JPS6090821A - 立方形炭酸カルシウムの製造方法 - Google Patents
立方形炭酸カルシウムの製造方法Info
- Publication number
- JPS6090821A JPS6090821A JP19946683A JP19946683A JPS6090821A JP S6090821 A JPS6090821 A JP S6090821A JP 19946683 A JP19946683 A JP 19946683A JP 19946683 A JP19946683 A JP 19946683A JP S6090821 A JPS6090821 A JP S6090821A
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- JP
- Japan
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- manufacturing
- carbonation
- suspension
- phosphoric acid
- acid
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F11/00—Compounds of calcium, strontium, or barium
- C01F11/18—Carbonates
- C01F11/182—Preparation of calcium carbonate by carbonation of aqueous solutions and characterised by an additive other than CaCO3-seeds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
・ 本発明は1.立方形炭酸カルシウムの製造方法に関
するものである。
するものである。
沈降性炭酸カルシウムの製造方法としては、現在工業的
には、水酸化カルシウム水懸濁液に、二酸化炭素含有気
体を導杏して炭酸化を行なうガス化合法がある。9の製
造方法で製造される炭酸カルシウムは、平均粒子$0.
1J1m未満の極微細立方形炭酸カルシウムあるいは、
平均粒子径+pm以上の紡鐘形又は針状形炭酸カルシウ
ムである、しかし、平均粒子径o、 + p m以上の
立方形炭酸カルシウム、特に平均粒子径171111以
上の立方形炭酸カルシウムをガス化合法で製造するのは
、困難とされていた。
には、水酸化カルシウム水懸濁液に、二酸化炭素含有気
体を導杏して炭酸化を行なうガス化合法がある。9の製
造方法で製造される炭酸カルシウムは、平均粒子$0.
1J1m未満の極微細立方形炭酸カルシウムあるいは、
平均粒子径+pm以上の紡鐘形又は針状形炭酸カルシウ
ムである、しかし、平均粒子径o、 + p m以上の
立方形炭酸カルシウム、特に平均粒子径171111以
上の立方形炭酸カルシウムをガス化合法で製造するのは
、困難とされていた。
本発明者は、鋭意研究の結果、水酸化カルシウム水懸濁
液に二酸化炭素含有気体を導入し、炭酸化を行ない、粘
犠な膠状乳濁液になった時点で添加剤としで、縮合リン
酸あるいはその金属塩の水溶液を添加し、炭酸化を引き
続き行なうことにより、平均粒子径0.’5)11+1
以上の立方形炭酸カルシウムあ一製造方法を、見い出し
本発明に到達した本発明の詳細な説明を行なうと、濃度
1〜頭重量%、好ましくは3〜10重量%の水酸化カル
シウム水懸濁液に、二酸化炭素を不活性気体あるいは空
気で希釈した二酸化炭素含有気体の濃度10〜お容量%
、好ましくは20〜30容量%を、炭酸化速度lo〜3
5III。
液に二酸化炭素含有気体を導入し、炭酸化を行ない、粘
犠な膠状乳濁液になった時点で添加剤としで、縮合リン
酸あるいはその金属塩の水溶液を添加し、炭酸化を引き
続き行なうことにより、平均粒子径0.’5)11+1
以上の立方形炭酸カルシウムあ一製造方法を、見い出し
本発明に到達した本発明の詳細な説明を行なうと、濃度
1〜頭重量%、好ましくは3〜10重量%の水酸化カル
シウム水懸濁液に、二酸化炭素を不活性気体あるいは空
気で希釈した二酸化炭素含有気体の濃度10〜お容量%
、好ましくは20〜30容量%を、炭酸化速度lo〜3
5III。
1 / I!1’ a m i n f Ill Ol
:水酸化カルシウムのモル数、Ill3:水懸濁液量
の1立方メートル、Iff ’ 1”n :時間c分>
3.好ましくは+5〜25m o 、1 /rn −m
1 nで導入し、水懸濁液が粘猥夕醪状乳、濁液にな
った4点1、すなわち炭酸化率20〜40% 好ましくは25〜35%になった時点で、縮合リン酸あ
るいはその金属塩を、水酸化カルシウムに対してO,I
〜1.oii量%、好ましくは1〜5重量%の水溶液を
添加し、炭酸化を引き続き行ない、水懸濁液のPH7〜
9で二酸化炭素含有気体の導入を停止し、平均粒子径0
.5 p rn以上の立方形炭酸カルシウムを得る0、 この時、炭酸化速度10 tn o l /’m’ @
m i n以下に讐ると、生成する炭酸カルシウムは
、平均粒子径0.5pff1以上の立方形炭酸カルシウ
ムにならず、IJJm以上の紡鐘形炭酸カルシウムとな
る。又、縮合リン酸あるいはその金属塩の゛添加時期が
、炭酸化率頭〜40%より早すぎたり、あるいは遅すぎ
たり、あるいは炭酸化を行なう前に添加すると、生成す
る炭酸カルシウムは、平均粒子径0.5J1ff1以上
の立方形炭酸カルシウムとはならず、平均粒子径0.1
〜1.0FI11の連鎖状炭酸カルシウムとなる。
:水酸化カルシウムのモル数、Ill3:水懸濁液量
の1立方メートル、Iff ’ 1”n :時間c分>
3.好ましくは+5〜25m o 、1 /rn −m
1 nで導入し、水懸濁液が粘猥夕醪状乳、濁液にな
った4点1、すなわち炭酸化率20〜40% 好ましくは25〜35%になった時点で、縮合リン酸あ
るいはその金属塩を、水酸化カルシウムに対してO,I
〜1.oii量%、好ましくは1〜5重量%の水溶液を
添加し、炭酸化を引き続き行ない、水懸濁液のPH7〜
9で二酸化炭素含有気体の導入を停止し、平均粒子径0
.5 p rn以上の立方形炭酸カルシウムを得る0、 この時、炭酸化速度10 tn o l /’m’ @
m i n以下に讐ると、生成する炭酸カルシウムは
、平均粒子径0.5pff1以上の立方形炭酸カルシウ
ムにならず、IJJm以上の紡鐘形炭酸カルシウムとな
る。又、縮合リン酸あるいはその金属塩の゛添加時期が
、炭酸化率頭〜40%より早すぎたり、あるいは遅すぎ
たり、あるいは炭酸化を行なう前に添加すると、生成す
る炭酸カルシウムは、平均粒子径0.5J1ff1以上
の立方形炭酸カルシウムとはならず、平均粒子径0.1
〜1.0FI11の連鎖状炭酸カルシウムとなる。
縮合リン酸あるいはその金属塩の代わりに、リン酸ある
いはリン酸−水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム
、リン酸ナトリウム、等のアルカリ金属塩、あるいは、
リン酸カルシウム、リン酸二カルシウム等のアルカリ土
類金属塩を用いると、生成する炭酸カルシウムは、平均
粒子径0.5 p 111以上の立方形炭酸カシラムと
はならず、平均粒子径o、 + p m未満の極微細立
方形炭酸カルシウムとなる。
いはリン酸−水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム
、リン酸ナトリウム、等のアルカリ金属塩、あるいは、
リン酸カルシウム、リン酸二カルシウム等のアルカリ土
類金属塩を用いると、生成する炭酸カルシウムは、平均
粒子径0.5 p 111以上の立方形炭酸カシラムと
はならず、平均粒子径o、 + p m未満の極微細立
方形炭酸カルシウムとなる。
縮合リン酸あるいはその金属塩を添加する際、固体で添
加すると、水懸濁液中での溶解に時間がかかり、添加時
期が遅くなった事と同じ結果になり、本発明の目的は遅
せられない、添加物の濃度が低すぎると、水懸濁液の濃
度が個下し、反応条件の変化が大きくなQす°ぎるので
好ましくない、濃度が高すぎると、反応は不均一に起こ
り、生成粒子径の不均一性の原因となり好ましくない、
最適な濃度は、10〜田重量%である炭酸化を始める液
温は、0〜30 ’ Oで好ましくは10〜206Cで
ある。30’0を越えると生成する炭酸カルシウムは、
平均粒子径0.5μm以上の立方形炭酸カルシウムとは
ならず、平均粒子径Hpm以上の紡鍾形炭酸カルシウム
となる。
加すると、水懸濁液中での溶解に時間がかかり、添加時
期が遅くなった事と同じ結果になり、本発明の目的は遅
せられない、添加物の濃度が低すぎると、水懸濁液の濃
度が個下し、反応条件の変化が大きくなQす°ぎるので
好ましくない、濃度が高すぎると、反応は不均一に起こ
り、生成粒子径の不均一性の原因となり好ましくない、
最適な濃度は、10〜田重量%である炭酸化を始める液
温は、0〜30 ’ Oで好ましくは10〜206Cで
ある。30’0を越えると生成する炭酸カルシウムは、
平均粒子径0.5μm以上の立方形炭酸カルシウムとは
ならず、平均粒子径Hpm以上の紡鍾形炭酸カルシウム
となる。
本発明で得られた平均粒子径0.5μm以上の立方形炭
酸カルシウムは、分散性の良いもので、ゴム、プラスチ
ック等に均一な分散性を示す。
酸カルシウムは、分散性の良いもので、ゴム、プラスチ
ック等に均一な分散性を示す。
以下本発明の特徴とするところを一層明確ならしめる為
に実施例と比較例を示す。
に実施例と比較例を示す。
実施例1
500gの水酸化カルシウムを含む水懸濁液+oL、液
温20°Cに、空気で希釈したb容量%の二酸化炭素含
有気体を5oj77m 1nで導入し、炭酸化率(9)
%になった時に、ヘキサメタリン酸ナトリウム10gを
含む水溶液+’o o m j7を添加し、その後も同
じ条件で炭酸化を行ないPH8で二酸化炭素含有気体の
導入を停止し、通常の方法で脱水、乾燥、粉砕して平均
粒子径+、o)1mの立方形炭酸カルシウム650gを
得た。
温20°Cに、空気で希釈したb容量%の二酸化炭素含
有気体を5oj77m 1nで導入し、炭酸化率(9)
%になった時に、ヘキサメタリン酸ナトリウム10gを
含む水溶液+’o o m j7を添加し、その後も同
じ条件で炭酸化を行ないPH8で二酸化炭素含有気体の
導入を停止し、通常の方法で脱水、乾燥、粉砕して平均
粒子径+、o)1mの立方形炭酸カルシウム650gを
得た。
比較例1
実施例1と同じ条件で、添加剤であるヘキサメタリン酸
ナトリウム水溶液の添加時期を炭酸化率0%の時に添加
すると平均粒子径0.2pmの連鎖状炭酸カルシウム6
50gを得た。
ナトリウム水溶液の添加時期を炭酸化率0%の時に添加
すると平均粒子径0.2pmの連鎖状炭酸カルシウム6
50gを得た。
比較例2
比較例1と同じで、添加剤を炭酸化率10%の時イこ添
加すると平均粒子径0.2)Amの連鎖状炭酸カルシウ
ム650gを得た。
加すると平均粒子径0.2)Amの連鎖状炭酸カルシウ
ム650gを得た。
比較例3
比較例1と而じで、添加剤を炭酸化率50%の時に添加
すると平均粒子径0.3 p ’Inの連鎖状炭酸カル
シウム650gを得た。
すると平均粒子径0.3 p ’Inの連鎖状炭酸カル
シウム650gを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l水酸化カルシウム水懸濁液に、二酸化炭素含有気体を
導入し、粘稠な膠状乳濁液になった時点で、縮合リン酸
あるいはその金属塩を添加し、炭酸化を完結させで得ら
れる平均粒子径0.1μm以上の立方形炭酸カルシウム
の製造方法。 2水酸化カルシウム丞懸濁夜の濃度を、1〜20重量%
とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3特許請求の範囲第2項の水酸化カルシウム水懸濁液の
液温を、0〜30″σと′する特許請求の範囲第1項記
載の製造方法。 4二酸化炭素含有気体の濃度を、二酸化炭素に不活性気
体や空気で10〜35容量%に希釈して用いる特許請求
の範囲第1項記載の製造方法。 5特許請求の範囲第4項の二酸化炭素含有気体を炭酸化
速度10〜35’m O1/ m’・min′gLLI
lO1:水酸化カルシウムのモル数、m3:水懸濁液の
液量の1立方メートル、m1n :時間(分>)になる
ように導入する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 6縮合リン酸あるいはその金属塩としては、ヘキサメク
リン酸、ビロリン酸、トリポリリン酸、ポリリン酸、ウ
ルトラリン酸で、その金属塩としでは、ナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属塩である特許請求の範囲第1項
記載の製造方法。 7特許請求の範囲第6項の縮合リン酸あるいはその金属
塩の添加量としては、水酸化カルシウム重量に対しで、
011〜10重量%とする特許請求の範囲第1項記載の
製造方法8特許請求の範囲第6項の縮合リン酸あるいは
その金属塩の添加量を、1〜50重量の水溶液をする特
許請求の範囲第1項記載の製造方法。 9特許請求の範囲第、6項の縮合リン酸あるいはその金
属塩の添加時期番、炭酸化率頭〜・菊% とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 10特許請求の範囲第4項の二酸化炭素含有気体の導入
をPH’7〜9で停止する特許請求の範囲第1項記載の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19946683A JPS6090821A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 立方形炭酸カルシウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19946683A JPS6090821A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 立方形炭酸カルシウムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090821A true JPS6090821A (ja) | 1985-05-22 |
Family
ID=16408268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19946683A Pending JPS6090821A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 立方形炭酸カルシウムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6090821A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401986B1 (ko) * | 1998-12-10 | 2003-12-18 | 주식회사 포스코 | 스테인레스강 정련공정의 부원료분진을 이용한 경질 탄산칼슘의제조방법 |
EP1553053A1 (en) | 1996-12-30 | 2005-07-13 | Minerals Technologies Inc. | The use of calcium carbonate in an acidic aqueous medium |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP19946683A patent/JPS6090821A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1553053A1 (en) | 1996-12-30 | 2005-07-13 | Minerals Technologies Inc. | The use of calcium carbonate in an acidic aqueous medium |
KR100401986B1 (ko) * | 1998-12-10 | 2003-12-18 | 주식회사 포스코 | 스테인레스강 정련공정의 부원료분진을 이용한 경질 탄산칼슘의제조방법 |
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