JPS608617A - 副生ガスを利用した燃焼炉の燃焼制御方法 - Google Patents

副生ガスを利用した燃焼炉の燃焼制御方法

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JPS608617A
JPS608617A JP11485983A JP11485983A JPS608617A JP S608617 A JPS608617 A JP S608617A JP 11485983 A JP11485983 A JP 11485983A JP 11485983 A JP11485983 A JP 11485983A JP S608617 A JPS608617 A JP S608617A
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JP
Japan
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combustion
amount
product gas
heavy oil
furnace
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Application number
JP11485983A
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English (en)
Inventor
Jun Azuma
洵 東
Kenji Doi
土井 健司
Yukio Ozaki
尾崎 幸男
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N1/00Regulating fuel supply

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製鉄所内で発生する副生ガスを省エネルギー対
策として効率的に利用する技術に係り、特に副生ガスを
複数の燃焼炉の燃料として用塾)る場合の燃焼炉の燃焼
制御方法に関する。
(背景) 従来、製鉄所内で発生する副生ガスはもっばらボイラで
燃焼させ、そのエネルギーを蒸気に換えて発電所等、他
の設備に供給するようにしていたが、エネルギーの変換
を伴うところから当然にロスが生じている。
この一方で、燃焼炉において使用される燃料は、液料つ
まり重油が主流となっている。重油の直接燃焼はたしか
にエネルギーロスは少ないが、しかし、重油コストは高
(、たとえ燃焼制御を最適に行っても燃料原単位のコス
ト低減には限界がある。
コスト低減には燃料自体の低コスト化がめられる。そこ
で、副生ガスの燃焼炉への有効利用、即ち重油に替えて
ほとんどコストのかからない副生ガスを燃料として利用
することが考えられる。副生ガスの直接エネルギー化は
エネルギー効率の点でも有利で全体として省エネルギー
化に貢献することにもなる。
ところが、副生ガスを燃焼炉に供給する場合、燃焼炉全
部に要求量を充足するように副生ガスを配分することは
副生ガスの発生源の制約から一般には可能でない。不足
分を重油で補うこととなる。
こうして、2種類の燃料を用いることとなると、副生ガ
ス100%の燃焼、副生ガス・重油の混焼。
重油100%の燃焼の3通りのケースが存在することと
なる。燃焼炉においては複数の炉にそれぞれ必要熱量に
従って副生ガス、重油を配分供給することになるが、こ
れらの配分、振分けをオペレータの介在で行うと煩雑な
作業であるぽかりでなく、副生ガスの供給量は常時変動
するとともに各燃焼炉の必要熱量も時々刻々変動するの
で、副生ガス及び重油を有効かつ合理的に消費できなり
)という問題がある。
(発明の目的) 本発明の第1の目的は、複数の燃焼炉に副生ガスを燃料
として利用する場合に燃焼炉全体としての燃料コストを
最大限に低減できるようにすることである。
第2の目的は、燃焼炉への副生ガスの分配に際し、燃焼
炉側の燃焼条件の変動を極力抑制し、燃焼状態を安定的
に維持できるようにすることである。
(発明の要約) 上記目的を達成するため、本発明は、第1図に概要を示
すように、副生ガスの発生源の稼動計画に基づぎ当日の
副生ガス発生量の予想を行うとともに当日の分塊工程の
稼動計画に基づいてm焼炉の操業スケジュールを把握し
、オペレータが燃焼炉における副生ガス利用の総量を推
定する。この総量(概算量)推定による供給見合いで各
燃焼炉毎に設けたモード選択スイッチの選択を行う。す
なわち、各炉(1〜n)に対し、燃焼炉で利用可能であ
ると判断される上記副生ガスの概算量に基づいて副生ガ
スのみを燃料として燃焼させる副生ガス専焼モードと、
副生ガスと重油の双方を燃料として燃焼させうる混焼モ
ードと、重油のみを燃料として燃焼させる重油専焼モー
ドとを上記各燃焼炉について予め指定する。そして、上
記副生ガスの供給総量から上記副生〃ス専焼モードで消
費する副生ガスの総量を減じて副生ガス残量をめ、上記
混焼モードに指定した燃焼炉の燃焼開始類に仮決めした
優先順位にしたがって各燃焼炉の要求熱量に見合う分の
副生ガスを上記副生ガス残量から配分して副生ガス専焼
とするとともに、要求熱量に見合う分を配分しえない燃
焼炉には不足分を重油でもって補うようにして副生ガス
・重油混焼とし、これら以外の燃焼炉には重油を供給し
て重油専焼とし、この重油専焼の燃焼炉を重油の使用量
の多い順に順位付けて上記燃焼開始順序に仮決めした優
先順位を更新し、更新した順序を副生ガスを優先して使
用する優先順位と決め、次回以降は上記混焼モードに指
定した各燃焼炉の要求熱量の変動に応じて上記副生ガス
残量の配分を、上記優先順位にしたがって実行する過程
を電子演算制御手段によって周期的に繰り返し、燃焼炉
側で利用可能な副生ガスのすべてを消費するとともに副
生ガス−と重油の燃焼炉を−っに絞り込みかつできる限
り同一燃料を連続して使用するようにしたことを基本的
な特徴としている。
いま一つの発明は、上記発明の構成の全部を主要部とし
て含むもので、成る周期において上記混焼モードに指定
した燃焼炉のうち休炉状態にあった炉が新たに燃焼を開
始する時、この炉の要求熱量に見合う副生ガスの量と上
記混焼モードで消費している副生ガスの総量との和が上
記副生ガス残量より小さいと外、新たに燃焼を開始する
炉の順位を上記副生〃ス専焼の炉の最下位に順位付ける
一方、上記和が上記副生ガス残量より大きい之きには新
たに燃焼を開始する炉の順位を上記重油専焼の炉の最上
位に順位付けて上記優先順位を更新し、更新された優先
順位にしたがって、上記副生ガス残量の配分を電子演算
制御手段によって行うようにしたことを特徴とする。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例) 実施例は、副生ガス(以下、LDGという)として転炉
ガスを、燃焼炉として均熱炉を選んだ場合で、LDGの
供給量は常時変動するとともに、各灼熱炉の要求熱量も
時々刻々変動するとν・う前提条件における配分である
配分演算及び配分制御は、均熱炉全炉を対象に、モード
選択スイッチを混焼モードに選択した場合のみ以下に示
すI−IVをベースにして一定周期でLDG使用の優先
順位を決定して行い、LDG燃焼炉は、重油燃焼炉より
優先順位が高いのを基本とする。
1、燃焼中の炉は前回の優先順位を継続する。
比ある炉の燃焼停止信号が入力された場合は、優先順位
から抹消する。
III、燃焼炉側へ向けられるLDG供給総量が、燃焼
炉側の消費量を上まわった時は、重油燃焼炉(重油専焼
)の中で最も重油の使用量が多い炉よりLDG燃焼に変
るように順位付ける。
IV、ある炉の燃焼開始信号が入力された場合、燃焼炉
側へ向けられるLDG供給総量が燃焼炉側の消費量を上
まわっている時は、その炉の優先順位をLDG燃焼(L
DG専焼)の最下位に順位付ける一方、上まわっていな
い時は重油燃焼炉(重油専焼)の最上位に順位伺ける。
優先順位の決定ないし配分演算、配分制御は、第2図に
例示する如く、DDCII能をもった電子演算制御装置
が統括する。均熱炉2は独立に電子燃焼制御可能な三つ
のホール3,4.5に区画され、各ホール3,4.5に
は重油用のバーナ6とLDG用のバーナ7とを備える。
各バーナ6.7には夫々重油供給源、LDG供給源から
重油、LDGが供給される。夫々の供給路には、重油調
節弁8.LDG調節弁9が介設され、これら炉対応に設
けた重油調節弁8.LI)G調節弁9は電子演算制御装
置1の一部をなす炉内温度制御手段1aによって個々独
立に制御される。各ホール3,4゜5の内部には温度検
出器10を備え、温度データを時々刻々前記炉内温度制
御手段1aに入力する。
電子演算制御装置1は炉内温度制御手段1aの個々に演
算結果のデータとともに制御指令等の命令を与える。電
子演算制御装置1には、L D G供給側で流量センサ
11等で検知された変動するI−D G供給総量のデー
タが時々刻々人力される。
各ホール3,4.5には、ホールを稼動させるか停止さ
せるかの燃焼開始・停止起動スイッチが設けられるとと
もに、燃焼モードの選択用の選択スイッチか設けられて
いる。モードとしては、第1図に示したように、LDG
のみを燃料として燃焼させるLDG専焼モード、重油の
みを燃料として燃焼させる重油専焼モード、炉を休止状
態におく休炉モードと、LDGと重油の双方を燃料とし
て燃焼させうる混焼モードの四つのモードかある。
モードを混焼モードに選択したホールを月象に、上記電
子演算制御装置1が分配制御を実行する。
上記電子演算制御装置1の実行する分配フローを第3A
図及び第3B図に示す。
フローには、第3A図に示すように2種の割込処理があ
る。その一つは、混焼モードに指定したホールのうち休
炉状態にあったホールが新たに燃焼を開始したかを調べ
、その結果に応して割込む処理であり、例えば2秒毎に
ステップSPIで判定され、「割込1」と定義される。
もう1つは、「割込2」として定義されるもので、各ホ
ールに対しLDGを優先して配分する優先順位を更新す
るための定周期割込である。この定周期割込は例えば3
分毎に行われる。(ステップ5P2)。
いずれの割込が生じてもステップSP4でイニシャライ
ズされ、n=0+ p=q=r=s=t=Oとされる。
ここで、n:カウンタでホール番号を示す。
1’l Q+ r+ s:カウンタ別の整理名称その他
第3A図のブロック内の変数のもつ意味は次の通りであ
る。
J:混焼モードを選択したLDGを配分する優先順位 Lj:ホールの燃焼状態を示すラベル Lj=1:新たに燃焼を開始したホールであることを示
す(ただし、燃焼開始 後、定周期割込みでL」=0と更 新される)。
Li=0:LDG専焼を示す。
Lj=2:LDG/重油混焼を示す。
Lj=3:重油専焼を示す。
Lj=4:休炉にあることを示す。
ステップSP4でイニシャライズされた後、ステップS
P4でnをカウントアツプする。次の判断ステップSP
6はラベル別判定で今付与されたホール番号nに対し、
Lj二〇であるかが調べられる。Lj=Oであるとき、
ステップSP7でラベル別のカウンタPをカウントアツ
プし、次の入テップSP8で(Otp)nを(LJI 
、+)n と置き換える。
ステップSP6でり、i =Oでないと外は、判断ステ
ップSP9に分岐する。ここで、先に付与したホール番
号nに対しLj=1であるかが調べられる。Lj=1で
あると外はラベル別カウンタqをカウントアツプしくス
テップ5PIO)、次いで(Lq)nの値を(LJl 
j)n と置き換える(ステップ5PII)。
ステップSP9でり、i=1でないときは、判断ステッ
プ5P12に分岐する。Lj=2であるときラベル別カ
ウンタrをカウントアツプし、次いで(2,r)nを(
LJI J)++と置き換える(ステップ5P13.1
4)。
重油専焼か否かはステップ5P15で調べられる。ホー
ル番号nに対しLj=3であるときラベル別カウンタS
をカウントアツプし、(3,S)nを(LJI j)n
と置き換え、そのホール数を累積積する(ステップ5P
16.17>。
与えたホール番号nに対し、Lj =0〜3のいずれで
もない場合、ステップ5P18でカウンタtがカウント
アツプされ、同様にステップ5P19でそのホール数が
累積される。これは混焼モードに選択したホールで休炉
状態にあったり、突然燃焼を停止した1)シている場合
に該当する。
ステップSP8,11,14.17.19のいずれかで
ラベル別分類格納整理の処理が実行された後、ステップ
5P20で先tこ付与したホール番号nがホール全数(
n max)であるかどうかが判定される。未チェック
のホールがあればループし、ステップSP5に至り、n
を1だけカウントアツプする。そのカウントア・ツブさ
れたホール番号11に対して現状のホールの燃焼状態が
先と同様lこして調べられる。n ” ++ +nax
 であると外、次のステップ5P21に進められる。
以上のステップSP4〜5P20では、選択スイッチを
混焼モードに選択した全ホールにつν・てラベル毎に分
類し、(LL j)nとして仮格納整理の処理を行って
いる。
5P20以降のステップ5P21,22,23゜24で
は、分類・整IIされた(LJI J)11に対し、仮
の優先順位を決めている。すなわち、ステ・ンプ5P2
1では、q = Pmax + qとして(1、(1)
11を書き換え、ステップ5P22ではr = Pma
x+ q max + rとして(2,r)nを書き換
え、ステ・ツブ5P23ではS=P+nax + (1
+1lax + r +l1ax +Sとして(3,s
)nを書き換える。ステップ5I)24では、t w 
Pmax +q max + r +nax + Sm
ax+tとして(4,t)nを新tこなtに書き換える
。こうして仮の優先順位を定めた後は、第3B図の配分
演算フロー1こよってL」=0〜Lj=3 が決定され
、再びステップ5P21〜5P24を繰り返すことによ
って正しい優先順位jが最終決定される。
優先順位の仮状めまでの処理の例を示す。
ホール番■)がLDG専焼(Lj=O)で、ホール各室
)力rL D G/重油混焼(Li=2)となっており
、ホール各室)が重油専焼(Lj=3)となっている場
合にホール番号■が燃焼開始信号を出力しtこケースで
ある。ステップSPIで「割込1」が検知されると、は
ぼステップSP3で燃焼開始ホールに対し、ホール番号
に対応させてLj =1が登録される。ステップSP4
でホール番号n、ラベル別カウンタl]+ Q+ r+
 S、tがクリアされる。ステップSP5でn=1とな
り、1番目のホールのLifJrlべられる。ホール番
号■はLi =Oで燃焼中であるから、ステップSP7
でp=lとなり(0,1)、が(LJI J)11に付
与される。ステ・ノブ5P20でnは4でないか呟ルー
プし次にn=2とさくる・ 9に分岐するか、Lj=1でなり)しのでステ・ンフ。
5P12に至る。ステップ5P12でホー11番”号■
はLj=2(混i)であるので、カウンタr力C1とな
る。ホール17で(2,1)2となり(L J l 、
i )nl:vi納整理される。次にn=3とされる。
ステップSP6.SP9.SPI 2ではす1ずれでも
否定側に分岐されステ・ンプ5P15でt、j−3(市
川l専焼)と判定される。(3,1)3を(LJI 、
+)+dこ(1与してステップ5P29を経由し、ステ
・ノブSP5に至る。
n”4となってホール番号のか調べらhる。L」=0で
ないのでステ・ンプ5P91こ至る。ホーJし番号4に
はl、j=1が付与されてν)るので、このステップS
P9で肯定の判断かなされる。(1,ILを(LJT 
j)nに付与してステ・ンプ5P20tこ至る。
11=4であるからステ・ンプ5P20で1よ肯定11
1に分岐し、次のステップ5P21に進めらIする。
ステップ5P21ではq=1+1=2として新たなqが
設定され、以降のステ、ンプ5P21.2■、■、■、
■と仮の優先順位が決められる。
第3B図の配分演算フローを説明する。
各ステップにおける記号のもつ意味は以下の通I)であ
る。
ΣQk:選択スイッチがLDG専焼モードとなっている
ホールでのLDG使用合計値 Qsv :ホール側に向けられるLDGの供給総量(流
量センサ等からのデータで与え られ時々刻々変動する量)。
Q :選択スイッチが混焼モードとなっているホールで
のLDG消費可能な総量。
ΣQj:選択スイッチが混焼モードになっているホール
のLDG消費実績量と、新た に燃焼開始をしたホールのL D 請求量との合計値。
Qj : LDGの使用比率を示し、100%でLDG
専焼、0%で重油専焼、θ〜1o。
%の中間で混焼。
QRj:専焼と混焼を判定するための残ガス量。
Qmin :バーナで決まる最少の燃焼量。
さて、ステップ5P25でΣQkがめられ、ステップ5
P26でQsvが電子演算制御装置に読込まれると、供
給総量QsvからLDG専焼モードで消費しているLD
G量を差し引いて、混焼モードで利用可能なLDG残量
残量零められる。
ステップ5P28でLDG残量残量零るが否かが調べら
れ、ない場合はガス不足としてアラーム等で警告される
(ステップ5P29)。炉操業が急変するとか転炉側(
ガス供給側)で事故等が発生した場合である。
LDG残量残量零以上であれば、先に仮決めしたj順に
Qjを差し引いてゆく。まず、j=1でQ−Q、が調べ
られ、QRIが正のとぎ(ステップ5P31)、このホ
ールはLDG専焼とみなされ、Qj=100%とされテ
(ステップ5P32)、次の判断ステップ5P33で新
たな燃焼開始ホールがないと外にはLjに0が伺与され
る。もし、ステップ5P33で燃焼開始ホールがあった
場合にはLjに1が付与される(ステップ5p3s)。
ステップ5P30〜5P34又はステップ5P30〜5
P3Sまでが繰り返し実行される。ステップ5P30で
ホールの要求量Qjを累積した位置QjJき1 が消費可能量Qを上まわると、QRjは負となってステ
ップ5P31で否定側に分岐する。
次の判断ステップ5P36で既にLj=2となるホール
(混焼)があるかが調べられる。ない場合は、ステップ
5P37において、1つ前の累積量(LDG専焼におけ
るLDG消費の合計量)を使用可能総量から差し引いた
値QRj−1がバーナの最少燃焼量と比較される。上回
っているときにはバーナ燃焼量となり、次のステップ5
P38でこのホールが要求しているLDG量Qjに対し
、その比率crjが定めらKる。重油とLDGの熱量換
算は予めわかっているから、(100−Qj)%の割合
が重油で補充するLDG換算量であるとわかる。ステッ
プ5P39において、Ljに2(混焼)が付与される。
ステップ5P36でLj=2が既にないとき、およびス
テップ5P37でバーナ最少燃焼に満たないと判断され
たとぎは、ステップ5P40でaj=θ%とされ、Lj
に3を付与し、そのホールは重油専焼であると決められ
る(ステップ5P41)。
こうして、Ljが仮決めしたjに対応して決定されると
、第3A図のステップ5P21〜5P24$こおいて最
終的に優先順位jが決定される。そして、第3B図のス
テップ5P42で優先順位テーブルをj順に整理される
。混焼モードに選択した各ホール12はこの優先順位テ
ーブルに従ってLDG又は/及び重油が配分される。
このように、LDGの配分優先順位は燃焼の開始類でL
DG専焼(α=100%登録ホール)より順位付けを行
ない、また重油専焼(a=O%登録ホール)の順位は重
油要求量の大きいものより順位付けを行なって、混焼モ
ードに供給されるLDG残量をほとんどすべて消費する
ように制御するとともに、LDG残量が増加すると直ち
に重油をLDGに置軽換えるように制御している。した
がってLDGの消費に無駄がなく、その分だけ重油を削
減で忽る。
燃焼開始の割込時には残ガス量(QRj)がある場合に
はLDG専焼の最下位に順位付け、残ガス量(QRj)
が不足した場合は混焼炉の後、重油専焼となる。こうし
て優先順位を更新すると、上記利点の外、同一燃料(L
DG、LDGと重油1重油)を連続して使用することと
なり、炉における燃焼状態も安定的に維持することがで
終る。これは第3B図の70−によって混焼炉が必然的
に1つに絞り込まれることによっても実現される。
第4図に配分制御の具体例を示す。ホール使用可能総量
(Qsv)が一定の10000 Nm3/l+で、始め
にLDG専焼モードとしたホールが複数あり、その消費
合計量(ΣQk)が38 ’OONm”/hの場合であ
る。最初、優先順位テーブルはj順1つ。
■、■となり、「割込1」で4がスタートした時点で、
■、■、■、■と変わり、それに応じてLDG配分量が
変更されている。次にLDG専焼モードが停止しΣQk
、=0となると「割込1」によって割込みががけられる
が優先順位は■、■、■、■の前のままで3800 N
o+3/l+が優先順位順に分配される。1の停止によ
る「割込1」も同様であり、5の燃焼開始による割込で
は混焼モづで供給されLDGの全量が消費されているの
でホール5は重油専焼となる。
「割込1」のないときは、3分毎の定周期で「割込2」
がかけられている。優先順位が変更されなければ、現在
の状態を維持し、分配量の増減だけである。仮に供給量
が変わっても、優先順位に変更がなければ分配量の増減
だけにとどまる。
定周期の割込みは、上記実施例ではその周期を3分毎と
したが、1分毎、2分毎または5分毎でもよい。
なお、転炉ガス等副生ガスの燃焼炉への供給に関しては
、LDGを転炉がら除塵装置等を介していったんホノげ
に溜め、ブレンドして平均化した後にホノげがら整流さ
れた状態で供給するのが好ましい。
また、LDGは均熱炉だけでなく加熱炉に利用すること
も可能である。
(効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば燃焼炉
にLDGを利用し、LDG供給量に対し燃焼炉側の消費
量が多い場合、補助燃料としての重油燃焼を行なうこと
になり、混焼モードでその配分を優先順位に従って電子
演算制御手段によって最適に実行するので、Lll)G
供給量を最大限に消費でき、これによって重油は最少限
に消費することとなるから、燃焼炉における燃料コスト
の削減につながる。また、各炉内に優先順位に従って自
動配分を行なっているので、オペレータが介在し供給側
、受入側の変動を勘案して供給量の見合いから各炉別に
予想必要入熱量を割出し配分する煩雑な作業1三比べる
と゛細かな配分制御が容易にできることが呟予め余裕量
(例えば10〜15%)を考慮する必要がなく、その分
だけ燃料コストの浪費を防止できるとともに、省エネル
ギーにもつながる。さらに、LDGの消費に優先順位を
もたせたことがら、必然的に混焼炉は一つになり、かつ
同一燃料を連続して使用することとなるので、炉の燃焼
状態の変動が極力抑制でき、安定的な燃焼を維持するう
えでも効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の骨子となる概念を示した説明図、第2
図は本発明の実施例を適用する装置系の概略説明図、第
3A図、第3B図は本発明の実施例を示すフロー図、第
4図は実施例の70−に基づく配分制御の具体例を示す
説明図である。 1・・・電子演算制御装置、 3.4.S・・・均熱炉のホール、 6・・・重油用バーナ、 7・・・副生ガス燃焼用バーナ、 8・・・重油調簡弁
、9・・・副生〃ス調節弁、 11・・・副生ガスの供給総量データの人力部。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代 理 人 弁理士 前出 葆ほか2名第1図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)製鉄所内で発生する副生ガスを複数の燃焼炉の燃
    料として用いる場合の燃焼炉の燃焼を制御する方法であ
    って、燃焼炉で利用可能であると判断される上記副生ガ
    スの概算量に基づいて副生ガスのみを燃料として燃焼さ
    せる副生ガス専焼モードと、副生ガスと重油の双方を燃
    料として燃焼させうる混焼モードと、重油あみを燃料と
    して燃焼させる重油専焼モードとを上記各燃焼炉につい
    て予め指定し、上記副生ガスの供給総量から上記副生ガ
    ス専焼モードで・消費する副生ガスの総量を滅して副生
    ガス残量をめ、上記混焼モードに指定した燃焼炉の燃焼
    開始順に仮決めした優先順位にしたがって各燃焼炉の要
    求熱量に見合う分の副生ガスを上記副生ガス残量から配
    分して副生〃ス専焼とするとともに、要求熱量に見合う
    分を配分しえない燃焼炉には不足分を重油でもって補う
    ようにして副生ガス・重油混焼とし、これら以外の燃焼
    炉には重油を供給して重油専焼とし、この重油専焼の燃
    焼炉を重油の使用量の多い順に順位付けて上記燃焼開始
    順序に仮決めした優先順位を更新し、更新した順序を副
    生ガスの優先使用する優先順位と決め、次回以降は上記
    混焼モードに指定した各燃焼炉の要求熱量の変動に応じ
    て上記副生ガス残量の配分を、上記決定した優先順位に
    したがって実行する過程を電子演算制御手段によって周
    期的に繰り返すようにしたことを特徴とする副生ガスを
    利用した燃焼炉の燃焼制御方法。
  2. (2)上記燃焼炉は鋼塊の均熱炉であり、上記副生ガス
    は転炉ガスである特許請求の範囲第(1)項記載の副生
    ガスを利用した燃焼炉の燃焼制御方法。
  3. (3)製鉄所内で発生する副生ガスを複数の燃焼炉の燃
    料として用いる場合の燃焼炉の燃焼を制御する方法であ
    って、燃焼炉で利用可能であると判断される上記副生ガ
    スの概算量に基づいて副生ガスのみを燃料として燃焼さ
    せる副生〃ス専焼モ−ドと、副生ガスと重油の双方を燃
    料として燃焼させうる混焼モードと、重油のみを燃料と
    して燃焼させる重油専焼モードとを上記各燃焼炉につい
    て予め指定し、上記副生ガスの供給総量から上記副生〃
    ス専焼モードで消費する副生ガスの総量を減じて副生ガ
    ス残量をめ、上記混焼モードに指定した燃焼炉の燃焼開
    始類に仮決めした優先順位にしたがって各燃焼炉の要求
    熱量に見合う分の副生ガスを上記副生ガス残量から配分
    して副生ガス専焼とするとともに、要求熱量に見合う分
    を配分しえない燃焼炉には不足分を重油でもって補うよ
    うにして副生ガス・重油混焼とし、これら以外の燃焼炉
    には重油を供給して重油専焼とし、この重油専焼の燃焼
    炉を重油の使用量の多い順に順位付けて上記燃焼開始順
    序に仮決めした優先順位を更新し、更新した順序を副生
    ガスの優先使用する優先順位と決め、次回以降は上記混
    焼モードに指定した各燃焼炉の要求熱量の変動に応じて
    上記副生ガス残量の配分を、上記優先順位にしたがって
    実行する過程を周期的に繰り返し、成る周期において上
    記混焼モードに指定した燃焼炉の)も休炉状態にあった
    炉が新たに燃焼を開始する時、この炉の要求熱量に見合
    う副生ガスの量と上記混焼モードで消費している副生ガ
    スの総量との和が上記副生ガス残量よ1)小さいとき、
    新た1こ燃焼を開始する炉の順位を上記副生がス専焼の
    炉の最下位に順位付ける一方、上記和が上記副生ガス残
    量よI)大きいときには新たに燃焼を開始する炉の順位
    を上記重油専焼の炉の最上位に順位付けて上記優先順位
    を更新し、更新された優先順位にしたがって、上記副生
    ガス残量の配分を電子演算制御手段によって行うように
    したことを特徴とする副生〃スを利用した燃焼炉の燃焼
    制御方法。
  4. (4)上記燃焼炉は鋼塊の均熱炉であり、上記副生ガス
    は転炉ガスである特許請求の範囲第(3)項記載の副生
    ガスを利用した燃焼炉の燃焼制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103277810A (zh) * 2013-06-03 2013-09-04 滨化集团股份有限公司 固体烧碱生产中的熔盐炉的控制装置

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