JPS609425B2 - 低速超電導回転機 - Google Patents

低速超電導回転機

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Publication number
JPS609425B2
JPS609425B2 JP49122740A JP12274074A JPS609425B2 JP S609425 B2 JPS609425 B2 JP S609425B2 JP 49122740 A JP49122740 A JP 49122740A JP 12274074 A JP12274074 A JP 12274074A JP S609425 B2 JPS609425 B2 JP S609425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting
coil
rotating machine
torque
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP49122740A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5148106A (ja
Inventor
治之 藤野
和雄 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP49122740A priority Critical patent/JPS609425B2/ja
Publication of JPS5148106A publication Critical patent/JPS5148106A/ja
Publication of JPS609425B2 publication Critical patent/JPS609425B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低速回転の超電導回転機に関し、極低温部への
熱進入を極力軽減する一方トルク伝達を十分達成できる
構成を提供することを目的とする。
超電導回転機は大容量発電機としてあるし、は対日用低
速同期電動機として将来有望視されている。
発電機構造は種々提案されているが船用同期電動機に適
用しうる超電導回転機の提案は極めて少ない。本発明は
かかる舶用同期電動機に採用しうる超電導回転機を提供
するものであるが、かかる舶用電動機は機械寸法の小型
化、重量の軽減、効率の向上を図る必要がある。更に低
速舶用電動機は低速回転で多極のものを採用するのが常
識であり、この場合軸方向長に比べて径の大きい形状と
なる。さらに超電導コイルと室温の回転軸を結ぶ部材は
回転トルクの伝達に必要なそれ相当の強度を持たせる一
方、外部からの超電導コイルへの熱侵入を極力抑制する
構造を有することが必須の課題である。従来開発されて
いる超電導回転機の回転子構造は、極低温部である超電
コイルを収納する容器と、常温部である駆動軸および反
駆動軸との闇をトルクチューブを介して接続するもので
、このトルクチューブにより回転トルクの伝達を行なう
とともに常温部から極低温部への熱侵入を極力抑制する
ようにしている。以下に図を用いて従来技術とその問題
点を詳細に説明する。第9図に従来の回転子構造を示す
超電導コイル21とこれを冷却する冷媒である液体ヘリ
ウム22を内蔵するコイル容器23は、トルクチュ−ブ
24を介して回転真空容器25の両端部に取付けられる
。トルクチユーブ24の中間部にはコイル容器23への
侵入熱を減らすために熱交換器26が設けられ、この熱
交換器26には超電導コイル21を冷却した冷煤ガスが
流通される。超電導コイル21に電流を供給するための
電流リード27は熱交換器26のダクト内を通して反駆
動側軸端部28側に配線される。袷媒であるヘリウムの
流通径路は、反駆動側軸織部28から回転軸中心に沿っ
た配管の液体ヘリウム供給管26を通って反駆動側真空
室3川こ達し、ここで二つに分岐した後コイル容器23
に供給される。
そして、コイル容器23と超電導コイル21を冷却した
ヘリウムの一部は熱交配管入口側31により熱交換器2
6に導かれ、熱交換器26に設けられたらせん状ダクト
32を通って熱交配管出口側33から反駆動側軸端28
に戻される。なお、超電導回転子の駆動側にもトルクチ
ューブの熱交換器が設けられ、コイル容器23内のヘリ
ウムの一部がこの駆動側熱交換器にも導かれ、熱交戻り
配管34を通して反駆動側軸端部28に戻される。前記
従来の超電導回転子構造を低速回転の大蓬超電導回転子
に適用した場合、トルクチューブも大径となるので極低
温部と常温部とを連結する死空間部が過大となり回転子
の容積が全体として増大して大型となる問題がある。
さらにトルクチューブは、トルク伝達強度の許容範囲内
で可能な限り薄肉とするとしても、製造上の限度がある
のでトルクチューブからの伝導による侵入熱は増大する
。さらに鯛射による侵入熱は極低温部と相対する常温部
の面積が増大するに伴って増大し全体として浸入熱量が
過大となる問題がある。本発明はかかる課題を解決した
もので、以下に、本発明の一実施例を詳細に説明する。
第1図は超電導コイル1及び冷却系を真空密封する真空
容器5が回転する低速超電導回転機を示し、第2図はそ
の側面図、第3図は第1図B部拡大図、第4図は第3図
における熱交換部10aの断面図、第5図は第1図にお
けるC部拡大図、第6図はトルクロッド3部分における
軸10からの冷煤供給排出経路の説明図を示す。
第1図から第6図において、船舶の甲板上に設置された
固定フレーム13の外周に電機子コイル6を多数配置し
、多極回転機の固定子を形成する。この固定フレーム1
3の中心部に設けた軸受12により回転軸10を回転自
在に支持し、回転軸10の中空部8表面から極低温冷煤
供給パイプ3aとガス排出パイプ2aが第1図に実線で
示す如く、トルクロッド3部分を通して超電導界磁コイ
ル1の部分まで延びている。トルクロッド3は回転軸1
川こ固定され放射状に8等分されて外方に突出し、固定
フレーム13の電機子の内周部に近接して超電導界磁コ
イル1がトルクロッド先端を結ぶ円周上に配置される。
袷媒供給パイプ3aとガス排出パイプ2aとは第2図及
び第6図に示す如く互いに相隣るトルクロッド3部分よ
り極低温冷煤を供給し、超電導界磁コィルー部分を通過
した冷煤は相隣るトルクロッド3部分より排出される。
トルクロッド3の形状は第3図、第4図に示す如く、回
転方向に断面係数の大きなように配置した1形鋼で構成
され、その1の対向する側にリード4aを冷却する極低
温冷嬢供聯合パイプ3aと外部からのトルクロッドを介
する伝導熱を吸収する熱交換部11へコイル1部分を通
過した冷媒を供給するパイプlaとが配設され、熱交換
部11部分を通る間に気化した極低温冷媒ガスはパイプ
2aを介して回転軸10部分に導かれ、更にそこから軸
端部8より排出される。超電導コイル1部分から熱交換
部11部分までは熱しや蔽体4により第1図、第3図の
如くカバーこれ、更にその外側を真空に内部を密閉する
真空容器5が第1図の如く取囲む。この真空容器5は内
部への熱伝達をしや断する。第7図、第8図は本質的に
は前述のものと同様であるが、真空容器5′が回転せず
に電機子支持フレームを兼用にし前述のものより幾分簡
単な構成となっている。
即ち真空容器が車輪状に構成され、この外周に電機子コ
イル6が設けられ、この真空容器5′の内方に前述のも
のと同様に回転子を構成する。前述のように、本発明に
よれば、低速度超電導回転機に従来の超電導回転子の技
術を適用した場合の問題点則ち、回転子軸方向の長さが
長く死空間が増大して全体として大形になる問題、およ
びトルクチューブからの熱侵入量が大きい問題を解決し
て、全体として小形でかつ熱侵入量が小さい超電導回転
機を提供することができる。
さらに極低温冷煤供給パイプおよび電流供給用のりード
をトルク伝達用の腕に沿って設けたので、前記パイプお
よびリード用の特別のスペースを不要としてかつ機械強
度上も好ましい構成を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による超電導回転機を示し、第2図はそ
の側面図、第3図は第1図のB部拡大図第4図は第3図
における熱交換部の断面図、第5図は第1図におけるC
部拡大図、第6図はトルクロッド3部分の袷媒供給排出
経路の説明図、第7図、第8図は異なる実施例第9図は
従来技術における超電導回転機の回転子構造の説明図を
示す。 図において、1は超電導界磁コイル、3は腕、2は界磁
コイル容器、5,5′は真空容器、7′は磁気シールド
を示す。キー図 矛2図 オ3図 オイ図 矛S図 オ6図 う,7図 グ8図 氷タ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転軸から外方に放射状に延びる適数本の腕の自由
    端を円形に結ぶ部材に超電導界磁コイルを環状に配置し
    、このコイルへの給電ならびに極低温冷媒の給・排を前
    記回転子軸および腕を介して行うとともに、前記界磁コ
    イルおよび各腕を真空で取囲む真空容器を設け、その容
    器の外周に適当な間隙を置いて電機子コイルを配置した
    ことを特徴とする低速度超電導回転機。
JP49122740A 1974-10-24 1974-10-24 低速超電導回転機 Expired JPS609425B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP49122740A JPS609425B2 (ja) 1974-10-24 1974-10-24 低速超電導回転機

Applications Claiming Priority (1)

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JP49122740A JPS609425B2 (ja) 1974-10-24 1974-10-24 低速超電導回転機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5148106A JPS5148106A (ja) 1976-04-24
JPS609425B2 true JPS609425B2 (ja) 1985-03-09

Family

ID=14843407

Family Applications (1)

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JP49122740A Expired JPS609425B2 (ja) 1974-10-24 1974-10-24 低速超電導回転機

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JP (1) JPS609425B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62291198A (ja) * 1986-06-11 1987-12-17 松下精工株式会社 印刷配線基板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH031151U (ja) * 1989-05-25 1991-01-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH031151U (ja) * 1989-05-25 1991-01-08

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62291198A (ja) * 1986-06-11 1987-12-17 松下精工株式会社 印刷配線基板

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Publication number Publication date
JPS5148106A (ja) 1976-04-24

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