JPS6089603A - 高速増殖炉の給水制御装置 - Google Patents
高速増殖炉の給水制御装置Info
- Publication number
- JPS6089603A JPS6089603A JP19594783A JP19594783A JPS6089603A JP S6089603 A JPS6089603 A JP S6089603A JP 19594783 A JP19594783 A JP 19594783A JP 19594783 A JP19594783 A JP 19594783A JP S6089603 A JPS6089603 A JP S6089603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- steam temperature
- evaporator outlet
- flow rate
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は高速増殖炉の稼動率向上に係り、特にプラント
運転時に生じた非定常なアンバランスに伴う制御装置の
動作を蒸発器出口蒸気温度設定値変更により補充し稼動
率を向上させる給水制御装置に関する。
運転時に生じた非定常なアンバランスに伴う制御装置の
動作を蒸発器出口蒸気温度設定値変更により補充し稼動
率を向上させる給水制御装置に関する。
従来の制御装置は、給水流量を制御するために蒸発器出
口蒸気温度を制御対象とするが、蒸発器出口蒸気温度設
定値を、蒸気発生器に一時的なアンバランスが生じた場
合も一定としているため、アンバランス解消後の制御動
作に遅れが生じて、プラントトリップに至る欠点があっ
た。
口蒸気温度を制御対象とするが、蒸発器出口蒸気温度設
定値を、蒸気発生器に一時的なアンバランスが生じた場
合も一定としているため、アンバランス解消後の制御動
作に遅れが生じて、プラントトリップに至る欠点があっ
た。
本発明の目的は、大巾に設備を変更することなく、プラ
ント運転時に生じた一時的なアンバランスによって発生
するプラントのトリップを回避し稼動率向上を提供する
ことにある。
ント運転時に生じた一時的なアンバランスによって発生
するプラントのトリップを回避し稼動率向上を提供する
ことにある。
本発明では、特にプラント運転中、蒸気発生器の1次側
と2次側流量に一時的なアンバランスが生じた場合、そ
の後の流量バランスの回復を予測し、蒸発器出口蒸気温
度設定点を変更することにより、制御装置内の積分器の
飽和現象等を緩和し、プラントトリップを回避しながら
アンバランスを解消できることに着目している。
と2次側流量に一時的なアンバランスが生じた場合、そ
の後の流量バランスの回復を予測し、蒸発器出口蒸気温
度設定点を変更することにより、制御装置内の積分器の
飽和現象等を緩和し、プラントトリップを回避しながら
アンバランスを解消できることに着目している。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図により説明す
る。第1図に示す蒸気発生器1の出口蒸気温度2により
給水調節弁3を操作し、給水流量4を制御する制御装置
5を有する高速増殖炉において、蒸発器出口蒸気温度設
定値変更機能を有する制御装置6を加えた構成を考える
。制御装置6は、設定値変更許可信号7の介在の下で、
蒸発器出口蒸気温度2を入力とし、温度設定点信号8を
出力とする。以上の構成の下で、いま給水ポンプ9のう
ち1台が何らかの原因でトリップした場合の上記制御装
置の動作について述べる。
る。第1図に示す蒸気発生器1の出口蒸気温度2により
給水調節弁3を操作し、給水流量4を制御する制御装置
5を有する高速増殖炉において、蒸発器出口蒸気温度設
定値変更機能を有する制御装置6を加えた構成を考える
。制御装置6は、設定値変更許可信号7の介在の下で、
蒸発器出口蒸気温度2を入力とし、温度設定点信号8を
出力とする。以上の構成の下で、いま給水ポンプ9のう
ち1台が何らかの原因でトリップした場合の上記制御装
置の動作について述べる。
給水ポンプの1台がトリップすると、バックアップ用の
給水ポンプ10が起動するが、完全に起動するまでの間
、蒸気発生器1の2次冷却材流量11と給水流量4にミ
スマツチが生じるため、蒸発器出口蒸気温度2は、初期
温度T0より上昇し、給水調節弁3も全開となる。その
際、バックアップ用給水ポンプ起動信号によって、その
後の給水流量4の増大を予知し、設定値変更許可信号7
を出す。この許可信号7の存在の下で、蒸発器出口蒸気
温度2がバイアス値12(T、)を越えると、蒸発器出
口蒸気温度設定値8をToからT2に変更する。
給水ポンプ10が起動するが、完全に起動するまでの間
、蒸気発生器1の2次冷却材流量11と給水流量4にミ
スマツチが生じるため、蒸発器出口蒸気温度2は、初期
温度T0より上昇し、給水調節弁3も全開となる。その
際、バックアップ用給水ポンプ起動信号によって、その
後の給水流量4の増大を予知し、設定値変更許可信号7
を出す。この許可信号7の存在の下で、蒸発器出口蒸気
温度2がバイアス値12(T、)を越えると、蒸発器出
口蒸気温度設定値8をToからT2に変更する。
第2図には、本発明を適用した場合の給水ポンプ1台ト
リップ時の蒸発器出口蒸気温度2と給水流量4の時間変
化を、本発明を適用しない場合の例と比較して1本発明
による効果を示す。
リップ時の蒸発器出口蒸気温度2と給水流量4の時間変
化を、本発明を適用しない場合の例と比較して1本発明
による効果を示す。
本発明を適用しない場合(第2図中の点線)では、給水
流量4の増加に伴う給水調節弁3の閉動作が遅れ、蒸発
器出口蒸気温度2が低下し、蒸発器出ロ蒸気温度低イン
ターロック設定値13を下回り、プラントトリップに至
るが、本発明を適用した場合(第2図中の実線)には、
プラントトリップに至ることなく整定する。
流量4の増加に伴う給水調節弁3の閉動作が遅れ、蒸発
器出口蒸気温度2が低下し、蒸発器出ロ蒸気温度低イン
ターロック設定値13を下回り、プラントトリップに至
るが、本発明を適用した場合(第2図中の実線)には、
プラントトリップに至ることなく整定する。
なお本実施例に於ては、設定値変更許可信号7を、バッ
クアップ用給水ポンプ起動信号としているが、その他代
案として以下のものが考えられる。
クアップ用給水ポンプ起動信号としているが、その他代
案として以下のものが考えられる。
(1)給水ポンプトリップ信号と給水流量(〉設定値)
信号 (2)セットバック信号と給水流量(〉設定値)信号。
信号 (2)セットバック信号と給水流量(〉設定値)信号。
本発明によれば、プラン1−運転時、蒸気発生器の流量
に一時的なアンバランスを生じた場合でも蒸発器出口蒸
気温度設定値を変更することによって、プラントトリッ
プを回避しながら安定化させることができるので、設備
の稼動率向上によるプラントトリップ時に発生するであ
ろう経済的負担の軽減およびシステムの経済的運用を可
能とする効果がある。
に一時的なアンバランスを生じた場合でも蒸発器出口蒸
気温度設定値を変更することによって、プラントトリッ
プを回避しながら安定化させることができるので、設備
の稼動率向上によるプラントトリップ時に発生するであ
ろう経済的負担の軽減およびシステムの経済的運用を可
能とする効果がある。
第1図は本発明に係わる主要なシステムおよび制御装置
の構成図である。 第2図は本発明を適用する場合についてのシミュレーシ
ョン例を示す図である。 1・・・蒸気発生器、2・・・蒸発器出口蒸気温度、3
・・・給水調節弁、4・・・給水流量、5・・制御装置
、6・・制御装置、7・・・温度設定値変更許可信号、
8・・・温度設定点、9・・・給水ポンプ、1o・・・
バックアップ用給水ポンプ、11・・・2次冷却材流量
、12・・・バイアス、13−蒸発器出ロ蒸気温度低イ
ンターロック設定値。 代理人 弁理士 高橋明夫 時間 峙閑
の構成図である。 第2図は本発明を適用する場合についてのシミュレーシ
ョン例を示す図である。 1・・・蒸気発生器、2・・・蒸発器出口蒸気温度、3
・・・給水調節弁、4・・・給水流量、5・・制御装置
、6・・制御装置、7・・・温度設定値変更許可信号、
8・・・温度設定点、9・・・給水ポンプ、1o・・・
バックアップ用給水ポンプ、11・・・2次冷却材流量
、12・・・バイアス、13−蒸発器出ロ蒸気温度低イ
ンターロック設定値。 代理人 弁理士 高橋明夫 時間 峙閑
Claims (1)
- 1、給水流量制御に蒸発器出口蒸気温度を用いるプラン
トに於て、プラント運転時に、蒸気発生器に非定常なア
ンバランスが発生した場合、蒸発器出口蒸気温度設定値
変更機能を設けたことを特徴とする高速増殖炉の給水制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19594783A JPS6089603A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 高速増殖炉の給水制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19594783A JPS6089603A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 高速増殖炉の給水制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6089603A true JPS6089603A (ja) | 1985-05-20 |
Family
ID=16349617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19594783A Pending JPS6089603A (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 高速増殖炉の給水制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6089603A (ja) |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP19594783A patent/JPS6089603A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6089603A (ja) | 高速増殖炉の給水制御装置 | |
JPS586306A (ja) | 蒸気温度制御装置 | |
JPH07103808B2 (ja) | 系統周波数急減時の負荷バツクアツプ方法 | |
JPH07158812A (ja) | ボイラの制御方法および制御装置 | |
JPS59137898A (ja) | 原子力発電所の出力制御装置 | |
JPS6180095A (ja) | 原子炉の水位制御装置 | |
JPH0431559B2 (ja) | ||
JPS58214895A (ja) | 高速増殖炉の運転制御装置 | |
JPS61211605A (ja) | ウオ−タセパレ−タ水位制御装置 | |
JPS60101407A (ja) | 給水制御装置 | |
JPS6124903A (ja) | ボイラ自動制御装置 | |
JPH04241705A (ja) | 蒸気タ―ビン制御装置 | |
JPS562405A (en) | Load control device | |
JPS639602A (ja) | 地熱タ−ビンの入口蒸気圧力制御方法 | |
JPS6179193A (ja) | 沸騰水型軽水炉原子力発電所のバイパス弁制御方法 | |
JPH01110813A (ja) | タービン制御装置 | |
JPS636837B2 (ja) | ||
JPS61246502A (ja) | 給水制御装置 | |
JPS61114197A (ja) | 高速増殖炉プラントの停止方法 | |
JPS6271898A (ja) | 原子炉出力制御装置 | |
JPS63154807A (ja) | 非線形特性を有するタ−ビン制御装置 | |
JPS6197597A (ja) | 原子炉給水制御装置 | |
JPS62200295A (ja) | 原子炉圧力制御装置 | |
JPS6336003A (ja) | タ−ビン制御装置 | |
JPH06230176A (ja) | タ−ビン制御装置 |