JPS608744Y2 - 手さげ用把手 - Google Patents
手さげ用把手Info
- Publication number
- JPS608744Y2 JPS608744Y2 JP17702180U JP17702180U JPS608744Y2 JP S608744 Y2 JPS608744 Y2 JP S608744Y2 JP 17702180 U JP17702180 U JP 17702180U JP 17702180 U JP17702180 U JP 17702180U JP S608744 Y2 JPS608744 Y2 JP S608744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- engagement hole
- semicircular
- paper box
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は手さげ用把手に関するもので、その目的とする
ところは紙箱等の側壁に形成した係合孔へ把手端の係止
部を係止して取付けられる把手において、取付が容易で
、支軸部による支持力の分散が行なわれ、通常の手さげ
時に確実で上下動がなく持ち易い把手であると共に一方
の把手だけによる片持ち、支持においても略半円形後面
板による面支持により強固で支持力分散効果によって安
心して使用できる手さげ用把手を提供しようとするもの
である。
ところは紙箱等の側壁に形成した係合孔へ把手端の係止
部を係止して取付けられる把手において、取付が容易で
、支軸部による支持力の分散が行なわれ、通常の手さげ
時に確実で上下動がなく持ち易い把手であると共に一方
の把手だけによる片持ち、支持においても略半円形後面
板による面支持により強固で支持力分散効果によって安
心して使用できる手さげ用把手を提供しようとするもの
である。
従来から紙箱等の側壁に形成した孔へ、把手の端部の係
止部を係止して支持する手さげ把手は存在したが、孔が
小さか？たり、直線状であって支持力が該孔部に集中し
て紙箱が破損したりする危険性がみられた。
止部を係止して支持する手さげ把手は存在したが、孔が
小さか？たり、直線状であって支持力が該孔部に集中し
て紙箱が破損したりする危険性がみられた。
特に紙箱の両側壁に取付けられた手さげ用把手を同時に
持って使用する場合は比較的安心して利用できるが、把
手の一方だけをもってぶら下げるような場合（以下片持
ちと称する）には、紙箱の孔部に対して孔を広げる方向
に力が加わり、紙箱の破損を生じる危険性が大きかった
。
持って使用する場合は比較的安心して利用できるが、把
手の一方だけをもってぶら下げるような場合（以下片持
ちと称する）には、紙箱の孔部に対して孔を広げる方向
に力が加わり、紙箱の破損を生じる危険性が大きかった
。
本考案は上記にような従来の欠点を除去したもので、以
下図面に従ってその構成を説明する。
下図面に従ってその構成を説明する。
１は紙箱で、ボール紙等の厚紙で構成されている。
２は柔軟性を有するアーチ型把手、３は把手２の両端係
止部である。
止部である。
通常アーチ型把手は係止部を紙箱の側壁に形成した孔へ
係止して取付け、両側壁からの２つのアーチ型把手によ
って手さげ用として使用される。
係止して取付け、両側壁からの２つのアーチ型把手によ
って手さげ用として使用される。
４は紙箱１の両側壁に穿設された係合孔で、上方半円部
５と、これに続く下方すぼみ部６から戊っている。
５と、これに続く下方すぼみ部６から戊っている。
７は把手２の上方部を補強するリブ部である。
把手２の両端係止部３はそれぞれ前記紙箱１の係合孔４
を覆う程度に広く且つ把手部に続く前面板８と、この前
面板８の裏面で、前記保合孔４の上方半円部５の内周に
沿う円形で、下方すぼみ部６より径を大きくした支軸部
９と、この支軸部９の裏面で、前記係合孔４の上方半円
部５の型よりも大きい半円板とした略半円型後面板１０
とから戊り、この略半円型後面板１０の両端は角取り端
部１１とした。
を覆う程度に広く且つ把手部に続く前面板８と、この前
面板８の裏面で、前記保合孔４の上方半円部５の内周に
沿う円形で、下方すぼみ部６より径を大きくした支軸部
９と、この支軸部９の裏面で、前記係合孔４の上方半円
部５の型よりも大きい半円板とした略半円型後面板１０
とから戊り、この略半円型後面板１０の両端は角取り端
部１１とした。
１２は第６図に示すように略半円型後面板１０に形成し
たぬすみ部である。
たぬすみ部である。
両端係止部３はそれぞれ係合孔４に係止されるが、この
際略半円型後面板１０の角取り端部１１の一方を係合孔
４に入れ、支軸部９が係合孔４の周縁に当るまで押入れ
、円周に沿って係止部３を回動させることにより、係合
孔４の周縁は多少ひずみ形になった状態で順次略半円型
後面板の半円板を係合孔４の裏面側へ挿入することがで
きる。
際略半円型後面板１０の角取り端部１１の一方を係合孔
４に入れ、支軸部９が係合孔４の周縁に当るまで押入れ
、円周に沿って係止部３を回動させることにより、係合
孔４の周縁は多少ひずみ形になった状態で順次略半円型
後面板の半円板を係合孔４の裏面側へ挿入することがで
きる。
第７図は上記の装着時の状態を示す。
本考案は上記のような構成をとったので、把手２の係止
部３を係合孔４へ装着後は、第３図一点鎖線で示すよう
に支軸部９が係合孔４の上方半円部５に沿った状態で係
合腰係合孔４の前面は前面板８て覆われ、外部から係合
孔４が見えないようになり、係合孔４の後面は略半円型
後面板１０により保護された形となっている。
部３を係合孔４へ装着後は、第３図一点鎖線で示すよう
に支軸部９が係合孔４の上方半円部５に沿った状態で係
合腰係合孔４の前面は前面板８て覆われ、外部から係合
孔４が見えないようになり、係合孔４の後面は略半円型
後面板１０により保護された形となっている。
紙箱の両側壁に取付けた把手２を２本共に握って支持し
た場合、係合孔４の上方半円部５にぴったり沿った支軸
部９により接触面積が大きく、円周上に支持力が分散さ
れ、一点又は直線上に支持力が集中することがないので
、強固な支持状態が得られ、紙箱の係合孔４を破損する
ようなことはほとんど考えられない。
た場合、係合孔４の上方半円部５にぴったり沿った支軸
部９により接触面積が大きく、円周上に支持力が分散さ
れ、一点又は直線上に支持力が集中することがないので
、強固な支持状態が得られ、紙箱の係合孔４を破損する
ようなことはほとんど考えられない。
又たとえ、紙箱の一方側壁側の把手だけをもって片持し
た場合にも、本考案には係合孔４の裏面に孔より径の大
きい半円板とした略半円型裏面板１０が存在するので、
この周縁部が紙箱の裏面側に当接して押え付は面積が大
きく、しかも円周上にせん断力を分散するので、片持ち
による紙箱側壁への垂直方向の力も分散され、従来例に
みられたせん断力が一点に集中するか、係合孔を押し広
げるような方向の力にもならないので、保合孔の保護効
果の大きい把手を提供することができた。
た場合にも、本考案には係合孔４の裏面に孔より径の大
きい半円板とした略半円型裏面板１０が存在するので、
この周縁部が紙箱の裏面側に当接して押え付は面積が大
きく、しかも円周上にせん断力を分散するので、片持ち
による紙箱側壁への垂直方向の力も分散され、従来例に
みられたせん断力が一点に集中するか、係合孔を押し広
げるような方向の力にもならないので、保合孔の保護効
果の大きい把手を提供することができた。
第１図は本考案手さげ用把手を取付けた紙箱の斜視図、
第２図は紙箱だけの斜視図、第３図は紙箱の側壁に形成
した係合孔の拡大正面図、第４図はアーチ型把手の拡大
正面図、第５図は把手の拡大側面図、第６図は第４図Ａ
−Ａ線による断面図、第７図は係合孔へ係止部を装着す
る時の状態を示す拡大正面図。 １・・・・・・紙箱、２・・・・・・把手、３・・・・
・・係止部、４・・・・・・係合孔、５・・・・・・上
方半円部、６・・・・・・下方すぼみ部、訃・・・・・
前面板、９・・・・・・支軸部、１０・・・・・・略半
円型後面板。
第２図は紙箱だけの斜視図、第３図は紙箱の側壁に形成
した係合孔の拡大正面図、第４図はアーチ型把手の拡大
正面図、第５図は把手の拡大側面図、第６図は第４図Ａ
−Ａ線による断面図、第７図は係合孔へ係止部を装着す
る時の状態を示す拡大正面図。 １・・・・・・紙箱、２・・・・・・把手、３・・・・
・・係止部、４・・・・・・係合孔、５・・・・・・上
方半円部、６・・・・・・下方すぼみ部、訃・・・・・
前面板、９・・・・・・支軸部、１０・・・・・・略半
円型後面板。
Claims (1)
- 柔軟性を有する合威樹脂製略アーチ型把手の両端係止部
を、紙箱その他ボックスの側面に穿設した係合孔へ係止
するようにした把手とし、前記係合孔は上方半円部とこ
れに続く下方すぼみ部から戒り、前記把手の両端係止部
はそれぞれ前記係合孔を覆う程度に広く且つ把手部に続
く前面板と、この前面板の裏面で、前記係合孔の上方半
円部の内周に沿う円形で下方すぼみ部より径を大きくし
た支軸部と、この支軸部の裏面で前記係合孔の上方半円
部の径よりも大きい半円板で両端に角取り端部を有する
略半円型後面板とから成ることを特徴とする手さげ用把
手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17702180U JPS608744Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 手さげ用把手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17702180U JPS608744Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 手さげ用把手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5799433U JPS5799433U (ja) | 1982-06-18 |
| JPS608744Y2 true JPS608744Y2 (ja) | 1985-03-28 |
Family
ID=29970516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17702180U Expired JPS608744Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 手さげ用把手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608744Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP17702180U patent/JPS608744Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5799433U (ja) | 1982-06-18 |
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