JPS609345A - エンジン用発電機の油冷装置 - Google Patents
エンジン用発電機の油冷装置Info
- Publication number
- JPS609345A JPS609345A JP58117896A JP11789683A JPS609345A JP S609345 A JPS609345 A JP S609345A JP 58117896 A JP58117896 A JP 58117896A JP 11789683 A JP11789683 A JP 11789683A JP S609345 A JPS609345 A JP S609345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- stator
- cooling
- rotor
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/19—Arrangements for cooling or ventilating for machines with closed casing and closed-circuit cooling using a liquid cooling medium, e.g. oil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クランクケースに固着された環状ステータと
、クランクケースに支承されてクランク軸より駆動され
るロータ軸と、このロータ軸に固着されてステータを囲
繞する筒状ロータとよりなるエンジン用発電機の油冷装
置に関する。
、クランクケースに支承されてクランク軸より駆動され
るロータ軸と、このロータ軸に固着されてステータを囲
繞する筒状ロータとよりなるエンジン用発電機の油冷装
置に関する。
従来、このような発電機の油冷装置として、ロータ軸に
穿設された油路を通してエンジンの潤滑油をステータの
内周面に供給し、この油によって発電機を冷却するよう
にしたものが知られているが、こうしたものでは、ステ
ータの内周面に供給された油が、ステータの端面を伝わ
ってロータに流れ、このロータの回転で霧状に飛散され
て劣化したり、またステータ及びロータの対向間隙に流
入して油中のスラッジが遠心力を受けてロータの内周面
に堆積したりする惧れがあり、また飛散した油がクラン
クケースのブリーザ通路へ流出しないようにするために
、ロータの付近にはプリーザ通路の開口部を配置するこ
とができない等、設計上の制約もあった。
穿設された油路を通してエンジンの潤滑油をステータの
内周面に供給し、この油によって発電機を冷却するよう
にしたものが知られているが、こうしたものでは、ステ
ータの内周面に供給された油が、ステータの端面を伝わ
ってロータに流れ、このロータの回転で霧状に飛散され
て劣化したり、またステータ及びロータの対向間隙に流
入して油中のスラッジが遠心力を受けてロータの内周面
に堆積したりする惧れがあり、また飛散した油がクラン
クケースのブリーザ通路へ流出しないようにするために
、ロータの付近にはプリーザ通路の開口部を配置するこ
とができない等、設計上の制約もあった。
本発明は、このような問題に鑑み提案されたもので、ス
テータの内周面に供給された油がロータに流れ込まない
ようにして、油の劣化及びスラッジの堆積等を防止する
ことができる前記発電機の油冷装置を提供することを目
的とする。
テータの内周面に供給された油がロータに流れ込まない
ようにして、油の劣化及びスラッジの堆積等を防止する
ことができる前記発電機の油冷装置を提供することを目
的とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、1は自動二輪車用エンジンのク
ランク軸2を支承するクランクケースで、ケース本体1
αと、このケース本体1aの端面に分離可能に接合され
たサイドカバー1bとより構成され、このサイドカバー
1b内に発電機3が収容されろ。
、先ず第1図において、1は自動二輪車用エンジンのク
ランク軸2を支承するクランクケースで、ケース本体1
αと、このケース本体1aの端面に分離可能に接合され
たサイドカバー1bとより構成され、このサイドカバー
1b内に発電機3が収容されろ。
発電機3は環状のステータ4、これを囲繞する筒状のロ
ータ5及びロータ軸6とよりなっており、ステータ4は
、サイドカバー175の内側面に一体に突設された位置
決めボス7に嵌合してボルト8により該カバー1hに固
着される。ロータ5は一端に駆動板5aを有し、この駆
動板5aがロータ軸6にスプライン結合9され、またロ
ータ軸6は一対のベアリング10 、10’を介してケ
ース本体1aに支承される。
ータ5及びロータ軸6とよりなっており、ステータ4は
、サイドカバー175の内側面に一体に突設された位置
決めボス7に嵌合してボルト8により該カバー1hに固
着される。ロータ5は一端に駆動板5aを有し、この駆
動板5aがロータ軸6にスプライン結合9され、またロ
ータ軸6は一対のベアリング10 、10’を介してケ
ース本体1aに支承される。
両ベアリング10 、10’間においてロータ軸6には
トルクダンパを内蔵した被動ギヤ11が取付ゆられ、こ
の被動ギヤ11は、クランク軸2の駆動ギヤ12と噛合
している。
トルクダンパを内蔵した被動ギヤ11が取付ゆられ、こ
の被動ギヤ11は、クランク軸2の駆動ギヤ12と噛合
している。
ステータ4には、位置決めボス7と反対側の端面に環状
の堰板13が前記ボルト8を利用して固着される。この
堰板13はステータ4の内周面より半径方向内方へ延出
し、そして前記サイドカバー1hの内側面と協働してス
テータ4の内周面が臨む環状の冷却油溜14を画成する
。この冷却油溜14に向って、ロータ軸6に穿設された
入口油路15が開口される。入口油路15にはエンジン
の運転中、その潤滑油の一部が冷却油としてロータ軸6
の一端より矢印のよう゛に供給される。
の堰板13が前記ボルト8を利用して固着される。この
堰板13はステータ4の内周面より半径方向内方へ延出
し、そして前記サイドカバー1hの内側面と協働してス
テータ4の内周面が臨む環状の冷却油溜14を画成する
。この冷却油溜14に向って、ロータ軸6に穿設された
入口油路15が開口される。入口油路15にはエンジン
の運転中、その潤滑油の一部が冷却油としてロータ軸6
の一端より矢印のよう゛に供給される。
冷却油溜14の底部をなす前記位置決めボス7の下端に
該冷却油溜14の出口16が切欠状に設けられ、またサ
イドカバー1bの内側面には、その出口16との近接部
分からサイドケース1bの底部に至る油溝17が設けら
れ、これら出口16及びン山溝17間を連通ずる受渡し
部材18がステータ4に隣接して位置決めボスIに装着
される。
該冷却油溜14の出口16が切欠状に設けられ、またサ
イドカバー1bの内側面には、その出口16との近接部
分からサイドケース1bの底部に至る油溝17が設けら
れ、これら出口16及びン山溝17間を連通ずる受渡し
部材18がステータ4に隣接して位置決めボスIに装着
される。
第2図に明示するように、受渡し部材18はゴムや合成
樹脂等より一体成形されたもので、切欠状出口160両
側壁に一対の側溝19.19を介して取付けられて出口
1′6と連通する縦樋18dと、この縦樋18αの下端
からサイドカバー1bの内側面に密着するように横方向
に延出して前記油溝17と連通ずる横樋18hとよりな
っている。
樹脂等より一体成形されたもので、切欠状出口160両
側壁に一対の側溝19.19を介して取付けられて出口
1′6と連通する縦樋18dと、この縦樋18αの下端
からサイドカバー1bの内側面に密着するように横方向
に延出して前記油溝17と連通ずる横樋18hとよりな
っている。
而して、出口16、受渡し部材18及び油溝17はステ
ータ4及びロータ5の端面を迂回し′て冷却油溜14を
サイドカバ−1h底部に連通ずる出口次にこの実施例の
作用を説明すると、エンジンの運転中、即ちクランク軸
20回転中には、その駆動ギヤ12が被動ギヤ11を駆
動し、ロータ軸6を介してロータ5を回転し、これによ
って従来普通のようにステータ4より発電される。
ータ4及びロータ5の端面を迂回し′て冷却油溜14を
サイドカバ−1h底部に連通ずる出口次にこの実施例の
作用を説明すると、エンジンの運転中、即ちクランク軸
20回転中には、その駆動ギヤ12が被動ギヤ11を駆
動し、ロータ軸6を介してロータ5を回転し、これによ
って従来普通のようにステータ4より発電される。
この運転中、エンジンの潤滑油の一部は第1図の矢印の
ように入口油路15を通して冷却油溜14に導入されス
テータ4の内周面の下部に直接接するため、発電に伴い
ステータ4に発生する熱を効果的に吸収する。こうして
ステータ4を冷却した油は、出口油路20、即ち、出口
16、縦樋18a、横樋18h及び油溝17を順次経て
サイドカバー1bの底部へ、更に図示しないオイルパン
へと流出してい(。
ように入口油路15を通して冷却油溜14に導入されス
テータ4の内周面の下部に直接接するため、発電に伴い
ステータ4に発生する熱を効果的に吸収する。こうして
ステータ4を冷却した油は、出口油路20、即ち、出口
16、縦樋18a、横樋18h及び油溝17を順次経て
サイドカバー1bの底部へ、更に図示しないオイルパン
へと流出してい(。
この間、冷却油溜14内で出口16と反対の方向に流れ
ようとする油は冷却油溜14の一端壁、即ち堰板13に
阻止されてステータ4外に流出することはな(、また、
出口油路20は少な(ともロータ5の端面を迂回してい
るので、該油路20を通過する油もロータ5に流れ込む
ことはない。
ようとする油は冷却油溜14の一端壁、即ち堰板13に
阻止されてステータ4外に流出することはな(、また、
出口油路20は少な(ともロータ5の端面を迂回してい
るので、該油路20を通過する油もロータ5に流れ込む
ことはない。
以上のように本発明によればステータの内周側にその内
周面が臨む冷却油溜を形成し、ロータ軸に穿設された入
口油路をその冷却油溜りに向って開口すると共に、少な
くともロータの端面を迂回する出口油路をその冷却油溜
に接続したので、冷却油溜に供給される油によってステ
ータを効果的に冷却することができる。しかもその油は
冷却油溜に保持されると共に出口油路に誘導されて、ロ
ータへの流れ込みを防止されるから、ロータの回転によ
り油が飛散されて劣下することも、また油中のスラッジ
が遠心力の作用でロータ内周面に堆積することも未然に
回避される。更に油の飛散がないことから発電機付近に
もクランクケースのブリーザ通路を開口することが可能
となり、設削−にの制約も軽減される。
周面が臨む冷却油溜を形成し、ロータ軸に穿設された入
口油路をその冷却油溜りに向って開口すると共に、少な
くともロータの端面を迂回する出口油路をその冷却油溜
に接続したので、冷却油溜に供給される油によってステ
ータを効果的に冷却することができる。しかもその油は
冷却油溜に保持されると共に出口油路に誘導されて、ロ
ータへの流れ込みを防止されるから、ロータの回転によ
り油が飛散されて劣下することも、また油中のスラッジ
が遠心力の作用でロータ内周面に堆積することも未然に
回避される。更に油の飛散がないことから発電機付近に
もクランクケースのブリーザ通路を開口することが可能
となり、設削−にの制約も軽減される。
第1図は本発明の一実施例に基づ(エンジン用発電機及
びその周辺部の縦断正面図、第2図は第1図における出
口油路の一部をなす受渡し部材の斜視図である。
びその周辺部の縦断正面図、第2図は第1図における出
口油路の一部をなす受渡し部材の斜視図である。
Claims (1)
- クランクケースに固着された環状ステータと、クランク
ケースに支承されてクランク軸より駆動されるロータ軸
と、このロータ軸に固着されてステータを囲繞する筒状
ロータとよりなるエンジン用発電機において、ステータ
の内周側にその内周面が臨む冷却油溜を形成し、ロータ
軸に穿設された入口油路をその冷却油溜りに向って開口
すると共に、少な(ともロータの端面を迂回する出口油
路をその冷却油溜に接続したことを特徴とする、エンジ
ン用発電機の油冷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58117896A JPS609345A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | エンジン用発電機の油冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58117896A JPS609345A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | エンジン用発電機の油冷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS609345A true JPS609345A (ja) | 1985-01-18 |
Family
ID=14722887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58117896A Pending JPS609345A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | エンジン用発電機の油冷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609345A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149172U (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-30 | ||
US5034638A (en) * | 1990-03-14 | 1991-07-23 | Westinghouse Electric Corp. | Generator auxiliary mode lubrication system and method |
JP2008248789A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジンの発電機冷却構造 |
CN107846097A (zh) * | 2016-09-20 | 2018-03-27 | 威鹏科技公司 | 一种冷却系统、一种车辆驱动系统和一种汽车 |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP58117896A patent/JPS609345A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149172U (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-30 | ||
US5034638A (en) * | 1990-03-14 | 1991-07-23 | Westinghouse Electric Corp. | Generator auxiliary mode lubrication system and method |
EP0447215A2 (en) * | 1990-03-14 | 1991-09-18 | Sundstrand Corporation | Generator auxiliary mode lubrication system and method |
JP2008248789A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジンの発電機冷却構造 |
CN107846097A (zh) * | 2016-09-20 | 2018-03-27 | 威鹏科技公司 | 一种冷却系统、一种车辆驱动系统和一种汽车 |
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