JPS609002Y2 - 防火屋根材 - Google Patents

防火屋根材

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Publication number
JPS609002Y2
JPS609002Y2 JP16913478U JP16913478U JPS609002Y2 JP S609002 Y2 JPS609002 Y2 JP S609002Y2 JP 16913478 U JP16913478 U JP 16913478U JP 16913478 U JP16913478 U JP 16913478U JP S609002 Y2 JPS609002 Y2 JP S609002Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colloidal silica
waterproof sheet
roofing material
composition layer
organic
Prior art date
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Expired
Application number
JP16913478U
Other languages
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JPS5586819U (ja
Inventor
修平 田辺
満幸 白井
博敏 石川
裕造 三船
Original Assignee
日新工業株式会社
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来、アスファルトシングル等の有機質屋板材は、防水
性を有するのみで、防火性を欠き、又熱的並に機械的衝
撃に耐し弱い等の欠点がある。
之を改善するべく、これに、ポルトランドセメント等の
セメント系材を塗層するときは、防水材層との結着が比
較的弱く、又重量が増大し、屋根材しての運搬、取り扱
いに不便、不経済を伴ない、又数cmの厚さではひS゛
割れを生じ、1rrrln以下の肉薄の軽量な屋根材の
製造は困難であり、又防水性に於ても、含有結晶水の分
解、蒸発を生じ、塗膜の崩壊が比較的容易に起こり防火
性が劣化する等の不都合を伴なう。
本考案は、か)る欠点を解消腰有機質防水シートに対し
結着性が極めて強固で、且つ通常教団の極めて肉薄の軽
量で且つ強靭性を有しひS゛割れなく、防火性その他の
特性を7備えた塗装を備えた防火性屋根材を提供するも
ので、コロイダルシリカを主成分とし、これに合成樹脂
と無機質微粉を少量混合して成るコロイダルシリカ組成
物層2と有機質防水シート1とを1体に積層して戒る。
本考案の実施例を添付図面に基づき説明する。
第1図はその1例を示し、1は有機質防水シートを示し
、その防水シートとしては、通常、防水性屋根材として
使用されるアスファルトシングル、アスファルトルーフ
イング、アスファルトフェルト、コムシート、合成樹脂
シートフィルム等の有機質防水材である。
尚、図示のように、その表面に、砂粒を全面に散布した
砂粒面3とし、下記するコロイダル組成物液塗布による
生成塗層2と該防水シート1との係合を良好にもたらし
両者の結着を著しく向上することが好ましい。
コロイダルシリカ組成物層2を形成する成分中コロイダ
ルシリカは、水ガラス(けい酸ソーダ水溶液)からナト
リウムイオンの大部分を除去した結果シリカが重合し、
高分子化したコロイド分散液である。
これに、微細な骨材、例えばけい砂、炭酸カルシウム、
石綿その他の無機質微粉を加え、更に之に合成樹脂エマ
ルジョンを混合して調製して戊るコロイダルシリカ組成
物を用いる。
その配合組成の1例は下記の通りである。
コロイダルシリカ 10(2)(重量)アク
リル酸エステル樹脂 エマルジョン 1#。
けい砂微粉 5幅炭酸カル
シウム微粉 50sこれを前記有機
質防水シート1面に塗布するときは、水分が蒸発し乾燥
したコロイダルシリカ組成物層2は、該有機質防水シー
ト1面に対し極めて強固に結着する。
このコロイダルシリカ組成物層2は、不燃性、耐候性、
耐朽性である。
而も、通常その厚さは、2〜3rrr!n程度で足り、
必要に応じ、IN以下のフィルム状塗膜としても形成し
得られ、而も防火性等の於て優れた性質を保持し得る。
特に合成樹脂の含有は、生成コロイダルシリカ組成物層
2に強靭性を与え、ひS゛割れ防止を助長するのゆ有効
である。
その含有量は、防火性を低下せしめない範囲にとS゛め
、通常、15重量%までである。
該無機質微粉の添加は、塗工性を容易に腰生戊組成物層
2の厚さの調製に役立ち、且つ耐衝撃性を増大し、又製
造コストの低下をもたらす。
尚、この組成物中に、硬化剤を添加したものは、コロイ
ダルシリカ組成物の凝固を促進し、更にち密堅牢な防火
層2を堤供する。
更に、該組成物中に塩素、臭素、はう素、アンチモン等
の成分を含む難燃剤を添加することも出来る。
尚、第1図では、該コロイダルシリカ組成物層2を該有
機質防水シート1の片面表面にのみ形成したものを示し
たが、必要に応じ、裏面にも形成することができる。
又該組成物層2は、ローラコーティング、スプレーコー
ティング等による塗層形成が一般であるが、予め、組成
物をシート、フィルム等に形成したものを接着剤を介し
有機質防水シート1に重合圧着によって形成してもよい
が、該シート1に対する結着強度、製造上の能率性等よ
り前者の形式が優れている。
第2図は、変形例を示し、有機質防水シート1の裏面に
防錆処理した薄い鉄、ステンレス、銅、アルミニウム等
から成る金属板や箔4を貼着したもので、屋根材として
使用された場合、裏面の耐火性をも向上する効果をもた
らす。
本考案屋根材は、長尺物として連続的に生産される有機
質防水シートの表面にコロイダルシリカ組成物原液をロ
ーラーコーティングやスプレー等により塗布し、次で乾
燥硬化する連続生産により得ることが高能率であり、得
られる長尺積層屋根材を所要長さに栽断腰口に9ル状、
板状として出荷することが好ましい。
本考案による砂付きアスファルトシングルから成る厚さ
2rran〜3rIr!nの防水シート1とその表面に
塗布形成した厚さ2〜3TIrIILから成るコロイダ
ルシリカ組成物層2と該有機質防水シート1の裏面に貼
着した金属箔4との1体積層の屋根材につき、JISA
1312−1959 r屋根の防火試験方法」に従い誌
験したところ、屋根3級FWの記号で表示できる防火性
をもつ屋根材であることを確認した。
このように本考案によるときは、有機質防水シート1面
にコロイダルシリカを主成分とし、これに合成樹脂と無
機質微粉を混合して成るコロイダルシリカ組成物層2を
1体に形成したので、このコロイダルシリカ組成物層2
により有機質防水シート1のの耐衝撃性を向上し得られ
ると共に有機質防水シート1面に柔靭性をもつコロイド
シリカ質の耐候性、耐老化性の防火膜を付与することが
でき、全体として軽量且つ柔靭性をもつ防水防火性屋根
材を堤供する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1部を截除した斜面図、第2図は変形
例の斜面図を示す。 1・・・・・・有機質防水シート、2・・・・・・コロ
イダルシリカ組成物層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コロイダルシリカを主成分とし、これに合成樹脂と無機
    質微粉を混合して成るコロイダルシリカ組成物層2と有
    機質防水シート1とを1体に積層して成る防火屋根材。
JP16913478U 1978-12-11 1978-12-11 防火屋根材 Expired JPS609002Y2 (ja)

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JP16913478U JPS609002Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 防火屋根材

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JP16913478U JPS609002Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 防火屋根材

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JPS5586819U JPS5586819U (ja) 1980-06-16
JPS609002Y2 true JPS609002Y2 (ja) 1985-04-01

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