JPH08226961A - 自動目標識別装置 - Google Patents

自動目標識別装置

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JPH08226961A
JPH08226961A JP7055208A JP5520895A JPH08226961A JP H08226961 A JPH08226961 A JP H08226961A JP 7055208 A JP7055208 A JP 7055208A JP 5520895 A JP5520895 A JP 5520895A JP H08226961 A JPH08226961 A JP H08226961A
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利夫 沼尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッジ画像の対数極座標変換の順変換と逆変
換により作成した極座標マップを重ね合わせ、さらにこ
れを細線化することにより、画像内の目標の大きさに影
響を受けさせずに目標を識別させるための自動目標識別
装置を得る。 【構成】 エッジ画像の対数極座標変換の順変換と逆変
換により作成した対数極座標マップを重ね合わせ、さら
にこれを細線化した対数極座標マップを特微量として目
標の識別を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像の中の目標を、そ
の位置、大きさ、回転に影響されずにあらかじめ提示し
た複数の対象の中からその目標を自動的に識別する白動
目標識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22は自勒目標識別装置が適用される
システム全体を示す外観図である。図22において14
はオペレータが搭乗する母機、15は母機側で得られる
画像、16は画像に含まれる目標である。一般的に航空
機、車両などでは、オペレータが厳しい環境の中で自分
自身で目標16を見つけ、即座にその種別を判断して任
務遂行の準備をする必要がある。
【0003】オペレータの負荷軽減をおもな理由に米国
を中心として自動的に目標を識別する装置の開発が進め
られている。またこの技術を利用すると無人飛翔体にあ
っては自動的に目標を選定できるためより正確な攻撃が
期待できる。このように自動目標識別装置は多〈の期待
の中で複雑なパターン認識の信号処理を実現するためこ
れまで様々なアルゴリズムが提唱されてきた。一般に自
動的に画像内の目標を識別するためには、画像の中で目
標がどこに位置していても、目標の大きさがどんな場合
でも、目標が画像内で回転していても識別できるように
位置、大きさ、回転に不変な不変特徴量を求める特徴量
抽出段階とさらにこの不変特徴量を識別する特微量識別
段階を有する。これを実現する手段の1つとして例え
ば、まず画像内の目標を切り出すために二値化し、目標
の重心を原点とし目標のエッジにあたる画素を対数極座
標変換することにより対数極座標マップを作成し、さら
にこれを2次元フーリエ変換しその振幅スペクトルを不
変特徴量とする方法が提案されていた。
【0004】図23は上記の従来の自動目標識別装置の
構成図である。図23において画像入力装置1は画像情
報を取り込み、画像二値化装置2は画像入力装置1で取
り込まれた画像を二値化して目標を切り出す。重心検出
装置3は画像二値化装置2で切り出された二値化目標の
重心座標位置を求め、エッジ検出装置4は画像二値化装
置2で切り出された二値化目標のエッジを求める。対数
極座標変換装置5は重心検出装置3で求められた目標の
重心位置(xg,yg)を原点としてエッジ検出装置4で
検出された目標のエッジにあたる画素が画像の(i,
j)番目の画素であればその位置(xi,yj)を”数
1”により重心からエッジ迄の距離の対数ρを算出す
る。
【0005】
【数1】
【0006】また、”数2”により目標の重心とエッジ
のある画素がなす角度φを求める。この時エッジのある
画素が重心位置に対してどの象限にあるかで角度φを補
正する必要がある。
【0007】
【数2】
【0008】上記のように目標のエッジにあたる画素
を”数1”と”数2”により対数極座標変換して対数極
座標マップ上(ρ,φ)にマッピングし、エッジにあた
る画素すべてに対してこれを繰り返すことにより対数極
座標マップを作成する。図24は対数極座標変換するた
めの画像例1であり、図25は図24の画像の対数極座
標マップを表す。図25の対数極座標マップにおいて原
点は左上で水平方向が角度軸、垂直方向が対数距離軸を
表す。
【0009】上記のようにして、目標の重心の周りに対
数極座標変換を行うため目標が画像の中のどこにあろう
と同じ極座標マップが得られ、また対数をとるために目
標の大きさがk倍になってもエッジまでの対数距離ρは
log(k)だけずれるだけでk倍にはならない。また
画像の中で目標が回転していても角度φ方向にマッピン
グがずれるだけで済む。よって対数極座標変換は位置に
対して不変で、大きさに対しては垂直方向にずらし、回
転に対しては水平方向にずらすことにより対数極座標マ
ップが不変になる。大きさと回転に対しても不変性を得
るために特徴量変換装置6は対数極座標マップが入力さ
れこれに2次元フーリエ変換を施し、その振幅スペクト
ルを目標の位置、大きさ、回転に依存しない不変特徴量
として出力する。また目標識別装置7は、特微量変換装
置6からの不変特徴量が入力され、ニューラルネットワ
ークにより目標の識別結果を出力する。
【0010】目標識別装置7のニューラルネットワーク
を以下に説明する。ニューラルネットワークは、数々の
モデルがこれまで提案されており、その構造によってパ
ターン分類や最適化などと機能が異なる。目標識別装置
7で用いるのはパターン分類の機能を有するニューラル
ネットワークであり、識別させたい複数の目標を含む画
像をあらかじめ用意しておき、これらを画像入力装置1
に入力し、画像二値化装置2、重心検出装置3、エッジ
検出装置4、対数極座標変換装置5、特徴量変換装置6
を使用して不変特徴量を作成しておき、これらの不変特
徴量に対して望ましい出力が得られるようにニューラル
ネットワークの基本演算係数を変化させる学習と呼ばれ
る過程を済ませておいたものを使用する。以上のように
従来の目標識別装置は上記1から7で構成されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ただし上記の装置で
は、目標が小さい場合にはマッピング点であるエッジに
あたる画素の数がもともと少ないので、画像では連続の
はずのエッジの集合が対数極座標マップ上には不連続に
マッピングされてしまう。このため目標が小さく対数極
座標マップが不連続になると2次元フーリエ変換を施し
た結果は余分な高周波成分が強くでるため識別能力を低
減させる要因となっていた。このように従来では大きさ
に対して対数極座標マップが不変とは言えないという問
題があった。図26はこの問題を説明するための画像例
2であり、重心位置が等しい大きな正方形と小さな正方
形を含む画像である。また図27は図26の画像の対数
極座標マップである。図27は対数極座標マップにおい
ても原点は左上で水平方向が角度軸、垂直方向が対数距
離軸を表す。この問題を解消するためにこれまで対数極
座標変換の逆変換を利用して順方向の対数極座標マップ
と逆方向の対数極座標マップを重ね合わせることにより
上記の問題を解決する方法があった。対数極座標変換の
逆変換を以下に説明する。
【0012】対数極座標変換の逆変換では対数極座標マ
ップ上の各画素(ρn,φm)に対して”数3”によりも
との画像に対応する点のx座標を求める。
【0013】
【数3】
【0014】同様に”数4”によりもとの画像に対応す
る点のy座標を求める。
【0015】
【数4】
【0016】このようにして対数極座標マップ上のすべ
ての画素に対して”数3”と”数4”による変換を行
い、その画素位置(ρn,φm)に対応するもとの画像の
画素位置(x,y)を求め、そこが目標のエッジであれ
ば対数極座標マップ上の画素をマッピングすることにす
る。以上が対数極座標変換の逆変換の説明である。
【0017】しかしこの方法でもまだ間題が残る。目標
が小さい場合は対数極座標変換の逆変換により目標のエ
ッジが広範囲にマッピングされ、フーリエ変換を施すと
今度は低周波数成分が強くですぎて識別能力を低減さ
せ、やはり目標の太きさに不変な特徴量が得られないと
言う問題点があった。図28はこの問題を説明するため
の一例で、図26の画像を対数極座標変換の逆変換の対
数極座標マップであり、また図29は図27の対数極座
標変換の順変換の極座標マップと図28の対数極座標変
換の逆変換の極座標マップを重ね合わせたものである。
図29から同じ正方形でも対数極座標マップになるとマ
ッピングの様子が異なることがわかる。図28と図29
においても原点は左上で水平方向が角度軸、垂直方向が
対数距離軸を表す。
【0018】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、画像内の目標の形状が同じで大
きさが異なる場合に大きさに影響を受けにくい不変特徴
量を得ることにより、目標識別装置7のニューラルネッ
トワークの学習過程であらかじめ提示したパターンの目
標サイズと異なるサイズの目標が入ってきても識別性能
を向上することができる自動目標識別装置を得ることを
目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる自動目
標識別装置は、対数極座標変換の順変換による対数極座
標マップと逆変換による対数極座標マップを重ね合わせ
て作成した対数極座標マップを細線化する細線化処理装
置を設けたものである。
【0020】またこの発明は、画像のある画素に着目
し、その画素とその画素の周りの近傍画素を比較し、す
べての輝度値が同一の値でないならば着目したその画素
をエッジとして検出するエッジ検出装置を設けたもので
ある。
【0021】この発明は、あらかじめ提示する参照パタ
ーン用画像の対数極座標マツプを作成する際に対数距離
が最大となる点をあらかじめ規定した位置にくるように
しておき、識別しようとする入力画像の中の目標の対数
極座標マップを作成する時も通常に対数極座標マップを
一旦作成した後、特徴量変換装置において対数距離が最
大となる点をあらかじめ規定した位置にくるように全体
をずらす変換を行なう特微量変換装置を設けたものであ
る。
【0022】またこの発明は、細線化処理装置により得
られる対数極座標マツプの対数距離が最小となる点から
左右いずれか側に最も近い対数距離の最大となる画素が
あらかじめ決められた位置に位置するように全体をずら
す特徴量変換装置を設けたものである。
【0023】この発明は、二値化により切り出された目
標の領域内部に閉じた穴領域がある場合に、この穴領域
を検出し、穴領域の輝度値を目標の内部領域でかつ穴領
域の外側の輝度値に設定し穴領域をなくす穴埋め処理装
置を設けたものである。
【0024】この発明は、不変特徴量のサイズを圧縮し
て、圧縮の程度により画素ずれを吸収する対数極座標マ
ップ圧縮装置を設けたものである。
【0025】
【作用】この発明は、対数極座標変換の細線化すること
により目標識別装置にあらかじめ提示しておいたパター
ンと目標の大きさが異なる場合でも対数極座標マップの
差を小さくすることができるために識別性能が向上す
る。
【0026】この発明は、さらにエッジにあたる画素を
なるべく多く検出できるエッジ検出装置を備えることに
より、画像内の目標が小さい場合でも大きい目標の場合
と誤差の少ない対数極座標マップを作成することができ
るため識別性能を向上させることができる。
【0027】またこの発明は、対数極座標マップにおい
て対数距離が最大となる点があらかじめ決められた位置
にくるように全体をずらすことにより目標の大きさと画
像内の回転を補正した不変特徴量を得ることができる。
【0028】この発明は、対数極座標マップにおいて対
数距離が最大となる点が複数検出された場合に対数距離
が最小となる点から近い対数距離が最大となる点を選択
して選択されたがあらかじめ決められた位置に来るよう
に全体ををずらすことにより目標の大きさと画像内の回
転を補正した不変特徴量を得ることができる。
【0029】またこの発明は、二値化により切り出され
た目標の内部領域に閉じた穴領域を検出し、穴領域の輝
度値を目標の内部領域でかつ穴領域の外側の領域の輝度
値に設定し穴領域をなくす穴埋め処理装置を備えること
により、穴埋め処理装置がない場合に穴領域が存在する
と、この穴領域の外枠も目標のエッジ画素として検出さ
れてしまい、これらの画素が逆方向対数極座標変換され
ることにより、対数距離の小さい範囲つまり対数極座標
マップの上部が広範囲にマッピングされてしまい、誤差
の大きい領域で入力パターンどうしの差がつくことを防
ぐことができるために識別性能が向上する。
【0030】またこの発明は、特徴量変換装置により得
られる不変特徴量にずれが生じても不変特徴量のサイズ
を圧縮し、ずれを補償するため、不変特徴量のずれによ
る識別性能の劣化を防ぐことができる。
【0031】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明による自動目標識別装置の実
施例1の構成図である。図において1〜7は前記従来装
置とまったく同一のものである。8は細線化処理装置
で、この発明による自動目標識別装置は上記1〜8で構
成される。
【0032】画像入力装置1は画像情報を取り込み、画
像二値化装置2は画像入力装置1で取り込まれた画像を
二値化して目標を切り出す。重心検出装置3は画像二値
化装置2で切り出された二値化目標の重心座標位置を求
め、エッジ検出装置4は画像二値化装置2で切り出され
た二値化目標のエッジを求める。対数極座標変換装置5
は重心検出装置3で求められた目標の重心位置(xg
g)を原点として工ッジ検出装置4で検出された目標
のエッジにあたる画素を両方向対数極座標変換して、対
数極座標マップを作成する。対数極座標変換装置5にお
いて作成される対数極座標マップは目標の大きさによっ
てその幅に変動があり、これを補正するために細線化処
理装置8は、対数極座標変換装置5から対数極座標マッ
プが入力され、この対数極座標マップをトポロジカルな
性質は保存しつつ消去可能な画素を消去してゆき、対数
極座標マップ図形の幅を細線化した対数極座標マツプを
出力する。細線化処理は一般的に手書き文字の情報圧縮
など二値化図形の処理に頻繁に使われており、その過程
はこれまで多くの方法が開発されている。一般的には、
単結境界点(削除しても局所的に対数極座標マップを非
連結にしない点)で対数極座標マップ中に2点以上の近
傍をもつ画素を画像全体にわたり探してゆき適当な制約
条件(図形の上下左右から等速度で消去、余分な枝や交
差部の不自然なひずみの発生を防ぐ、等)のもとで反復
消去することで実現される。
【0033】次に特徴量変換装置6は、細線化処理装置
8から入力される細線化された対数極座標マップを2次
元フーリエ変換を行い、画像内の目標の位置、大きさ、
回転に不変な特微量を作成する。目標識別装置7は、特
徴量変換装置6から入力される不変特徴量に基づき、目
標の識別結果を出力する。図2は細線化処理装置8の細
線化の一例を説明する図である。白丸と黒丸は図形サブ
セットの各点を表し、白丸が単結境界点で図形サブセッ
ト中に2点以上の近傍をもつ点を表し、黒丸は図形サブ
セットから白丸を取り除いた点を表す。
【0034】図3はこの発明を説明するための一例で、
図26の画像を対数極座標変換の順変換の対数極座標マ
ップと逆変換の対数極座標マップを重ね合わせて作成し
た図29の対数極座標マップをさらに細線化処理した対
数極座標マツプである。図3の対数極座標マップにおい
ても、原点は左上で水平方向が角度軸、垂直方向が対数
距離軸を表す。
【0035】実施例2.図4はこの発明による自動目標
識別装置の実施例2の構成図である。図において1〜
3,5〜7は上記従来装置とまったく同一のものであ
る。8は細線化処理装置で、10はこの発明によるエッ
ジ検出装置である。この発明による自動目標識別装置は
上記1〜3,5〜8,10で構成される。画像内の目標
が小さい場合、対数極座標変換のマッピング点がなるべ
く多くなるように、エッジ検出の段階でエッジにあたる
画素が多く検出されることが好ましい。従来のエッジ検
出には微分フィルタが使われフィルタカーネルと画像と
の畳み込み演算によりエッジ画素が検出されていた。
【0036】図5aは微分フィルタの一例であるSob
elフィルタの3×3画素のx方向のオペレータを示
す。また図5bは微分フィルタの一例であるSobel
フィル夕の3×3画素のy方向のオペレータを示す。上
記のように従来のエッジ検出フィルタは正負の係数を対
照的に配置されている。図6は二値化画像の局所的な一
例で3×3画素の領域を示す。Sobelフィルタは図
6の二値化画像の中心の画素をエッジ画素としてみなさ
ないのは明かである。これに対してエッジ検出装置10
は、画像のある画素に着目し、その画素とその画素の周
りのすべての近傍画素の輝度値を比較し、すべてが同一
の値でないならば着目したその画素はエッジとして検出
する。ここで近傍画素とは一般的な8近傍、12近傍、
24近傍などのことをいう。上記の処理を画像の全画素
について行い、画像全体に対して工ッジ検出を行なうこ
とによりエッジ画素を多く検出することができる。
【0037】図7は、エッジ検出装置10を説明する画
像例1である。図の中で丸は二値化画像の画素を表し、
白丸がしきい値により落とされた画素、黒丸がしきい値
以上で残った画素を示す。図中左の正方形はエッジ画素
かどうかを判定する画素とその周りの8近傍画素を囲む
ものでこの場合中心画素と周りの8近傍画素がすべて白
丸すなわち0値をとるのでその中心に位置する画素はエ
ッジ画素ではないとみなす。次に図8は、エッジ検出装
置10を説明する画像例2である。図8の中での表記は
図7と同じである。この場合周りの8近傍画素に白丸す
なわち0値をとる画素と黒丸の画素が混在しているので
その中心に位置する画素はエッジ画素であるとみなす。
同様にその中心に位置する画素の左隣の画素もエッジ画
素であるとみなされる。このようにエッジ検出装置10
はなるべくエッジにあたる画素を多く検出するため、目
標が小さく対数口座標マッピング点が少ない画素に対し
て特に有効である。
【0038】実施例3.図9はこの発明による自動目標
識別装置の実施例3の構成図である。図において1〜
5,7は上記従来装置とまったく同一のものである。8
は細線化処理装置で、11はこの発明による特徴量変換
装置である。この発明による自動目標識別装置は上記1
〜5,7,8,11で構成される。
【0039】この発明による特徴二変換装置11は、2
枚のフレームメモリを持っており、まず一方のフレーム
メモリに細線化処理装置8から入力される対数極座標マ
ップを格納しておき、このフレームメモリ上で対数距離
が最大となる点を対数極座標マップの下側からスキャン
して探してゆき最終的に対数距離が最大となる点があら
かじめ規定した位置にくるよう全体をずらした対数極座
標マップを他方のフレームメモリに格納し、これを出力
する。
【0040】図10は細線化処理装置8から得られる対
数極座標マップ例1である。17は対数距離が最大とな
る点である。また図11は特徴量変換装置11で位置を
ずらした対数極座標マップである。特徴量変換装置11
は図10において対数距離が最大となる点17を検出
し、対数距離が最大となる点17が図11におけるあら
かじめ決められた位置18にくるように全体をずらし、
すべての対数極座標マップに対し対数距離が最大となる
点17が同じ位置になるような対数極座標マップを得る
処理を行なう。
【0041】実施例4.図12はこの発明による自動目
標識別装置の実施例4の構成図である。図において1〜
5,7は上記従来装置とまったく同一のものである。8
は細線化処理装置で、12はこの発明による特徴量変換
装置である。この発明による自動目標識別装置は上記1
〜5,7,8,12で構成される。
【0042】対数距離が最大となる点が複数存在する場
合には、どれを規定した位置にずらせばいいのか特定で
きない。図13は細線化処理装置8から得られる対数極
座標マップ例2である。17は対数距離が最大となる点
であり、19は対数距離が最小となる点を示す。また図
14は図13の対数極座標マップ例2を特徴量変換装置
12で位置をずらした対数極座標マップである。この発
明による特徴量変換装置12は、2枚のフレームメモリ
を持っており、まず一方のフレームメモリに細線化処理
装置8から入力される対数極座標マップを格納してお
き、このフレームメモリ上で対数距離が最大となる点1
7を対数極座標マップの下側からスキャンして探してゆ
く。この時、複数検出された場合はそれらの位置をすべ
て記憶しておき、次にこのフレームメモリ上で対数距離
が最小となる点19を対数極座標マップの上側からスキ
ャンして探してゆく。次に対数距離が最小となる点19
から近い方の対数距離が最大となる点を選択する。選択
された対数距離が最大となる点17が図14におけるあ
らかじめ決められた位置18にくるように全体をずらし
た対数極座標マップを他方のフレームメモリに格納し、
これを出力する。
【0043】実施例5.図15はこの発明による自動目
標識別装置の実施例5の構成図である。図において1〜
7は上記従来装置とまったく同一のものである。8は細
線化処理装置で、9はこの発明による穴埋め処理装置で
ある。この発明による自動目標識別装置は上記1〜9で
構成される。
【0044】入力画像の目標の内部に輝度の低い部分が
ある場合、二値化処理装置2により出力される二値化画
像では目標領域の内部に閉じた穴領域ができ、さらにエ
ッジ検出装置4によって目標のエッジだけでなく穴領域
のエッジも検出されることになる。この穴領域のエッジ
が重心検出装置3により出力される重心位置から近い距
離に位置する場合、穴領域のエッジ画素は対数極座標変
換の逆変換により対数極座標マップの上部に広範囲にマ
ッピングされる。よって目標識別装置7では誤差が大き
い部分でパターンどうしの差がつくことになり識別性能
の劣化を招く。上記の理由から目標領域内部の穴領域は
エッジ検出装置4よりも前に取り除いておくことが好ま
しい。これを実現するために穴埋め処理装置9は、画像
二値化装置2から二値化画像が入力され、この二値化画
像の中の目標の領域内部に閉じた穴領域が存在するとこ
れを検出し穴領域の輝度値を目標の内部領域かつ穴領域
の外側の輝度値に設定し穴を埋めた二値化画像を出力す
る。
【0045】図16は穴埋め処理装置9の動作を説明す
るフローチャートであり、以下では図16に基づき穴埋
め処理装置9の説明をする。まず最初に入力された二値
化画像の輝度値を反転させる処理手順S1を行なう。図
17は画像二値化装置2から穴埋め処理装置9に入力さ
れる二値化画像の一例で、二値化により切り出された目
標領域R1の中にしきい値によって落とされた穴領域R
2が存在する。図17で黒い領域が輝度0で白い領域が
輝度1とする。次に反転画像の白い領域に番号付けを施
すラベリング処理手順S2を行なう。
【0046】図18は図17に処理手順S1と処理手順
S2を行った結果で、ラベリングの結果領域L1と領域
L2が得られる。次にラベリングされた領域総数をNと
する処理手順S3を行い、さらにラベリング番号nを1
に設定する処理手順S4を行なう。次にすべてのラベリ
ング領域に対して処理を行ったかどうかの判定の処理手
順S5を行い、ラベリング番号nがN以下の場合はラベ
リング番号nの領域が画像の外枠に接しているかどうか
の判定の処理手順S6を行なう。接していない場合はラ
ベリング番号nの領域を穴領域とみなし、ラベリング番
号nの領域の輝度値を0に設定する処理手順S7を行
い、次のラベリング領域を対象とするためにラベリング
番号nをインクリメントする処理手順S8を行なう。S
6にてラベリング番号nの領域が画像の外杵に接してい
る場合も処理手順S8を行なう。
【0047】上記の処理を繰り返し行ってすべてのラベ
リング領域に対して処理を行ったかどうかの判定の処理
手順S5にてnがNより大きくなれば、得られた画像を
再度白黒反転しなおす処理手順S9を行なう。
【0048】図19は図18における穴領域を埋めた二
値化画像であり処理手順S9の入力である。また図20
は図19における二値化画像を処理手順S9により白黒
反転させた結果の画像であり、穴埋め処理装置9の出力
である。穴埋め処理装置9の入力である図17と出力で
ある図20を比較することにより穴領域R2が埋められ
たことがわかる。
【0049】実施例6.図21はこの発明による自動目
標識別装置の実施例6の構成図である。図において1〜
5,7は上記従来装置とまったく同一のものである。8
は細線化処理装置で、12は特徴量変換装置である。1
3はこの発明による対数極座標マツプ圧縮装置である。
この発明による自動目標識別装置は上記1〜5,7,
8,12,13で構成される。
【0050】特微量変換装置12で作成された対数極座
標マップは水平および垂直方向にシフトする処理が行わ
れているが、このまま目標識別装置7に入力されると対
数極座標が字習過程であらかじめ提示されたパターンと
1画素でもずれていると認識性能が劣化するだけでな
く、入力パターンの要素数が大きいため目標識別装置7
のニューラルネットワークの字習過程に膨大な時間を要
する。
【0051】この発明による対数極座標マップ圧縮装置
13は、特徴量変換装置12から対数極座標マップが入
力され、この対数極座標マップを格子状にしかも、分割
された各ブロックは2×2の4点、あるいは4×4の1
6点を保有するというような分割をする。さらに各ブロ
ック内の各点の極座標マップの値を総和し、その平均値
を新たにそのブロックの値とすることでサイズを圧縮し
た対数極座標マツプを出力することにより上記ずれを吸
収する。しかし圧縮比を上げ過ぎると情報量が少なくな
ることから逆に識別性能が劣化するため、複数の圧縮比
の対数極座標マップ圧縮装置13によって対数極座標マ
ップを作成しておき評価することが好ましい。
【0052】なお、穴埋め処理装置9を実施例2〜実施
例4と実施例6の構成に適用しても実施例5と同様の効
果を有するものである。
【0053】また対数極座標マップ圧縮装置13を実施
例2〜実施例5の構成に適用しても実施例6と同様の効
果を有するものである。
【0054】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0055】細線化処理装置8を備えることにより、対
数極座標変換の順変換による対数極座標マップと逆変換
による対数極座標マップを重ね合わせた対数極座標マッ
プの不必要に太い部分を細線化することにより、あらか
じめ提示した字習データの目標サイズと入力される目標
の大きさが異なる場合に識別性能を向上させることがで
きる。
【0056】さらにエッジにあたる画素をなるべく多く
検出できるエッジ検出装置10を備えることにより、画
像内の目標が小さい場合でも大きい目標の場合と誤差の
少ない対数極座標マップを作成することができるため識
別性能を向上させることができる。
【0057】さらに対数極座標マップにおいて対数距離
が最大となる点があらかじめ決められた位置に来るよう
に全体をずらす特徴量変換装置11を備えたことにより
目標の大きさと画像内の回転を補正した不変特徴量を得
ることができる。
【0058】さらに対数極座標マップにおいて対数距離
が最大となる点が複数検出された場合に対数距離が最小
となる点から近い対数距離が最大となる点を選択して選
択された点があらかじめ決められた位置に来るように全
体をずらす特徴量変換装置12を備えたことにより目標
の大きさと画像内の回転を補正した不変特徴量を得るこ
とができる。
【0059】穴埋め処理装置9を備えることにより、重
心位置に近い穴領域のエッジが逆方向極座標変換によっ
て、対数極座標マップの上部に広範囲にマッピングさ
れ、誤差の大きい対数極座標マップの上部で入力パター
ンどうしの差がつくことを防ぐことにより識別性能を向
上させることができる。
【0060】さらに特徴量変換装置により得られる不変
特徴量にずれが生じても対数極座標マップのずれを吸収
するための対数極座標マップ圧縮装置13を備えたこと
により、不変特徴量のずれによる識別性能の劣化を防ぐ
ことができる。また不変特微量のサイズを圧縮すること
により目標識別装置7のニューラルネットワークの学習
過程に要する時問を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す自動目標識別装置
の構成図である。
【図2】 細線化処理装置8の処理説明図である。
【図3】 図29の画像を細線化処理を施した対数極座
標マップを示す図である。
【図4】 この発明の実施例2を示す自動目標識別装置
の構成図である。
【図5】 微分フィルタの一例を説明するための図であ
る。
【図6】 二値化画像の局所的な一例を示す図である。
【図7】 エッジ検出装置10を説明する画像例1を示
す図である。
【図8】 エッジ検出装置10を説明する画像例2を示
す図である。
【図9】 この発明の実施例3を示す自動目標識別装置
の構成図である。
【図10】 細線化処理装置8から得られる対数極座標
マップ例1を示す図である。
【図11】 図10の対数極座標マップ例1を特徴量変
換装置11で位置をずらした対数極座標マップを示す図
である。
【図12】 この発明の実施例4を示す自動目標識別装
置の構成図である。
【図13】 細線化処理装置8から得られる対数極座標
マップ例2を示す図である。
【図14】 図13の対数極座標マップ例2を特徴量変
換装置12で位置をずらした対数極座標マップを示す図
である。
【図15】 この発明の実施例5を示す自動目標識別装
置の構成図である。
【図16】 穴埋め処理装置9の動作を説明するフロー
チャートである。
【図17】 穴埋め処理装置9に入力される二値化画像
例を示す図である。
【図18】 図17の二値化画像を白黒反転し、ラベリ
ング処理を行った結果を示す図である。
【図19】 図18の二値化画像の穴領域を埋めた二値
化画像を示す図である。
【図20】 図19の二値化画像を白黒反転させた二値
化画像を示す図である。
【図21】 この発明の実施例6を示す自動目標識別装
置の構成図である。
【図22】 自動目標識別装置が適用されるシステム全
体を示す外観図である。
【図23】 従来の自動目標識別装置を示す構成図であ
る。
【図24】 対数極座標変換するための画像例1を示す
図である。
【図25】 図24の画像を対数極座標変換の順変換し
て作成した対数極座標マップを示す図である。
【図26】 対数極座標変換するための画像例2を示す
図である。
【図27】 図26の画像を対数極座標変換の順変換し
て作成した対数極座標マップを示す図である。
【図28】 図26の画像を対数極座標変換の逆変換し
て作成した対数極座標マップを示す図である。
【図29】 図27と図28を重ね合わせた対数極座標
マップを示す図であ
【符号の説明】
1 画像入力装置、2 画像二値化装置、3 重心検出
装置、4 エッジ検出装置、5 対数極座標変換装置、
6 特徴量変換装置、7 目標識別装置、8細線化処理
装置、9 穴埋め処理装置、10 エッジ検出装置、1
1 特徴量変換装置、12 特徴量変換装置、13 対
数極座標マップ圧縮装置、14 オペレータが搭乗する
母機、15 母機側で得られる画像、16 画像に含ま
れる目標、17 対数距離が最大となる点、18 あら
かじめ決められた位置、19対数距離が最小となる点、
R1 二値化により切り出された目標領域、R2 しき
い値によって落とされた穴領域、L1 ラベリング領域
1、L2 ラベリング領域2、S1 二値化画像の輝度
値を反転させる処理手順、S2 反転画像の白い領域に
番号付けを施すラベリング処理手順、S3 ラベリング
された領域総数をNとする処理手順、S4 ラベリング
番号nを1に設定する処理手順、S5すべてのラベリン
グ領域に対して処理を行ったかどうかの判定の処理手
順、S6ラベリング番号nの領域が画像の外枠に接して
いるかどうかの判定の処理手順、S7 ラベリング番号
nの領域の輝度値を0に設定する処理手順、S8 ラベ
リング番号nをインクリメントする処理手順、S9 得
られた画像を再度反転しなおす処理手順。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を得る画像入力装置と、上記画像を
    二値化する画像二値化装置と、この画像二値化装置で得
    られた二値化画像を入力し、上記二値化画像に含まれる
    目標の重心位置を得る重心検出装置と、上記二値化画像
    を入力し、上記二値化画像に含まれる目標のエッジ情報
    を得るエッジ検出装置と、上記目標の重心位置と目標の
    エッジ情報を入力し、目標の重心を原点とし目標のエッ
    ジに対応する画素を対数極座標変換し対数極座標マップ
    を得る対数極座標変換装置と、この対数極座標マップを
    目標の大きさと画面内回転に不変な特徴量に変換し不変
    特徴量を得る特徴量変換装置と、この不変特微量を入力
    し、目標の識別結果を得る目標識別装置とを具備した自
    動目標識別装置において、上記対数極座標変換装置によ
    り得られる対数極座標マップを細線化する細線化処理装
    置を備えたことを特微とする自動目標識別装置。
  2. 【請求項2】 上記エッジ検出装置として、上記二値化
    画像に対して着目した画素とその近傍画素の輝度値が同
    値をとらない場合にその着目した画素をエッジ画素とみ
    なし、画像全体にわたり1画素1画素着目してゆくこと
    により画像全体のエッジを検出するエッジ検出装置を用
    いることを特徴とする請求項1記載の自動目標識別装
    置。
  3. 【請求項3】 画像を得る画像入力装置と、上記画像を
    二値化する画像二値化装置と、この画像二値化装置で得
    られた二値化画像を入力し、上記二値化画像に含まれる
    目標の重心位置を得る重心検出装置と、上記二値化画像
    を入力し、上記二値化画像に含まれる目標のエッジ情報
    を得るエッジ検出装置と、上記目標の重心位置と目標の
    エッジ情報を入力し、目標の重心を原点とし目標のエッ
    ジに対応する画素を対数極座標変換し対数極座標マップ
    を得る対数極座標変換装置と、上記対数極座標変換装置
    により得られる対数極座標マップを細線化する細線化処
    理装置と、上記細線化処理装置により得られる対数極座
    標マツプの対数距離が最大となる点があらかじめ決めら
    れた位置にくるように全体をずらすことにより不変特徴
    量を得る特徴量変換装置と、この不変特徴量を入力し、
    目標の識別結果を得る目標識別装置とを具備したことを
    特徴とする自動目標識別装置。
  4. 【請求項4】 画像を得る画像入力装置と、上記画像を
    二値化する画像二値化装置と、この画像二値化装置で得
    られた二値化画像を入力し、上記二値化画像に含まれる
    目標の重心位置を得る重心検出装置と、上記二値化画像
    を入力し、上記二値化画像に含まれる目標のエッジ情報
    を得るエッジ検出装置と、上記目標の重心位置と目標の
    エッジ情報を入力し、目標の重心を原点とし目標のエッ
    ジに対応する画素を対数極座標変換し対数極座標マップ
    を得る対数極座標変換装置と、上記対数極座標変換装置
    により得られる対数極座標マップを細線化する細線化処
    理装置と、上記細線化処理装置により得られる対数極座
    標マップの対数距離が最小となる点が左右いづれか側に
    最も近い対数距離の最大となる画素があらかじめ決めら
    れた位置に位置するように全体をずらすことにより不変
    特徴量を得る特徴量変換装置と、この不変特徴量を入力
    し、目標の識別結果を得る目標識別装置とを具備したこ
    とを特徴とする自動目標識別装置。
  5. 【請求項5】 上記画像二値化装置により得られる二値
    化画像に含まれる目標の領域内部に二値化により落とさ
    れた閉じた穴領域を検出し、上記穴領域の輝度値を目標
    の領域内部でかつ穴領域の外側の輝度値に設定する穴埋
    め処理装置を備えたことを特徴とする請求項1〜4いず
    れか記載の自動目標識別装置。
  6. 【請求項6】 上記対数極座標マップのサイズを圧縮し
    て圧縮対数極座標マップを得る対数極座標マップ圧縮装
    置を備えたことを特微とする請求項1〜5いずれか記載
    の自動目標識別装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321874A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Murata Mach Ltd 画像のマッチング処理方法
JP2010134957A (ja) * 1999-03-03 2010-06-17 Fr Telecom パターン認識方法
US8098928B2 (en) 2007-03-30 2012-01-17 Fanuc Ltd Apparatus for picking up objects

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06333051A (ja) * 1993-05-19 1994-12-02 Olympus Optical Co Ltd 画像処理装置

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