JPS6094953A - 芳香族エーテルイミド製造用相転移触媒としてのビス第四級塩 - Google Patents

芳香族エーテルイミド製造用相転移触媒としてのビス第四級塩

Info

Publication number
JPS6094953A
JPS6094953A JP59180230A JP18023084A JPS6094953A JP S6094953 A JPS6094953 A JP S6094953A JP 59180230 A JP59180230 A JP 59180230A JP 18023084 A JP18023084 A JP 18023084A JP S6094953 A JPS6094953 A JP S6094953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reagent
carbon atoms
group
bis
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59180230A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225902B2 (ja
Inventor
ジヨン・ウオルター・バービツキー,ジユニア
エルブリツジ・アーリングトン・オニール,ジユニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS6094953A publication Critical patent/JPS6094953A/ja
Publication of JPH0225902B2 publication Critical patent/JPH0225902B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は芳香族エーテルイミドの製造に関し、より詳
細には、該製造において用いる改良されたフェイズトラ
ンスファー触媒(phase tranSfercat
alyst)に関する。
芳香族エーテルイミドは既知の種類の化合物である。ま
た、2.2−ビス[4−<3.4−ジカルボキシフェノ
キシ)フェニル]プロパンビスーN−メチルイミドのよ
うな種類の芳香族エーテルビスイミドは二無水物に変え
られ、次いでジアミンと反応してポリエーテルイミドと
なることも知られている。1983年6月20日出願の
係属中の米国特許出願第505,636号に開示され、
請求されているように、ある種のビスイミドがジアミン
と直接反応してポリエーテルイミドを生ずることもてぎ
る。類似のモノイミド及び相当する一無水物を、例えば
ポリエーテルイミドの末端封鎖又は連鎖停止剤として用
いることができる。
芳香族エーテルイミドを製造する便利な方法は、置換基
が例えば八〇又はニトロのような、置換フタルイミドな
どの置換芳香族イミドと、ヒドロキシ芳香族化合物のア
ルカリ金属塩との核置換反応によるものである。この反
応はフェイズトランスファー触媒の存在下、はとんど無
極性の有機溶剤の溶液中でうまく行なわれることが多い
。米国特許第4,273,712号には適した反応条件
及びフェイズトランスファー触媒として種々の第四アン
モニウム及びホスホニウム塩の使用が記載されている。
置換反応において経済的に適当な詩間でエーテルイミド
を製造するのに十分迅速に反応が進むには、フェイズ1
〜ランスフアー触媒として比較的多量の第四アンモニウ
ム又はホスホニウム塩を用いなければならないことが多
く見出された。さらに、フェイズトランスファー触媒の
一部は通常、反応の間にニトロサミン副生物に変化し、
この副生物は大部分水に不溶であり、水及び/又は塩基
水溶液で洗った後でさえもエーテルイミド生成物に残留
する。従って反応中比較的少ない割合で使用され、二1
〜ロサミンを生じないかあるいは水による洗浄工程中に
容易に除去できる水溶性ニトロサミンを生ずるフェイズ
1〜ランスフアー触媒を開発することは重要である。
従って、本発明の第1の目的は、置換芳香族イミドとア
ルカリ金属フェノキシトの反応によって芳香族エーテル
イミドを製造する改良された方法を示すことである。
他の目的は、前記反応に用いられる改良されたフェイズ
トランスファー触媒を示すことである。
さらに他の目的は、非常に少量で使用でき、ニトロサミ
ン副生物を生じないか又は生成物から容易に除去される
ニトロサミンを生じるフェイズトランスファー触媒を示
すことである。
その他の目的は一部明らかであり、一部は今後間らかに
なってくる。
最も広い意味で、本発明はフェイズ1〜ランスフアー触
媒の存在下無極性有機溶剤中で(A)式%式%() く式中R1は約6〜30個の炭素原子を含む芳香族基で
あり、Mはアルカリ金属、aは1又は2である) を有Jる少くとも1種のヒドロキシ芳容族化合物アルカ
リ金属塩を(B) 式 () (式中Arは芳香族基、R2は水素又は約1〜13個の
炭素原子を有する炭化水素主体の基、×1はハロ又はニ
トロである) を有する少くとも1種の置換イミドと反応させることに
より芳香族エーテルイミドを製造する方法におりる改良
方法から成り、該改良方法はフェイズトランスファー剤
として(C)式 %式%) (式中各R3は独立に2価の炭化水素主体の基であり、
R3は全体で約4〜12個の炭素原子を有し、各R4は
独立に低級炭化水素主体の基であり、Qはチッ素又はリ
ンであり、×2は陰イオン形成原子又は基であり、kは
1〜3の整数であり、mは4−にであり、各Q原子に結
合したR3及びR4基の少くとも3個は脂肪族又は脂環
式である)を有する少くとも1種のビスー第四@堪を用
いることから成る。
この方法における試薬Δはaが1であるか2であるかに
よってモノ又はジヒドロキシ芳香族化合物のアルカリ金
属塩の少くとも1種類である。Mは任意のアルカリ金属
で必り、通常リチウム、ナトリウム又はカリウムであり
、好ましくはナトリウムである。
R1、は約6〜30個の炭素原子を含む任意の芳香族基
である。これは炭化水素基であるか又は酸素やイオウの
ような他の原子を含んでいてもよい。
1価の基(即ちaが1である化合物から誘導されたもの
)には例えばフェニル、m−1−リル、p−トリル、1
−ナフチル、2−ナフチル、p−クロロフェニル及び4
−ブロモ−1−ナフチルがある。
R1が2(lIIiの芳香1fAm、即ちaが2である
ことが最も多い。この種類の基の例としては、レゾルシ
ノール、ヒドロキノン、4,4′−ジヒドロキシビフェ
ニル、4,4′ −ジヒドロキシ−3゜3’ 、5.5
’−テトラメヂルビフェニル、4゜4′−ジヒドロキシ
ジフェニルメタン、3,4′−ジヒドロキシジフェニル
メタン、2.2−ビス(2−ビトロキシフェニル)プロ
パン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブ1」
パン(以下パビスフェノールA”)、2−<3−ヒドロ
キシフェニル)−1−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、
4.4’ −ジヒドロキシベンゾフェノン、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル
)スルホキシド、ビスく4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン及び3−ヒドロキシフェニル−4−ヒドロキシフェ
ニルスルボンのような化合物から誘導されたものである
R1としては以下に示す基が好ましい。
式中各R5は独立に水素またはメチルであり、R6は1
〜5個の炭素原子を含む直鎖又は枝分れアルキレン基で
あり、イソプロピリデン基であることが最も多く、各X
3は独立に水素又はハロゲン(通常塩素又は臭素)であ
る。前記式の混合でもよい。特に望ましくは、ビスフェ
ノールAから両方の水酸基を除去して誘導され、式中R
6がイソプロピリデンであり各×3が水素である式v1
を有する基である。
試薬BにおりるArは約6〜30個の炭素原子を有し、
イミドを形成できる任意の芳香族基である。
一般にこれらはフタル酸や2.3−ナフタレンジカルボ
ン酸のようなO−ジカルボン酸から誘導された基である
が、しかし、1,8−ナフタレンジカルボン酸のような
酸から誘導された基も適している。最も好ましくはAr
はフタル酸から誘導される、即ちO−フェニレン基であ
る。その上のXI[lはハロ(通常フルオロ又はクロロ
)又は、好ましくはニトロである。
R2は水素又は1〜約13個の炭素原子を含む炭化水素
主体の基である。ここで用いられる″炭化水素主体の基
″は分子中の残部に炭素原子が直接結合し、この発明主
旨の範囲で炭化水素の性質が優勢な基を意味する。この
ような基には次のようなものがある。
(1)脂肪ic例えばメチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、1−ペンチル、2−ペンチル、1−
ヘキシル、1−(’l−デセニル)]芳香族(例えばフ
ェニル、p−1−ジル、]−ナナフチル2−ナフチル)
、脂環式(例えばシクロペンチル、シクロヘキシル)、
芳香族又は脂環式基置換脂肪族、脂肪族置換芳香族等の
炭化水素基、(2)置換炭化水素基、即ち本発明主旨内
で基の優勢な炭化水素的性質を変えない非炭化水素置換
基を含む基。当分野の技術者には適した置換基(例えば
ニトロ、アルコキシ、カルボアルコキシ)が明らかであ
る。
(3)へテロ基、即ちこの発明の主旨内で炭化水素の性
質が優勢である一方、炭素原子から成る鎖又は環中に存
在する炭素以外の原子を含む基。
適したペテロ原子は当分野の技術者には明らかであり、
例えばチッ素、酸素及びイオウである。
R2基の好ましい種類はアルキル、特に低級アルキル基
から成り、゛低級″の詔は7個以下の炭素原子を意味す
る。好ましい低級アルキル基はメチルである。
第2の好ましい種類は電子不定基から成る。はとんどの
部分、これらは1又(まそれ以上の強い電子求引性置換
基を含む芳香族炭化水素基及び芳香族の性質を有する複
素環式基から成る。R2がこのような種類の化合物は前
出の米田特許出願第505.636号に開示され、請求
されている。
適した芳香族炭化水素基には、ハロ、ニトロ、ケ1−、
カルボアルコキシ、シアン及びパーフルオロアルキルの
ような置換基を含むフェニル、ナフチルその他がある。
前記電子求引性置換基の少くとも1個は好ましくは遊離
原子価結合、(即ちイミドチッ素原子に結合したもの)
に対しオル1〜又はパラである。トリフルオロメチルフ
ェニル基は特に好ましい。
芳香族的性質を有づる適した複素環基は、5又は6員環
及びピロールやピリジンに存在する種類の芳香族性不飽
和を有するものである。これらの基は好ましくは1〜3
個、特に1又は2個のへテロ原子を有し、その少くとも
1つはチッ素であり、もし存在するならば、その他はチ
ッ素又はイオウである。それらは通常非置換であるが置
換されたものでもにり、前に示されたような電子求引性
置換基で置換されてもよい。遊離原子価結合は好ましく
は、ペテロ原子に関して2−又は4−位である。環が1
より多くのへテロ原子を含んでいる場合、そして特に5
員環である場合、遊離原子価結合は好ましくは前記へテ
ロ原子2個の間の1個の炭素原子にある。
5員環の複素環式基の例にはピロリル、2−チアゾリル
、2−イミダゾリル及び2− (1,3゜4−チアジア
ゾリル)がある。6員環の基の例には2−ピリジル、3
−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリミジル、2−ビラ
ジル、2− (1,4−デアゾリル)及び2− (1,
3−チアゾリル〉がある。特に好ましい複素環式基はア
ミノピリジル基、特に2−ピリジル及び4−ピリジルで
ある。
を有する少くとも1種のビス−第四級塩である。
その式において各R3は独立に2価の炭化水素主体の基
であり、脂肪族(通常アルキレン)、脂環式(通常シク
ロアルキレン)又は芳香族基であり、例えばエチレン、
プロピレン、1〜リメチレン、テトラメチレン、ヘキザ
メチレン、オクタメチレン、デカメチレン、ドデカメチ
レン、シクロヘキシレン、フェニレン、トリレン又はナ
フチレン、又はピリジンやインデンのような化合物から
誘形された2価の複素環式基がある。R3基がアルキレ
ンであることが最も多い。R3基の炭素はすべて合わせ
て約4〜12個の炭素原子であり、R3基はそれぞれ通
常少くとも約4個の炭素原子を有Jる。
好ましくはただ1個のR3Wが存在しく即ちmは1であ
り、各には3)、それが約5〜10.最も望ましくは6
個の炭素原子を含む。
各R4基は低級炭化水素主体の見ぐある。1(4基の例
にはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシ
ル、フェニル、トリル、2− (1,4−ジオキサニル
)及び2−フリルがある。好ましくはR4基はすべてア
ルキル、特に4〜6個の炭素原子をもつn−アルキル基
である。
Qはチッ素又はリンであり、通常チッ素である。
×2は本発明の条件下では安定な任意の陰イオンであり
、適した陰イオンには塩化物、臭化物、硫酸塩、カート
ルエンスルホン酸塩、及びメタンスルホン酸塩イオンが
ある。後で述べるように、試薬Cの製造の際、臭化物試
薬が容易に利用でき、特に適しているため、x2は通常
臭化物−fオンである。
整数にの値は1〜3であり、mの値は/l−にである。
各kが3であり、mが1であることが最も多い。
この発明によると、R3及びRamは各Q原子に結合し
た少くとも3個が脂肪族又は脂環式(脂肪族が最も多い
)であるように選ばれる。このように、1個以下の上記
基が芳香族又は複素環式である。最も好ましい化合物で
は、R3及びR4基はすべで脂肪族である。
試薬Cとして用いられるビス−第四級塩の例としては、
R3がトリメチレンからドデカメチレンまでのポリメチ
レン鎖であり、各R4がn−ブチル又はn−ヘキシルで
あり、Qがチッ素であり、×2が臭化物イオン、各kが
2、Illが2である化合物、各R3がエチレンで、R
4がn−ブチル、Qがヂッ素、×2が臭化物イオン、各
kがl、mが3である化合物、及びR3がヘキザメチレ
ン、各R4がn−ブチル、Qがリン、×2が臭化物イオ
ン、各kが3、mが1である化合物がある。その伯の適
した化合物は当分野の技術者にとって容易にわかるだろ
う。好ましい化合物はビス(トリーn−ブチル)−1,
6−ヘキジレンジアンモニウムージブロミドである。
試薬Cとして有用なビス−第四級塩は、典型的には適し
た第三級アミン又は第三級ホスフィンとカルボニウムイ
オン生成化合物との反応により、既知の方法で製造され
る。ビス−カルボニウムイオン生成化合物、典型的には
二塩化、三臭化、ビス−メタンスルホン酸アルキレン等
を第三級モノアミン又はモノホスフィンと反応させるの
が通常量も便利である。しかし、ジアミン又はジホスフ
ィンもまた、臭化アルキルのような七ノーカルボニウム
イオン生成化合物と反応でき、この経路はmが1より大
きい場合、例えば1,4−ジアザビシクロ[2,2,2
]オクタン(トリエチレンジアミン)から誘尋されたビ
ス−第四級塩の製造に好ましいことが多い。
試薬Cとして有用なビス−第四級塩の製造を次の実施例
で説明する。
実施例 1 アセトリトリル63yil中の1,4−ジブロモブタン
21.6$ (0,1モル)及びトリーn−ブチルアミ
ン37牙(0,2モル)溶液を還流しながら16時間加
熱する。揮発物を蒸留により除去し、油状残留物をO−
ツク0ロベンゼンから再結晶させる。生成物は融点15
1℃の望ましいビス(I〜リ−n−ブチル)−1,’4
−ブチレンジアンモニウム=ジブロミドである。
X羞」L−と 1.4−ジブロモブタンを1,10−ジブロモデカン0
.05モルに変え、1〜リーn−ブチルアミンを0.1
モル用いて実施例1の操作をくり返す。油状残留物は望
ましいビス(トリーn−ブチル)−1,10−デシレン
ジアンモニウムニジプロミドである。
実施例 3 実施例2の操作に従い、トリー〇−ヘギシルアミンを1
,10−ジブロモデカンと反応さけてビス(トリーロー
ヘキシル)−1,10−デシレンジアーンモニウム=ジ
ブロミドを製造する。
実施例 4 1.6−ジプロモヘキサン11.95 g (0,04
8モル)、トリーn−ブチルアミン18.05 ’it
 (0,0975モル)及びアセトニトリル302の混
合物を還流しながら24時間加熱し、その後揮発物を真
空ストリッピングにより除去する。トルエン251!を
加え、混合物を結晶状生成物が分離するまで冷却する。
結晶をろ過し、ペンタンで2度洗い、乾燥する。
生成物は望ましいビス(トリーn−ブチル)−1゜6−
へキシレンジアンモニウムニジプロミドである。
実施例 5 実施例1の操作に従い、1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン0.1モルを臭化n−ブブチ0.2モ
ルと反応させる。生成物は望ましいN。
N′−ジ−n−ブチル−1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン=ジブロミドである。
実施例 6 アセ]−二トリル35牙中のトリー〇−ブチルボスフィ
ン20.23 ’t (0,1モル)及び1,6−ジプ
ロモヘキサン12.2> (0,05モル)溶液を還流
しながら24時間加熱する。揮発性物質を真空蒸発によ
って除去し、固形生成物、望ましいビス(トリーn−ブ
チル)−1,6−ヘキジレンホスホニウムージブロミド
をペンタンでスラリー化し、ろ過し、ペンタンで洗浄し
、真空下で乾燥する。
本発明によると通常、試薬Aと8の間の反応は約25〜
150℃、好ましくは約100〜120℃の範囲の温度
でベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、O
−ジクロロベンゼン、テトラヒドロフラン、アセトニト
リル、オクタン等のような無極性有機溶剤中で行なわれ
る。2つの試薬はおよそ当量ずつ用いるのが好ましく、
どちらかをわずかに過剰(普通約5モルパーセント以下
)用いることも含まれる。
試薬Cは反応混合物中に、通常試薬へ1当mにつき約o
、oos〜2.0当量存在りる。(この発明の目的にと
っては、試薬への当ωはAに存在する芳香族水酸基の数
で割った分子iNであり、試薬Cの当量はその分子母の
半分である)しかし、試薬A1当量につきフェイズ1−
ランスファー触媒を約0.2当母より多く用いる必要は
ほとんどない。本発明の特徴は、試薬Cが非常に少量用
いられ、その好ましい’fA度範囲は試薬A1当昂に対
して約o、oos〜0.04当ffi ’U−あること
である。
また、(A>少くとも1種のヒドロキシ芳香族化合物ア
ルカリ金属塩(B)少くとも1種の置換イミド及び(C
)少くとも1種のビス−第四級塩から成る組成物であっ
て、すべて前記定義の通りであり、好ましくは前記割合
である組成物もまた本発明の一部とする。この組成物は
前記反応による芳香族エーテルイミドへの変換にとって
有用である。
この発明の方法は次の実施例によって説明される。
実施例 7 フェイズトランスファー触媒として種々の量のビス−第
四級塩を、ビスフェノールA二ナトリウム塩1,5牙(
0゜0055モル)、4−ニトロ−N−メチルフタルイ
ミド2.27 > (0,011モル)、トルエン5.
72及び〇−ターフェニル(内部標準として用いる) 
0.31 >の混合物に加える。混合物を加熱して還流
させ、周期的に試料を取り、液体クロマトグラフ法によ
って、反応の進行及び2゜2−どス[4−(3,4−ジ
カルボキシフェノキシ)フェニル]プロパンビスN−メ
チルイミドの生成を追跡した。結果を以下の表に示す。
実施例の ビスフェノールAの塩 ビスイミド1.0 
48 2.0 75 2 0.01 0,5 84 1.0 91 2゜098 0.00? 0.5 84 1.0 92 2.0 96 3 0.02 0,5 86 1.0 94 4 0.01 0,5 70 1.0 91 2.0 98 3.0 99 表中の結果は、フェイズトランスファー触媒としてビス
−第四級塩の効果を示している。この発明のその他の利
点は賀m分析法によっても反応中にニトロサミンが形成
された証拠がみつからないことである。
第1頁の続き ■Int、C1,’ 識別記号 庁内整理番号優先権主
張 6198′R−10月14日[相]米国(U S)
[有]542242@発 明 者 エルブリッジ・アー
リ アメリカ合衆国、ングトン・オニール、−オー・ボ
ックスジュニア ニューヨーク州、ホードφヘンリー、ピ173(番地な
し)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フェイズトランスファー触媒の存在下、無極性有機
    溶剤中で、 (A)式 %式%() (式中R1は炭素原予約6〜30を含む芳香族基、Mは
    アルカリ金属、aは1又は2である)を有する少くとも
    1種のヒドロキシ芳香族アルノJり金属塩を、 (B) 式 0 (It> It \ / 1 (式中Arは芳香族基、R2は水素又は約1〜13個の
    炭素原子を含む炭化水素主体の基、×1は八〇又は二]
    へ口である) を有する少くとも1種の置換イミドと反応させることに
    よって芳香族エーテルイミドを製造する方法において、
    該フェイズトランスファー触媒として(C)式 (式中者R3は独立に2価の炭化水素主体の基、R3基
    は全体として約4〜12Il!!lの炭素原子を含み、
    各R4は独立に低級炭化水素主体の基であり、Qはチッ
    素又はリン、×2は陰イオン形成原子又は基、kは1〜
    3の整数、mは4−k、各Q原子に結合したR3及びR
    4のうち少くとも3個は脂肪族又は脂環式である) を右する少くとも1種のビス第四級塩を用いることを特
    徴とする方法。 2、ヒドロキシ芳香族化合物がヒスフェノールAであり
    試薬(B)が置換フタルイミドである特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 3.0がチッ素である特許請求の範囲第2項に記載の方
    法。 4、mが1であり、各kが3である特許請求の範囲第3
    項に記載の方法。 5、R3が約5〜10個の炭素原子を含むアルキレン基
    であり、各R4が4〜7個の炭素原子を含むn−アルキ
    ル基である特許請求の範囲第4項に記載の方法。 6、試薬Cが試薬Aの1当量につき約0.005〜0.
    04当量存在する特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7、Mがす1〜リウムであり、×1がニトロである特許
    請求の範囲第6墳に記載の方法。 8、R2が低級アルキル基である特許請求の範囲第7項
    に記載の方法。 9、R2がメチルである特許請求の範囲第8項に記載の
    方法。 10、試薬Cがビス(トリーn−ブチル)−1゜6−ヘ
    キジレンジアンモニウムージブロミドである特許請求の
    範囲第9項に記載の方法。 11、R2が電子の不足した基である特許請求の範囲第
    7項に記載の方法。 12、試薬Cがビス(トリーn−ブチル)−1゜6−ヘ
    キジレンジアンモニウムージブロミドである特許請求の
    範囲第11項に記載の方法。 13、 (A)式 %式%) (式中R1は約6〜30個の炭素原子を含む芳香族基で
    あり、Mはアルカリ金属、aは1又は2)を有する少く
    とも1種のヒドロキシ芳香族化合物、(B)式 %式% (式中A「は芳香族基、R2は水素又は約1〜13個の
    炭素原子を含む炭化水素主体の基、×1はハロ又はニト
    ロ) を有する少くとも1種の置換イミド、及び(C)式 %式%) 〈式中各R3は独立に2価の炭化水素主体の基であり、
    R3基は全体で約4〜12個の炭素原子を含み、各R4
    は独立に低級炭化水素主体の基であり、Qはチッ素又は
    リン、×2は陰イオン形成原子又は基、kは1〜3の整
    数、mは4−k、各Q原子に結合しているR3及びR4
    基の少くとも3個は脂肪族又は脂環式である) を有する少くとも1種のビス−第四級塩を含んで成る組
    成物。 14、ヒドロキシ芳香族化合物がビスフェノールAであ
    り、試薬Bが置換フタルイミドである特許請求の範囲第
    13項に記載の組成物。 15.0がチッ素である特許請求の範囲第14項に記載
    の組成物。 16、mが1であり、各kが3である特許請求の範囲第
    15項に記載の組成物。 17、R3が約5〜10個の炭素原子を含むアルキレン
    基であり、各R4が4〜7個の炭素原子を含むn−アル
    キル基である特許請求の範囲第16項に記載の組成物。 18、試薬A及びBがおよそ当量ずつ存在する特許請求
    の範囲第17項に記載の組成物。 19、試薬Cが試薬A1当量につき約0.005〜0.
    04当最存在する特許請求の範囲第18項に記載の組成
    物。 20、Mがナトリウムであり、×1が二1〜口である特
    許請求の範囲第19項に記載の組成物。 21、R2が低級アルキル基である特許請求の範囲第2
    0項に記載の組成物。 22、R2がメチルである特許請求の範囲第21項に記
    載の組成物。 23、試薬Cがビス(トリーn−ブチル)−1゜6−へ
    キシレンジアンモニウムニジプロミドである特許請求の
    範囲第22項に記載の組成物。 24、R2が電子不足基である特許請求の範囲第20項
    に記載の組成物。 25、試薬Cが二臭化ビス(トリー〇−ブチル)−1,
    6−ヘキジレンジアンモニウム=ジブロミドである特許
    請求の範囲第24項に記載の組成物。
JP59180230A 1983-08-29 1984-08-29 芳香族エーテルイミド製造用相転移触媒としてのビス第四級塩 Granted JPS6094953A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US52761783A 1983-08-29 1983-08-29
US527617 1983-08-29
US542242 1995-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094953A true JPS6094953A (ja) 1985-05-28
JPH0225902B2 JPH0225902B2 (ja) 1990-06-06

Family

ID=24102236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59180230A Granted JPS6094953A (ja) 1983-08-29 1984-08-29 芳香族エーテルイミド製造用相転移触媒としてのビス第四級塩

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6094953A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510672A (ja) * 2003-11-13 2007-04-26 ザ・ユニバーシティ・オブ・シドニー ビス−陽イオン化合物およびそれらの使用

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562963A (en) * 1979-05-09 1981-01-13 Gen Electric Manufacture of aromatic etherimide
JPS57176977A (en) * 1981-04-03 1982-10-30 Gen Electric Manufacture of aromatic bis(ether phthalic acid) or anhydride of same

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562963A (en) * 1979-05-09 1981-01-13 Gen Electric Manufacture of aromatic etherimide
JPS57176977A (en) * 1981-04-03 1982-10-30 Gen Electric Manufacture of aromatic bis(ether phthalic acid) or anhydride of same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510672A (ja) * 2003-11-13 2007-04-26 ザ・ユニバーシティ・オブ・シドニー ビス−陽イオン化合物およびそれらの使用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0225902B2 (ja) 1990-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4273712A (en) Method for making aromatic ether imides
US4554357A (en) Bis-quaternary salts as phase transfer catalysts for aromatic ether imide preparation
US4460778A (en) Phase transfer catalysts
JP4755211B2 (ja) 六置換グアニジニウムクロライドの水溶液からなる組成物
JP2667579B2 (ja) 相間移動触媒を使用する芳香族ポリエーテル重合体の製造法
US5081298A (en) Bis(pentaalkylguanidinium) alkane salts as phase transfer catalysts
US5132423A (en) Method for conducting organic reactions using guanidinium salt as phase transfer catalyst
US5116975A (en) Bis(guanidinium)alkane salts as phase transfer catalysts
US4681949A (en) Bis-aminopyridinium salts as phase transfer catalysts for aromatic ether imide preparation
US4595760A (en) Bis-aminopyridinium salts
JPS604134A (ja) 相間移動触媒
EP0132547A1 (en) Bisimides and method for their use in polyimide synthesis
JPH0832680B2 (ja) 芳香族ビスエーテルフタルイミド化合物の合成法
US4302616A (en) Method for making alkali metal bisphenoxide salts and bisimides derived therefrom
CA1207329A (en) Solvent free preparation of diarylthioethers
EP0411304B1 (en) Acetylene bis-phthalic compounds and polyimides made therefrom
US4577033A (en) Heterocyclic quaternary ammonium salts as phase transfer catalysts for aromatic ether imide preparation
JPS6094953A (ja) 芳香族エーテルイミド製造用相転移触媒としてのビス第四級塩
JPS5841867A (ja) 2−クロロピリジンの製造方法
JPS58180479A (ja) 芳香族ビス(エ−テル酸無水物)の製造方法
US4605745A (en) N-neopentyl-4-diorganoamino pyridinium compounds
JPS5982361A (ja) 芳香族ビス(エ−テルイミド)の製造法
CA2044470A1 (en) Method for conducting organic reactions using guanidinium salt as phase transfer catalyst
JPH0737447B2 (ja) ピリジン環を含有する芳香族ジアミンおよびその製造方法
JPS60204761A (ja) 芳香族エ−テルイミドの製造法