したアルミニウム粉末(以下「
処理粉末」という。)を含有せしめた、膨張性の、かつ
、膨張開始遅延性のモlレタル、コンクリート、グラウ
ト等を総称するセメント組成物である。
本発明において、処理粉末は、セメント組成物膨張剤と
して一般(二値用されている、日本工業規格JI8−
K −5906「塗料用アルミニウム粉」第2種以上の
標準篩2μm残2%以下のアルミニウム粉末を、ロジン
酸またはロジン酸含有物質を有機溶剤に溶解した溶液(
以下10ジン酸溶液」という。)に浸漬後ifs別し乾
燥処理したものである。
して一般(二値用されている、日本工業規格JI8−
K −5906「塗料用アルミニウム粉」第2種以上の
標準篩2μm残2%以下のアルミニウム粉末を、ロジン
酸またはロジン酸含有物質を有機溶剤に溶解した溶液(
以下10ジン酸溶液」という。)に浸漬後ifs別し乾
燥処理したものである。
本発明(二おいて使用するロジン酸は、ガムロジン中に
含まれる樹脂酸等の酸基含有物質の総称であり、ロジン
から抽出またはその他の方法で得られるが、かかる処理
を行なう前の未処理のロジンを使用することもできる5
、有機溶剤としては、ロジン酸の溶解度が大きく、沸点
が低く、がっ、アルミニウムに対して不活性なものであ
れはいずれをも使用することができるが、溶解度、沸点
、およびその他の諸因子を考慮してエチルアルコールが
好ましく使用される。
含まれる樹脂酸等の酸基含有物質の総称であり、ロジン
から抽出またはその他の方法で得られるが、かかる処理
を行なう前の未処理のロジンを使用することもできる5
、有機溶剤としては、ロジン酸の溶解度が大きく、沸点
が低く、がっ、アルミニウムに対して不活性なものであ
れはいずれをも使用することができるが、溶解度、沸点
、およびその他の諸因子を考慮してエチルアルコールが
好ましく使用される。
アルミニウム粉末を浸漬処理するに際し、ロジン酸溶液
中のロジン酸の0ル゛が大きくなるにつれ、肖られた処
理粉末を含有せしめたセメント組成物の膨張開始時間の
遅延効果(以下中(二「遅延効果」という。)が、添伺
第1図(二示すごとく、大きくなるイ頃向にある。ロジ
ン酸濃度が約50 J[i f1%(二なると、乾燥処
理によりアルミニウム粉末の固結が強くなり、始めの粉
末状態c二まで戻すことが困離となるので、ロジン酸濃
度の上限は50重型部、好ましくは35重量秀である。
中のロジン酸の0ル゛が大きくなるにつれ、肖られた処
理粉末を含有せしめたセメント組成物の膨張開始時間の
遅延効果(以下中(二「遅延効果」という。)が、添伺
第1図(二示すごとく、大きくなるイ頃向にある。ロジ
ン酸濃度が約50 J[i f1%(二なると、乾燥処
理によりアルミニウム粉末の固結が強くなり、始めの粉
末状態c二まで戻すことが困離となるので、ロジン酸濃
度の上限は50重型部、好ましくは35重量秀である。
また、ロジン酸濃度が1%未満の場合(二は実用上有効
な遅延効果が得られない。したがって、アルミニウム粉
末浸漬用のロジン酸溶液中のロジン酸濃度は、1〜50
重[L好ましくは5〜35重It%である。
な遅延効果が得られない。したがって、アルミニウム粉
末浸漬用のロジン酸溶液中のロジン酸濃度は、1〜50
重[L好ましくは5〜35重It%である。
所望の遅延効果を有する処理粉末は、以下の方法で得る
ことができる。遅延効果に対応するロジン酸濃度のロジ
ン酸溶液を得るべく、ロジン酸またはロジンを有機溶剤
(−溶解し、不溶解舒がある場合(=は、それをP別し
て得られるロジン酸溶液(=、アルミニウム粉末を加え
、室温1約1時間攪拌して浸漬処理を行う。ロジン酸溶
液(二対するアルミニウム粉末の仕込割合は、作業が円
泪(二進行する限り任意(−選択できるが、一般には1
0:1重?比程度である。アルミニウム粉末は、Pi
1B処理。
ことができる。遅延効果に対応するロジン酸濃度のロジ
ン酸溶液を得るべく、ロジン酸またはロジンを有機溶剤
(−溶解し、不溶解舒がある場合(=は、それをP別し
て得られるロジン酸溶液(=、アルミニウム粉末を加え
、室温1約1時間攪拌して浸漬処理を行う。ロジン酸溶
液(二対するアルミニウム粉末の仕込割合は、作業が円
泪(二進行する限り任意(−選択できるが、一般には1
0:1重?比程度である。アルミニウム粉末は、Pi
1B処理。
後、常法(二よりii3別し、乾燥処理する。乾燥は、
(資)℃以下の低温で行うのが好ましい。乾燥後のアル
ミニウム粉末は、弱い固結を起しているので、これをほ
ぐすようC二粉砕操作を加え、原料アルミニウム粉末と
同程度の粉末状態(二戻し、処理粉末とする。
(資)℃以下の低温で行うのが好ましい。乾燥後のアル
ミニウム粉末は、弱い固結を起しているので、これをほ
ぐすようC二粉砕操作を加え、原料アルミニウム粉末と
同程度の粉末状態(二戻し、処理粉末とする。
本発明において、処理粉末を添加含有せしめたセメント
組成物は、1J′f−延効果を示すが、遅延効果の発現
は処理粉末の表面(−形成されたロジン酸被膜C二よる
ものと想定される。また、遅延効果の発現は、セメント
糾成v4(二値用する材料、特(=セメントの種類、配
合、混練方法、温度および原料アルミニウムの特性なら
び(=、処理粉末の処理条件等艦二より変化するので効
果の確認試験をあらかじめ行うことが望ましい。遅延効
果の所望値は、施工法、施工条件等(二より異るが、一
般(二は10〜60分子!T!度である。
組成物は、1J′f−延効果を示すが、遅延効果の発現
は処理粉末の表面(−形成されたロジン酸被膜C二よる
ものと想定される。また、遅延効果の発現は、セメント
糾成v4(二値用する材料、特(=セメントの種類、配
合、混練方法、温度および原料アルミニウムの特性なら
び(=、処理粉末の処理条件等艦二より変化するので効
果の確認試験をあらかじめ行うことが望ましい。遅延効
果の所望値は、施工法、施工条件等(二より異るが、一
般(二は10〜60分子!T!度である。
本発明で使用する処理粉末は遅延効果の発現後は、従来
の未処理アルミニウム粉末と同様の膨張性を示すので、
そのセメント組成物への添加格、添加方法ならびにそれ
を添加したセメント組成物の用途、jh(I方法等は、
従来採用されている未処理アルミニウム粉末を使用する
場合と同様C二級うことができる。
の未処理アルミニウム粉末と同様の膨張性を示すので、
そのセメント組成物への添加格、添加方法ならびにそれ
を添加したセメント組成物の用途、jh(I方法等は、
従来採用されている未処理アルミニウム粉末を使用する
場合と同様C二級うことができる。
本発明は、膨張性セメント組成物に使用するアルミニウ
ム粉末のロジン酸処理という、極めて簡単な手段で、該
セメント組成物の膨張開始時間を任意C二制御し得るセ
メント組成物を提供するものであり、その産業的意義は
極めて大きい。
ム粉末のロジン酸処理という、極めて簡単な手段で、該
セメント組成物の膨張開始時間を任意C二制御し得るセ
メント組成物を提供するものであり、その産業的意義は
極めて大きい。
以下、本発明の一実施態様を示す実施例(二より、さら
(二詳細(二説明する。ただし、本発明の範囲は、下記
実施例:二より同等限定されるものではない1、実施例
1 注入モルタル ロジン酸(記号DIP : IIIPRO8IN A
−100東邦化学工業■製)およびガムロジン(記号O
UR:東邦化学工業株発売)をエタノ−1し溶液(二溶
解し、不溶解をe別し、2〜50重量%濃度の各種濃度
のロジン酸溶液およびロジン溶液を調製した。 調整し
た溶液501(二、モルタル、コンクリート用として一
般(=使用されているアルミニウム粉末(使用記号Mニ
アルミニウム粉末#500、中島金−■製)5gを加え
、室温下(二1時間攪拌した後、qlk、収1過し、4
0℃の温度1’−を二24時間乾燥した。得られた乾燥
粉末を乳鉢で軽く粉砕し、処理粉末を調整した。
(二詳細(二説明する。ただし、本発明の範囲は、下記
実施例:二より同等限定されるものではない1、実施例
1 注入モルタル ロジン酸(記号DIP : IIIPRO8IN A
−100東邦化学工業■製)およびガムロジン(記号O
UR:東邦化学工業株発売)をエタノ−1し溶液(二溶
解し、不溶解をe別し、2〜50重量%濃度の各種濃度
のロジン酸溶液およびロジン溶液を調製した。 調整し
た溶液501(二、モルタル、コンクリート用として一
般(=使用されているアルミニウム粉末(使用記号Mニ
アルミニウム粉末#500、中島金−■製)5gを加え
、室温下(二1時間攪拌した後、qlk、収1過し、4
0℃の温度1’−を二24時間乾燥した。得られた乾燥
粉末を乳鉢で軽く粉砕し、処理粉末を調整した。
(2)注入モルタルの調整
前記調整した処理粉末を配合した、また比較として未処
理のアルミニウム粉末を配合したフロー値(Pロート流
下時間)が18±2秒の注入モルタルを練り上げた。紳
り上り温度は23℃であった。
理のアルミニウム粉末を配合したフロー値(Pロート流
下時間)が18±2秒の注入モルタルを練り上げた。紳
り上り温度は23℃であった。
注入モルタルの混練(1用いた各種材料および配合条件
は下記の通りとした。
は下記の通りとした。
(イ)使用材料
セメント (記号C)ニア七ノ普通ポ
ルトランドセメント
フライアッシュ (記号F):比重2.17. 粉末度
3240謔′11(電源開発社製)砂 (記号S):柏
崎砂丘砂 分散剤 (記号PZ−8) :ボゾリスag 8(ホゾ
リス物産1’4)発売) アルミニウム粉末(記号M):処理粉末未処理粉末 水 (記号W) 6=11配合条件 W/(C+F)=0.46.8/(C+F)=1.0
、 F / (C+ F ) = 0.2 、 、PZ
−8/ (C+F ) = 0.25%、 Al /
(C+F ) =0.01%(3)試 験 練り上げた注入モルタルを用い、下記の諸試験を行った
。
3240謔′11(電源開発社製)砂 (記号S):柏
崎砂丘砂 分散剤 (記号PZ−8) :ボゾリスag 8(ホゾ
リス物産1’4)発売) アルミニウム粉末(記号M):処理粉末未処理粉末 水 (記号W) 6=11配合条件 W/(C+F)=0.46.8/(C+F)=1.0
、 F / (C+ F ) = 0.2 、 、PZ
−8/ (C+F ) = 0.25%、 Al /
(C+F ) =0.01%(3)試 験 練り上げた注入モルタルを用い、下記の諸試験を行った
。
試験結果を第1表(二示す。また、ロジン酸(DIP
)濃度と膨張開始時間の関係を第1図(二示す。
)濃度と膨張開始時間の関係を第1図(二示す。
U)膨張率およびブリージング率の測定日本建築学会制
定「建築工事標準仕様書JASS 5鉄筋コンクリート
工事」記載のJASS 5 T−701rブレパックド
コンクリ−、ト用注へモルタルの試験方法」に基づいて
測定した。
定「建築工事標準仕様書JASS 5鉄筋コンクリート
工事」記載のJASS 5 T−701rブレパックド
コンクリ−、ト用注へモルタルの試験方法」に基づいて
測定した。
また、前記フロー値の測定もこの試験方法(=基づいて
測定した。
測定した。
1)膨張開始時間の測定
直径10α×高さ2にの型わく(=、前記調製した注入
モルタルを型わくの上面まで満たし、該注入モルタルの
上面に直径9 cm X厚さ3訂のアクリル板を置き、
該アクリル板の時間的変位をダイヤルゲージな用いて測
定した。
モルタルを型わくの上面まで満たし、該注入モルタルの
上面に直径9 cm X厚さ3訂のアクリル板を置き、
該アクリル板の時間的変位をダイヤルゲージな用いて測
定した。
注入モルタルは、型わくに充填したi白抜はその上面に
ブリージング水が存在し、注入モルタル本体の上面は、
プリージング水層の深さ分だけ6位にあるが、膨張(二
つれ注入モルタル本体の上面が、型わく上面(二速する
。この時点を膨張開始時間として測定する。
ブリージング水が存在し、注入モルタル本体の上面は、
プリージング水層の深さ分だけ6位にあるが、膨張(二
つれ注入モルタル本体の上面が、型わく上面(二速する
。この時点を膨張開始時間として測定する。
実施例2
注入モルタル:
アルミニウム粉末のロジン酸溶液中への浸漬時間を、3
時間とした以外:二実施例1と同様に処理して処理粉末
を得た。
時間とした以外:二実施例1と同様に処理して処理粉末
を得た。
得られた処理粉末を用いて、実施例1と同一の条件で注
入モルタルを混練し、得られた注入モルタル(二ついて
実施例1と同様(ニして膨張開始時間を測定した。
入モルタルを混練し、得られた注入モルタル(二ついて
実施例1と同様(ニして膨張開始時間を測定した。
膨張開始時間の測定結果は、実施例1と同一濃度で処理
したもσN:ついて実施例1と同一の値を示したー 実施例3 逆打コンクリート工法用コンクリート 下記使用材料および配合条件でベースコンクリートを作
り、これに流動化剤およびロジン酸(DIP ) 20
%溶液C二1時間浸漬して処理した処理粉末、および比
較として未処理のアルミニウム粉末を添加して流動化し
、得られた流動化コンクリート(二ついて実施例1と同
様にして諸試験を行った。諸試験は加℃および30℃の
2基準で行い、型わくは直径15cmx高さ30crn
のものを用いた。
したもσN:ついて実施例1と同一の値を示したー 実施例3 逆打コンクリート工法用コンクリート 下記使用材料および配合条件でベースコンクリートを作
り、これに流動化剤およびロジン酸(DIP ) 20
%溶液C二1時間浸漬して処理した処理粉末、および比
較として未処理のアルミニウム粉末を添加して流動化し
、得られた流動化コンクリート(二ついて実施例1と同
様にして諸試験を行った。諸試験は加℃および30℃の
2基準で行い、型わくは直径15cmx高さ30crn
のものを用いた。
諸試験の結果を第2表(二示す。
(イ)使用材料
下記以外は実施例1と同一の材料を使用細骨材:大井用
産 粗骨材:青梅産砕石MS = 20龍 流動化剤:NP−20(ホゾリス物産株発売、市販流動
化剤) (0)コンクリート配合条件(重量基準)ベースコンク
リート 上記ベースコンクリ−)に、流動化剤800祠、処理粉
末または未処理粉末0.016重重%を添加。
産 粗骨材:青梅産砕石MS = 20龍 流動化剤:NP−20(ホゾリス物産株発売、市販流動
化剤) (0)コンクリート配合条件(重量基準)ベースコンク
リート 上記ベースコンクリ−)に、流動化剤800祠、処理粉
末または未処理粉末0.016重重%を添加。
実施例1〜3から明らかな如く、ロジン酸溶液(=浸漬
処理したアルミニウム粉末を含有するセメント組成物は
、膨張開始遅延性を示し、かつ、アルミニウム粉末のロ
ジン酸溶液での浸漬処理条件を変えること(二より、膨
張開始時間を任意(=制御することができる。
処理したアルミニウム粉末を含有するセメント組成物は
、膨張開始遅延性を示し、かつ、アルミニウム粉末のロ
ジン酸溶液での浸漬処理条件を変えること(二より、膨
張開始時間を任意(=制御することができる。
第1図 ロジン酸溶液中のロジン酸濃度と、該溶液で処
理した処理粉末を含有する セメント組成物の膨張開始遅延時間の 関係を表わす曲線。 たて軸:遅延時間(分) 横軸二ロジン酸濃度 (重量%) 特許出願人 日曹マスタービルダーズ株式会社代 理
人 (6286)伊 藤 晴 之(7125)横 山
吉 美
理した処理粉末を含有する セメント組成物の膨張開始遅延時間の 関係を表わす曲線。 たて軸:遅延時間(分) 横軸二ロジン酸濃度 (重量%) 特許出願人 日曹マスタービルダーズ株式会社代 理
人 (6286)伊 藤 晴 之(7125)横 山
吉 美
Claims (1)
- 1、 ロジン酸含有有機溶剤溶液C二浸漬処理したアル
ミニウム粉末を含有することを特徴とするセメント組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20210783A JPS6096558A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | セメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20210783A JPS6096558A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | セメント組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096558A true JPS6096558A (ja) | 1985-05-30 |
JPS6365625B2 JPS6365625B2 (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=16452075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20210783A Granted JPS6096558A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | セメント組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096558A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6890382B2 (en) * | 2002-05-20 | 2005-05-10 | Kappa 6 S.R.L. | Self-leveling cement mix for filling up and sealing diggings of channels, trenches, sewages and the like and for building works in general |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP20210783A patent/JPS6096558A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6890382B2 (en) * | 2002-05-20 | 2005-05-10 | Kappa 6 S.R.L. | Self-leveling cement mix for filling up and sealing diggings of channels, trenches, sewages and the like and for building works in general |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6365625B2 (ja) | 1988-12-16 |
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