JPS6096108A - 吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和方法および装置 - Google Patents
吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和方法および装置Info
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- JPS6096108A JPS6096108A JP20198483A JP20198483A JPS6096108A JP S6096108 A JPS6096108 A JP S6096108A JP 20198483 A JP20198483 A JP 20198483A JP 20198483 A JP20198483 A JP 20198483A JP S6096108 A JPS6096108 A JP S6096108A
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- Japan
- Prior art keywords
- levitation
- electromagnet
- type magnetic
- attraction type
- impact
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L13/00—Electric propulsion for monorail vehicles, suspension vehicles or rack railways; Magnetic suspension or levitation for vehicles
- B60L13/04—Magnetic suspension or levitation for vehicles
- B60L13/06—Means to sense or control vehicle position or attitude with respect to railway
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、吸引式磁気浮上走行体における落下衝撃の緩
和方法および装置に関し、詳しくは、磁気浮上体の浮上
刃が消失したときに、該浮上体が自然落下して軌道等の
上に落下衝突する際の影響を緩和させる方法および装置
に関するものである。
和方法および装置に関し、詳しくは、磁気浮上体の浮上
刃が消失したときに、該浮上体が自然落下して軌道等の
上に落下衝突する際の影響を緩和させる方法および装置
に関するものである。
周知の如く、磁気吸引力によって軌道に対して非接触の
状態を保つ走行体等の浮上体は、例えば軌道レールの下
側に浮上用電磁石を対向させて磁気吸引力を作用させ、
このことで軌道レール上側の走行体本体を一定間隙を保
った浮上状態に維持させるものとしてよく知られている
。
状態を保つ走行体等の浮上体は、例えば軌道レールの下
側に浮上用電磁石を対向させて磁気吸引力を作用させ、
このことで軌道レール上側の走行体本体を一定間隙を保
った浮上状態に維持させるものとしてよく知られている
。
さて、このような浮上体では、何等かの原因例えば軌道
側から集電を行なう形式の浮上体での集電装置の故障等
の電源失陥、あるいは浮上用電磁石の制御系の失陥等に
よって、浮上刃を失なう場合が考えられ、この場合には
浮上体が軌道等に落下衝突して大きな負荷を与えること
になる。このような衝撃的負荷による影響は、一般に静
荷重によるものに比べて2倍以上の大きな値のものとな
るから、浮上体、軌道等の構造強度の要求を軽減させ、
更に乗員の乗心地性の向上、積荷の保護を図るためには
、前記衝撃的負荷を出来るだけ小ならしめることが望ま
れることになる。
側から集電を行なう形式の浮上体での集電装置の故障等
の電源失陥、あるいは浮上用電磁石の制御系の失陥等に
よって、浮上刃を失なう場合が考えられ、この場合には
浮上体が軌道等に落下衝突して大きな負荷を与えること
になる。このような衝撃的負荷による影響は、一般に静
荷重によるものに比べて2倍以上の大きな値のものとな
るから、浮上体、軌道等の構造強度の要求を軽減させ、
更に乗員の乗心地性の向上、積荷の保護を図るためには
、前記衝撃的負荷を出来るだけ小ならしめることが望ま
れることになる。
ところで、落下物体の衝撃負荷はその落下速度の比例的
関数とじて表わされることがよく知られているところで
あるから、前台己の目的のだめには落下速度を減衰させ
る手段を用いることが考えられる。
関数とじて表わされることがよく知られているところで
あるから、前台己の目的のだめには落下速度を減衰させ
る手段を用いることが考えられる。
このために、まず一般に自動車等の振動緩衝のだめの装
置として広く使用されている機械的な所謂ショツクアブ
ンーバを、前記浮上体の落下衝撃の緩和のために適用す
ることが考えられる。しかしこれは前記浮上体の落下時
価基の緩和のためには必ずしも十分なものではない。そ
れは該浮上体は通常数量ないし1crn程度の極く微小
な浮上状態から落下するものであシ、一般に作動初期に
は十分な減衰能を発揮しにくい機械的ダンパーでは落下
速度の減衰が不十分であるし、大きな機械的ダンパーを
装着する場合にはその重量分の浮上力ロスが避けられな
いことになるからである。
置として広く使用されている機械的な所謂ショツクアブ
ンーバを、前記浮上体の落下衝撃の緩和のために適用す
ることが考えられる。しかしこれは前記浮上体の落下時
価基の緩和のためには必ずしも十分なものではない。そ
れは該浮上体は通常数量ないし1crn程度の極く微小
な浮上状態から落下するものであシ、一般に作動初期に
は十分な減衰能を発揮しにくい機械的ダンパーでは落下
速度の減衰が不十分であるし、大きな機械的ダンパーを
装着する場合にはその重量分の浮上力ロスが避けられな
いことになるからである。
本発明者は、これらのことを前提とし、また前記吸引式
磁気浮上体では浮上用電磁石を装備していることを利用
して、浮上力消失時の残存磁界中で運動(落下)する導
体(電磁石コイル)に電流を生じさせ、これによシ落下
速度を減衰させる磁気抵抗を得るようにした本発明をな
すに至ったものである。
磁気浮上体では浮上用電磁石を装備していることを利用
して、浮上力消失時の残存磁界中で運動(落下)する導
体(電磁石コイル)に電流を生じさせ、これによシ落下
速度を減衰させる磁気抵抗を得るようにした本発明をな
すに至ったものである。
すなわち、前記浮上体の浮上用電磁石によって得られる
浮上刃(吸引力)Fは、 により与えられ、有効態束Φゎの2乗に比例する。
浮上刃(吸引力)Fは、 により与えられ、有効態束Φゎの2乗に比例する。
そして、dtの微小時間当シにおける磁束の変化は、
によってコイル両端に発生する電位差に比例するから、
磁束を維持して浮上刃を消失させないためには、外部電
源から電磁石コイルへの電力供給が断たれた時点におい
て前記(If)式のEmagを零にする、すなわちコイ
ル両端子を短絡させた閉回路とすればよいことになる。
磁束を維持して浮上刃を消失させないためには、外部電
源から電磁石コイルへの電力供給が断たれた時点におい
て前記(If)式のEmagを零にする、すなわちコイ
ル両端子を短絡させた閉回路とすればよいことになる。
勿論実際には、前記閉回路中の導線、半導体等の抵抗が
あるためにEmagは零とはならないが、これを十分小
さな値とすることで磁束Φの変化率を可及的小ならしめ
ることができる。
あるためにEmagは零とはならないが、これを十分小
さな値とすることで磁束Φの変化率を可及的小ならしめ
ることができる。
一方浮上体落下の運動方程式は、例えば浮上用電磁石が
浮上体本体をエアバネを介して支持している場合と考え
て、 mi = FF −F −= ・・・−(lV)である
から、吸引式磁気浮上体の浮上用電磁石に外部電源から
の電力供給が断たれた場合にも一定程度の浮上刃F(吸
引力)を維持させれば、浮上体の落下速度を減衰させる
ことが可能となり、結果的に落下衝撃の影響を緩和でき
るのでるる。
浮上体本体をエアバネを介して支持している場合と考え
て、 mi = FF −F −= ・・・−(lV)である
から、吸引式磁気浮上体の浮上用電磁石に外部電源から
の電力供給が断たれた場合にも一定程度の浮上刃F(吸
引力)を維持させれば、浮上体の落下速度を減衰させる
ことが可能となり、結果的に落下衝撃の影響を緩和でき
るのでるる。
而して、磁気吸引式の浮上用電磁石を装備した浮上体に
適用される本発明方法の要旨とするところは、吸引式磁
気浮上体の落下時に、浮上用室i石のコイル端子間を短
絡させることを特徴とする吸引式磁気浮上体における落
下衝撃緩和方法にある。ここでコイル端子間の短絡は、
ノーマルオフ型のトランジスタ、サイリスタ等のスイッ
チング素子を含む短絡用回路を設けておき、電源7工イ
ル時等において前記スイッチング素子をターンオンさせ
るものでもよいし、またマグネットドライバ回路のチョ
ッパを構成するトランジスタ、サイリスタ等を利用して
短絡回路を構成させるようにしてもよく、また浮上体落
下時の外部電源による影響を避けるために、前記コイル
端子間の短絡時には、電源との間に介設している遮断器
(ヒユーズ)を同時に断線させるようにしてもよい。
適用される本発明方法の要旨とするところは、吸引式磁
気浮上体の落下時に、浮上用室i石のコイル端子間を短
絡させることを特徴とする吸引式磁気浮上体における落
下衝撃緩和方法にある。ここでコイル端子間の短絡は、
ノーマルオフ型のトランジスタ、サイリスタ等のスイッ
チング素子を含む短絡用回路を設けておき、電源7工イ
ル時等において前記スイッチング素子をターンオンさせ
るものでもよいし、またマグネットドライバ回路のチョ
ッパを構成するトランジスタ、サイリスタ等を利用して
短絡回路を構成させるようにしてもよく、また浮上体落
下時の外部電源による影響を避けるために、前記コイル
端子間の短絡時には、電源との間に介設している遮断器
(ヒユーズ)を同時に断線させるようにしてもよい。
またかかる方法を具体的に適用した本発明装置の要旨と
するところは、電源に接続されたマグネットドライバ回
路により駆動される浮上用電磁石と、電源失陥又は浮上
用電磁石制御系の失陥を検知する検知手段と、前記浮上
用電磁石の端子間をスイッチング素子を介して接続する
短絡回路と、前記検知手段による失陥検知に応答して前
記スイッチング素子をオンさせる継電器とを備えたこと
を特徴とする吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和装
置にある。
するところは、電源に接続されたマグネットドライバ回
路により駆動される浮上用電磁石と、電源失陥又は浮上
用電磁石制御系の失陥を検知する検知手段と、前記浮上
用電磁石の端子間をスイッチング素子を介して接続する
短絡回路と、前記検知手段による失陥検知に応答して前
記スイッチング素子をオンさせる継電器とを備えたこと
を特徴とする吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和装
置にある。
なお、浮上用電磁石のコイル端子間を短絡させるタイミ
ングについては、浮上力消失につながる何等かの要因が
発生した時点とすればよく、前記の吸引式磁気浮上体の
代表的なものとして知られる吸引式磁気浮上体走行体(
一般にリニヤモータカー、あるいはH65Tと通称され
ることがある)を例にすれば、例えば地上側のトロリー
線から集電する集電システムの失陥等に基づく電圧降下
などの電源フェイル、回路中の断線、また浮上用電磁石
を駆動させるマグネットドライバ回路のフェイル、例え
ば浮上量を検出するギャップセンサの出力信号異常に基
づくマグネットドライバ回路制御系の失陥など種々の浮
上力消失につながる失陥発生を検知して行なえばよい。
ングについては、浮上力消失につながる何等かの要因が
発生した時点とすればよく、前記の吸引式磁気浮上体の
代表的なものとして知られる吸引式磁気浮上体走行体(
一般にリニヤモータカー、あるいはH65Tと通称され
ることがある)を例にすれば、例えば地上側のトロリー
線から集電する集電システムの失陥等に基づく電圧降下
などの電源フェイル、回路中の断線、また浮上用電磁石
を駆動させるマグネットドライバ回路のフェイル、例え
ば浮上量を検出するギャップセンサの出力信号異常に基
づくマグネットドライバ回路制御系の失陥など種々の浮
上力消失につながる失陥発生を検知して行なえばよい。
以下本発明の実施態様を図面に基づいて説明する。
図面第1図は、本発明を適用した浮上体の落下衝撃緩和
装置の一例を原理的に示したものであり、本例では、電
源フェイル時に、浮上用電磁石のコイル両端子間を、ノ
ーマルオフ型のスイッチング素子を含む短絡回路によっ
て短絡させる形式のものを示している。電源フェイルは
、例えば前記した浮上走行体では、地上側トロリー線か
らの集電機構の故障による集電途絶等により生ずる場合
があり、これは例えば電源電圧の降下として検知される
。
装置の一例を原理的に示したものであり、本例では、電
源フェイル時に、浮上用電磁石のコイル両端子間を、ノ
ーマルオフ型のスイッチング素子を含む短絡回路によっ
て短絡させる形式のものを示している。電源フェイルは
、例えば前記した浮上走行体では、地上側トロリー線か
らの集電機構の故障による集電途絶等により生ずる場合
があり、これは例えば電源電圧の降下として検知される
。
第1図において、1は電源、2は遮断器としてのヒユー
ズ、3は浮上用電磁石4を含むマグネットドライバ回路
であり、テヨツノ(−を構成する一対のトランジスタT
RI、TR2とダイオードD、、D、とからなっている
。5はマグネットドライバ回路に対して並列に接続され
た短絡回路であり、本例ではこの短絡回路中のノーマル
オフ型のスイッチング素子としてサイリスタTHIを用
いている。
ズ、3は浮上用電磁石4を含むマグネットドライバ回路
であり、テヨツノ(−を構成する一対のトランジスタT
RI、TR2とダイオードD、、D、とからなっている
。5はマグネットドライバ回路に対して並列に接続され
た短絡回路であり、本例ではこの短絡回路中のノーマル
オフ型のスイッチング素子としてサイリスタTHIを用
いている。
6は電源1の電圧異常を検出すると共に、異常検知時に
は前記サイリスタT)11のゲートに入力を印加する検
知器を兼ねた継電器であり、例えば通常の電源電圧より
も一定値低い電圧値VCと電源電圧Vとを比較して、v
<VCとなったときに電源フェイルとみなすようにすれ
ばよい。
は前記サイリスタT)11のゲートに入力を印加する検
知器を兼ねた継電器であり、例えば通常の電源電圧より
も一定値低い電圧値VCと電源電圧Vとを比較して、v
<VCとなったときに電源フェイルとみなすようにすれ
ばよい。
かかる装置を具有した吸引式磁気浮上体における浮上力
消失時の落下特性は、その浮上刃F、浮上用電磁石に流
れる電流11浮上用電磁石とこれが吸引する強磁性体レ
ールとの間のギャップ量X□および浮上用電磁石の落下
速度υの関係を示した第2図(落下距離を20mmに想
定)の如きとなり、浮上刃が瞬間的に零となる場合の落
下(重力加速度による自然落下)に比べて、残存浮上刃
の作用を受けて落下速度υが充分小さくなることが理解
されよう。
消失時の落下特性は、その浮上刃F、浮上用電磁石に流
れる電流11浮上用電磁石とこれが吸引する強磁性体レ
ールとの間のギャップ量X□および浮上用電磁石の落下
速度υの関係を示した第2図(落下距離を20mmに想
定)の如きとなり、浮上刃が瞬間的に零となる場合の落
下(重力加速度による自然落下)に比べて、残存浮上刃
の作用を受けて落下速度υが充分小さくなることが理解
されよう。
なお、第2図によれば、残存浮上刃Fは、ギャップXの
増大につれて急速に失なわれることが示されており、こ
れはギャップXの増大と共に漏洩磁束が増し、有効磁束
が減少することに起因するためであるが、このことは逆
に、落下距離の短かい場合(通常、吸引式磁気浮上走行
体における浮上量は10て程度の小さな値である)には
、前記した残存浮上刃による落下速度の低減効果は極め
て有効であることを示していると言ってよいことになる
。
増大につれて急速に失なわれることが示されており、こ
れはギャップXの増大と共に漏洩磁束が増し、有効磁束
が減少することに起因するためであるが、このことは逆
に、落下距離の短かい場合(通常、吸引式磁気浮上走行
体における浮上量は10て程度の小さな値である)には
、前記した残存浮上刃による落下速度の低減効果は極め
て有効であることを示していると言ってよいことになる
。
第3図および第4図は、前記第1図に示した装置を、本
出願人が提案した特公昭58−25001号公報(%願
昭54−77956.号)に示す吸引式磁気浮上走行体
に適用した場合に、軌道レールに生ずる衝撃力を確認す
るだめに行なった実験結果を示すものである。ここで第
3図において、10は図示しないエアスプリングを介し
て走行体本体11を支持するモジュルであシ、12は浮
上用電磁石、13はリニヤモータ、14は浮上用電磁石
12の対向する地上側軌道レール、15は軌道台、16
は走行体の落下時に軌道レール14上に係合して滑走し
、リニヤモータを保繰するスキッドであシ、実験におい
ては、浮上用電磁石12と軌道レール14の間のギャッ
プLを11胴、スキッド16と軌道レール140間隙を
8論に設定し、軌道レール14のA点における曲げ応力
を測定する実験を行なった。
出願人が提案した特公昭58−25001号公報(%願
昭54−77956.号)に示す吸引式磁気浮上走行体
に適用した場合に、軌道レールに生ずる衝撃力を確認す
るだめに行なった実験結果を示すものである。ここで第
3図において、10は図示しないエアスプリングを介し
て走行体本体11を支持するモジュルであシ、12は浮
上用電磁石、13はリニヤモータ、14は浮上用電磁石
12の対向する地上側軌道レール、15は軌道台、16
は走行体の落下時に軌道レール14上に係合して滑走し
、リニヤモータを保繰するスキッドであシ、実験におい
ては、浮上用電磁石12と軌道レール14の間のギャッ
プLを11胴、スキッド16と軌道レール140間隙を
8論に設定し、軌道レール14のA点における曲げ応力
を測定する実験を行なった。
なお、浮上用電磁石のコイル巻数N:270、正常時の
コイル電K i : 41.2 A 、起磁力N工:1
1124A−T、ポール面積S : 0.02,35m
’、吸引力(電磁石負担荷重)F:695Kp(ただし
1=40Aのとき)とした。
コイル電K i : 41.2 A 、起磁力N工:1
1124A−T、ポール面積S : 0.02,35m
’、吸引力(電磁石負担荷重)F:695Kp(ただし
1=40Aのとき)とした。
この結果、走行体が浮上力消失により自然落下した場合
に、軌道レールのA点に生ずる曲げ応力は第4図(イ)
に示した状態となって約5 K9/uであり、他方、第
1図に示した装置によってコイル両端を短絡させた場合
の同曲げ応力は、第4図(ロ)に示した状態となって約
2.5 Kg/−の前記に比べて半減した値を示した。
に、軌道レールのA点に生ずる曲げ応力は第4図(イ)
に示した状態となって約5 K9/uであり、他方、第
1図に示した装置によってコイル両端を短絡させた場合
の同曲げ応力は、第4図(ロ)に示した状態となって約
2.5 Kg/−の前記に比べて半減した値を示した。
一般に、この種の浮上体を構成する場合に考慮すべき各
種負荷のうちで、前記浮上体落下時の衝撃的負荷は最も
大きなものと考えてよいから、この負荷が半減できるこ
とは、各種構造部の耐強度上の設計要求を緩和し、捷た
その他部材の疲労の問題、積載物の耐衝撃性の考慮等の
点で極めて犬なる利益をもたらすものである。
種負荷のうちで、前記浮上体落下時の衝撃的負荷は最も
大きなものと考えてよいから、この負荷が半減できるこ
とは、各種構造部の耐強度上の設計要求を緩和し、捷た
その他部材の疲労の問題、積載物の耐衝撃性の考慮等の
点で極めて犬なる利益をもたらすものである。
なお、本発明は、前記説明した装置に限定されるもので
はなく、様々の変更した態様を考えることができるので
あり、例えば第1図の場合にはチョッパを構成するトラ
ンジスタTR1(又はTR2)のベースに電流を印加す
ることで、コイルの両端を短絡する回路を構成してサイ
リスタTHIを含む短絡回路5を省略してもよいし、電
源フェイルとは別に、または電源フェイルと同時にマグ
ネットドライバ回路のフェイル時に同様のコイル端子間
の短絡が行なわれるようにしてもよいことは勿論である
。
はなく、様々の変更した態様を考えることができるので
あり、例えば第1図の場合にはチョッパを構成するトラ
ンジスタTR1(又はTR2)のベースに電流を印加す
ることで、コイルの両端を短絡する回路を構成してサイ
リスタTHIを含む短絡回路5を省略してもよいし、電
源フェイルとは別に、または電源フェイルと同時にマグ
ネットドライバ回路のフェイル時に同様のコイル端子間
の短絡が行なわれるようにしてもよいことは勿論である
。
図面は本発明を説明するためのものであり、第1図は本
発明の実施態様の一例を示す装置の原理回路図、第2図
は浮上体落下時の状態を示す特性図、第3図は軌道レー
ルの衝撃負荷測定を行なった実験モデルの概要を説明す
る図、第4図(イ)、(ロ)は自然落下時と、コイル両
端を短絡した場合の落下時を対比して、軌道レールのA
部に生じた曲げ応力を示した図である。 1・・・電源 2・・・遮断器 3・・・マグネットドライバ回路 4・・・浮上用電磁石 5・・・短絡回路6・・・継電
器 10・・・モジュル 11・・・走行体本体 12・・・浮上用電磁石13・
・・リニヤモータ 14・・・軌道レール15・・・軌
道台 16・・スキッド。
発明の実施態様の一例を示す装置の原理回路図、第2図
は浮上体落下時の状態を示す特性図、第3図は軌道レー
ルの衝撃負荷測定を行なった実験モデルの概要を説明す
る図、第4図(イ)、(ロ)は自然落下時と、コイル両
端を短絡した場合の落下時を対比して、軌道レールのA
部に生じた曲げ応力を示した図である。 1・・・電源 2・・・遮断器 3・・・マグネットドライバ回路 4・・・浮上用電磁石 5・・・短絡回路6・・・継電
器 10・・・モジュル 11・・・走行体本体 12・・・浮上用電磁石13・
・・リニヤモータ 14・・・軌道レール15・・・軌
道台 16・・スキッド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 吸引式磁気浮上体の落下時に、浮上用電磁石のコイ
ル端子間を短絡させることを特徴とする吸引式磁気浮上
体における落下衝撃緩和方法。 2 電源に接続さnたマグネットドライバ回路によシ駆
動される浮上用N、電磁石、電源失陥又は浮上用電磁石
制御系の失陥を検知する検知手段と、前記浮上用電磁石
のコイル端子間をスイッチング素子を介して接続する短
絡回路と、前記検知手段による失陥検知に応答して前記
スイッチング素子−をオンさせる継電器とを備えたこと
を特徴とする吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20198483A JPS6096108A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20198483A JPS6096108A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096108A true JPS6096108A (ja) | 1985-05-29 |
Family
ID=16450006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20198483A Pending JPS6096108A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 吸引式磁気浮上体における落下衝撃緩和方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100383581B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2003-05-14 | 한국전기연구원 | 상전도식 자기부상열차를 위한 고장 방지 부상 제어 시스템 |
KR100911842B1 (ko) | 2007-07-30 | 2009-08-11 | 한국전기연구원 | 자기부상 전자석 구동용 내고장성 이중화 초퍼 회로 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315512A (en) * | 1976-07-28 | 1978-02-13 | Japanese National Railways<Jnr> | Power generating, floating, braking control in power failure for thyristor linear motor |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP20198483A patent/JPS6096108A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315512A (en) * | 1976-07-28 | 1978-02-13 | Japanese National Railways<Jnr> | Power generating, floating, braking control in power failure for thyristor linear motor |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
KR100383581B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2003-05-14 | 한국전기연구원 | 상전도식 자기부상열차를 위한 고장 방지 부상 제어 시스템 |
KR100911842B1 (ko) | 2007-07-30 | 2009-08-11 | 한국전기연구원 | 자기부상 전자석 구동용 내고장성 이중화 초퍼 회로 |
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