JPS609190B2

JPS609190B2 - 床下収納装置

Info

Publication number: JPS609190B2
Application number: JP5531679A
Authority: JP
Inventors: 博光中
Original assignee: NAKA GIJUTSU KENKYUSHO
Current assignee: NAKA GIJUTSU KENKYUSHO
Priority date: 1979-05-08
Filing date: 1979-05-08
Publication date: 1985-03-08
Also published as: JPS55148865A

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、例えば、家屋の床下空間を利用して野菜、
果物、穀類、飲料類あるいは燃料類等を収納する床下収
納装置に関するもので、床部を支持する床東を除去せず
に多くの収納能力が得られるようにしたことを特徴とす
るものである。

一般に、家屋の床部を支持する床東は、例えば、９０肌
ピッチ等のように、碁盤目状に設置されている。したが
って、床下に収納部を設ける場合、床東を除去して収納
部を形成するか、あるいは、床東間に収納部を形成する
方法が考えられる。しかしながら、前者の床東を除去す
る方法では収納スペースは大きくとれるが、床強度が減
少して床がたわんだり破損するという恐れがあり、また
、後者の床束間に収納部を形成する方法では収納スペー
スが小さく十分に物品を収納することができないなどの
不都合があった。この発明は上記事情に鑑みなされたも
ので、床東を除去することなく、可及的に収納スペース
を大きくとれるとともに、被収納用物品の収納及び出し
入れを一箇所から容易に行えるようにした床下収納装置
を提供しようとするものである。

以下にこの発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。第１図ないし第３図はこの発明の第一実施例を
示す平断面図、側断面図及び要部縦断面図で、図中「１
‘ま床村２とこの床材２を保持する大引き３とから成る
床部であって、適宜ピッチ−をおいて碁盤目状に配設さ
れる複数の床東４，４・…・・で支持され、その一部に
は関口５が設けられ、かつ、この閉口５にはそれ自体が
床部１の一部を構成する蓋体６が開閉可能に装着されて
いる。

そして、開□５付近の床東４の１本は支持軸７で代用さ
れている。すなわち、関口５付近の床東４の１本を除去
した後、この床束４が設置されていた基礎部８上に支持
軸７を槍設させるとともに、この支持軸７の上端を大引
き３に装着したブラケット９を介して固着して、この支
持鯛７により床部１を支持するようにしてある。支持軸
７の下部にはこの支持軸７の鞠心を中心として回転可能
な円筒状の回転体１０が鉄装されており、この回転体１
０１こはこの回転体翼８から放射状に突出する受け板滝
１がほぼ水平状に形成されて「その一部が閉口６の直下
に位置されている。

この場合、受け板翼川まし回転体亀鰭から放射状に突出
する複数（図面では４本を示す）の支持アーム１２，１
２…・・・上に教壇あるいは取り付けられて〜この受け
板亀１上に載遣される例えば大型ポリ容器等の被収納用
物品Ａの重量に十分耐え得るようになっている。また、
受け板翼亀の周辺に起立緑１１ａを設けることによって
物品Ａの転落を防止できるようになっている。なお「支
持アーム１２を回転体１８１こ取り付ける手段としては
「熔接あるいはねじ止め等の固着であってもよく、ある
いは「第４図に示すように「回転体亀蟹に係合部ＩＱａ
を設け、支持ア−ム１２には係合部ＩＱａと係合する係
合突起竃２ａを設けて〜両者の係脱作用によって支持ア
ーム１２を着脱可能にしてもよい。また、第５図に示す
ように、支持アーム１２の一端を回転体貴０から突出さ
れたブラケット１０ＭこピンＩＱｃをもって枢着して軸
方向に沿って折り畳み可能とすることもできる。一方、
受け板首１も「第１図に示すように、複数の受け板片１
８ｂ，１１ｃ？１１ｄ及び竃竃ｅで構成することによ
って組立及び運搬を容易にすることができる。なお〜支
持アーム１２を用いずに、第６図に示すような補強板１
３を受け板１１の裏面に張設させて受け板彰富の補強を
行うようにしてもよい。第７図及び第８図はこの発明の
第二実施例を示すもので、受け板１１の周辺を支持軸７
の上部から下方に向って突出する複数の吊特粁翼４，亀
４・…’・で支持させた場合である。

すなわち、第７図は支持軸）の上部に回転可能に薮装さ
れる回転ブラケット富５から下方に向って放射状に複数
の吊特村１４，１４……を突出させて「これら吊持村
１４の先端を受け板１１の周辺に連結して受け板１１の
補強を行うようにしたもので、このように形成すること
によって、物品Ａが受け板１亀の偏心位置に戦贋されて
受け板ｉｌが偏荷重を受けた場合でも受け板１１が変
形したり傾いたりすることを防ぐことができるのである
。また「第８図に示すように、吊持杵１４′を回転ブラ
ケット亀５からほぼ水平に突出する水平部１４ａと、こ
の水平部１４ａの先端から下方に折曲する垂直部１４も
とで構成することもでき、このように形成することによ
って水平部１４ａを受け板軍亀の回転用ハンドルの代用
とすることができるのである。上記のように構成される
この発明の床下収納装鷹は、床部川こ設けた関口５付近
の床東４の１本を支持軸７で代用」この枝持軸７に対し
て回転可能な回転体１０を介してこの支持軸７の周囲に
受け板亀１を形成するとともに、受け板１１の一部を閉
口５の直下に位置せしめて成るもので〜回転体１０と共
に回動する受け板１１上に、開□５を介して被収納用物
品Ａの収納及び出し入れを可能としたものである。した
がって、この発明によれば、床東の代用として支持軸を
使用したので、実際には床束によって床部を支持したの
と同じ状態となり「しかも、支持軸から隣接する床東
に接触しない範囲内で可及的に受け板を突出してあるの
で、収納スペースを大きくとることができる。

また「この発明によればト閉口における収納範囲と同心
上の部分に物品を収納することができるので「狭いスペ
ース内に多くの物品を収納することができ「かつ、その
出し入れは一箇所で行うことができる上「床部には出し
入れ用の閉口のみを設ける面積があれば十分であるので
、床下空間を有効に利用することができ「その上、受け
板を支持軸に薮袋される回転体に支持されて突設したの
で、床下の地面に凹凸があっても回転はスムーズとなり
、設置時に床下の地面をならす等の工事を要せず、その
利用価値は顕著である。

【図面の簡単な説明】

添付図面中、第１図ないし第３図はこの発明の第一実施
例を示すもので、第１図は平断面図、第２図は側断面図
、第３図は第２図の要部縦断面図、第４図はこの発明に
おける回転体と支持アームの取り付け状態の一例を示す
縦断面図、第５図は支持アームを折り畳み可能とした場
合の側面図、第６図は支持アームにかえて補強板を用い
た場合の平面図、第７図及び第８図はこの発明の第二実
施例を示すもので、それぞれ吊持杵によって受け板の周
辺を支持する別の形態を示す側断面図である。亀・…・・床部、２・・・…床材、３……大弓ｌき、４
……床東、５……開□「６・・・…蓋体、７・・・・
・・支持軸、８…・・・基礎部「９…・・・ブラケッ
ト、１０…・・・回転体、１０ａ・・・・・・係合部、
１１・・・・・・受け板、１１ａ…・・・起立縁、１１
ｂ，１１ｃ，１１ｄ，１１ｅ・・・・・・受け板片、１
２・・・・・・支持アーム、１２ａ・・・・・・係合突
起、１３・・・…補強板、１４，１４′・…・・吊特粁
、１４ａ・・…・水平部、１４ｂ・・・・・・垂直部、
１５．・・・・・回転ブラケット。豹１図豹２図 ※３図簾４図簾５図 ※６図節７図簾８図

Claims

【特許請求の範囲】

１床部に設けた開口と連通する床下空間内における開
口付近の床束を支持すべく設置された基礎部上に植設さ
れ、その上端を大引きに装着したブラケツトを介して該
大引きに固着して支持される円柱状の支持軸と、この
支持軸の下端部に、該支持軸に対して回転可能に嵌装さ
れる回転体と、この回転体に支持されて、該回転体か
ら水平放射状に突設され、一部が前記開口の直下に位置
する受け板とを有してなる床下収納装置。