JPH0288088A - ゴルフクラブシャフト及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブシャフト及びその製造方法Info
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- JPH0288088A JPH0288088A JP63242159A JP24215988A JPH0288088A JP H0288088 A JPH0288088 A JP H0288088A JP 63242159 A JP63242159 A JP 63242159A JP 24215988 A JP24215988 A JP 24215988A JP H0288088 A JPH0288088 A JP H0288088A
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Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、繊維強化プラスチックのゴルフクラブシャフ
トとその製造方法に関する。
トとその製造方法に関する。
従来、ゴルフクラブシャフトの内部基体をスチール、ア
ルミ、ＣＦ ＲＰ、クラス複合体の材料から選び、更に
、その形体を、パイプ、中実体、多孔体とし、更に単一
テーパ ２段テーパをつけたものが知られている。
ルミ、ＣＦ ＲＰ、クラス複合体の材料から選び、更に
、その形体を、パイプ、中実体、多孔体とし、更に単一
テーパ ２段テーパをつけたものが知られている。
又外層材としては、炭素繊維、金属繊維をシト状として
これを捲回し、軸線に対して平行なＯ°層、又は所望角
度を有するθ層を設ける方法、更に、フィラメントワイ
ンディングで捲回することも知られている。（特開昭５
０−８９１３７号公報、特開昭５９−１１１７７３号公
報参照）〔発明が解決しようとする課題〕 しかｌ−ながら、上記従来例においては、スチールの撚
れ牌１註、強度を利用し、曲げ剛性を外層で与えようと
するのが目的であり、又基体の形状でキックポイントを
設定しようとするものであるが、スチール複合体は重く
、基体をパイプ状とし、テーパを変化させたとしても明
確なキックポイントが得られず、更にシャフト先端部の
強度及び耐衝撃性の向上もみられない問題点を有してい
る。
これを捲回し、軸線に対して平行なＯ°層、又は所望角
度を有するθ層を設ける方法、更に、フィラメントワイ
ンディングで捲回することも知られている。（特開昭５
０−８９１３７号公報、特開昭５９−１１１７７３号公
報参照）〔発明が解決しようとする課題〕 しかｌ−ながら、上記従来例においては、スチールの撚
れ牌１註、強度を利用し、曲げ剛性を外層で与えようと
するのが目的であり、又基体の形状でキックポイントを
設定しようとするものであるが、スチール複合体は重く
、基体をパイプ状とし、テーパを変化させたとしても明
確なキックポイントが得られず、更にシャフト先端部の
強度及び耐衝撃性の向上もみられない問題点を有してい
る。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたもので、先端部基体を中実円錐体とし、元部
基体を中空体とし、その外周にクロステーププリプレグ
を軸線に対して先端部で４５゜〜５０°に、元部で６０
゜〜７０°になるよう捲回してクロス層を設けることに
よって、先端部の耐衝撃性及び強度の向上を図ることが
できると共に、キックポイントの設定を容易にし、かつ
高撚り剛性を得ることができるゴルフシャフトと、その
製造方法を提供しようとすることが、その目的である。
てなされたもので、先端部基体を中実円錐体とし、元部
基体を中空体とし、その外周にクロステーププリプレグ
を軸線に対して先端部で４５゜〜５０°に、元部で６０
゜〜７０°になるよう捲回してクロス層を設けることに
よって、先端部の耐衝撃性及び強度の向上を図ることが
できると共に、キックポイントの設定を容易にし、かつ
高撚り剛性を得ることができるゴルフシャフトと、その
製造方法を提供しようとすることが、その目的である。
（課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本発明のゴルフクラブシャフ
トにおいては、軸方向に平行な高強度、高弾性繊維に熱
硬化、熱可塑性樹脂を含浸し、元部にて最小径を有する
テーパ状に形成した中実円錐体と、繊維が軸方向に平行
で先端部外周にテーパ部を有し、その先端部を上記中実
円錐体の元部と嵌合して同軸上へ一体化した中空体と、
上記繊維と同一繊維で、縦横同一密度、同一物性に織成
し、上記樹脂と同一樹脂を含浸してなるプリプレグを、
上記中実円錐体、中空体の外周へ軸線に対し先端部で４
５゜〜５０°に、元部て６０゜〜７（ｆになるようクロ
スして捲着してなるクロス層とからなるものである。
トにおいては、軸方向に平行な高強度、高弾性繊維に熱
硬化、熱可塑性樹脂を含浸し、元部にて最小径を有する
テーパ状に形成した中実円錐体と、繊維が軸方向に平行
で先端部外周にテーパ部を有し、その先端部を上記中実
円錐体の元部と嵌合して同軸上へ一体化した中空体と、
上記繊維と同一繊維で、縦横同一密度、同一物性に織成
し、上記樹脂と同一樹脂を含浸してなるプリプレグを、
上記中実円錐体、中空体の外周へ軸線に対し先端部で４
５゜〜５０°に、元部て６０゜〜７（ｆになるようクロ
スして捲着してなるクロス層とからなるものである。
そして、上記ゴルフクラブシャフトの製造方法としては
、軸方向に平行な高強度、高弾性繊維に熱硬化、熱可塑
性樹脂を含浸し、元部にて最小径を有するテーパ状に形
成した中実円錐体と、先端部にて最小径を有する芯金を
夫々の最小径部で突き合わせて同一軸上へ接着一体化し
、上記芯金及び中実円錐体に上記樹脂と同一樹脂を塗布
し、この外周へ、繊維が軸線と平行なブリプレクシート
を中実円錐体へ所望長さかかるように催回し、先端部外
周にテーパ部を有する内層を形成し、この内層及び中実
円錐体の外周へ、上記樹脂と同一樹脂を塗布した後、上
記繊維と同一繊維を１種ないし数種混合して織成した縦
横同一密度、同一物性を有する織布に上記樹脂と同一樹
脂を含浸してなるプリプレグを、軸線に対して上記中実
円錐体の先端部で４５゜〜５０’、芯金元部で６０゜〜
７０°の角度に捲回可能な巾にスリットして得たクロス
テーププリプレグをラセン状、又は綾状に１ないし数回
捲回し、以下常法により加熱硬化して一体とする製造方
法である。
、軸方向に平行な高強度、高弾性繊維に熱硬化、熱可塑
性樹脂を含浸し、元部にて最小径を有するテーパ状に形
成した中実円錐体と、先端部にて最小径を有する芯金を
夫々の最小径部で突き合わせて同一軸上へ接着一体化し
、上記芯金及び中実円錐体に上記樹脂と同一樹脂を塗布
し、この外周へ、繊維が軸線と平行なブリプレクシート
を中実円錐体へ所望長さかかるように催回し、先端部外
周にテーパ部を有する内層を形成し、この内層及び中実
円錐体の外周へ、上記樹脂と同一樹脂を塗布した後、上
記繊維と同一繊維を１種ないし数種混合して織成した縦
横同一密度、同一物性を有する織布に上記樹脂と同一樹
脂を含浸してなるプリプレグを、軸線に対して上記中実
円錐体の先端部で４５゜〜５０’、芯金元部で６０゜〜
７０°の角度に捲回可能な巾にスリットして得たクロス
テーププリプレグをラセン状、又は綾状に１ないし数回
捲回し、以下常法により加熱硬化して一体とする製造方
法である。
上記のように構成されたゴルフクラブシャフトは、先端
部基体を中実円錐体としたことにより耐衝撃性を向上さ
せ、パイプ状のものに発生する座屈による破壊を防止す
るように機能するので、強度の向上がはかれると共に、
中実円錐体の最小径元端と中空体との接続する位置によ
ってキックポイントを設定できる。
部基体を中実円錐体としたことにより耐衝撃性を向上さ
せ、パイプ状のものに発生する座屈による破壊を防止す
るように機能するので、強度の向上がはかれると共に、
中実円錐体の最小径元端と中空体との接続する位置によ
ってキックポイントを設定できる。
又元部を中空体とすることにより重量の増加を軽減し、
かつ外層に捲回するクロステーププリプレグの捲回角度
を先端部で４５゜〜５０゜、元部で６σ〜７０°とする
ことによって撚り剛性を有効に発揮し、曲げ剛性を先端
部ではあまり変化させずフレックスに効果のある元部で
曲げ剛性を向上させ得る為、軽量で高撚り剛性を有する
。
かつ外層に捲回するクロステーププリプレグの捲回角度
を先端部で４５゜〜５０゜、元部で６σ〜７０°とする
ことによって撚り剛性を有効に発揮し、曲げ剛性を先端
部ではあまり変化させずフレックスに効果のある元部で
曲げ剛性を向上させ得る為、軽量で高撚り剛性を有する
。
以下、本発明ゴルフクラブシャフトの実施例について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
第１図に示したように、ゴルフクラブシャフトｌは、先
端の中実円錐体２と、元部の中空体３と、これら外層に
捲回したクロス層４とで構成されている。
端の中実円錐体２と、元部の中空体３と、これら外層に
捲回したクロス層４とで構成されている。
即ち、上記中実円錐体２は第２図に示したように、グラ
スファイバーにエポキシ樹脂を３３Ｗ１％を含浸し、プ
ルトルージョン法により中実円錐形状に成形し、その先
端部２ａの直径ｄ＝ ９３７．３ ｍｍ先端部２ａから
の長さｌ＝ｌＱＱｉｍの位置の直径ｄ’＝φ７，３ｍｍ
、先端部２ａからの長さｌ’＝２８０ｍ翼の位置の直径
ｄ” ＝ ４２１７．Ｑ 器、先端部２ａからの長さが
ｌ’−４ｆＸｌ器の位置、つまり元部２ｂの直径ｄ”＝
ｇ７．Ｑｍｍにセンターレス加工し、先端部に最大径の
パラレル部２Ｃ１元部２ｂに最小径のパラレル部２ｄ、
中間に単一テーパ部２ｅを有して形成されている。
スファイバーにエポキシ樹脂を３３Ｗ１％を含浸し、プ
ルトルージョン法により中実円錐形状に成形し、その先
端部２ａの直径ｄ＝ ９３７．３ ｍｍ先端部２ａから
の長さｌ＝ｌＱＱｉｍの位置の直径ｄ’＝φ７，３ｍｍ
、先端部２ａからの長さｌ’＝２８０ｍ翼の位置の直径
ｄ” ＝ ４２１７．Ｑ 器、先端部２ａからの長さが
ｌ’−４ｆＸｌ器の位置、つまり元部２ｂの直径ｄ”＝
ｇ７．Ｑｍｍにセンターレス加工し、先端部に最大径の
パラレル部２Ｃ１元部２ｂに最小径のパラレル部２ｄ、
中間に単一テーパ部２ｅを有して形成されている。
又、上記中空体３は、第１図の示したように、中弾性炭
素繊維（東し、トレヵＭ３０ ）を軸線ａ方向に平行に
配列し、これにエポキシ樹脂を３３ｗｔ％含浸し、半乾
燥させたプリプレグシー１−（８０５２−１７）を円筒
形状に捲回して、先端部３ａの内径ｄ””＝グア、Ｑｍ
ｍで、先端部の外周にテーパ部３ｂを有して形成されて
いる。
素繊維（東し、トレヵＭ３０ ）を軸線ａ方向に平行に
配列し、これにエポキシ樹脂を３３ｗｔ％含浸し、半乾
燥させたプリプレグシー１−（８０５２−１７）を円筒
形状に捲回して、先端部３ａの内径ｄ””＝グア、Ｑｍ
ｍで、先端部の外周にテーパ部３ｂを有して形成されて
いる。
そして、上記中実円錐体２と中空体３は、元部２ｂにお
けるパラレル部２ｄに、先端部３ａのテーパ部３ｂ７ｆ
：嵌合外装して同一軸上へ接続一体化し、該中空体３で
０°層の内層に形成されている。
けるパラレル部２ｄに、先端部３ａのテーパ部３ｂ７ｆ
：嵌合外装して同一軸上へ接続一体化し、該中空体３で
０°層の内層に形成されている。
一方、上記クロス層４は、高強度炭素繊維凍し、トレカ
Ｔ３００）６Ｋを３本７石、縦横同一密度、同一物性に
織成した織布にエポキシ樹脂を３３ｗｔ％含浸し、半乾
燥したクロスプリプレグを、上記中実円錐体２の先端部
２ａで軸線ａに対し捲回角度が４５゜〜５０°に、又中
空体３の元部３ｃで軸線ａに対し捲回角度が６ｏ゜〜７
０’になる巾にスリン］・したクロステーププリプレグ
を、上記中実円錐体２と中空体３の外周へエポキシ樹脂
を塗布した後ラセン状、又は綾状に１ないし数回捲回し
、以下常法により加熱、硬化して中実円錐体２、中空体
３の外周へ一体に層成しである。
Ｔ３００）６Ｋを３本７石、縦横同一密度、同一物性に
織成した織布にエポキシ樹脂を３３ｗｔ％含浸し、半乾
燥したクロスプリプレグを、上記中実円錐体２の先端部
２ａで軸線ａに対し捲回角度が４５゜〜５０°に、又中
空体３の元部３ｃで軸線ａに対し捲回角度が６ｏ゜〜７
０’になる巾にスリン］・したクロステーププリプレグ
を、上記中実円錐体２と中空体３の外周へエポキシ樹脂
を塗布した後ラセン状、又は綾状に１ないし数回捲回し
、以下常法により加熱、硬化して中実円錐体２、中空体
３の外周へ一体に層成しである。
第２図ないし第７図は、上記ゴルフクラブシャフト１の
製造方法を工程順に示すもので、この製造工程は、 げ）、軸線ａ方向に平行なグラスファイバーにエポキシ
樹脂を３３ ｗｔ％加え、プルトルージョン法により中
実円柱体を成型し、これを先端部２ａの直径ｄ＝ｇ７．
３ｍｍ、先端からの長さＡ’＝１００ｍｍの位置で直径
ｄ”−４７，３於寞、先端からの長さＪ’＝２８０ｉ３
１の位置で直径ｄ”＝ Ｉｚ７．Ｏｍｍ、先端からの長
さｌ！”＝４ＱＱｇｇの元部２ｂの直径ｄ”＝１７．Ｏ
ｍｍにセンターレス加工して中間部にテーパ部２ｅを有
する中実円錐体２を形成する工程、 沖）、中弾性炭素繊維（東し、トレヵＭ３０）にエポキ
シ樹脂を３３ｗｔチ含浸し、半乾燥させたプリプレグシ
ート（８０５２−１，７）を、先端部３ａの巾０朋、先
端からの長さｌ）＝１２０ｍｍの位置の巾Ｃ＝ｌ１４ｍ
ｍ、先端からの長さｂ″” ８４０ ａｍの元部３ｃの
巾Ｃ’＝１６６ｎのプリプレグシー）３ｄに裁断する工
程、Ｐｉ、先端部５ａの直径ｄ””−９６７，２ｍｍ、
元部５ｂの直径ｄ″”” −Ｊ５１２．５ｍ＋＊、有効
長さＬ’ ＝７２０ｍｍの芯金５へ離型剤、エポキシ樹
脂を塗布し、この先端部５ａへ上記中実円錐体２の元部
２ｂを突き合わせて同一軸上へ接着剤で接着し一体化さ
せると共に、中実円錐体２ヘエボキシ樹脂を塗布する工
程、 に）、上記プリプレグシー１−３ｄを第４図に示したよ
うに芯金５の全長と中実円錐体２の元部２ｂから１２Ｏ
ｎの位置にかけて貼り付け、６００汀の加圧下で捲回し
、先端外周にテーパ部３ｅを有する０°の内層３ｆを形
成する工程、札 高強度炭素繊維（東し トレヵＴ３０
０）５Ｋを３本４縦横同一密度で織成した織布にエポキ
シ樹脂を３３ ｗｔ％で含浸し、半乾燥してクロスプリ
プレグを得、これを１６ＷＩＮの巾にスリットし、クロ
ステーププリプレグ４ａを得る工程、（へ）、上記クロ
ステーププリプレグを、第５図に示したように、芯金上
、つまり上記内層３ｆ上へ元部で軸線ａに対し７０°に
なるよう、セットし、該クロステーププリプレグ４ａの
端面が密着するようにラセン状に捲回し、中実円錐体２
の先端で軸線ａに対し４５″〜５０°になるよう捲回し
、更に１回目の方向とは逆の角度−４５゜となるように
設定し、第６図に示したように元部に向って捲回角度−
７０°となるよう捲回し、更に第７図に示したように元
部より先端に向って上記捲回角度と同一角度で捲回し、
合計３回捲回してクロス層４を形成する工程、（１・）
、クロス層４の外周へ、図示しない二軸延伸ポリプロピ
レンテープ４０μ厚さ、巾１５訃攬を張力５岬、ピッチ
２１Ｉｌで捲回し、１３０℃で２時間加熱し、樹脂を硬
化させる工程、 （１）、芯金５と分離して得た積層管の両端を研削し、
ポリプロピレンテープを除去した後、表面を布パフで研
磨し、表面のポリプロピレンテープの捲着前を除去し、
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂を塗装する工程、 とからなり、以上の工程によって第８図に示した如く、
外層へクロス目６が菱状に現われ、良好な外観を有し、
先端径Ｄ′＝グ８．５ｆｉ、元径り＝φ１５．１龍、長
さＬ ＝ １１２０ ｒｎｒｎ、重量８４ｇ、フレック
ス１５０ｎ、撚り角度４．９゜、キックポイント３３０
ｊ？ｍのゴルフクラブシャフト１を得た。
製造方法を工程順に示すもので、この製造工程は、 げ）、軸線ａ方向に平行なグラスファイバーにエポキシ
樹脂を３３ ｗｔ％加え、プルトルージョン法により中
実円柱体を成型し、これを先端部２ａの直径ｄ＝ｇ７．
３ｍｍ、先端からの長さＡ’＝１００ｍｍの位置で直径
ｄ”−４７，３於寞、先端からの長さＪ’＝２８０ｉ３
１の位置で直径ｄ”＝ Ｉｚ７．Ｏｍｍ、先端からの長
さｌ！”＝４ＱＱｇｇの元部２ｂの直径ｄ”＝１７．Ｏ
ｍｍにセンターレス加工して中間部にテーパ部２ｅを有
する中実円錐体２を形成する工程、 沖）、中弾性炭素繊維（東し、トレヵＭ３０）にエポキ
シ樹脂を３３ｗｔチ含浸し、半乾燥させたプリプレグシ
ート（８０５２−１，７）を、先端部３ａの巾０朋、先
端からの長さｌ）＝１２０ｍｍの位置の巾Ｃ＝ｌ１４ｍ
ｍ、先端からの長さｂ″” ８４０ ａｍの元部３ｃの
巾Ｃ’＝１６６ｎのプリプレグシー）３ｄに裁断する工
程、Ｐｉ、先端部５ａの直径ｄ””−９６７，２ｍｍ、
元部５ｂの直径ｄ″”” −Ｊ５１２．５ｍ＋＊、有効
長さＬ’ ＝７２０ｍｍの芯金５へ離型剤、エポキシ樹
脂を塗布し、この先端部５ａへ上記中実円錐体２の元部
２ｂを突き合わせて同一軸上へ接着剤で接着し一体化さ
せると共に、中実円錐体２ヘエボキシ樹脂を塗布する工
程、 に）、上記プリプレグシー１−３ｄを第４図に示したよ
うに芯金５の全長と中実円錐体２の元部２ｂから１２Ｏ
ｎの位置にかけて貼り付け、６００汀の加圧下で捲回し
、先端外周にテーパ部３ｅを有する０°の内層３ｆを形
成する工程、札 高強度炭素繊維（東し トレヵＴ３０
０）５Ｋを３本４縦横同一密度で織成した織布にエポキ
シ樹脂を３３ ｗｔ％で含浸し、半乾燥してクロスプリ
プレグを得、これを１６ＷＩＮの巾にスリットし、クロ
ステーププリプレグ４ａを得る工程、（へ）、上記クロ
ステーププリプレグを、第５図に示したように、芯金上
、つまり上記内層３ｆ上へ元部で軸線ａに対し７０°に
なるよう、セットし、該クロステーププリプレグ４ａの
端面が密着するようにラセン状に捲回し、中実円錐体２
の先端で軸線ａに対し４５″〜５０°になるよう捲回し
、更に１回目の方向とは逆の角度−４５゜となるように
設定し、第６図に示したように元部に向って捲回角度−
７０°となるよう捲回し、更に第７図に示したように元
部より先端に向って上記捲回角度と同一角度で捲回し、
合計３回捲回してクロス層４を形成する工程、（１・）
、クロス層４の外周へ、図示しない二軸延伸ポリプロピ
レンテープ４０μ厚さ、巾１５訃攬を張力５岬、ピッチ
２１Ｉｌで捲回し、１３０℃で２時間加熱し、樹脂を硬
化させる工程、 （１）、芯金５と分離して得た積層管の両端を研削し、
ポリプロピレンテープを除去した後、表面を布パフで研
磨し、表面のポリプロピレンテープの捲着前を除去し、
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂を塗装する工程、 とからなり、以上の工程によって第８図に示した如く、
外層へクロス目６が菱状に現われ、良好な外観を有し、
先端径Ｄ′＝グ８．５ｆｉ、元径り＝φ１５．１龍、長
さＬ ＝ １１２０ ｒｎｒｎ、重量８４ｇ、フレック
ス１５０ｎ、撚り角度４．９゜、キックポイント３３０
ｊ？ｍのゴルフクラブシャフト１を得た。
本発明は、以上説明したように構成されているので、曲
げ剛性、曲げ強度に効果のある軸方向に平行な繊維を内
層としたことにより外部からの衝撃、損傷に強く、又バ
イブ状のものが座屈によって破壊し易い先端部を中実円
錐体２としたことによって格段に曲げ強度の向上を図る
ことができ、更に撚れ剛性を有効に発揮するよう軸線に
対し外層を、先端部で４５゜〜５０’、元部で６０’〜
７０’のクロス層としたことにより元部では薄肉で大き
な撚れ剛性を発揮し、更にσ層を内層とする為、重量増
加を軽減できると共に、中実円錐体２の長さ、弾性率を
任意に選択することによりキックポイントを任意に選べ
る等、ゴルフクラブシャフトに要求される特性を備え、
従来例よりも格段に優れた性能を有する効果がある。
げ剛性、曲げ強度に効果のある軸方向に平行な繊維を内
層としたことにより外部からの衝撃、損傷に強く、又バ
イブ状のものが座屈によって破壊し易い先端部を中実円
錐体２としたことによって格段に曲げ強度の向上を図る
ことができ、更に撚れ剛性を有効に発揮するよう軸線に
対し外層を、先端部で４５゜〜５０’、元部で６０’〜
７０’のクロス層としたことにより元部では薄肉で大き
な撚れ剛性を発揮し、更にσ層を内層とする為、重量増
加を軽減できると共に、中実円錐体２の長さ、弾性率を
任意に選択することによりキックポイントを任意に選べ
る等、ゴルフクラブシャフトに要求される特性を備え、
従来例よりも格段に優れた性能を有する効果がある。
そして、ゴルフクラブシャフトの製造方法としては、前
記した製造方法を採用することによって、先端部を中実
円錐体２とし、元部を中空体３、つまり０８層の内層と
し、外層をクロス層４とした先端部の耐衝撃性、強度の
向上を図れ、高撚れ剛性を得られるゴルフクラブシャフ
トを容易に製造することができる効果を奏する。
記した製造方法を採用することによって、先端部を中実
円錐体２とし、元部を中空体３、つまり０８層の内層と
し、外層をクロス層４とした先端部の耐衝撃性、強度の
向上を図れ、高撚れ剛性を得られるゴルフクラブシャフ
トを容易に製造することができる効果を奏する。
第１図は本発明に係るゴルフクラブシャフトの実施例を
示す縦断側面図、第２図ないし第７図は本発明に係るゴ
ルフクラブシャフトの製造工程を順番に夫々示す各側面
図、第８図は同ゴルフクラブシャフトの外観図である。 ２・・・中実円錐体 ３・・・中空体３ｂ・・・
テーパ部 ３ｄ・・・プリプレグシート４・・・クロ
ス層 ４ ａ・・・クロステーププリプレグ５・
・・芯 金
示す縦断側面図、第２図ないし第７図は本発明に係るゴ
ルフクラブシャフトの製造工程を順番に夫々示す各側面
図、第８図は同ゴルフクラブシャフトの外観図である。 ２・・・中実円錐体 ３・・・中空体３ｂ・・・
テーパ部 ３ｄ・・・プリプレグシート４・・・クロ
ス層 ４ ａ・・・クロステーププリプレグ５・
・・芯 金
Claims (2)
- （１）、軸方向に平行な高強度、高弾性繊維に熱硬化、
熱可塑性樹脂を含浸し、元部にて最小径を有するテーパ
状に形成した中実円錐体と、繊維が軸方向に平行で先端
部外周にテーパ部を有し、その先端部を上記中実円錐体
の元部と嵌合して同軸上へ一体化した中空体と、上記繊
維と同一繊維で、縦横同一密度、同一物性に織成し、上
記樹脂と同一樹脂を含浸してなるプリプレグを、上記中
実円錐体、中空体の外周へ、軸線に対し先端部で４５゜
〜５０゜、元部で６０゜〜７０゜になるようクロスして
捲着してなるクロス層とで構成されていることを特徴と
するゴルフクラブシャフト。 - （２）、軸方向に平行な高強度、高弾性繊維に熱硬化、
熱可塑性樹脂を含浸し、元部にて最小径を有するテーパ
状に形成した中実円錐体と、先端部にて最小径を有する
芯金を夫々の最小径部で突き合わせて同一軸上へ接着一
体化し、上記芯金及び中実円錐体に上記樹脂と同一樹脂
を塗布し、この外周へ、繊維が軸線と平行なプリプレグ
シートを中実円錐体へ所望長さかかるように捲回し、先
端部外周にテーパ部を有する内層を形成し、この内層及
び中実円錐体の外周へ上記樹脂と同一樹脂を塗布した後
、上記繊維と同一繊維を１種ないし数種混合して織成し
た縦横同一密度、同一物性を有する織布に上記樹脂と同
一樹脂を含浸してなるプリプレグを軸線に対して上記中
実円錐体の先端部で４５゜〜５０゜、芯金元部で６０゜
〜７０゜の角度に捲回可能な巾にスリットして得たクロ
ステーププリプレグをラセン状又は綾状に１ないし数回
捲回し、以下常法により加熱、硬化して一体とすること
を特徴とするゴルフクラブシャフトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63242159A JPH0288088A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | ゴルフクラブシャフト及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63242159A JPH0288088A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | ゴルフクラブシャフト及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0288088A true JPH0288088A (ja) | 1990-03-28 |
Family
ID=17085208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63242159A Pending JPH0288088A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | ゴルフクラブシャフト及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0288088A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02291879A (ja) * | 1989-05-01 | 1990-12-03 | Daiwa Golf Kk | ゴルフクラブ用シャフトの製造方法およびゴルフクラブ |
| WO1996011103A1 (en) * | 1994-10-06 | 1996-04-18 | Oakbray Investment Company Limited | Manufacture of elongate articles |
| JP2010136908A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ゴルフクラブ用シャフトの製造方法 |
| WO2016185889A1 (ja) * | 2015-05-18 | 2016-11-24 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブシャフト |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP63242159A patent/JPH0288088A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02291879A (ja) * | 1989-05-01 | 1990-12-03 | Daiwa Golf Kk | ゴルフクラブ用シャフトの製造方法およびゴルフクラブ |
| WO1996011103A1 (en) * | 1994-10-06 | 1996-04-18 | Oakbray Investment Company Limited | Manufacture of elongate articles |
| US6475580B1 (en) | 1994-10-06 | 2002-11-05 | Oakbray Investment Company Limited | Manufacture of elongate articles |
| JP2010136908A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ゴルフクラブ用シャフトの製造方法 |
| WO2016185889A1 (ja) * | 2015-05-18 | 2016-11-24 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブシャフト |
| US10252125B2 (en) | 2015-05-18 | 2019-04-09 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf club shaft |
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