JPS6086103A - 低温分解性ポリ−α−メチルスチレン - Google Patents
低温分解性ポリ−α−メチルスチレンInfo
- Publication number
- JPS6086103A JPS6086103A JP19434883A JP19434883A JPS6086103A JP S6086103 A JPS6086103 A JP S6086103A JP 19434883 A JP19434883 A JP 19434883A JP 19434883 A JP19434883 A JP 19434883A JP S6086103 A JPS6086103 A JP S6086103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methylstyrene
- absorbance
- poly
- absorption spectrum
- infrared absorption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は比敦的低温で熱分解するポリ−α−メチルスチ
レンに関する。
レンに関する。
分解性ポリマーは特殊バインダー用、或は光記録用樹脂
として近来その需要が増大しつつある。
として近来その需要が増大しつつある。
中でもポリ−α−メチルスチレンは実質的に完全に単量
体に分解すること、及び比較的軟化点が高いことからセ
ラミックス焼結用等の特殊バインダー用、光記録用樹脂
として好適である。しかしながらニトロセル口・−スな
どに比較すると熱分解温度が高く、熱分解温度の低いポ
リ−α−メチルスチレンが望まれている。
体に分解すること、及び比較的軟化点が高いことからセ
ラミックス焼結用等の特殊バインダー用、光記録用樹脂
として好適である。しかしながらニトロセル口・−スな
どに比較すると熱分解温度が高く、熱分解温度の低いポ
リ−α−メチルスチレンが望まれている。
本発明者らは、熱分解温度の低いポリ−α−メチルスチ
レンを探索した結果、特定の吸収スペクトルを示すもの
が熱分解温度が低いことを見い出し本発明を完成した。
レンを探索した結果、特定の吸収スペクトルを示すもの
が熱分解温度が低いことを見い出し本発明を完成した。
本発明の目的は熱分解温度の低いポリ−α−メチルスチ
レンを提供することにある。
レンを提供することにある。
本発明は、常温で測定した赤外吸収スペクトルに於て１
６２９（７）−１の吸光度と１６００ｃｍ−１の吸光度
の比が０．０６以下でしかも８９２ｃｒｎ’の吸光度と
１６００ｃｍ’本発明のポリ−α−メチルスチレンの分
子量については、重量平均分子量で１０００以上程度の
いわゆるポリマーであれば良く、格別制限はなく、用途
に応じて数１０万以上の高分子量のもの或は数千程度の
低分子量のものまで適宜選択すれば良い。
６２９（７）−１の吸光度と１６００ｃｍ−１の吸光度
の比が０．０６以下でしかも８９２ｃｒｎ’の吸光度と
１６００ｃｍ’本発明のポリ−α−メチルスチレンの分
子量については、重量平均分子量で１０００以上程度の
いわゆるポリマーであれば良く、格別制限はなく、用途
に応じて数１０万以上の高分子量のもの或は数千程度の
低分子量のものまで適宜選択すれば良い。
本発明に於て、ポリ−α−メチルスチレンとは、α−メ
チルスチレンモノマーの単独重合体が好ましいが分解温
度が高（ならない程度の少量の他のコモノマー例えばス
チレン、メチルメタクリレート等を含有しても良い。
チルスチレンモノマーの単独重合体が好ましいが分解温
度が高（ならない程度の少量の他のコモノマー例えばス
チレン、メチルメタクリレート等を含有しても良い。
本発明に於て、赤外吸収スペクトルは、フィルム状或は
ＫＢｒなどに分散した状態で測定される。
ＫＢｒなどに分散した状態で測定される。
こうして測定された赤外吸収スペクトルに於て、１６２
９ｃｒｎ−’の吸光度と１６００ ｃｍ−’の吸光度の
比が０．０６以下でしかも１６２９ｃｒｎ’の吸光度と
１６００ ｃｍ−’の吸光度の比が０１０以下であるこ
とが肝要である。
９ｃｒｎ−’の吸光度と１６００ ｃｍ−’の吸光度の
比が０．０６以下でしかも１６２９ｃｒｎ’の吸光度と
１６００ ｃｍ−’の吸光度の比が０１０以下であるこ
とが肝要である。
（）。
本発明のポリ−α−メチルスチレンは種々の方法で製造
しうるが、製造法と分解温度との相関は不明であり製造
法についての限定はない。−例としては、トルエンを媒
体とし、ブチルリチウムを触媒として、ジエチレングリ
コールジメチルユーテルを活性化剤として、用いて比較
的高い単量体濃度で一７０℃で重合した後、酸素で触媒
を失活し、メタノール中にポリマー液を投じて、顆粒状
のポリ−α−メチルスチレンを得る方法によっても得ら
れる。
しうるが、製造法と分解温度との相関は不明であり製造
法についての限定はない。−例としては、トルエンを媒
体とし、ブチルリチウムを触媒として、ジエチレングリ
コールジメチルユーテルを活性化剤として、用いて比較
的高い単量体濃度で一７０℃で重合した後、酸素で触媒
を失活し、メタノール中にポリマー液を投じて、顆粒状
のポリ−α−メチルスチレンを得る方法によっても得ら
れる。
本発明のポリ−α−メチルスチレンは熱分解温度が低く
セラミックス焼結用特殊バインダー用或はレーザー光記
録用樹脂として好適であり脱脂温度が下げられること、
或は低エイ・ルギ・−レーザーでも情報を記録できる光
記録材を製造できるなど工業的に極めて有用である。
セラミックス焼結用特殊バインダー用或はレーザー光記
録用樹脂として好適であり脱脂温度が下げられること、
或は低エイ・ルギ・−レーザーでも情報を記録できる光
記録材を製造できるなど工業的に極めて有用である。
以下に実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明する。
実施例１，２及び比較例１，２
種々の媒体、単量体濃度、触媒、活性化剤を用いてポリ
−α−メチルスチレンを製造し又、種々の失活剤を用い
て失活し適当な処理法を施して得タホリーα−メチルス
チレンについて、トルエン溶液から得たキャスティング
フィルムの状態で常温で日本分光■製Ａ−２０２型赤外
分光光度劃を用いて測定したＩＲスペクトルからめた吸
光度の曲線の測定は初期温度３０℃で５°Ｃ／分の昇揚
速度で測定した重量が初期の５０％となった温度を５０
％熱分解温度として表−１に示した。吸光度比が小さい
ものが熱分解温度が低いことがわかる。
−α−メチルスチレンを製造し又、種々の失活剤を用い
て失活し適当な処理法を施して得タホリーα−メチルス
チレンについて、トルエン溶液から得たキャスティング
フィルムの状態で常温で日本分光■製Ａ−２０２型赤外
分光光度劃を用いて測定したＩＲスペクトルからめた吸
光度の曲線の測定は初期温度３０℃で５°Ｃ／分の昇揚
速度で測定した重量が初期の５０％となった温度を５０
％熱分解温度として表−１に示した。吸光度比が小さい
ものが熱分解温度が低いことがわかる。
表−１
〔赤外吸収スペクトルの測定〕
ポリ−α−メチルスチレンの１６２９．１６００ｔ１ｎ
’の領域と８９２ ｃｍ−’の領域の赤外吸収スペクト
ルを第１図に示す。第１図に於て上部に引いた破線ａ及
びａ′がそれぞれのベースラインであり、ある波数（ｍ
’）；ｚでのベースラインの透過率Ｉｏ（へ）及び吸収
スペクトル上での透過率■％より吸光度ＤｘはＤｒ ＝
ｌｏ、ｙ （Ｉｏ／ Ｌ ）として算出できる。
’の領域と８９２ ｃｍ−’の領域の赤外吸収スペクト
ルを第１図に示す。第１図に於て上部に引いた破線ａ及
びａ′がそれぞれのベースラインであり、ある波数（ｍ
’）；ｚでのベースラインの透過率Ｉｏ（へ）及び吸収
スペクトル上での透過率■％より吸光度ＤｘはＤｒ ＝
ｌｏ、ｙ （Ｉｏ／ Ｌ ）として算出できる。
第１図はポリ−α−メチルスチレンの赤外線吸収スペク
トルの１部であり、第２図は示差熱示びんにより測定し
たポリ−α−メチルスチレンの熱分解曲線の一部である
。第１図においてａ、ａ’はそれぞれ赤外線吸収スペク
トル１６２９．１６００ｏｎ’領域および８９２ＧＩ＋
−’領域でのベースラインを示し、図中の数字は矢印で
示したピークの波４ＦＬ （、ｎ−’ ）を示す。縦軸
が透過率％、横軸が波数（ａｒｔ ’ ）である。 第２図において、左側に示した数字は温度ＣＯ１左側に
示した数字が重量減少率％であり、横軸は時間分である
。また図中の温時はサンプル番号を示Ｏ 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第１口 ３０ ５０ ７（Ｊ ！：ｌυ （ｍｉｎ）
トルの１部であり、第２図は示差熱示びんにより測定し
たポリ−α−メチルスチレンの熱分解曲線の一部である
。第１図においてａ、ａ’はそれぞれ赤外線吸収スペク
トル１６２９．１６００ｏｎ’領域および８９２ＧＩ＋
−’領域でのベースラインを示し、図中の数字は矢印で
示したピークの波４ＦＬ （、ｎ−’ ）を示す。縦軸
が透過率％、横軸が波数（ａｒｔ ’ ）である。 第２図において、左側に示した数字は温度ＣＯ１左側に
示した数字が重量減少率％であり、横軸は時間分である
。また図中の温時はサンプル番号を示Ｏ 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第１口 ３０ ５０ ７（Ｊ ！：ｌυ （ｍｉｎ）
Claims (1)
- １、常温で測定した赤外吸収スペクトルに於て、１６２
９ｃｍ−１の吸光度と１６００ｃｍ−１の吸光度の比が
０．０６以下でしかも８９２ｃｍ−１の吸光度と１６０
０ｃｍ−１の吸光度の比が０．１０以下であることを特
徴とする低温分解性ポリ−α−メチルスチレン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19434883A JPS6086103A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 低温分解性ポリ−α−メチルスチレン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19434883A JPS6086103A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 低温分解性ポリ−α−メチルスチレン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6086103A true JPS6086103A (ja) | 1985-05-15 |
Family
ID=16323084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19434883A Pending JPS6086103A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 低温分解性ポリ−α−メチルスチレン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6086103A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6262806A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-19 | Mitsui Toatsu Chem Inc | α−メチルスチレンの共重合体の製造方法 |
| JPS62198001U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-16 | ||
| JPS63238112A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-10-04 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | 解重合可能な重合体 |
-
1983
- 1983-10-19 JP JP19434883A patent/JPS6086103A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6262806A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-19 | Mitsui Toatsu Chem Inc | α−メチルスチレンの共重合体の製造方法 |
| JPS62198001U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-16 | ||
| JPS63238112A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-10-04 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | 解重合可能な重合体 |
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