JPS6086674A - 図形識別回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は画像処理装置に係り、とくに線図形等の描かれ
た被処理画像を方眼状に分割し１分割された部分画像毎
に各々の部分図形が直線か折線かの識別を行う図形識別
回路に関する。

（ｂ）技術の背景 電子計算機システムを利用した画像処理においては１通
常、被処理画像を所定の間隔でマスク走査して読み取り
、所定の大きさの画素毎に濃度等の画像情報を量子化し
たのちに所望の処理を行うのであるが１例えば被処理画
像が地図等の線図形の場合には、被処理画像の濃度を画
素毎に２値化して黒画素と白画素とによって表すことに
よって圧縮するのみならず、このようにして表される画
像を方眼状に分割し分割された部分画像毎に各々の部分
図形をベクトル情報に変換してコード化することによっ
て更に圧縮するという方法が用いられている。

＜ｃ）従来技術と問題点 前記部分図形のベクトル情報への変換による圧縮の一手
法として、各部分図形が直線か折線かの何れかに識別す
る方法がある。この識別のため。

従来、細線化処理を施すことによって０；１記部分図形
を細線に変換したのち、３×３画素の局所的方向検出用
のマスクによる走査によって前記細線の各部における方
向成分をめ屈折部の有無を調べる方法、あるいは３×３
の局所的変曲部検出用のマスクによる走査によって前記
細線の変曲点を抽出する方法等が用いられている。

しかし、これらの方法は何れも線分をマスク走査によっ
て追跡するため、処理回路が複雑であるという欠点、処
理データ量が多いため処理に長時間を要するという欠点
、および局所的な線分の特徴によって識別を行うためノ
イスの影響を受け易いという欠点がある。

（ｄ）発明の目的 本発明の目的は５図形が直線か折線かの識別を簡単な構
成により短時間に且つノイズの影響を受けることなく行
うことのできる手段を提供することにある。

（ｅ）発明の構成 本発明になる図形識別回路は、方眼状に配列される画素
毎に黒画素と白画素との２値データによって表され矩形
状に切り出された部分画像を方向の異なる複数の座標軸
上に投影しその部分画像に含まれる線図形の投影パター
ンを生成する手段と。

前記線図形の端点の前記座標軸上の座標値を決定する手
段と、前記投影パターンの１１１！！点の座標値と前記
線図形の端点の座標値とを比較する比較手段とを備え、
前記線図形が直線か折線かを」′１１定するようにした
ものである。

（ｆ）発明の実施例 以下に本発明の要旨を実施例によゲζ具体的に説明する
。

第１図は本発明一実施例の構成を示ずゾｌ：Ｉ　７り図
であり１図において１は画像を方眼状に配列される画素
毎に黒画素と白画素とのｉ　４１？ｊデータとして記憶
する画像・メモリ、２は画像メモリｌに記憶する例えば
第２図（ａ）のような線図形の１１１１かれた画像を同
図（ｂｌのように方眼状に分割して方形の部分画像を一
つずつ切り出す切出し回路、３ば切出し回路２によって
切り出された部分画像のうち、各部分画像中の部分図形
が直線あるいは折線であるものを抽出する抽出回路、４
は切出し回１１ｈ２によって切り出され、かつ抽出回路
３によゲζ抽出された部分画像を一時記憶する部分画像
メモリ、５は部分画像メモリ４に記憶する部分画像に対
し。

第３図に示すように２部分画像を構成する画素の配列方
向（図において方眼状の点線の交点が各画素の中心位置
を示す）に関し矢印によって表される１２方向の座標軸
を設定する座標生成回路、６は部分画像メモリ４に記憶
する部分画像を座標生成回路５によって設定される１２
方向の各座標軸上に黒画素を投影し、その部分画像に含
まれる線図形の投影パターンを生成する黒画素投影パタ
ーン生成回路、１０は部分画像メモリ４に記憶する部分
画像を座標生成回路５によって設定される１２方向の各
座標軸上に白画素を投影し、その部分画像に含まれる線
図形の投影パターンを生成する白画素投影パターン生成
回路、７は部分画像メモリ４に記憶する部分画像に含ま
れる線図形の端点の前記Ｉ２方向の座標軸上の座標値を
決定する端点決定回路８は投影パターン生成回路６によ
って得られる投影パターンの端点の座標値と端点決定回
路７によって得られる線図形の端点の座標値とを比較す
る比較回路、１１は投影パターン生成回路６によって得
られる投影パターンの端点の座標値と端点決定回路７に
よって得られる線図形の端点の座標値とを比較する比較
回路、９は比較回路、８および比較回路１１における比
較結果に基づいて２部分画像メモリ４に記憶する部分画
像に含まれる線図形が直線か折線かを判定する判定回路
である。

第４図に例示するような部分画像ＡｌＪＣＤ中の線図形
ａｂｃに対し、投影パターン生成回路６は。

例えば（１）方向および（２）方向の座標軸（第３図参
照）に関し、それぞれｄｅおよびｆ［のような投影パタ
ーンを生成する。

一方、端点決定回路７は前記線図形の（＋１方向のおよ
び（２）方向の座標軸に関する端点の座標として。

それぞれ、ｄとｅおよびｈとｇを決定する。

比較回路８は、このようしてｉｑられた投影パターン゛
と端点の座標とを前記１２方向の座標軸毎に比較し１例
えば、（２）方向の座標軸に関する端点ａの座標りが投
影パターンｆｇの内側にあること、および比較回路１１
は、このようし゛（ｆ！７られた投影バターンと端点の
座標とを前記１２方向の座標軸毎に比較し１例えば、（
２）方向の座標軸に関する端点幅ｈｇと白画素投影時の
黒画ｓ１＠（この場合はゼロになる）とを比較し１両者
がほぼ等しい場合において判定回路９は線図形ａｂｃが
折線であると判定する。

なお、第４図の例では、（１３方向の座標軸に関する投
影バクーンおよび端点座標によって、この判定を行うこ
とは出来ない。しかし、前記１２方向の座標軸を利用す
ることにより、その内のいずれかの座標軸によって、前
記線図形が直線か折線かを。

はぼ確実に判定することが出来る。

また、上記実施例は、座標性成回路４において生成し投
影パターン生成回路６および端点決定回路７において用
いる座標軸の数を１２本としているが、その本数を増す
ことによって、前記直線あるいは折線の判定精度を向上
することが出来る。

（ｇ）発明の詳細 な説明したように２本発明によれば、従来のようにマス
ク走査等の局所的な処理によらず、大域的に図形が直線
か折線かの判別を行うため、処理データ量が少なり、シ
たがゲζ装置の構成が比る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明−実施例の構成を示ずブｌ：Ｉ　７り図
、第２図は切出し回路の説明図、第３図は座標生成回路
の説明図、また第４図は投影バクーン生成回路の説明図
である。 図中、２は切出し回路、５は座標生成回路、６は黒画素
投影パターン生成回路、７は端点決定回路、８と１１は
比較回路、９は判定回１洛、１０は白画素投影パターン
生成回路である。 （久２ Ｚ　目 （イ少

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 方眼状に配列される画素毎に黒画素と白画素との２値デ
   ータによって表され矩形状に切り出された部分画像を方
   向の異なる複数の座標軸上に投影しその部分画像に含ま
   れる線図形の投影パターンを生成する手段と、前記線図
   形の端点の前記座標軸上の座標値を決定する手段と、前
   記投影パターンの端点の座標値と前記線図形の端点の座
   標値とを比較する比較手段とを備え、前記線図形が直線
   か折線かを判定することを特徴とする図形識別回路。