JPS6091371A - 現像剤補給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は電子写真装置において、粉体の現像剤を現像
装置に補給する現像剤補給装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

複写機等電子写真装置において、現像装置に現像剤であ
るトナーを補給するものとして従来第１図に示すような
ものが用いられている。

この装置は補給ローラ（１０ａ）が設けられる現像剤補
給部（１０）の開口（１０ｂ）から、現像装置（図示せ
ず）に、順次筐体（１１）内のトナー（１２）を補給す
るものである。そして複写が行なわれる間に筐体（１１
）内のトナー（１２）が減少された場合は、カバー（１
３）を開け、トナーボトル（１４）内の１−ナニを筐体
（１１）上方から注入し、トナ、−の補給を行なうもの
である。

しかしながらこの装置では、筐体（１１）上面が全て開
放された状態のままトナーボトル（１４）から筐体（１
１）内にトナー（１２）が注入される事から、注入時筐
体（１１）内で煙状に舞い上がったトナーが筐体（１１
）上面より飛散され、周囲を汚損すると共に人体への悪
影響も生じるという欠点を有している。

そしてこのトナーの舞い上がりは、注意して静かにトナ
ーを筐体（１１）内に注入するようにしても、減少はさ
れるものの防止する事が出来ない。又特にトナーボトル
（１４）内でトナーの自重により凝集されたトナーがそ
のまま筐体（１１）内に落下されたりするとトナーの舞
い上がりが更に激しくなる。

このため、トナーボトル（１４）内でのトナーの凝集を
無くすようトナーボトル（１４）を振ってから、トナー
を筐体（１１）内に注入しようとすると逆にトナーの沈
動性が良すぎて多量のトナーが一時に筐体（１１）に流
れ込み、１〜ナーの舞い上がりが激しくなるというよう
に、いづれにしても筐体（１１）周囲へのトナー飛散を
生じてしまう。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情にもとづいてなされたもので、筐体
への現像剤注入時に舞い上がる現像剤の、筐体周囲への
飛散を防止し、装置の汚損及び人体への悪影響を防止す
る一方、筐体内にあっては現像剤を迅速かつ均一に注入
する事が出来る現像剤補給装置を提供することを目的と
する。

〔発明の概要〕

この発明は上記目的を達成するため密閉状の筐体の一部
に現像剤の注入口を設け、この注入口にトナーボトルの
口を挿入し、現像剤の注入を行なう事により現像剤の筐
体周囲への飛散を防止し、更には注入口を可動にする事
により１〜ナーの迅速かつ均一な注入を行なうものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例を第２図ないし第５図を参照し
ながら説明する。現像剤補給部（図示せず）を介し現像
装置（図示せず）に現像剤（１６）を補給する現像剤補
給装置（１７）の筐体（１８）主面にはその長手方向に
ファスナー（２０ａ）を有する内蓋（２０）が支持体（
２０ｂ）上に張設されている。そして内蓋（２０）上に
は注入口（２１ａ）を有する移動板（２１）が往復動可
能に重合しており、この移動板（２１）両側に取付けら
れる開閉具（２２ａ）　（２２ｂ）によりファスナー（
２０ａ）は開閉され、移動板（２１）下方にあってはフ
ァスナー（２０ａ）は注入口（２１ａ）を挟持するよう
に開放されている。又注入口（２１ａ）は現像剤（１６
）の容器（２３）の容器口部（２３ａ）と嵌合するよう
に形成されている。尚（１８ａ）は筐体（１８）の外蓋
である。

しかして複写工程が行なわれ、現像剤補給装置（１７）
内の現像剤（１６）が減少され、図示しない残量検出器
等によりその旨がコントロールパネル（図示せず）上に
表示されると、オペレータは、先ず現像剤補給装置（１
７）を含む現像ユニット（図示せず）を本体（図示せず
）より取り出し、筐体（１８）の外蓋（１８ａ）を開け
る。次いで容器口部（２３ａ）を注入口（２１ａ）に挿
通し、容器（２３）を持って移動板（２１）を第５図点
線で示すように筐体（１８）の長手方向の一端から他端
へ往復動させながら、筐体（１８）内に現像剤（１６）
を注入する。そして注入終了後外蓋（１８ａ）を閉じて
現像ユニット（図示せず）を本体にセットする。

このように構成すれば現像剤（１６）注入時筐体（１８
）内で現像剤（１６）が激しく舞い上がったとしても、
筐体（１８）上面が密閉されており、筐体（１８）周囲
に現像剤（１６）が飛散され、周囲を汚損したり、人体
に悪影響を与えるという事が無く、更には現像剤（１６
）注入時、移動板（２１）の往復動により、現像剤（１
６）を筐体（１８）長手方向に均一に注入する事が出来
る。

尚この発明は上記実施例に限定されず種々設計変更可能
であり１例えば内蓋の形状や取付は位置等任意であり、
実施例において注入口に蓋を設は開閉自在となるように
しておけば、筐体の外蓋（１８ａ）が不要となるし、更
には第６図に示す他の変形例のように、筐体（２６）上
面の内蓋（２７）に固定の注入口（２７ａ）を形成し、
ここに容器（２８）の口部（２８ａ）を挿入して筐体（
２６）中央から一時に現像剤（３０）を注入するように
しても良い。このようにしても現像剤自身に流動性を持
たせておけば、現像剤（３０）は筐体（２６）内でかな
り均一化される。更にほこの変形例においても、注入口
（２７ａ）に蓋を取り付ける等して開閉可能にしておけ
ば、外蓋（２６ａ）が不要となる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、現像剤注入時筐
体上面を開放する事無く、筐体の一部に形成される注入
口に現像剤容器の口部を挿入して、現像剤の注入を行な
えるので、筐体は密閉状態にされ、現像剤が筐体内で激
しく舞い上がったとしても、筐体周囲に現像剤が飛散さ
れる事が無く、周囲の汚損及び人体への悪影響が防止さ
れる。更に実施例に示すように注入口を可動にしておけ
ば、筐体の長手方向にわたり、現像剤をほぼ均一に注入
する事が串来、筐体内の現像剤が無くなった旨を検知す
る残量検出器等の精度も向上される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の装置を示しくイ）はそのトナー注入前を
示す断面図、（ロ）はそのトナー注入時を示す断面図、
第２図ないし第５図はこの発明の一実施例を示し、第２
図はその一部省略斜視図、第３図はその上面図、第４図
（イ）はその一部省略断面図、第４図（ロ）はその現像
剤注入時を示す一部省略断面図、第５図はその現像剤注
入時を示す一部省略斜視図、第６図はこの発明の他の変
形例を示しくイ）はその一部省略斜視図、（ロ）はその
現像剤注入時を示す一部省略断面図である。 １６・・現像剤、１７・・・現像剤補給装置、１８・・
・筐体、２０・・・内蓋、２０ａ　ファスナー、２１・
・・移動板、２１ａ・・注入口、２２ａ、　２２ｂ・・
・開閉具、２３・・容器、２３ａ・・・容器口部。 代理人　弁理士　井　」ニ　−　男 第　１　図 第　２　図 第　３　図 第　４　図 Ｚ３（１ 第　５　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　補給用の現像剤を収納し、現像装置への現像剤補
   給部を有する密閉状の筐体と、この筐体内に注入される
   現像剤を収納した容器の口部と嵌合するよう前記筐体の
   一部に設けられる注入口とを具備し、前記注入口に前記
   容器口部を挿通して前記筐体内に現像剤を注入するよう
   にした事を特徴とする現像剤補給装置。 ２、　注入口が筐体長手方向に可動である事を特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の現像剤補給装置。 ３、　筐体の長手方向にファスナーが取着され、注入口
   が前記ファスナーに挟持されるよう設けられ往復動する
   事を特徴とする特許請求の範囲第２項記載の現像剤補給
   装置。