JPS6089811A - 磁気ヘツド組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、トラッキング参照信号が記録されている如き
回転型磁気記録媒体を用いてトラッキング制御の下に記
録両生動作を行なうようになさＪしている磁気記録生方
式で用いられる磁気ヘッド組立体に関する。

（従来技術と問題点） 情報信号の記録再生を磁気的に行なうようにした磁気記
録再生方式は、磁気記録媒体に対する情報信号の記録と
、磁気記録媒体からの情報信号の再生とを極めて容易に
行ない得るために、多くの技術分野における情報信号の
記録再生の手段として広く採用さＩＬでおり、磁気記録
媒体としてはテープ状のもの、シート状のもの、円板状
のもの、などの各種形態のものが用いられて来ている。

ところで、従来の一般的な磁気記録再生装置においては
、磁気ヘッドによる記録跡の形成時ならびに記録跡から
の情報信号の再生時に、磁気ヘツドがトラッキング制御
の施こされていない状態で磁気記録媒体に対する情報信
号の記録や磁気記録媒体からの情報信号の再生を行なっ
ているが、これでは磁気記録再生装置における各拵成部
分の機械的精度からもたらされる制限によって磁気記録
媒体による高密度記録再生が行なわれ得ないのである。

それで、近年になって磁気ヘッドがトラッキング制御の
下に磁気記録媒体の記録跡を追跡しながら情報信号の再
生を行なうようになされた磁気記録再生装置が試みられ
るようになり、また、記録時においても磁気ヘッドをト
ラッキング制御して、磁気記録媒体に情報信号を記録す
るようにした磁気記録再生装置も提案されるようになっ
た。

ところで、磁気記録媒体に磁気記録されているトラッキ
ング参照信号を用いて１−ラッキング制御が行なわれな
がら、情報信号の記録再生が行なわれるようにする場合
に、主情報信号の録再用の磁気ヘッドがトラッキング制
御動作の下に主情報償−号のｋｍ聰を正しく追跡してい
る状態となされるためには、回転型磁気記録媒体に記録
されているトラッキング参照信号を読出ずトラッキング
参照信号再生用の磁気ヘッドと、主情報信号の記録再生
に用いられる録再用の磁気ヘッドとが近接して配置され
ていなければならないが、一方、回転磁気記録媒体に判
する主情報信号の記録のために磁気ヘッド組立体におけ
る録再用の磁気ヘッドに、供給される記録信号の信号レ
ベルと、トラッキング参照信号再生用の磁気ヘッドで再
生されるトラッキング参照信号の信号レベルとの間には
、例えば、８０ｄＢ程度というような大きな信号レベル
差が存在しているから、トラッキング参照信号再生用の
磁気ヘッドと、主情報信号の録再用の磁気ヘッドとが近
接して配置された場合には、記録動作時に主情報信号の
録再用の磁気ヘッドに供給されている高い信号レベルの
記録信号が、トラッキング参照信号再生用の磁気ヘッド
に漏洩して、トラッキング参照信号再生用の磁気ヘッド
で再生される１〜ラッキング参照信号を用いて行なわれ
るＩ・ランキング制御動作が不良になるということが起
こり、安定な記録＃す生動作が行なわれ得ないという問
題点が生じた。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、トラッキング制御のために回転型磁気記録媒
体の磁性層に記録されているトラッキング参照信号を読
出すべく設けられたトラッキング参照信号再生用の第１
の磁気ヘッドと、主情報（目号の配録再生用の第２の磁
気ヘッドとを含む複数個の磁気ｌ＼ツドが、閉ループの
トラッキング制御系中のトラッキング制御駆動機構によ
るトラッキング制御により、一体内に駆動変位されうる
ようになされている磁気ヘッド組立体であって、前記し
た第１の磁気ヘッドと第２の磁気ヘッドとの間に、前記
した第１．第２の磁気ヘッドにおける磁気ヘッドのトラ
ック１１１方向の巾寸法よりも大きな１１１寸法を有し
でいるとともに、前記した第１．第２の磁気ヘッドと回
転磁気記録媒体とによって形成される接平面に対して僅
かな間隙を生じさせうる如き高さ寸法を有している如き
強磁性体材料による磁気遮蔽部材を設けてなる磁気ヘッ
ド組立体を提供するものである。

（実施例） 以下、添付図面を参照しながら、本発明の磁気ヘッド組
立体の具体的な内容について説明する。

第１図は本発明の磁気ヘッド組立体を使用して。

情報信号の記録再生が行なわれるようになさ扛ている磁
気記録再生方式の一例方式において、主情報信号の記録
再生に用いられるべき回転型磁気記録媒体に予め記録さ
れているトラッキング参照信号と、回転型磁気記録媒体
で記録再生の対象とされる主情報（ｎ号による記録信号
との周波数配置の一例を示した図であって、この第１図
においてＦは、主情報信号の記録再生に用いられる回転
型磁気記録媒体で記録再生の対象とされる主情報信号に
よる記録信号の占有周波数帯域を示し、また、ｆ　１．
　ｆ　２などはトラッキング参照４８号の周波数を示し
ているものであり、前記したトラッキング参照信号の周
波数は、主情報信号による記録信号の占有周波数帯域Ｆ
よりも低い周波数帯域内に位置するように設定されてい
る。

また、第２図は主情報信号の記録再生に使用されるべき
回転型磁気記録媒体に予め記録されているトラッキング
参照信号用の記録跡と、回転型磁気記録媒体で記録再生
されるべき主情報信号の記録跡との記録跡パターンの一
例を示す図であって、この第２図に例示されている記録
跡パターンは、回転型磁気記録媒体の形態が円盤状か円
筒状かの如何を問わず、また、記録跡の形態が同心円状
か、渦巻状か、螺旋状かの如何を問わずに、前記したそ
れぞれの場合の記録跡を表わすものとして用いられうる
。

第２図に示されている記録跡パターンは、主情報信号用
の記録跡の記録跡中Ｗｍとそれの′記録跡間［ＴＰとの
間に、次の（１）式、 Ｔ　Ｐ　＝Ｗｖｓ＋’Ｗｓ　・・・・・・・・・（１）
（ただし、Ｗ８は０ではない）の関係が成立するような
主情報信号用の記録跡相互間の中心を記録跡の中心とし
、記録跡ｒｌ】ｗｐと、前記したＷｓと、前記した記録
跡間隔ＴＰとの関係が次の（２）式、 Ｗｓ　＜　Ｗｐ　＜　ＴＰ・・・・・・（２）に示され
る条件を満たすものとし゛Ｃ形成されＣいる記録跡／＜
ターンの内で、Ｗｓ　）　Ｗｐ　＝Ｔ　Ｐの条件を満足
するようにされている場合の記録跡パターン、すなＡ〕
ち、トラッキング参照信号用の記録跡の記録跡ｔ−’ｔ
、ｔ。

Ｐｔ２．Ｐｔ３・・・・・・の記録跡中ＷＰと記録跡間
隔ＴＰとが等しくなさ］している場合の例であり、この
例の場合には互に異なるトラッキング参照信号用の相隣
る記録跡の境界と、主情報信号用の記録跡ＭＬＩ。

Ｍｔ２．・・・の中心とが一致している状態になってｔ
する。

そして、前記した第２図中に示されてしする主情報信号
用の記録跡Ｍｔｌ、Ｍ　ｔ　２は、磁気記録再生装置に
おいて所定の回転数で駆動回転されてＬＸる回転型磁気
記録媒体における記録再生面に予め記録形成されている
トラッキング参照信号用の記録跡Ｐｔｌ、　ｐｔ２．　
ｐｔ３・・・中のトラッキング参照信号を用いてトラッ
キング制御されている磁気ヘッド組立体に設けられてい
る主情報信号の記録再生用の磁気ヘッドによって、トラ
ッキング参照信号用の舊己録跡の中間の部分に記録形成
されるものであって。

そのために前記した主情報信号用の記録跡は、予め記録
形成されているトラッキング参照信号用の記録跡の一部
と重なり合うような態様で回転型磁気記録媒体に記録形
成されるのであり、第２図中の主情報信号の記録跡Ｍｔ
２は、磁気ヘッド組立体に設けられているトラッキング
参照信号再生用の磁気ヘッドによって、トラッキング参
照信号用の記録跡Ｐｔ２．Ｐｔａ中から読取られたトラ
ッキング参照信号を用いて磁気記録再生装置で行なわれ
るトラッキング制御動作によって駆動変位されている磁
気ヘッド組立体における主情報信号の記録再生用の磁気
ヘッドにより１回転型磁気記録媒体に記録形成されつつ
ある状態を示している。

回転型磁気記録媒体に主情報信号を記録して主情報信号
用の記録跡を形成させる場合に、主情報信号の記録に先
立つ°Ｃ先行消去が充分に行なわれた場合には、回転磁
気記録媒体の部分に存在していたトラッキング参照信号
のすべてが消去されてしまうことになるが、主情報信号
の記録に先行して回転磁気記録媒体の全面に対して行な
われる消去動作、もしくは主情報信号の記録再生用の磁
気ヘッドのトラック１１１に略々等しい消去ｒＩＪで行
なわれる消去動作によって行なわれる消去の程度を適当
に不充分にすることにより、以前に記録されていた主情
報信号は消去されるが、回転磁気記録媒体には深層記録
の状態でトラッキング参照信号が残されるような状態に
することによって１回転磁気記録媒体に対する主情報信
号のｎｄ録動作時及び回転磁気記録媒体からの再生動作
時には、常にトラッキング参照信号を用いてトラッキン
グ制御動作が行なえるようにすることができる。

第３図は本発明の磁気ヘッド組立体が適用される磁気記
録再生装置の一例態様のブロック図であり、第３図にお
いてＤは円盤型の磁気記録媒体あるいは円筒型の磁気記
録媒体などのような回転型磁気記録媒体であり、この回
転型磁気記録媒体は図示されていない回転駆動機槽によ
り所定の回転数及び回転位相で回転される。

ＨＡは本発明の磁気ヘッド組立体であり、この磁気ヘッ
ド組立体ＨＡはトラッキング制御系のアクチュエータＡ
ＣＴによって一体的に駆動変位されて、磁気ヘッド組立
体ＨＡに設けら肛ている複数個の磁気ヘッドが１−ラッ
キング制御の下に主情報信号用の記録跡に正しく追跡で
きるようにする。

第３図中に示されている磁気ヘッド組立体ＨＡはトラッ
キング参照信号再生用の磁気ヘッドＨ１と、主情報信号
の記録再生用の磁気ヘッドＨｒｐと、前記のトラッキン
グ参照信号−再生用の磁気ヘッドＨｔと主情報信号の記
録再生用の磁気ヘッドＨｒｐとの間に位置する磁気遮蔽
用部材ＭＳ、及びダミーヘッドＨｄとが共通の取付基板
５に設けられているような構成形態のものであり、前記
した各磁気ヘッドＨＩ：、　、　Ｈｒｐとダミーヘッド
及び磁気遮蔽用部材などの配列と回転磁気記録媒体りの
記録跡パターンとの対応関係は、例えば第４図の（ａ）
に示されるようなものである。

第４図の（ｂ’）〜（ｄ）は、第４図の（ａ）に示され
ているような配列態様の複数個の磁気ヘッドからなる磁
気ヘッド組立体ＨＡとは異なる配列態様で複数個の磁気
ヘッドが設けられている磁気ヘッド組立体ＨＡにおける
各磁気ヘッドと５回転磁気記録媒体の記録跡との対応関
係を示す図であり、各図中において、Ｈｔ、、Ｈｔｌ、
Ｈｔ２は　トラッキング参照信号再生用の磁気ヘッドで
あり、また、Ｈｒｐは主情報信号の記録再生用の磁気ヘ
ッドであって、さらに、ＭＳは主情報信号の記録再生用
の磁気ヘッドＨｒｐから、トラッキング参照信号再生用
の磁気ヘッドへの信号の漏洩を防止するための磁気遮蔽
用部材であり、この磁気遮蔽用部材ＭＳとしては強磁性
体材料のブロックが用いられてよい。

前記した磁気遮蔽用部材ＭＳはそれの先端部が回転型磁
気記録媒体面に接触しないような形状寸法のものとして
構成されるとともに、主情報信号の記録再生用の磁気ヘ
ッド］（ｒＰと、トラッキング参照信号再生用の磁気ヘ
ッドとの間の電磁気的な結合による信号の漏洩が良好に
防止できるような形状寸法を有するものとされるのであ
る。

すなわち、磁気記録再生装置が記録モードになされてい
る場合に、磁気ヘッド組立体ＨＡにおける主情報信号の
記録再生用の磁気ヘッドＨｒｐに与えられている記録信
号の信号レベルと、１へラッキング参照信号再生用の磁
気ヘッドＨｔが回転磁気記録媒体から読出しているトラ
ッキング参照信号の信号レベルとの間には８０ｃｌＢも
の差があるり、主情報信号の記録再生用の磁気ヘッドＨ
ｒｐから。

トラッキング参照信号再生用の磁気ヘッドＨｔへの信号
の漏洩の防止は重大な問題なのである。

第４図の（ｅ）に示す磁気ヘッド組立体ＨＡは、主情報
信号の記録再生用の磁気ヘッドＨｒｐと、トラッキング
参照信号再生用の磁気ヘッド）（１との間に消去ヘッド
Ｈｅを配置して、主情報信号の記録再生用の磁気ヘッド
Ｈｒｐから、トラツーキング参照信号再生用の磁気ヘッ
ドＨ１大の信号の漏洩を消去ヘッドによるで防止できる
ようにした構成のものである。・この第４図の（’ｒ）
に示ず磁気ヘッド組立体ＨＡのように、磁気ヘッド組立
体１（Ａを構成している複数個の磁気ヘッド中に消去ヘ
ッドＨｅが含まれている場合には、磁気ヘッド組立体が
磁気記録再生装置に用いられたときに、その消去ヘッド
Ｈａによって先行消去を行ないながら主情報信号の記録
再生用の磁気ヘッドＨｒｐによって新らしい情報信号を
回転型磁気媒体に記録することができる点で有利である
が、第４図の（ｅ）の構成を有する磁気ヘッド組立体の
ように、トラッキング参照信号再生用の磁気ヘッドＨ七
と、消去ヘッドＨｅと、主情報信号の記録再生用の磁気
ヘッドＨｒｐとの計３個の磁気ヘッドが一直線上に配置
される場合には、回転磁気記録媒体面と磁気ヘッドとの
接触の状態が不良となり易いという欠点があ゛る。しか
し、消去ヘッド）−１ｅの磁気間隙部分が回転磁気記録
媒体面に接触しない状態で使用されてもよい場合には上
記の欠点は生じない。

第４図の（ａ）、（ｂ）〜（ｄ）にそれぞれ図示されて
いるような構成を有している磁気スッド組立体ＨＡでは
、それの複数個の磁気へ９ドと回転磁気記録媒体面との
接触の状態は良好なものとなるが、これらの各構成態様
の磁気ヘッド組立体には消去磁気ヘッドがないから、同
じ磁気ヘッド組立体を２組用意しておき、例えば、それ
の一方の磁気ヘッド組における主情報信号の記録再生用
の磁気へラドＨｒｐを用いて、回転型磁気記録媒体の一
方の面に対する消去を行ない、それと同時に他方の磁気
ヘッド組における主情報信号の記録再生用の磁気ヘッド
Ｈｒｐを用いて、回転型磁気記録媒体の他方の面に主情
報信号の記録を行なう０、というような動作態様での記
録動作を行なう場合には、前記した各磁気ヘッド組毎に
、それぞれ第３図示のような回路配置が設けられること
が必要とされる。

しかし、第４図の（ａ）、（ｂ）〜（ｄ）にそれぞれ図
示されているような構成を有している磁気ヘッド組立体
ＨＡを用いて記録動作が行なわれる場合であっても、記
録に先立って回転型磁気記録媒体りの全面に対して一度
に消去が行なわれるようになされているときには、第３
図示の回路配置によって連続記録が行なわれることはい
うまでもない。

第５唖は、複数個の磁気ヘッドを備えている磁気ヘッド
組立体ＨＡがトラッキング制御系のアクチュエータＡＣ
Ｔに取付けら、れている状態を示す斜視図であり、この
第５図には複数個の磁気ヘッドが取付けられている磁気
ヘッド組立体ＨＡの取付基板５が、いわゆる、ジンバル
構造の支持部材６を介して１−ラッキング制御系のアク
チュエータＡＣＴに取付けられている場合の構成例が示
されている。

第６図は取付基板５に取付けられているＩ！数個の磁気
・＼ラドで構成されている磁気ヘッド組立体ＨＡの平面
図、第７図は第６図示の磁気ヘッド組立体ＨＡにおける
磁気ヘッドと回転型磁気記録媒体りの面との接触状態を
示している側面図、第８・図の（ａ）及び第９図は取付
基板５に取付けられている複数個の磁気ヘッドで構成さ
れている磁気・＼ラド組立体ＨＡの他の構成形態のもの
の斜視図。

第８図の（ｂ）は第８図の＜ａ）に示す磁気ヘッド組立
体ＨＡにおける磁気ヘッドと回転型磁気記録媒体りの面
との接触状態を示している側面図である。

第６図乃至第９図において、Ｈｔはトラッキング参照信
号再生用の°磁気ヘッド、Ｈｒｐは主情報信号の記録再
生用の磁気ヘッドＨｒｐ、Ｈｄばダミーの磁気ヘッド、
ＭＳは磁気遮蔽用部材として用いられる強磁性体材料製
のブロックである。磁気遮蔽用部材どして用いられる強
磁性体材料製のブロックＭ　Ｓ　Ｌよ、既述したように
それの先端部と回転型磁気記録媒体媒体りの表面との間
に僅かの間隙７が生じるようになされている。

また、第９図において９，１０はカンチレバー、１．１
　、１２は緩衝部材、１３は支持部材、１４はブラケッ
トであり、図中の矢印Ｔは回転磁気記録媒体りの記録跡
Ｑ延長方向を示している。

、　第３図において、１は記録再生の対象とされる主情
報信号（例えば、カラーテレビジョン映像信号）の入力
端子であり、Ｔｍ磁気記録再生装置記録モードとなされ
ているときに、入力端子１に供給された主情報信号は、
変調器（例えばＰＭ変調Ｗ）Ｍ９Ｄ４；おいて被変調信
号にされてから記録増幅器ＲＡで増幅されて加算器ＡＩ
）Ｄに供給される。

加算器ＡＤＤでは前記した記録増幅器ＲＡからの出カイ
、８号と、端子８に供給された信号（例えば。

回転磁気記録媒体りの回転位相を表わす信号・・・以下
の説明では５周波数がｆ３の信号ｆｐ３であるとされて
いる）とを加算して、録再切換スイッチ５Ｗｒｐの固定
接点Ｒに記録信号を与える。

磁気記録再生装置が記録モードとなさ肛ているときに、
録再切換スイッチ５Ｗｒｐの可動接点Ｖは固定接点Ｒ側
に切換えられており、記録信号は磁気へ、ラド組立体Ｈ
Ａにおける主情報信号の記録再生用の磁気ヘッドＨｒｐ
に供給される（以下の説明ニオいて、回転磁気記録媒体
に記録されている主情報信号による記録は、図示されて
いない消磁器により、記録に先立って回転型磁気記録媒
体の全面にわたって消去されており、回転磁気記録媒体
にはトラッキング参照信号だけが深層記録の状態で記録
されているものとされている）。

回転磁気記録媒体りに予め記録されているトラッキング
参照信号用の記録跡は、回転磁気記録媒体りの各−周毎
の記録跡Ｐ　ｔｌ、　Ｐ　ｔ２．　Ｐ　ｌ；３・・・に
、それぞれ所定のトラッキング参照信号が記録されてい
る。以下の説明において、記録跡Ｐｔｌ、ＰＬ；３゜・
・・Ｐｔ（２ｔ＋＋１）に対しては１周波数がｆｌのト
ラッキング参照信号ｆｐｌが記録されており、また、記
録跡Ｐｔ２．Ｐｔ４．・・・Ｐｔ（２ｎ）に対しては、
周波数がＦ２のトラッキング参照信号ｆｐ２が記録され
ているものとされている。

それで、磁気ヘッド組立体ＨＡに設けられているトラッ
キング参照信号再生用の磁気ヘッドＨｔは回転磁気記録
媒体りのトラッキング参照信号用の記録跡ｐｔから互に
異なる２つのトラッキング参照信号ｆ　Ｐｉ、　ｆ　Ｆ
２を読出して前置増幅器Ｐ　Ａ　ｎｔに与える・ 前記のように前置増幅器Ｐ　Ａ　ｍで増幅された信号は
、自動利得制御回路ＡＧＣを介して帯域濾波器Ｉ３．ｌ
）　Ｆｌ、Ｂ　Ｐ　Ｆ２．Ｂ　Ｐ　Ｆ３に与えられる。

帯域濾波器ＢＰＦＩでは信号ｆｐｌを抽出し、また、帯
域濾波器ＢＰＦ２では信号ｆｐ２を抽出し、さらに帯域
濾波器ＢＰＦ３では信号ｆｐ３を抽出する。

帯域濾波器Ｂ　Ｐ　Ｆｌ、Ｂ　Ｐ　Ｆ２で抽出された信
号ｆ　ｐｉ、　ｆ　ｐ２は、信号極性切換回路ＳＷＣに
与えられ、また、帯域濾波器ＢＰＦ３で抽出された信号
ｆｐ３は、検波器Ｄａｔ、３を介して切換パルス発生器
ＦＦ（ブリップフロップＦＦ）に与えられる。

それで、信号極性切換回路ＳＷＣでは、回転型磁気記録
媒体における特定な回転位相の所（トラッキング参照信
号がｆＰｌからｆＰ２、またはｆｐ２からｆｐｌに切換
わるとこる）で切換パルス発生回路Ｆ＋ｈから与えられ
た切換パルスにより切換え動作を行なう。

信号極性切換回路ＳＷＣからの出力信号は、検波器Ｄ　
ｅｔｌ　、　Ｄ　ｅｔ２で整流平滑されてから差動増幅
器ＤＡに与えられる。前記した差動増幅器ＤＡの出力信
号は、サーボ回ｍ　’ｉ’　ｓ　ｃにおいてトラッキン
グ制御信号となされてトラッキング制御系のアクチュエ
ータＡＣＴに供給される。

トラッキング制御系のアクチュエータＡｃＴは磁気ヘッ
ド組立体を駆動変位し、磁気ヘッドがトラッキング制御
系の動作によって回転型磁気記録媒体の記録跡に正しく
追従するようにされる。

磁気記録再生装置が再生モードで動作されるときは、録
再切換スイッチ５Ｗｒｐの可動接点Ｖが固定接点Ｒ側に
切換えられて、主情報信号の記録再生用の磁気ヘッドＨ
ｒｐで読取られた信号が前置増幅１１ＰＡｐを介して復
調器ＤＥＭに与えられ、復調器Ｄ　Ｅ　Ｍで復調された
信号が出力端子２に送出される６ 磁気ｉｌａ録再主再生装置生モードで動作されるときに
おいても、磁気ヘッド組立体ＨＡに設けられているトラ
ッキング参照信号再生用の磁気ヘッドＨしは回転磁気記
録媒体りのトラッキング参照信号用の記録跡ＰＬから互
に異なる２つのトラッキング参照信号ｆ　ｐｉ、　ｆ　
ｐ２を読出して前置増幅器ＰＡｍに与えるから、トラッ
キング制御系は前記した記録モード時の場合と同様に動
作して、トラッキング制御系のアクチュエータＡＣＴは
磁気ヘッド組立体を駆動変位し、磁気ヘッドがトラッキ
ング制御系の動作によって回転型磁気記録媒体の記録跡
に正しく追従するようにされる。

前記した例においては、２つのトラッキング参照信号と
して、互に周波数を異にするものが使用されるものとし
たが、本発明の実施に当っては他の信号形態のトラッキ
ング参照信号（例えば、位相を異にしている２つのトラ
ッキング参照信号）が用いら１１てもよい。

また、これまでに記載した説明においては、主情報信号
の記録に先行して行なわれるべき消去が、回転型磁気記
録媒体の全面に対して一度に行なわれるというような消
去の、態様で消去が行なわれる場合についてのものであ
ったが、主情報信号の記録に先行して行なわれるべき消
去が消去信号源ＥＳから録再ヘッドＨｒｐに供給される
消去信号によって、回転型磁気記録媒体りの主情報（ｆ
ｆ号の記録跡に記録されている主情報信号が消去され、
主情報信号の記録跡中に記録されているトラッキング参
照信号の大部分は消去されないで残される。というよう
な態様のものとなされてもよいのであり。

この場合には、回転型磁気記録媒体りの表裏両面に対し
て、そ肛ぞれ各員なる磁気ヘッド組立体に−ＩＡを用い
て、表裏両面に順次交互に情報信号の記録を間欠的、ま
たは連続的に行なったり、あるいは回転型磁気記録媒体
りの表裏両面から、それぞれ各員なる磁気ヘッド組立体
ＨＡにより、順次交互に情報信号の再生を間欠的、また
は連続的にｔｊなって、駒撮り記録再生、連続記録再生
などが行なわれるが、記録に際しては端子４に与えられ
るタイミング信号によって、消去信号源ＥＳから所定の
タイミングで録再ヘッドＨｒｐに対して消去信号が供給
さオＬるのである。

回転型磁気記録媒体りに対して予め記録されているトラ
ッキング参照信号用の記録跡が、同心円状か、あるいは
渦巻状かに応じて、磁気記録再生装置における移送機構
ＦＭによる磁気ヘッド組立体ＨＡに対する移送の態様が
変更されるべきことは当然である。

（効果） 以上、詳細に説明したところから明らかなように、トラ
ッキング制御のために回転型磁気記録媒体の磁性層に記
録されているトラッキング参照信号を読出すべく設けら
れたトラッキング参照信号再生用の第１の磁気ヘッドと
、主情報信号の記録゛再生用の第２の磁気ヘッドとを含
む複数個の磁気ヘッドが、閉ループのトラッキング制御
系中のトラッキング制御駆動機構し；よるトラッキング
制御により、一体内に駆動変位されうるようになされて
いる磁気ヘッド組立体であって、前記した第１の磁気ヘ
ッドと第２の磁気ヘッドとの間に、前記した第１．第２
の磁気ヘッドにおける磁気ヘッドのトラック１１１方向
の巾寸法よりも大きな１１寸法を有しているとともに、
前記した第１．第２の磁気ヘッドと回転磁気記録媒体と
によって形成される接平面に対して僅かな間隙を生じさ
せうる如き゛高さ寸法を有している如き強磁性体材料に
よる磁気遮蔽部材を設けてなる磁気ヘッド組立体である
から、本発明の磁気記ヘッドの組立体では、主情報信号
の記録再生用の磁気ヘッドＨｒｐからトラッキング参照
信号再生用の磁気ヘッドに刻する信号の漏洩が著るしく
小さくなさＪＬるから、常に安定な状態でトラッキング
制御の下に、回転型磁気記録再生動作を実現できるので
あり、本発明により既述した従来の問題点は良好に解消
される。

【図面の簡単な説明】

第１図は信号の周波数配置図、第２図は記録跡パターン
の平面図、第３図は本発明の磁気記録再生方式の一実施
態様のブロック図、第４図は磁気ヘッドと記録跡との関
連を示す図、第５図及び第８図の（ａ）ならびに第９図
は磁気ヘッド組立体の斜視図、第６図は磁気ヘッド組立
体の平面図、第７図及び第８図の（ｂ）は磁気ヘッド組
立体の側面図である。 １−Ｉ　Ａ・・・磁気ヘッド組立体、Ｈｔ・・・トラッ
キング参照信号再生用の磁気ヘッド、Ｈｒｐ・・・主情
報信号の記録再生用磁気ヘッド、Ｈｄ・・・ダミーヘッ
ド、Ｄ・・・回転型磁気記録媒体、ＡＣＴ・・・トラッ
キング制御系のアクチュエータ、ＭＳ・・・磁気遮蔽用
部材。 ５Ｗｒｐ・・・録再切換スイッチ、ＥＳ・・・消去信号
源、５・・・取付基板、 特許出願人　日本ビクター株式会社 第　１　面 叉　２　図 美　３　図 （ＣＬ） （１）） ！ＨＡ　（ｃ） （ｄ） 尤　４１￥Ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トランキング制御のために回転型磁気記録媒体の磁性層
   に記録されているトラッキング参照ｍ号を読出すべく設
   けられたトラッキング参照信号再生用の□第１の磁気ヘ
   ッドと、主情報信号の記録再生用の第２′の磁気ヘッド
   とを含む複数個の磁気ヘッドが、閉ループ□のトランキ
   ング制御系中のトラツキ□ジグ制−駆動機構によるトラ
   ッキング制御により、一体内に駆動変位されうるように
   なされている磁気ヘッド組立体で□あって、前記した第
   １の′磁気ヘッドと第２の磁気ヘッドとの間に、前記し
   た第１．第２の磁気にラドにおける磁気ヘッドの１−ラ
   ックＩＩＪ方向のｔｉＪ寸法よりも大−なｒｉＪ寸法を
   有しているとともに、前記した第１．第２の磁気ヘッド
   と回転磁気記録媒体とによって形成される接平面に対し
   そ僅かな間隙を生じさせうる如き高さ寸法を有している
   如き強磁性体材料による磁気遮蔽部材を設けてなる磁気
   ヘッド組立体