JPS609441A - 継ぎ竿の加工方法 - Google Patents

継ぎ竿の加工方法

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Publication number
JPS609441A
JPS609441A JP58116906A JP11690683A JPS609441A JP S609441 A JPS609441 A JP S609441A JP 58116906 A JP58116906 A JP 58116906A JP 11690683 A JP11690683 A JP 11690683A JP S609441 A JPS609441 A JP S609441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bamboo
rod
fishing
processing
strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58116906A
Other languages
English (en)
Inventor
山中 永一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HERASAONO TOKIWA KK
Original Assignee
HERASAONO TOKIWA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HERASAONO TOKIWA KK filed Critical HERASAONO TOKIWA KK
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Publication of JPS609441A publication Critical patent/JPS609441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は継ぎ竿に用いる竹材について、その実射部分を
化学材によって補強して適度なバランスと強度を得るこ
とができるようにした継ぎ竿の加工方法に関する。
従来から釣竿として多く用いられていたのは竹製のもの
であり、それば適度な弾力性と復元力を有し釣竿として
は最も理想的なものである。l’!IIら。
その程よい弾力を利用してかかった魚を遊ばせることな
く寄せて釣上げることができるという優れた特性を有す
る。しかしその加工は、まず穂持(二番)となる原作を
選択加工して、それを基本として全体のバランスを整え
ながら他の部分を継ぎ足してゆくもので、穂先に重量が
かかった時に手元にゆくにしたがってしなりかたが少な
くなり。
且つ一部に弱い部分が生じてその部分に重量がかかり過
ぎるようなことがな(、全体に均一な重量がかかるよう
に材料を吟味して加工しなりればならない。しかも先端
が重いと釣竿全体が重くなってしまうので穂先、穂持は
細くて且つ軽いもので。
然も適度の強度を有していなければならず、その部分の
材料の選択、加工は非常に高度の技巧を要する。したが
って竹製の釣竿は非常に高価であり。
特に穂先、穂持の部分の価格が全体の多くを占める一方
、その部分についての折れ2曲がり等のトラブルの発生
も多い。そこで近年ば竹の代替品としてカーボン繊維等
が多く用いられるようになってきた。カーボン繊維等を
用いた釣竿は加工が比較的容易で極めて軽く2弾力性に
富むが1反面その性質が行以上に弾力があり、そのため
曲げに対する復元力が大きい結果、かかった魚に対して
加わる力が大きく魚が動き回わりいわゆる動振れを生じ
やすい。即ち、それは力で引っ張る釣り、或いは短時間
に釣り上げようとする場合等には適はしているが、竹製
の釣竿のような、その弾力を利用して少しずつ魚を寄せ
てくるという如き釣りには不向きである。
したがってカーボン繊維製等のものは実用性はあるが、
いわゆる釣竿自体の感触、また微妙な釣味においても竹
製の釣竿に比し趣味的な面白味に欠ける傾向がある。
本発明はかかる事情にかんがみ、竹の利点を失わせるこ
となくして、カーボン繊維等の化学材で天然竹材の劣弱
部分を補強し、竹製の釣竿の持味を生かしつつ、その弱
点をカーボン繊維等でカバーすることにより、多くの点
において従来のものに比べ、極めて優れた性質を有する
釣竿を得ることができる継ぎ竿の加工方法を提供するこ
とを目的とするものである。
本発明に係る方法は、竹材の劣弱部分を繊維状に加工さ
れた化学材によって補強し全体のバランスを整えるもの
であり、それにより竹竿の釣味を失うことなくその欠点
を解消できるということを見い出したことに基づくもの
である。
以下1本発明に係る方法の一実施例を図面に基づいて説
明する。
先ず、継ぎ竿に用いる天然の竹材1を選択し。
その全体のバランスをみて曲がり易い一部分について、
または全体が継ぎ竿に用いるために実射であれば全体に
ついて補強する。その補強はカーボン繊維等の高強度繊
維に熱硬化性合成樹脂としてエポキシ樹脂を含浸させた
カーボン繊維シート2を適当な大きさ、厚さを以て所望
する範囲に11着し9次に該竹材に対し熱処理を施して
熱硬化性合成樹脂を硬化させることにより、カーボン繊
維シート2と竹材1とを一体化せしめた後、必要に応じ
てカーボン繊維シート2の表面を研磨して竹材1全体の
バランスが均一であり、かつ十分な強度を有するように
なるように調整する。さらに、その表面には審決より漆
等の塗料3を塗布することにより仕上げをする。この場
合にカーボン繊維シートの厚みは極く薄いもので目的を
達成できるので、塗料を塗布することにより竿の表面は
ほとんど平滑となる。
上記の方法は穂先について特に有効であるが。
穂持、三番等の他の部分の加工にも応用できる。
また2通雷穂先については竹材を細く削ったものを四本
程度張り合わせ、断面が円形になるように表面を研磨し
て製造する方法があるが、該方法において第3図に示す
ように、竹材12,1b。
lcおよび1dを張り合わせた場合に中空部4を生じる
ように、予めそれぞれの竹JIAla、lb。
ICおよび1dについて中心となる部分を削っておき、
その部分にカーボン繊維を用いて形成した芯棒5を挿入
して、接着剤等で接着した後常法に穂先以外の部分、即
ち穂持、三番等については上述の他、カーボン繊維製の
釣竿を製造する場合と同様な方法によって得られる。極
めて細いパイプ状に成形されたカーボン繊維を、竹材の
軸内部の中空部分に挿入して接着させることによって補
強することができる。
尚、高強度繊維としてはカーボン繊維の他、ボロン繊維
、ポリアミド繊維等も用いることができ。
また熱硬化性合成樹脂としてはエポキシ樹脂の他。
ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等も使用が可能であ
る。
以上の方法によれば、特に釣竿の先端部、即も穂先、穂
持等の加工において、適度な強度を得るために従来のよ
うにその材料を厳選する必要がなくなり、然も先端が軽
くて均一性のある十分な強度を有する釣竿が簡単に製造
できる。さらに先端部分の軽量化により竿全体を非常に
軽くすることができ、これは釣竿の使用上において大き
な利点となる。また竹製の釣竿の有する竹の弾力性、復
元力等を利用した微妙な釣味は失われることがなく、折
れ1曲がり等に対して十分な強度を有し。
且つ製造された釣竿は従来の竹製のものに比べ安価にな
るという利点がある。さらに釣竿の有するいわゆる「調
子」を自由に設定して竿に付与することが可能となると
共に3本発明の方法は竹材を用いた釣竿の修理にも応用
できるものである。
【図面の簡単な説明】
ある。また第3図は他の実施例における穂先の断面図で
ある。 1−−−−−−−−一竹材 2 −−−−−−−一カー
ボン繊維シート3−−−−−−−−−一塗料

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 継ぎ竿に用いる竹材において、均一なバランス及び強度
    を得ることができるように、加重によって曲がり易い実
    射部分、若しくは全体に対して。 その外側部分に熱硬化性合成樹脂を含浸させたカーボン
    繊維シート、その他の繊維状に形成され。 かつ熱硬化性合成樹脂を含浸させた化学材シートを捲着
    して、または該化学材を軸内の中空部に挿入して補強、
    調整し、適度なバランス及び強度を(qた後、加熱処理
    により該化学材と竹材とを一体化せしめ、さらに表面に
    は塗料を塗布することを特徴とする継ぎ竿の加工方法。
JP58116906A 1983-06-30 1983-06-30 継ぎ竿の加工方法 Pending JPS609441A (ja)

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JP (1) JPS609441A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998010000A1 (en) * 1996-09-09 1998-03-12 Daikin Industries, Ltd. Fluorocopolymer and film made therefrom
JP2007326356A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Tomooki Kametani 長物の強度及び反発力の増加加工技術

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998010000A1 (en) * 1996-09-09 1998-03-12 Daikin Industries, Ltd. Fluorocopolymer and film made therefrom
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