JPS60943Y2 - 自動送水型消火栓 - Google Patents
自動送水型消火栓Info
- Publication number
- JPS60943Y2 JPS60943Y2 JP12054682U JP12054682U JPS60943Y2 JP S60943 Y2 JPS60943 Y2 JP S60943Y2 JP 12054682 U JP12054682 U JP 12054682U JP 12054682 U JP12054682 U JP 12054682U JP S60943 Y2 JPS60943 Y2 JP S60943Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- male threaded
- drum
- reel
- reel member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、消火栓に関、し、特に、ホ7スが巻き付けら
れたドラム中に弁装置を設けておき、かつこの弁装置が
ドラムの回転に連動して開放されるようにし、消火作業
時にホースが数メートル延出されただけで自動的に送水
が開始されるようにした自動送水型消火栓に関する。
れたドラム中に弁装置を設けておき、かつこの弁装置が
ドラムの回転に連動して開放されるようにし、消火作業
時にホースが数メートル延出されただけで自動的に送水
が開始されるようにした自動送水型消火栓に関する。
ビル等にあっては火災の発生に備えて消火栓の設置が義
務付けられている。
務付けられている。
従来の消火栓装置は、消火栓箱中に給水管の元栓が設け
られ、またノズル付のホースが断面を折り畳んで配備さ
れていた。
られ、またノズル付のホースが断面を折り畳んで配備さ
れていた。
そして、火災発生時には一人の者がノズルを持って火災
位置に急行し他の者がホースの延びきったのを見計らっ
て元栓を開き、送水を開始していた。
位置に急行し他の者がホースの延びきったのを見計らっ
て元栓を開き、送水を開始していた。
しかしながら、このような従来技術によれば、消火栓の
操作に複数の人員を必要とし、かつ送水作栗の開始に手
間がかかり、往々にして緊急時の初期消火に手間がかか
り不便なものであった。
操作に複数の人員を必要とし、かつ送水作栗の開始に手
間がかかり、往々にして緊急時の初期消火に手間がかか
り不便なものであった。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされ、新規な自動送
水型消火栓を提供するもので、その目的は、火災発生時
に一人で操作することができ、かつ、ホースを延出させ
ると自動的に送水が開始されく緊急の使用時に便利でし
かも元栓を不用とすることができるようにすることにあ
る。
水型消火栓を提供するもので、その目的は、火災発生時
に一人で操作することができ、かつ、ホースを延出させ
ると自動的に送水が開始されく緊急の使用時に便利でし
かも元栓を不用とすることができるようにすることにあ
る。
そしてこのために本考案は、ホースを巻き付けたドラム
と一体に回転されるリール部材中に弁装置を設け、かつ
この弁装置がホース引出時のり−ル部材の回転によって
開放されるようにし、これによってホースの送水を開始
するようにしたものである。
と一体に回転されるリール部材中に弁装置を設け、かつ
この弁装置がホース引出時のり−ル部材の回転によって
開放されるようにし、これによってホースの送水を開始
するようにしたものである。
以上図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案に係る自動送水着消火栓の一実施例を
示す縦断面説明図、第2図は、第1図の消火栓の動作説
明図であり、1は回転自在なドラムを示し、該ドラム1
には常開断面のホース2が巻き付けられている。
示す縦断面説明図、第2図は、第1図の消火栓の動作説
明図であり、1は回転自在なドラムを示し、該ドラム1
には常開断面のホース2が巻き付けられている。
ここに常開断面とは、ドラム1に巻き付けられて収納さ
れている時に断面形状が完全につふされてしまうのでは
なく、少なくとも通水が可能なように断面が開かれてい
ることをいう。
れている時に断面形状が完全につふされてしまうのでは
なく、少なくとも通水が可能なように断面が開かれてい
ることをいう。
すなわち本考案に用いられるホース2は、いつまでも通
水が可能なように断面形状が円又は楕円等となって開か
れている。
水が可能なように断面形状が円又は楕円等となって開か
れている。
ホース2が所定長、例えば30メ一トル程度巻き付けら
れているドラム1は、リール部材3と一体化されており
、このリール部材3の一端が受金具4によって回転自在
に枢支されており、この受金具4が支持枠5に取り付け
られている。
れているドラム1は、リール部材3と一体化されており
、このリール部材3の一端が受金具4によって回転自在
に枢支されており、この受金具4が支持枠5に取り付け
られている。
なお、本考案の消火栓は、図示を省略したが、平時には
消火栓箱中に収容されている。
消火栓箱中に収容されている。
リール部材3は、大略中空二柱状であり、製作上の都合
により、先端内空筒6、中央摺動体7及び後部螺合体8
の3分割とされており、組立時に中央摺動抹7を中心に
螺結される。
により、先端内空筒6、中央摺動体7及び後部螺合体8
の3分割とされており、組立時に中央摺動抹7を中心に
螺結される。
これらの3部品が結合されて戒るリール部材3は、前記
したようにドラム1と一体に回転するように受金具4に
よって枢支されている。
したようにドラム1と一体に回転するように受金具4に
よって枢支されている。
そして、受金具4に給水管9か結合され、先端内空筒6
の受水口10及び弁座口11を介して内空部12に送水
がなされるようになっている。
の受水口10及び弁座口11を介して内空部12に送水
がなされるようになっている。
またこの内空部12は、ホース2が結合されたホース連
結部材13が開口され、後述する第2図の状態にあって
は、給水管9−受水口1b−内空部12−ホース連結部
材13→ホース2というように送水がなされる。
結部材13が開口され、後述する第2図の状態にあって
は、給水管9−受水口1b−内空部12−ホース連結部
材13→ホース2というように送水がなされる。
リール部材3の中央摺動体7には、弁体14の中間部分
が水密的に嵌合摺動するようになっている。
が水密的に嵌合摺動するようになっている。
15はこの水密性を確保するパツキンである。
またリール部材3の後部螺合体8には、弁体14の後部
が嵌入可能であるとともに、雄ねじである螺合部16が
弁体:14と同軸状に形成されており、弁体jthの雄
ねじ部材17がここ1こ繰合Cて該弁体14の前進、後
退がなされるよう1こなっている。
が嵌入可能であるとともに、雄ねじである螺合部16が
弁体:14と同軸状に形成されており、弁体jthの雄
ねじ部材17がここ1こ繰合Cて該弁体14の前進、後
退がなされるよう1こなっている。
弁体14の先端の頭部18は、前記弁座口11に着座な
いし離間して該弁座口11を開閉するようになっており
、これにより、給水管9とホース2とが内空部12を介
して連通され、送水がなされる。
いし離間して該弁座口11を開閉するようになっており
、これにより、給水管9とホース2とが内空部12を介
して連通され、送水がなされる。
頭部1δに続いては大径のピストン部19が形成されて
おり、このピストン部19は、前記リール部材3の内周
と水密的に摺動する。
おり、このピストン部19は、前記リール部材3の内周
と水密的に摺動する。
20は、この水密性を確保するためのパツキンを示す。
本来弁体14には弁座口11を開閉するための頭部18
さえあれば送水、止水がなされ得るので機能的に問題は
ないのであるが、ここでピストン部19をわざわざ設け
た理由は、頭部18の略中央部分とこのピストン部19
の後方との間に細孔21を設けて、第1図の止水状態に
あってもピストン部19に背圧を生じさせ、これにより
弁体14の頭部18を弁座口11に密着させ、止水作用
を長期間確実にするためである。
さえあれば送水、止水がなされ得るので機能的に問題は
ないのであるが、ここでピストン部19をわざわざ設け
た理由は、頭部18の略中央部分とこのピストン部19
の後方との間に細孔21を設けて、第1図の止水状態に
あってもピストン部19に背圧を生じさせ、これにより
弁体14の頭部18を弁座口11に密着させ、止水作用
を長期間確実にするためである。
そもそも消火栓は、頻繁に機能するものではなく、・ま
たその必要がないことが好ましい訳であり、従って長期
間第1図の止水状態のままで放置されろ。
たその必要がないことが好ましい訳であり、従って長期
間第1図の止水状態のままで放置されろ。
であるから弁座口11を開閉する頭部18の外にピスト
ン部19を設け、かつ細孔21を介して常にピストン部
19に背圧が生じるようにし、頭部18が弁座口11を
確実、かつ安定的に閉止するようにしたのである。
ン部19を設け、かつ細孔21を介して常にピストン部
19に背圧が生じるようにし、頭部18が弁座口11を
確実、かつ安定的に閉止するようにしたのである。
勿論、後述するように送水を開始する場合にはリール部
材3がドラム1と一体に回転し、その螺合部16の機能
により弁体1・4を素速く後退させるので送水が迅速に
開始される。
材3がドラム1と一体に回転し、その螺合部16の機能
により弁体1・4を素速く後退させるので送水が迅速に
開始される。
弁体14の中間部分は、前記したようにリール部材3と
水密的に摺動し、後端には中心軸を一致させた状態で雄
ねじ部材17が結合固定されている。
水密的に摺動し、後端には中心軸を一致させた状態で雄
ねじ部材17が結合固定されている。
この雄ねじ部材17は、弁体14の後端から発しく リ
ール部材3の螺合部16と螺合した後、支持枠5を貫通
してクラッチ部材22に続いているンこの地ねじ部材1
7とリール部材3の螺合部16との螺合により、リール
部材3がドラム1と一体に回転された時、弁体14は、
リール部材3中を前進、後退して弁座口11を開閉させ
る。
ール部材3の螺合部16と螺合した後、支持枠5を貫通
してクラッチ部材22に続いているンこの地ねじ部材1
7とリール部材3の螺合部16との螺合により、リール
部材3がドラム1と一体に回転された時、弁体14は、
リール部材3中を前進、後退して弁座口11を開閉させ
る。
クラッチ部材22は、雄ねじ部材17の後端と係脱可能
に設けられており、リール部材3がドラム1と一体に回
転し始めた当初は雄ねじ部材17に係合して該雄ねじ部
材17及び弁体14の回転を明止しつつリール部材3の
螺合部16によって雄ねじ部材17と弁体14とを一体
に前進、後退させ、かつそれ以上同一方向にリール部材
3が回転され続けた時には雄ねじ部材17から離脱して
弁体14の回転を許すものである。
に設けられており、リール部材3がドラム1と一体に回
転し始めた当初は雄ねじ部材17に係合して該雄ねじ部
材17及び弁体14の回転を明止しつつリール部材3の
螺合部16によって雄ねじ部材17と弁体14とを一体
に前進、後退させ、かつそれ以上同一方向にリール部材
3が回転され続けた時には雄ねじ部材17から離脱して
弁体14の回転を許すものである。
すなわち、受金具4とは反対側の支持枠5には、弁体1
4の軸方向と平行なスライド溝23を有する一対のガイ
ド部材24が固定されており、このスライド溝23にク
ラッチ部材23のスライド体25が嵌合されている。
4の軸方向と平行なスライド溝23を有する一対のガイ
ド部材24が固定されており、このスライド溝23にク
ラッチ部材23のスライド体25が嵌合されている。
このスライド体25は、内部にポールストッパ26及び
付勢用のスプリング27を有し、このポールストッパ2
6が雄ねじ部材17の後端外周に穿たれた受入28(勿
論複数でもよい、。
付勢用のスプリング27を有し、このポールストッパ2
6が雄ねじ部材17の後端外周に穿たれた受入28(勿
論複数でもよい、。
)にスプリング27によって押し込められ、雄ねじ部材
17とクラッチ部材22とが一体化される。
17とクラッチ部材22とが一体化される。
そして、スプリング27によって付勢されたボールスト
ッパ26により雄ねじ部材17とクラッチ部材22とが
係合された場合には、リール部材3がドラム1と一体に
回転され始めても雄ねじ部材17及び弁体14はクラッ
チ部材が回転不能であるのて回転することかてきず、こ
の時螺合部16の作用により弁体14がクラッチ部材2
2と同一方向に各々リール部材3及びガイド部材24に
沿って前進、後退する。
ッパ26により雄ねじ部材17とクラッチ部材22とが
係合された場合には、リール部材3がドラム1と一体に
回転され始めても雄ねじ部材17及び弁体14はクラッ
チ部材が回転不能であるのて回転することかてきず、こ
の時螺合部16の作用により弁体14がクラッチ部材2
2と同一方向に各々リール部材3及びガイド部材24に
沿って前進、後退する。
このような弁体14の前進限界は、弁体14の頭部18
が弁座口11に当接して閉止する点であり、また後退限
界は、弁体14の後端(勿論、別途にストッパを設けて
もよい。
が弁座口11に当接して閉止する点であり、また後退限
界は、弁体14の後端(勿論、別途にストッパを設けて
もよい。
)がリール部材3に当接した点である。そして、これら
の前進限界及び後退限界を越えてなおリール部材3が同
一方向に回転され続けた場合には、弁体14及び雄ねじ
部材117もリール部材3等と一体に同一方向に回転さ
れ始める。
の前進限界及び後退限界を越えてなおリール部材3が同
一方向に回転され続けた場合には、弁体14及び雄ねじ
部材117もリール部材3等と一体に同一方向に回転さ
れ始める。
これは、ボールストッパ26がスプリング27の付勢力
にかかわらす雄ねじ部#17の受入26から外れてしま
い、結局両者が回転方向に関して離脱してしまうからで
ある。
にかかわらす雄ねじ部#17の受入26から外れてしま
い、結局両者が回転方向に関して離脱してしまうからで
ある。
次に、上記実施例の作用を説明する:と、本考案に係る
消火栓は、平時には第1図の状態で収納されており、こ
の時、給水管9からの水は、弁体14の頭部18の細孔
21を通つ七ビス:トン部19の背後の内空部12に充
満し、これにより弁体14に背圧を発生させて頭部18
を弁座口11に押し当て、止水状態を強固にしている。
消火栓は、平時には第1図の状態で収納されており、こ
の時、給水管9からの水は、弁体14の頭部18の細孔
21を通つ七ビス:トン部19の背後の内空部12に充
満し、これにより弁体14に背圧を発生させて頭部18
を弁座口11に押し当て、止水状態を強固にしている。
このような働きは、消火栓がめったに使用されないこと
から止水を確実にする上で非常に好ましいものである。
から止水を確実にする上で非常に好ましいものである。
さて、火災発生時にホース2の先端のノズル29を一人
の者が持って引き出すと、ドラム1と一体にリール部材
3が回転される。
の者が持って引き出すと、ドラム1と一体にリール部材
3が回転される。
この時、リール部材3の螺合部16にあっては、弁体1
4がクラッチ部材22によって回転を阻止されているの
で、リール部材3の回転により雄ねじ部材17が後退さ
れ、スライド溝23に沿ってスライド体25が後退する
と同時に弁体14が後退し弁座口11が開かれる。
4がクラッチ部材22によって回転を阻止されているの
で、リール部材3の回転により雄ねじ部材17が後退さ
れ、スライド溝23に沿ってスライド体25が後退する
と同時に弁体14が後退し弁座口11が開かれる。
この時、給水管9からの水は、受水図10→弁座ロ11
→内空部12→ホース連結部材13の内部というように
導かれ、ホース2のノズル29から火災に向けて噴出さ
れる。
→内空部12→ホース連結部材13の内部というように
導かれ、ホース2のノズル29から火災に向けて噴出さ
れる。
このような送水はホース2を2,3メートル引き出した
だけて開始される。
だけて開始される。
ホース2をそれ以上引き延ばしてドラム1が回転され続
けても、クラッチ部材22のポールストッパ26が雄ね
じ部材17から外れ、この結果、該雄ねじ部材17及び
弁体14もリール部材3及びドラム1と一緒に回転され
るようになり、送水状態が継続される。
けても、クラッチ部材22のポールストッパ26が雄ね
じ部材17から外れ、この結果、該雄ねじ部材17及び
弁体14もリール部材3及びドラム1と一緒に回転され
るようになり、送水状態が継続される。
このように本考案に係る消火栓は、−人の者がホース2
を延出させるだけで送水が開始されるため、非常に使い
勝手が良く、格別訓練された者でなくとも火災発生時に
迅速に対処でき、機能性にすぐれている。
を延出させるだけで送水が開始されるため、非常に使い
勝手が良く、格別訓練された者でなくとも火災発生時に
迅速に対処でき、機能性にすぐれている。
特に、火災発生時には人は動転し易く冷静さを欠く場合
が多いが、ホース2を引き出すだけでドラム1の回転に
連動して弁体14が作動され送水が開始されるので、迅
速に初期消火作業を行なうことができる。
が多いが、ホース2を引き出すだけでドラム1の回転に
連動して弁体14が作動され送水が開始されるので、迅
速に初期消火作業を行なうことができる。
使用後にはドラム1を逆転させてホース2を巻き取るが
、この時1′−は再びクラッチ部材22が雄ねじ部材1
7と係合して弁体14の回転を阻止するので、ドラム1
及びリール部材3の回転ととも1こ、弁体14及びスラ
イド体25が前進し、弁座口11が頭部18によって閉
止されて送水が停止される。
、この時1′−は再びクラッチ部材22が雄ねじ部材1
7と係合して弁体14の回転を阻止するので、ドラム1
及びリール部材3の回転ととも1こ、弁体14及びスラ
イド体25が前進し、弁座口11が頭部18によって閉
止されて送水が停止される。
なお、これ以降更にドラム1が回転され続けても、ボー
ルストッパ26が雄ねじ部材17から外れて、該雄ねじ
部材17及び弁体14がドラム1等と一体に回転される
ので、弁座口11の閉止状態は継続される。
ルストッパ26が雄ねじ部材17から外れて、該雄ねじ
部材17及び弁体14がドラム1等と一体に回転される
ので、弁座口11の閉止状態は継続される。
この場合の止水も、ドラム1を数回転するだけでなされ
ることは、特筆に値する。
ることは、特筆に値する。
なおまた、ドラム1が人力以外によって不意に回転する
ことのないように、ドラム1の回転を規制する摩擦部材
を適宜設けることとしてもよい。
ことのないように、ドラム1の回転を規制する摩擦部材
を適宜設けることとしてもよい。
以上述べたように、本考案に係る自動送水型消火栓によ
れば、ホースを巻き付けたドラムと一体に回転されるリ
ール部材中に弁装置を設け、この弁装置のピストン部が
常に背圧を受けると共に後方のクラッチ部材と係脱可能
に係合されてリール部材中を前進後退可能とし、ホース
引出時のり−ル部材の回転によって弁装置を開放するよ
うにしたことにより、火災発生時に一人で操作すること
ができ、緊急時の使用に便利であり、また弁体の閉止性
能が長期間良好で、かつ放水時の流水径路に抵抗が少な
い。
れば、ホースを巻き付けたドラムと一体に回転されるリ
ール部材中に弁装置を設け、この弁装置のピストン部が
常に背圧を受けると共に後方のクラッチ部材と係脱可能
に係合されてリール部材中を前進後退可能とし、ホース
引出時のり−ル部材の回転によって弁装置を開放するよ
うにしたことにより、火災発生時に一人で操作すること
ができ、緊急時の使用に便利であり、また弁体の閉止性
能が長期間良好で、かつ放水時の流水径路に抵抗が少な
い。
更に製作が全体寸法を小さくすることができるという効
果がある。
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る自動送水型消火栓の一実施例を
示す縦断面説明図、第2図は、第1図の消火栓の動作説
明図である。 1・・・・・・ドラム、2・・・・・・ホース、3・・
・・・刊−ル部材、4・・・・・・受金具、5・・・・
・・支持枠、6・・・・・・先端内空筒、7・・・・・
・中央摺動体、8・・・・・・後部螺合体、9・・・・
・・給水管、10・・・・・・受水口、11・・開弁座
口、12・・・・・・内空部、13・・・・・・ホース
連結部材、14・・・・・・弁体、16・・・・・・螺
合部、17・・・・・・雄ねじ部材、18・・・・・・
頭部、19・・・・・ゼストン部、21・・・・・・細
孔、22・・・・・・クラッチ部材、23・・・・・・
スライド溝、24・・・・・・ガイド部材、25・・・
・・・スライド体、26・・・・・・ボールストッパ、
27・曲・スプリング、28・・・・・・受入。
示す縦断面説明図、第2図は、第1図の消火栓の動作説
明図である。 1・・・・・・ドラム、2・・・・・・ホース、3・・
・・・刊−ル部材、4・・・・・・受金具、5・・・・
・・支持枠、6・・・・・・先端内空筒、7・・・・・
・中央摺動体、8・・・・・・後部螺合体、9・・・・
・・給水管、10・・・・・・受水口、11・・開弁座
口、12・・・・・・内空部、13・・・・・・ホース
連結部材、14・・・・・・弁体、16・・・・・・螺
合部、17・・・・・・雄ねじ部材、18・・・・・・
頭部、19・・・・・ゼストン部、21・・・・・・細
孔、22・・・・・・クラッチ部材、23・・・・・・
スライド溝、24・・・・・・ガイド部材、25・・・
・・・スライド体、26・・・・・・ボールストッパ、
27・曲・スプリング、28・・・・・・受入。
Claims (1)
- 常用断面のホースが所定長巻き付けられる回転自在なド
ラムと、該ドラムと一体に回転するように枢支され、先
端に給水管と連通する弁座口を有し、この弁座口に続<
咋空部にドラムと一体のホース連結部材が開口され、中
間部分には後記弁体が水密的に摺動し、後端に弁体の雄
ねじ部材と螺合する螺合部材を有するリール部材と、先
端の頭部が前記弁座口を開閉し、この頭部に続く大径の
ピストン部が前記リール部材の内周と水密的に摺動し、
かつ前記頭部の略中央部分とピストン部の後方とが細孔
によって連通され、中間部分が前記リール部材と水密的
に摺動し、後端に雄ねじ部材が結合されこの雄ねじ部材
と前記リール部材の螺合部との間の相対回転によりリー
ル部材中を前進、後退して弁座口の開閉を行なう弁体と
、前記雄ねじ部材の後端と係脱可能に設けられ、リール
部材がドラムと一体に回転し始めた当初は雄ねじ部材に
係合して該雄ねじ部材及び弁体の回転を阻止しつつ前記
隙合部によって雄ねじ部材と弁体とを一体に前進、後退
させ、それ以上同一方向にリール部材が回転され続けた
時には雄ねじ部材から離脱して弁体の回転を許すクラッ
チ部材とを有することを特徴とする自動導水型消火栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12054682U JPS60943Y2 (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 自動送水型消火栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12054682U JPS60943Y2 (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 自動送水型消火栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926659U JPS5926659U (ja) | 1984-02-18 |
JPS60943Y2 true JPS60943Y2 (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=30276239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12054682U Expired JPS60943Y2 (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 自動送水型消火栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60943Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP12054682U patent/JPS60943Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5926659U (ja) | 1984-02-18 |
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