JPS609014A - 開閉器用補助導線連結装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開閉器側の補助導線用コネクタエレメントおよ
びこれと同数の補助引き出し導線用コネクタエレメント
を備え開閉器に装着した端子盤、ならびに開閉器を収容
する支持機構を備えだ開閉器や開閉器の組合せに補助導
線を連結するだめの装置に関する。

〔従来の技術〕

このような装置は例えば低圧開閉装置や高圧開閉装置な
どに通常見受けられる。開閉器はしゃ断器やコンタクタ
であってもよいし、また開閉器の組合せとはこの場合、
電動駆動装置の運転に必要な、コンタクタ、ヒユーズ、
保護器具ならびに制御器具などの機器を組み合わせた装
置を意味する。

さらに上記の支持機構は開閉器や開閉器の組合せが一つ
または複数個装備された開放型の架台まだは枠組み、あ
るいは開閉器や開閉器の組合せを接触の危険や環境から
保護するために収容したキユービクルであってもよい。

なお開閉器や開閉器の組合せは固定して取り付けられて
いても、あるいは引き出し式に配置されていてもよい。

引き出し方式の場合には、開閉器や開閉器の組合せは主
電流路に対する断路接点を有し、開閉器や開閉器の組合
せを投入したとき、断路接点は位置固定のコネクタエレ
メントに連結され、またしゃ断のときはコネクタエレメ
ントから切り離される。

補助導線に必要な端子盤は通常、開閉器や開閉器の組合
せの組み込み方式に応じてさ寸ざ捷に構成されている。

例えば開閉器を固定して組み込んだ場合には、開閉器側
の補助導線用の端子と引き出し導線用の端子とをそれぞ
れ備えたねじ締めまたはねじなしの通常の端子盤が一般
的に使用されている。これに対し、開閉器を引き出し式
として支持機構に組み込まねばならない場合には、端子
盤にかわってコネクタソケットを設け、ここに全引き出
し導線を差し込み可能とするのが一般的である。

さらに、開閉器側の端子盤を、位置固定した対向片と摺
動接触子路の様式で共同させ、開閉器をその支持機構か
ら引き出したとき、補助電流回路を自動的に切シ離す装
置が公知である（米国特許第３６６３７７３）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

開閉器や開閉器の組合せを補助引き出し導線に接続する
ために、開閉器の組み込み方式や取り扱い条件に応じて
モのつと実に多数のさまざまな部品を必要とするのが現
状であり、本発明の解決すべき問題点は開閉器や開閉器
の組合せがどのような組み込み方式であっても、その補
助導線に使用可能なユニット式部品システムを得ること
にある。

しかもこの場合、開閉器側の端子盤が該システムの基本
構成要素として構成されることが必要である。

〔問題点を解決するだめの手段および作用〕上述の問題
点は冒頭に述べた種類の装置において、端子盤は通常有
するコイ・フタエレメントに付加して、少なくともこれ
と同数のコネクタエレメントを備え、開閉器側の補助導
線ごとに引き出し補助導線用に少なくとも２個のコネク
タエレメントが備えられるようにすることによって解決
される。こうすることにより、例えば固定して組み込ま
れた開閉器において個々の補助導線を端子盤に前面から
接続可能になるばがシでなく、マルチコネクタも利用可
能となり、しかも該マルチコイ・フタを必要に応じ、補
助導線個別接続箇所とは別の位置に連結して合理化をは
かるだめの前提条件が整えられる。

この点に関して、補助引き出し導線用コイ・フタエレメ
ントの少なくとも一つを開閉器の前面に向け・そして他
の一つを背面に向けてそれぞれ配置すると有利である。

さらに開閉器側の補助導線ごとに補助引き出し導線用と
して２組のコネクタエレメントを開閉器前面に向けて配
置し、かっこの中の１組のコネクタニレメントラ個々の
導線接続用に、そして他の１組をマルチコネクタのピン
受は入れ機構として構成することによシ、端子盤は補助
導線連結システムの基本構成要素としてさらに多機能化
される。

こうすると補助導線を前側で固定的に接続することも、
首だマルチコネクタで切り離し可能に連結することも、
さらに端子盤の背面に設けられたコネクタエレメントの
構造に応じてさまざ１な方式で接続することが可能にな
る。したがって固定して組み込捷れた開閉器や開閉器の
組合せに対しても、またこれを引き出し式としだものに
ついても補助導線をそれそβ福した方式を選択して連結
接続できる。

上記の方式をさらに発展させて、端子盤のコネクタエレ
メントのｉａを、該端子盤や開閉器に永続的あるいは切
り離し可能に装着されたソケット端子の受容体として構
成し、該ソケット端子を・補助引き出し導線が引っ張ら
れたとき・固定配置された支持点に対する中継機構とし
て機能させるように構成すると、引き出し穴開閉器類に
特に便利に使用できる。したがって上記のソケット端子
を、開閉器をその試験位置からさらに引き出したとき、
補助４線を自動的に切り離す引き抜き可能な構造とする
ために、開閉器の基本構成に付加した付属部品として構
成する。

このだめ特に支持点をブロック端子として構成すること
ができ、該ブロック端子に補助引き出し導線用のコネク
タエレメントと、これに電気的につながれたもう一つの
コイ・フタエレメントとを設け、該第２のコイ・フタエ
ンメントをソケット端子に装着された相手側のコネクタ
エレメントと組み合わせて、開閉器の運転位置とテスト
位置との間の往復路に沿って摺動接触路の様式で共同さ
せる。

このような摺動接触路は、従来工場で開閉器にあらかじ
め装着しておかねば利用できなかった。

これに反し、本発明の上記の発展様態は基本構成要素と
してユニット式に構成された端子盤を基礎としだもので
あシ、支持機構側に装着されたブロック端子と電気的接
続を構成するソケット端子が該端子盤に連結される。開
閉器を引き出すとき、ソケット端子は先ず試験位置に移
動し、この位置では主電流路のみが透析され、すべての
補助導線はまだつながった状態にある。開閉器をこの試
験位置にさらに動かすか、支持機構から完全に取り出す
とき補助導線に手を加える必要はない。それはソケット
端子とブロック端子のコネクタエレメントは自動的に切
り離されるからであり、しかも開閉器をその支持機構中
に押し込むときには再び互いに連結されるからである。

このような装置を・ブロック端子やそのコイ・フタエレ
メント、ならびにソケット端子やそのコイ、フタエレメ
ントの寸法諸元を相互位置誤差が補償されるように定め
るか、あるいはこのような誤差を補正する機構を備えて
構成するのが好ましい。連結装置をこのように構成する
と、不可避的な誤差が存在してもコネクタエレメントは
相互に問題なく連結されるので、開閉器をその支持機構
中に押し込むとき、補助導線について特に配慮する必要
はなくなる。

引き出し式の開閉器に装着さり、た上記の機構の補助導
線に摺動接触装置を装着す・る一方、例えば補助導線が
引っ張られたときにも確実な接続信頼性を維持させるた
めに、補助導線を開閉器引き出ｌ一時の自動切り離し機
構を備えた可撓なものとするとよい。このことは、ソケ
ット端子を固定配Ｉｆｆされたガイドレールに、ばね力
に対するストツノくまで開閉器引き出し方向に滑動可能
にはめ込むこと、そしてソケット端子のコネクタエレメ
ント（＝・固定配置した支持点に保持された可撓かつ可
動な補助導線を接続して装着することにより実現される
。

端子盤との接続にソケット端子を用いる本発明にもとづ
く前述の機構の構造に関して、ソケット端子をブロック
端子の背面側に装着さ′ｈだコイ・フタエレメントと組
み合って機能するように構成するのが好ましい。そして
配電盤に組み適才ハ、た開閉器に対する該ブロック端子
の位置を、例えばチェックを目的として容易に近づきや
すい場所、すなわち開閉器の前面に比較的近い部位とし
て総合配置を構成する。ブロック端子の後方−開閉器の
奥行き方向−に位置する空間は、ソケット端子ならびに
補助引き出し導線用支持点によシ占められ開閉器側面の
補助導線（二必要な空間寸法を切シ詰ｄ）るためｌ二、
ソケット端子をその極数と断面寸ｔノモについてブロッ
ク端子と整合させるのが好ましい。こうすると開閉器を
引き出し式としても・補助導線の接続に関しては固定組
み込み式の場合と同一空間容積ですむ。

多数の補助導線がすでに現存している場合には特に、補
助導線の正確なつなぎ込み、現存の信号伝達の正確さな
いし品質を簡便な方法で保証可能とすることが、特に髪
留されかつ必要である。そのため、端子盤、これに差し
込まれるソケット端子およびブロック端子に、あるいは
これらのいずれかにチェック用の補助のコイ・フタエレ
メントを装着するのが好ましい。そしてこのコネクタエ
レメントの構造ならびに装着部位を通常のチェッカ探針
を容易に接触ないし差し込み可能に構成すると合理的で
ある。

〔実施例〕

次に本発明を図面に示す実施例について説明する。

第１図に示す低圧フッ−力１は一部を切り欠いて示しだ
開閉設備２内に固定して組み適寸れている。取り付は用
の構成要素は引込み及び引出母線とともに本発明の理解
には不要なので省かれている。ブレーカ１は開閉設備２
を区画する２イ固の仕切り３と４との間に配置されてい
る。開閉設備は前面は開放のま寸か、あるいは接触危険
や環境から保護するためカバーや扉で閉鎖される。ブレ
ーカ１の前から見て右側に端子盤５が存在し、これは補
助導線を接続するために用いられる。これらの補助導線
は、ブレーカと制御盤間の制御・表示信号伝送用として
主電流路に付加して設けられる電気接続線を意味する。

第２図に第１図の矢印方向から見た端子盤５の細部を示
す。この図でブレーカ１は断片的に４晶力、れ、また破
線７はブレーカ装着区画の境界、例えば型鋼あるいは開
閉設備２の仕切り壁である。

端子盤５はブレーカ１の前面向きにコネクタエレメント
１０を備え、その中にブレーカ側の補助導線１１が差し
込１れている。この補助導線１１はその他の補助装置、
例えば補助スイッチや遠隔釈）ｌｔ装置などと接続可能
である。コネクタエレメント１０のほかにこれと電気的
に結合されてもう一つのコイ・フタエレメント１２が端
子盤５の前面に備えられる一方、端子盤５の背面にさら
に第３のコネクタエレメント］３が配置され、これらの
コネクタエレメント１０．１２および１３は互いに電気
的につながれている。Ｊ：記コネクタエレメント群の各
端子数は開閉器側の補助導線の数に相当する。しかしこ
の場合、各エレメント１０．１２および１３の構造はそ
れぞれ任意であり、例えばねじ締め、圧着あるいはクラ
ンプ端子、もしくはこれらを組み合わせて構ｉ戊するこ
ともできる。

第２図の実施例では、ブレーカ１は開閉設備内に固定し
て組み込咬れているものと想定し、ブレーカ側の補助導
線１１と開閉設備側の補助導線とを１木づつコネクタエ
レメントの該当する端子にそれぞれ差し込む最も簡単な
連結方式が示されている。そしてこの実施例図（第２図
）では−例として補助引き出し導線１４が示されている
が、端子盤５の背面側のコネクタエレメント１３には何
も接続されていない。

取り扱いの簡便化、誤配線の防止あるいは１個のスイッ
チに多数の補助配線を接続するために、それ自体は公知
のマルチコネクタを用いると有利である。したがって第
３図の実施例では開閉設備側の全補助導線１４を接続し
たマルチコネクタ１５が示されている。該マルチコネク
タ１５は自身側にコネクタピンを備え、該ピンが端子盤
５のコイ、フタエレメント１２の中に差し込まれる。こ
のため端子盤の該コイ、フタエレメントはマルチコネク
タ１５のエレメントも、まだ個々の電線も連結するのに
適したものでなければならない。

しかし被覆がむかれた個々の電線とコネクタピントチは
、端子盤のコイ・フタエレメント中への差し込み連結条
件が異なるので、第３図の実施例に手を加えてそれぞれ
専用のコイ、フタエレメントを備えだ変形実施例を第４
図に示す。

第４図の端子盤４０は開閉器の前面方向に向諭プこその
前面に３．ｆｉｌＪのコネクタニレメン）　４１．４２
および４３を備える。これらのうちエレメント４１と４
２とが第１図のコネクタエレメント１０と１２とにそれ
ぞれ該当し、エレメント４３がマルチコネクタ、例えば
第３図のマルチコイ・フタ１５、のコネクタビン受は入
れ専用である。オだこれらのエレメントの背面に該端子
盤４０は、第２図のコイ・フタエレメント１３に相幽す
るコイ・フタエレメント４４を備えている。

第３図および第４図の各実施例について、前面側のマル
チコイ、フタ（第３図の１５）は、ブレーカ１が固定し
て組み込捷れていても、また引き出し式の場合にも同じ
ように適している。しかしこの二つの実施例では、ブレ
ーカをその支持体から取り出す前に、コネクタを端子盤
５ないし４ｏがら切り離す必要がある。

第５図に示しだ構成は、ブレーカ１を開閉設備２内部で
押し込み枠１Ｇに引き出し可能に配置する際の特殊なも
のである。このため構成を変えないで端子盤５が装着さ
れ、端子盤のコネクタニレメン）１０に前記各実施例同
様、開閉器側の補助導線１１が接続されている。しかし
開閉設備側の補助導線１４は前記各実施例とは異なり、
押し込み枠１６に固着されて支持点として機能するブロ
ック端子１７に接続されている。このブロック端子は補
助導線の数に該邑した極数のコンタクトスリーブ２１も
しくはこれに類似の部品を備え、該スリーブの長さは、
補助導線の連結がブレーカ１を運転位置から試験位置ま
で移動させる全道程にわたり確実に保持されるに足りる
寸法とされる。

またブロック端子１７のコンタクトスリーブはノケット
端子１８と組み合わされて機能し、該ソケット端一７１
８は端子盤５に向いた側に多数のコイ・クタビンエ９を
備え、このピン１９が端子盤５のコイ・フタエレメント
１３の中に差し込み保持される。またこのビン１９の反
対側、つまシブレーカ１の背面方向に向いた側に、ソケ
ット端子１８はブロック端子１７のコンタクトスリーブ
２１と組み合わされて摺動接触の様式により共同する多
数のコネクタピン２０を備えている。

補助導線をブレーカに連結する前述の機構に関して、同
一の端子盤５ないし４０をあらゆる実施態様に対して共
通とすることならびに付属部品をこれにユニット式に付
加することによってさまざまな連結態様を実現させるこ
とが本質的な事項である。

引き出し式ブレーカ１について、ブレーカ側のソケット
端子１８をブロック端子１７に組み合わせるとき寸法誤
差を避けることはできないが、該誤差の自動補償を可能
にして補助導線に特に配慮することなくブレーカを押し
込み可能とすると有利である。このような実施例を＠６
図に示す。このもう一つの実施例では、コンタクトスリ
ーブ２１をその周囲に間隙を保って保持する支持体２３
の中に位置されている。該ブロック端子１７と支持体２
３との間隙にばね部品、例えば板ばね２４の形の部品が
配置されて、これがブロック端子１７を静止状態におい
ては支持体２３のほぼ中央に保持する。板ばね２４もし
くは類似のばね部品のばね作用にもとづき、ブロック端
子１７はソケット端子１８のコンタクトエレメント２０
（第５図）に向きが整えられるので、この両者を問題な
く組み合わせることが可能になる。支持体２３は押し込
み枠１６にねじ止めしても（下方のねじ２５）あるいは
ステップ結合方式により取り付け（１部のスナップ突起
部２Ｇ）てもよい。

またこれに類似の方法でソケット端子１８をブレーカ１
の側壁に固着してもよい。しかしソケット端子１８を端
子盤５ないし４０で単独に支持するように構成すること
もできる。この場合、ばね作用をもったグラスチック製
突起状のロック素子もしくはこれに類似の素子が必要で
ある。

第２図、第３図および第５図に、端子盤５にも、寸だマ
ルチコネクタ１５ならびにブロック端子１７にも斜めに
カットされた前縁部２７，２８ないし２９が備えられて
いることが示されているが、これらの前縁部は端子番号
記入用のサイズの統一され／こ番号銘板３０．３１およ
び３２取り付は用である。

さらに端子盤５、マルチコネクタ１５およびブロック端
子１７に、補助導線接続の正誤ならびに接触の確実性を
チェック可能とするための試験用接触部が備えられてい
る。これらの接触部３３はチェッカの探針な接触まだは
差し込むのに役立ち、端子盤５のコイ・フタエレメント
１２のかたわらに位置する。まプここれに和尚する接触
部を、第３図に示しブ乙マルチコネクタ１５では３４で
、そしてブロック端子１７では３５でそれぞれ表示する
。

第７図に引き出し式のスイッチ類について補助導線の自
動的な連結−らびに切り離しを可能とするさらにもう一
つの実施例を示す。ブレーカ５１の側壁５０に端子盤５
２が固着され、該端子盤のブレーカ５工の前面５３に向
いた端面５４に補助配線用のコイ・フタエレメントが２
列配置されている。この図の左側の列のコネクタエレメ
ント５５はブレーカ本体側の補助導線５６用で、寸だ右
側の列のコネクタエレメント５７はこの実施例では使用
されておらず、ブレーカ５１が固定して組み適寸れてい
る場合に、例えば個々の補助引き出し導線用に使用可能
である。

この第７図に押し込み枠の側壁６０が断片的に示されて
おシ、この中をブレーカ５１が押し込み可能に案内され
ている。側壁６０のブレーカ１の側壁方向に向いだ内面
に、可撓かつ可動な補助導線束６２の接続機構または固
定装置６１が支持点として存在する。この反対側端部で
補助導線束６２はソケット端子６３のコイ・フタエレメ
ントに接続するために解束され、まだソケット端子は補
助導線固定用の保持具６４を備える。

ソケット端子６３は北部ガイドレール６５ならびにこれ
に対応した下部ガイドレール６６（１滑動可能にはめ込
むだめの突出部６７を備えるが、この第７図では上部突
出部６７だけが見えている。

端子盤５２とソケット端子６３とは、マルチコネクタ接
続方式に従い組み合わされて機能する。そのフコめ端子
盤５２はそのソケット端子６３方向に向いだ背面にコネ
クタビン７０を備え、ピン７０が相手側ソケット端子６
３のコンタクトスリーブ７１と向い合わせにされている
。各部品のこの第７図で示された位置関係では、ソケッ
ト端子６３がガイドレール６５および６６のストッパ面
に位置している。なおこの図では該ストッパ面のうち上
部のストッパ７２だけが示されている。このストッパに
対しソケット端子６３が、ガイドレール６５および６６
の近くに配置されかつ該レールの両わきでその一部がか
こまれた２個のコイルばね７３により押しつけられる。

そして旧記のコイルばねは、補助導線６２の剛性ならび
にソケット端子６３のガイドレール６５および６Ｇに対
する摩擦に打ち勝ち、かつソケット端子６３をストッパ
７２に、端子盤５２のコネクタビン７０をソケット端子
６３のコンタクトスリーブ７１に連結可能とする圧力で
、押しつけるよう寸法諸元が定められる。この場合、端
子盤５２も適当な突出部７４を介してガイドレール６５
および６６の中に同様にはめ込むととこより、向かい合
った双方のコイ・フタエレメントの向きが整合される。

ブレーカ５１を押し込み枠５１の中に押し込むとき寸法
誤差を克服するだめに、ガイドレール６５および６６の
前端部は漏斗状開口部を形成するよう押し広げて形成さ
れる。また双方の向きをさらに確実に整合可能とするこ
とは、端子盤５２をブレーカ５１の側壁５０に遊びをも
たせて取り付けるか、あるいはガイドレール６５および
６６を、その支持アングル材７７および７８を適当に構
成して適度に可動とすることにより実現可能である。

第７図に、ブレーカ５１が押し込み枠（側壁６０）の中
に装着されかつ端子盤５２がガイドレール６５および６
Ｇにより保持されているときの各部の相対位置が示され
ている。しかしコネクタビン７０はソケット端子６３の
コンタクトスリーブ７１中にはまだ差し適才れでいない
。ブレーカ５１を矢印８０方向にさらに動かすと先ず試
験位置に達し、該位置においてコネクタビン７０がコン
タクトスリーブ７１内に差し込まれてブレーカ側のすべ
ての補助導線５６は補助引き出し導線束６２に連結され
る。このときソケット端子６３のガイドレール６５およ
び６６に対する位置は、コイルばね７３が必要な圧力を
作用させているので、第７図と比較して実用的には変化
しない。この状態からブレーカ５１を矢印８０方向にさ
らに移動させて運転位置にもたらすとき、端子盤５２と
ソケット端子６３とはＪ：うやく一括して移動する。ブ
レーカ５１を運転位置から引き出すときにもこれと同様
な経過をたどり、端子盤５２とソケット端子６３とは、
ソケット端子６３がストッパ７２に衝突するまでは互い
に連結されたままである。ブレーカ５１をこれよりさら
に矢印８０の逆方向に動かすと、コネクタビン７０は相
手側のコンタクトスリーブ７１から切り離される。

前記の各実施例に関する説明ではブレーカの補助導線に
ついてだけ記述したが、ここに記述した各連結システム
にとり補助導線の出所はかかわりのないことであり、前
記の各実施例はすべてそのほかの任意の開閉器や開閉器
の組合せにそのま寸適用可能である。丑だここに記述し
たブレーカも低圧コンタクタやａｏｋｖｔでの高圧コン
タクタであってもよい。本発明はさらに電動機や電動駆
動装置の運転制御用などの開閉器の組合せにも同様に適
用可能で、しかも１個あるいは複数のコンタクタ以外に
ヒユーズ、釈放装置、制御器具やその類似品などその他
の器具が包含されていてもよい。

各開閉器や開閉器の組合せに必要な補助導線の数は極め
て多種多様でありうるので、ここに記述した各端子盤な
らびにそれぞれこれと組み合ゎされて機能するそのほか
の構成要素を、補助導線のびん繁に必要とされる数に合
わせて、゛例えば８極または１２極として構成するのが
好ましい。補助導線の数がこれより多い場合には、ユニ
ット式に構成された端子盤ならびにこれに付属したエレ
メントを適当に多重化して使用することができる。

各図には、端子盤およびこれに組み合わされて機能する
各部品ならびにこれらに包含されたコネクタエレメント
が簡客化して図示されているが、それは本発明にとって
これらの各細部よりこれら各部品の相互関係がより重要
であるからである。

したがって本発明の枠内に、コネクタエレメントのあら
ゆる適切な原理、あらゆる適切な導電材料および絶縁イ
；４月、ならびに端子盤やその他一般のここに記載した
各部品製作のだめの成型方法が包含されるものである。

このことは各部品の開閉器ならびに架台や開閉設備の固
定配置した部分への取り（＝］げに関しても同様である
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、開閉器や開閉器の組合せの組込み方式
のいがんに拘らず、極めて簡単な構成で補助導線の接続
をすることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は配電盤に組み込ま
れた低圧ブレーカの正面図、第２図、第３図、第４図は
それぞれ端子盤の異なる例の断面図、第５図は端子盤の
傍にソケット端子およびブロック端子を配置して引き出
し式の開閉器に特に適した連結機構の側面図、第６図は
第５図のブロック端子を誤差補償のため遊びをつけて装
着する機構の断面図、第７図は引き出し式開閉器用の実
施例の斜視図である。 ■　開閉器（ブレーカ）、　５．４０　端子盤、１７・
・・ブロック端子、１０，１２，１３，２０゜２１．４
１．４２．４３．４４・・コネクタエレメント、　１８
．６３・・・ソケット端子、　６５．６６・・案内機構
（ガイドレール）、　７２　ストッパ、７３・・ばね。 ＦＩＧ　Ｉ　ＦＩＧ　２ ＦＩ０３　ＦＩＧ　４ ＩＧ５ ＦＩＧ　７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■）開閉器側の補助導線用コネクタエレメントおよびこ
   れと同数の補助引き出し４線用コネクタエレメントを備
   え開閉器に装着しだζ；１１：予盛、ならびに開閉器を
   収容する支持機構を備えた開閉器や開閉器の組合せ用補
   助導線を連結するだめの装置において、端子盤は少なく
   とも同数のコネクタエレメントを付加的に備え、開閉器
   側の各補助導線ごとに補助引き出し導線用の少なくとも
   ２つのコネクタエレメントを有することを特徴とする開
   閉器用補助４線連結装置。 ２）補助引き出し導線用の少なくとも１つのコネクタエ
   レメントが開閉器の前面に向けて、またもう１つのコネ
   クタエレメントが開閉器の背面に向けて配置されている
   ことを特徴と結装置。 ３）端子盤は開閉器側の補助導線ごとに補助引き出し導
   線用の２つのコネクタエレメントを開閉器前面に向けて
   備え、これらのコネクタエレメントの１つが個別導線用
   の接続装置として、また他の１つのコネクタエレメント
   がマルチコネクタのピン受は入れ装置として形成されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の補助
   導線連結装置。 ４）端子盤のコイ・フタエレメントの１つが、該端子盤
   或は開閉器に永続的首だは可脱に取り付けられたソケッ
   ト端子を挿着するように形成され、かつ該ソケット端子
   が開閉器の引き出し可能な配置において、固定配置され
   た支持点（ブロック端子、固定装置）に関する中継機構
   として用いられることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項または第２項記載の補助導線連結装置。 ブロック端子は補助引き出し導線固定接続用コゴ・フタ
   エレメントおよび該コネクタエレメントと電気的に接続
   されかつ開閉器の運転位置および試験位置間の道程に沿
   い、ソケット端子に装着された対応するコネクタエレメ
   ントと摺動接触式に共同する別のコネクタエレメントを
   有することを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の補
   助導線連結装置。 ６）ブロック端子やそのコネクタエレメントならびにソ
   ケット端子やそのコネクタエレメントが位置誤差を補償
   するよう寸法諸元を定められ、あるいは該誤差を補償す
   る機構を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
   ５項記載の補助導線連結装置。 ７）ソケット端子が固定配置された案内機構に、開閉器
   の遮断方向にばね力に対抗するストッパ寸で可動に案内
   され、かつ固定配置された支持点に保持された可撓性で
   、可動の補助導線接続用コネクタエレメントを有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の補助導線連
   結装置。 ８）ソケット端子が端子盤の背面に装着されたコネクタ
   エレメントと共同することを特徴とする特許請求の範囲
   第４項、第５項、第７項のいずれか（二記載の補助導線
   連結装置。 ９）ソケット端子が極数ならびに断面寸法に関して端子
   盤と整合されていることを特徴とする特許請求の第４項
   、第５項、第７項のいずれかに記載の補助導線連結装置
   。 １０）端子盤、端子盤中に挿入可能なコネクタ、および
   ブロック端子、またはこれらの部分のそれぞれが試験用
   の補助のコネクタエレメントを有することを特徴とする
   特許請求の範囲第１項または第５項記載の補助導線連結
   装置。