JPS6096351A - 連続鋳造機用鋳型振動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は連続鋳造機におけるオシレーションの＼麩ス
トローク変更装置をそなえた連続鋳造機用鋳型振動装置
に関する。

本出願人は先に「連続鋳造設備におけるオシレーション
発生装置」を考案し、実願昭５７−１０３２４１号とし
て出願提案した。　以下、提案した出願に係る考案につ
いて第１図を参照して概略説明する。

ｌは回転軸で、該回転軸ｌの端部１こ偏心体２が一体に
設けられ、この偏心体２の外側に偏心体４騒さ が＊母へ熟れている。　偏心体２が回転すると、偏心体
４も一体に回転し、軸受８を介して偏心運動が偏心運動
伝達金具７に伝達される。　偏心量を調整するために、
偏心体２Ｐこ対する偏心体令の相対角度を調整し、固定
する必要がある。そのため偏心体２に滑りキー；３が設
け「）れ、該滑りキー３によって回転方向を固定される
偏心量固定ポス５が設けられている。　偏心体４及び偏
心量固定ポスｂの片側ｔこは、互に噛合う山形歯９．ｌ
Ｏが加工されている。１１は偏心体４の先端周面上に固
定されたピストンである。　偏心量固定ポヌ５は２つの
部材Ｆｉａ、Ｆ＋ｂにて構成され、リーマポルト１４で
接合されている。　ピストン１１０前後には、油圧室１
２．１３が形成され、これｐ、の油圧室１２．１３は管
路１５，１６及びロータリージョイン）１７を介して図
外油圧源に通じている。

第１図では機械の作動中の状態が示されており、圧油は
ロータリージヨイント１７から管路ＩＦｉを経て油圧室
１２シこ供給されている。　この状態では、ピストン１
１が固定のため、部材［、ａに右向きの圧力が作用し、
噛合い状態が保持される。

ストローク変更のときは、ロータリージヨイント１７か
ら管路１６を介して圧油を送ると、油圧室１３内に圧力
がかかり、部材５ｂに左方向の圧力が作用し、噛合部が
離される。この状態で回転軸１を回し、所定のストロー
ク位置で回転軸ｌを停止し、圧油を油圧室１２ｔこ切換
えると、部材５ａ側ｔこ圧力がかかり、偏心量固定ポス
５は図の右方ｔこ押され、位相のずれた状態で噛合部９
．ＩＯが噛合う結果、ストロークが変更されるようにな
っている。

しかし上記装置ｔこおいては、回転軸１を回転してスト
ローク変更を行う際、偏心体２の回動ｅこよる偏心体４
のつれ回りを止める必要があり、その対策として偏心体
４の静止点を割出してこの静止点ｔこ係止板を接当させ
る方策が考えられるが、作業性が悪く、多大の手間を要
する欠点かあ一ンた。

本発明は、かかる振動装置における振動ストロークの変
更を、迅速かつ、正確に行いうるよう１こしようとする
ものである。

第３図はこの発明の実用に好適な一例を示し、図中１８
ａは偏心体４の端部局面と、鍔部周面上ｅこ形成された
鋸刃状の歯形であ・ンで、その外周部上方には該歯形＋
８ａと互に噛合う歯形１８ｂを　５　− そなえた固定金具１９が、該固定金具１９ｆこあけた末
広がり形状のピン穴２０と、これｔこ係合するビン２１
を介して支持金具２２に支持されている。

支持金具２２は、その下端に設けられた圧縮はね２３を
介して架台２４上に支承され、又下端ｔこ連結された油
圧シリンダ２５の操作ｅこよりガイド２６ｔこ沿りて下
動できるようになっている。

本発明は以上のような構成であるから、ストロークを変
更する場合は、まず、油圧シリンダ２５により支持金具
２２を介して固定金具１９の歯形１８ｂが、偏心体４の
歯形１８ａｉこ当接するまで下動する。このとき、ピン
２１はビン穴２ｏの底辺まで下がり、歯形１８ａと１８
ｂとの噛合いが完全でなく、固定金具１９の歯形１８ｂ
が偏心体４の歯形１８ａの斜面上１こ乗りかかった状態
ｔこあ　６− るとぎは、固定金具Ｉ９はその自重により、歯形１８ａ
の斜面に沿−ノて下動し、完全に噛合う。この際の固定
金具１９の対偏心体直角方向への移動は、ビン穴２０に
よって吸収される。

従って、偏心体４は歯形＋８ａと１８１）との噛合いに
より完全に固定金具１９によって固定保持される。　こ
の後、ロータリージヨイント１７から管路１６を介して
油圧室Ｉ３内に圧油をかけ、偏心量固定ポス５の噛合部
９．ＩＯを外す。しかる後、回転軸１を回し、その回転
を例えばパルス発信器等ｅこよって検出し、所望ストロ
ーク量に対応する回転量ｅこなった時点で、回転軸１の
回転を停止する。

この際、偏心体２の回動ｔこ伴って偏心体４は２次元運
動するが、そのうち上下方向への移動は油圧シリンダ２
ｂの引下げ回路中ｅ乙介装したレリーフ弁（図示せず〕
かＦ）圧油を逃がすことにより、又、対偏心体直角方向
への移動は固定金具１９のビン穴２０によ−りて吸収さ
れる。

これらの操作が終った段階で、圧油を油圧室１２に切換
え、部材５ａを右方ｅこ押し、噛合部９，１０を噛合せ
ることによりストロークの変更を完了する。　しかる後
、油圧シリンダ２５ｔこより支持金具２２を上動して固
定金具１９．偏心体４間の歯形１８ａ、１８ｂの噛合い
を外す。

以上詳述したようｅこ、本発明によれば、回転軸ｌを回
転してストローク変更を行う際、固定金具Ｉ９の下動操
作ｅこより偏心体４を簡単に定位置に固定できるよう１
こしたため、ストロークを所望量だけ正確に変更するこ
とが可能となり、しかもこれらの操作を自動あるいは遠
隔操作で行わせることも可能であり、従−コで、従来装
置の如くストロークの変更調整ｅこ多くの手間を要せず
、能率的な作業を行わせることができ、実用上極めて有
効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本となる振動発生装置の概略説明図
、第２図は第１図の１矢視図、第３図は本発明に係る鋳
型振動装置を示す断面図、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ
線に沿う側面図である。 ｌ・・・回転軸　２・・・偏心体　３・・・滑りキー　
４・・・偏心体　５（ｆｉａ、Ｆ＋ｂ）・・・偏心量固
定ボス？５１．偏心運動伝達金具　８・・・軸受　９．
ＩＯ・・・山Ｊｆ［１１・・・ピストン　ｌｕｌ！、１
３・・・油圧室１４・・・リーマポルト　１５．１６・
・・管路　１７・・・　９− ロータリージヨイント　１８ａ・・・歯形＜　偏心体）
１８ｂ・・・歯形（固定金具）　１９・・・固定金具２
０・・・ビン穴　２１・・・ビン　２２・・・支持金具
２３・・・圧縮ばね　２４・・・架台　２５・・・油圧
シリンダ　２６・・・ガイド 出願人　住友重機械工業株式会社（ほか１名）代理人　
弁理士　大　橋　勇 　１０−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｋ）ｌ偏心体との組合せよりなる偏心装置であって、前
   記外側の偏心体の先端外周に、該偏心体ｔこ山形歯で互
   に噛合せた偏心量固定ボスの内周面を摺動するピストン
   を固定し、該ピストンの両側に油圧室を形成し、該油圧
   室への油圧操作と内側偏心体１こよる偏心量固定ボスの
   回転とによって所定の偏心量をセフ）する振動装置ｔこ
   おいて、前記外側の偏心体の外周に鋸刃状の歯形を形成
   し、その外周部上方１こ該歯形と噛合う歯形をそなえた
   固定金具を、シリンダ操作により上下動可能な支持金具
   にフレキシブルに支承すると共に、前記支持金具を操作
   する油圧シリンダ回路ｔこレリーフ弁を組込んだことを
   特徴とする連続鋳造機用鋳型振動装置。