JPS6085738A - 歯科手用器具用ホルダー - Google Patents

歯科手用器具用ホルダー

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JPS6085738A
JPS6085738A JP10601983A JP10601983A JPS6085738A JP S6085738 A JPS6085738 A JP S6085738A JP 10601983 A JP10601983 A JP 10601983A JP 10601983 A JP10601983 A JP 10601983A JP S6085738 A JPS6085738 A JP S6085738A
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hebel
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誠一 田中
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Asahi Kogyo KK
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C3/00Dental tools or instruments
    • A61C3/14Dentists' forceps or the like for extracting teeth

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、歯科治療の手用器具を把持して操作する装置
に関するものである。
従来、歯科の治療においては種々の手用器具が使用され
ているか、手で持つ力を加減して操作するので手の力が
過度になると口腔内粘膜を傷つけるおそれかあり、手用
器具の操作には慎重な扱いを要していた0 殊に、ヘ−ベルにより抜歯を行なう際には、第1図示の
ように、ヘーベルaの先端を歯すと歯肉Cの間の歯肉溝
Jに差し込み手加減により動かしながら押し込んで歯根
から歯根膜を剥離しなければならないので、ヘーヘルに
手の力を加え過ぎると、歯肉や歯根膜を過度に傷つける
ばかりでなく、口腔内においてヘーベル先端を扱うとき
に頬粘膜や口腔底粘膜を傷つけるおそれもあり、慎重に
操作しても患者に苦痛を与えずに法線操作を行なうこと
は容易でなかった。このため、ヘーベルの操作には細心
の注意を要し、治療の迅速化は困難であったが、従来、
これを改善する適切な手段は実現していなかった。
また、歯に単冠(クラウン)や架橋義歯(ブリッジ)等
の金属冠を装着するに当って金属冠の装着状態の適否を
試す補綴物試適操作を行なう際に、歯に試みに冠せだ金
属冠を外すには、金属冠下辺縁のマージンを先端が鎌状
のリムーバーで引掛けて外しているが、金属冠が歯に適
合して冠せられているとリムーバーに手の力を強く加え
なければ外れないので、マージンに変形が生ずるばかり
でなく、歯肉等を傷つけるおそれがあり、このだめ、リ
ムーバーの操作は慎重に行なう必要があった。
にクラウンセッターを挾んで上下の歯を暫時咬み合わせ
ておくが、咬み合わせが十分でないと余分なセメント量
を完全に漏出させて除去することができないことになり
、適正な装着が得られなくなるおそれがあった。
本発明は、前述の点に鑑み、ヘーベルやリムーバーを操
作する手に微細な力加減を要することなしに迅速適確に
抜歯操作や金属冠取り外し操作を行なうことができ、か
つ、咬み合わせが十分でなくてもクラウンセッターによ
り迅速適正に金属冠を装着することができるようにしだ
、ヘーベル、リムーバー、クラウンセッター等の歯科手
用器具の把持装置を提供するものであり、以下その構成
を図示の実施例により説明する。
第2図は本発明の歯科手用器具用ホルダーの一実施例を
断面で示したものであり、第3図は第2図示のホルダー
に装着する曲のヘーベルの1例を示し、第4図は同しく
リムーバーの1例を示し、第5図は同しくクラウンセッ
ターの1例を示し、第6図はリムーバーの変形例を示し
たものであり、また、第7図は第2図に示しだホルダー
の他の実施例を示したものである。
第2図において、1は把持筺体であり、ステンレス、プ
ラスチック等適宜の材質により形喫し、内部に振動発生
装置2に振動軸杆3を設置する。
振動発生装置2は、把持筺体1の内面に設けた支持壁4
に取り付け、電磁コイル21により振動を発生するもの
であり、22はヨーク、23は可動鉄心である。可動鉄
心23は下方に延びる鉄心軸24を支持壁4に設けた軸
受41に挿通し、鉄心軸24の下端25は振動軸杆3の
頂部31に対向寧せる。なお、鉄心軸24の下端25と
振動軸杆3の頂部31とは1体に結合したものとしても
よい。振動軸杆3は把持筐体lの下部の貫通孔5の軸受
51を貫通して筺体外に突出させ、その筐体外に突出し
だ先端部に器具装着部32を形成する。器具装着部32
はヘーベル、リムーバー、クラウンセッター等の歯科手
用器具を装着するものであり、この装着は、器具が該装
着部32に対し回動せずかつ扱けないようにするために
、該装着部32の周面または内周面33に、係合用の凸
条もしくは溝やねじ等を必要に応じて設ける。
ハは貫通孔5内に設けたスプリングで振動軸杆3の上下
振動を補助するものである。6は前記電磁フィル21の
通電開閉用スイッチ、61は電源コード、11は把持筺
体1の頂部の蓋である。
前記の振動軸杆3の下端の器具装着部32に装着する歯
科手用器具として第2図においては直のヘーベルAを示
す。A1はヘーベルの装着用基部、A2はヘーベル先端
であり、装着用基部A1は前記した振動軸杆3の器具装
着部32に装着し得るように、筒状に形成して必要に応
じ内面に係合用の溝もしくは凸条やねじ等を設ける。な
お、前記の装着用基部A1は前記器具装着部32の内周
面33内に挿入して装着する形状に形成してもよい。
前記のように構成した本発明の歯科手用器具用ホルダー
は、スイッチ6を閉しると電磁コイル2が付勢されて可
動鉄心23と鉄心軸24が振動し、鉄心軸24の下端2
5の振動とともに振動軸杆3が振動する。これにより振
動軸杆3の先端の器具装着部32に装着されだヘーベル
Aも振動することになる。このときの振動数は電磁コイ
ルを付勢する回路のON、OFF周期を適宜に設定する
ことにより所望の振動数を得ることができるが、毎秒1
0〜工OOの範囲内程度で任意に設定するものとし、O
N、OFF回路は周知の適宜の回路にする。このように
したホルダーの把持筐体1を手で持っソヘーベルAの先
端A2を第1図示の歯肉溝己に差し込めば、ヘーベルが
振動しているので手の力を従来のように加減することな
しに、きわめてスムーズにへ一ベル先端が内奥に進んで
歯根膜を剥離することができ、患者の受ける苦痛も軽減
され、口腔内を傷つけるおそれもなく、治療操作を迅速
適正に行なうことができるのである。
前記の第2図に示した直のヘーベルのがわりに第3図示
のような曲のヘーベルBを前記振動軸杆3の器具装着部
32に装着してもよい。この第3図示の曲のヘーベルB
も、その装着用基部B1は第2図示の直のヘーベルAの
装着用基部A1と同様に構成する。B2はヘーベル先端
である。
第4図示のようなリムーバーCを前記の器具用装着部3
2に装着することもできる。この第4図示の例において
は装着用基部c1を雄ねじに形成した例を示し、この雄
ねじ部分を前記器具用装着部32の内周面33のねじに
螺合して装着することになるが、この装着用基部C1は
図示のような雄ねじにするかわりに、第2図、第3図示
のヘーベルの装着用基部A1、B1と同様に形成しても
よい。前記ホルダーにリムーバーCを装着した場合もリ
ムーバーCを振動させて使用するものであり、クラウン
やブリッジを補綴物試適操作において取り外す際に、ク
ラウンやブリッジのマージンにリムーバーCの先端C2
を引掛ければリムーバーが振動しているのでクラウンや
ブリッジをきわめてスムーズに取り外すことができ、手
に力を加えて強く引張る必要はないから、マージンが変
形することはなく、歯肉等を傷つけるおそれもない。
第5図示のようなりラウンセッターDを第2図示の振動
軸杆3の器具装着部32に装着して使用することもでき
る。このクラウンセッターDの装着用基部D1を前記器
具装着部32に装着し、前記ホルダーの把持筺体1を手
で持ってクラウンセッターDを前記と同様に振動させ、
先端円板部D2をクラ頚 ランやブリッジ等の金属冠と対向%の歯との間に挾んで
咬み合わせれば、円板部D2も振動しているので金属冠
内の余分のセメント量を速やかにかつ確実に漏出させて
適正な装着を完了させることができ、咬み合わせ力が十
分でなくても正確、迅速に装着を行なうことが可能とな
る。
第6図は、第4図示のりムーバ−の変形例を示したもの
であり、Elは装着用基部、B2、B3はクラウンやブ
リッジを挾む挾持部、B4、B5は前記両挾持部が適度
の弾力で挾持するように形成した弾力片である。なおこ
の弾力片部分は鋏のように1片を軸で枢着しバネを取り
付けて形成してもよく、あるいは枢着部の後端を長く延
長させ指先で挾持操作ができるようにしてもよい。この
ようなりムーバ−を前記ホルダーに装着して振動させ挟
持部E4、B5によりクラウンやブリッジを挾むことに
より、補綴物試適操作におけるクラウンやブリッジの取
り外しをきわめて容易、迅速に行なうことができるもの
であり、マージンの変形は防止され口腔内を傷つけるお
それも全くなく安全である。
前記した第2図示のホルダーは振動発生装置として電磁
コイルを用いたものであるが、電磁コイルのかわりに第
7図示のように圧電振動子7を用いて振動軸杆3を振動
させてもよい。第7図示の8は圧電振動子7の取付支持
壁、9は弾性板であり、振動軸杆3の頂部31を弾性板
9に接合して把持筐体1内に設置する。32は振動軸杆
先端の器具装着部、61は電源フードであり、第2図示
の例と同様に適宜の個所にスイッチを設ける。前記の圧
電振動子としては交番電圧により機械的歪の振動を生ず
る適宜の圧電素子を用い、前記した第2図示の実施例と
同様に適当な振動数を得るような交番電圧を印加する。
この第7図示の実施例においても、振動軸杆3の先端の
器具装着部32に前記しり直のヘーベルA1曲のヘーベ
ルB1リムーバーC1もしくはE、クラウンセッターD
等を装着して使用するものである。
また、第8図示の骨のみFや第9図示の骨やすりGを前
記振動軸杆3の器具装着部32に装着して使用すること
もできる。第8図示のFlは骨のみFの装着用基部、F
2は先端刃部であり、第9図示のGlは骨やすりGの装
着用基部、G2は先端のやすり部である。
前記のようにして骨のみFを使用すると・きは、骨のみ
Fが振動することにより、把持する手に過度の力を加え
なくてもよいので、口腔内を傷つけずに容易に歯槽骨等
の骨を削除することが可能となる。
また、前記のようにして骨やすりGを振動させて使用す
るときは、鋭縁を滑らかに移行させる操作をきわめて円
滑容易、かつ迅速に行なうことができ、周囲の組織を損
傷させることなく良好な治療効果をあげることができる
前述したように、本発明の歯科手用器具用ホルダーは、
骨やすり、骨のみ、ヘーベル、リムーバー、クラウンセ
ッター等の手用器具を振動させるように構成したので、
従来のように手の力加減に細心の注意をはらって操作す
る必要はなく、口腔内を傷つける心配もなくきわめてス
ムーズにかつ迅速に治療操作を行なうことができるもの
であり、また、振動軸杆3に器具装着部32を設けて種
々の手用器具を着脱自在に構成したので一つのホルダー
で種々の手用器具を扱うことができ、しかも操作はきわ
めて容易であるから、従来繁雑な手数を要していた歯科
治療の能率改善に格段の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の治療操作の説明図、第2図は本発明の一
実施例の断面図、第3図は本発明のへ一ベルの一実施例
図、第4図はりムーバ−の−実施例図、第5図はクラウ
ンセッターの一実施例図、第6図はリムーバーの他の実
施例図、第7図は本発明の他の実施例を示す断面図、第
8図は骨のみ、第9図は骨やすりのそれぞれ一実施例を
示す図面である0 1;把持i定休 2.7・振動発生装置3=振動軸杆 
32二器具装着部 A、B :ヘーベル O,E :リムーバーD クラウ
ンセンター F:骨のみ G;骨やすり 昭和58年特許m第106019号 2 発明の名称 歯科手用器具用ホルダー 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都江戸川区船堀5丁目2番23号 旭工業株式会社 代表取締役 1)中 面分 屯代理人 〒105 東京都港区新橋4丁目24番3号 エムエフ新橋70.4 5 補正の対象 明細書全文、および、図面の第1図、第2図の図番。 
/r’a tlT−ミさ、 (1)明細書全文を別紙のとおりに補正する。 (2)図面の図酢を、「第1図」を「第2図」に補正し
、「第2図」を「第1図」に補正する〇明 細 書 1、発明の名称 歯科手用器具用ホルダー2、特許請求
の範囲 1 把持筐体内に振動軸杆と該振動軸杆を振動させる振
動発生装置とを設置し、前記振動軸杆の先端に形成した
器具装着部を前記筐体外に突出させ、該器具装着部に歯
科手用器具を装着したことを特徴とする歯科手用器具用
ホルダー。 2 振動発生装置を、電磁コイルにより構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の歯科手用器具用
ホルダー。 3 振動発生装置を、圧電振動子により構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の歯科手用器具用
ホルダー。 4 振動軸杆先端の器具装着部に骨のみを装着したこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
歯科手用器具用ホルダー。 5 振動軸杆先端の器具装着部に骨やすりを装着したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
の歯科手用器具用ボルダ−06振動軸杆先端の器具装着
部にリムーバーを装着したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項または第2項記載の歯科手用器具用ホルダー
。 7 振動軸杆先端の器具装着部にクラウンセンターを装
着したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
2項記載の歯科手用器具用ホルダー。 8 振動軸杆先端の器具装着部にヘーベルを装着したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
の歯科手用器具用ホルダー。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、両相治療の手用器具を把持して操作する装置
に関するものである。 「従来技術−1 従来、歯Hの治療においては種々の手用器具が使用され
ているが、これらの手用器具はいずれも手で持つ力を加
減して操作するので手の力が過度になると口腔内粘膜を
傷つけるおそれがあり、このため手用器具を操作するに
は力の加減を慎重にして取扱う必要があった。 殊に、骨のみや骨やすりを取扱う際には力の加減に熟練
を要していた。 また、ヘーベルにより抜歯を行なう際には、第2図示の
ように、ヘーベルaの先端を歯すと歯肉Cの間の歯肉溝
dに差し込み手加減により動かしながら押し込んで歯根
から歯根膜を剥離しなければならないので、ヘーベルに
手の力を加え過ぎると、歯肉や歯根膜をd凌に傷つける
ばかりでなく、口腔内においてヘーベル先端を扱うとき
&4粘膜や口腔底粘膜を傷つけるおそれもあり、慎重に
操作しても患者に苦痛を与えずに抜歯操作を行なうこと
は容易でなかった。このため、ヘーベルの操作には細心
の注意を要し、治療の迅速化は内薄であったが、従来、
これを改善する適切な手段は実現していなかった。 また、歯に単冠(クラウン)や架橋義歯(ブリッジ)等
の金属冠を装着するに当って金属冠の装着状態の適否を
試す補綴物試適操作を行なう際に、歯に試みに冠せた金
属冠を外すには、金属冠下辺縁のマージンを先端が鎌状
のりムーバ−で引掛けて外しているが、金属冠が歯に適
合して冠せられているとりムーバ−に手の力を強く加え
なければ外れないので、マージンに変形が生ずるばかり
でなく、歯肉等を傷つけるおそれがあり、このため、リ
ムーバーの操作は慎重に行なう必要があった。 また、金属冠にセメントをつけて歯に装着する際には、
金属冠とこれに対向する頚の歯との間にクラウンセンタ
ーを挾んで上下の歯を暫時咬み合わせておくが、咬み合
わせが十分でないと余分なセメント量を完全に漏出させ
て除去することができないことになり、適正な装着が得
られなくなるおそれがあった。 「発明が解決しようとする問題点」 前述のように従来の歯科用手用器具はその取扱いに力を
必要とし、微細な力の加減が容易でないという問題点が
あった。本発明はこのような問題点を解決するものであ
る。 「問題点を解決するための手段」 本発明は、前述の問題点を解決するために、把持筐体に
振動軸杆と振動発生装置を設け、この振動軸杆の先端に
、骨のみ、骨やすり、リムーバー、クラウンセッター、
ヘーベル等の歯科用手用器具を装着するようにしたホル
ダーを構成し、これにより、骨のみ、骨やすり、リムー
バー、ヘーベル等を取扱う手に微細な力の加減を要する
ことなしに抜歯や金属冠の取り外しを適切迅速に行うこ
とができるようにし、かつ、咬み合せが十分でなくでも
適正に金属冠の装着をfテなうことができるようにした
ものである。 以下、本発明の構成を図面により説明する。 第1図は本発明の歯科手用器具用ホルダーの一! 例を断面図で示したものであり、第3図は第1図示のホ
ルダーに装着する曲のへ一ヘルの1例を示し、第4図は
同じくリムーバーの1例を示し、第5図は同じくクラウ
ンセンターの1例を示し、第6図はりムーバ−の変形例
を示したものであり、また、第7図は第2図に示したホ
ルダーの他の例を示したものである。 第1図において、1は把持筐体であり、ステン:/ス、
プラスチック等適宜の材質により形成し、内部に振動発
生装置2と振動軸杆3を設置する。 振動発生装@2は、把持筐体1の内面に設けた支持壁4
に取り付け、電磁コイル21により振動を発生するもの
であり、22はヨーク、23は可動鉄心である。可動鉄
心23は下方に延びる鉄心軸24を支持壁4に設けた軸
受41に挿通し、鉄心軸24の下端25は振動軸杆3の
頂部31に対向させる。なお、鉄心軸24の下端25と
振動軸杆3の頂部31とは1体に結合したものとしても
よい。振動軸杆3は把持筐体1の下部の貫通′孔5の軸
受51を貫通して筐体外に突出させ、その筐体外に突出
した先端部に器具装着部32を形成する。器具装着部3
2は骨のみ、骨やすり、リムーバー、クラウンセッター
、ヘーベル等の由利手用器具を装着するものであり、こ
の装着は、器具が該装着部32に対し回1Jせずかつ抜
けないようにするために、該装着部32の周面または内
周面33に、係合用の凸条もしくは溝やわし等を必要に
応じて設ける。34は貫通孔5内に設けたスプリングで
振動軸杆3の上下振動を補助するものである。6は前記
電磁コイル21の通電開閉用スイッチ、61は電源コー
ド、11は把持筐体1の頂部の蓋である。 前記の振動軸杆3の下端の器具装着部32に装着する歯
科手凰器具として第1図においては直のヘーベルAを示
す。A1はヘーベルの装着用基部、A2はヘーベル先端
であり、装着用基部A1は前記した振動軸杆3の器具装
着部32に装着し得るように、筒状に形成して必要に応
じ内面に係合用の溝もしくは凸条やねじ等を設ける。な
お、前記の装着用基部A1は前記器具装着部32の内周
面33内に挿入して装着する形状に形成してもよい。 前記のように構成した本発明の歯科手用器具用ホルダー
は、スイッチ6を閉じると電磁コイル2が付勢されて可
動鉄心23と鉄心軸24が振動し、鉄心軸24の下端2
5の振動とともに振動軸杆3が振動する。これにより振
動軸杆3の先端の器具装着部32に装着されたヘーベル
Aも振動することになる。 このときの振動数は電磁フィルを付勢する回路のON、
0FIP周期を適宜に設定することにより所望の振動数
を得ることができるが、毎秒10〜100の範囲内程度
で任意に設定するものとし、ON、OFF回路は周知の
適宜の回路にする。このようにしたホルダーの把持筐体
1を手で持ってヘーベルAの先端A2を第2図示の歯肉
溝己に差し込めば、ヘーベルが振動しているので手の力
を従来のように加減することなしに、きわめてスムーズ
にヘーベル先端が内奥に進んで歯根膜を剥離することが
でき、患各の受ける苦痛も軽減され、口腔内を傷つける
おそれもなく、治療操作を迅速適正に行なうことができ
るのである。 1111記の第1図に、」<シた直のヘーベルのかわり
に第3図示のような曲のへ一ヘルBを前記振動軸杆3の
器具装着部32に装着してもよい。この第3図示の曲の
ヘーベルBも、その装着用基部B1は第1図示の直のヘ
ーベルAの装着用基部A1と同様に構成する。B2はヘ
ーベル先端である。 第4図示のようなリムーバーCを前記の器具用装着部3
2に装着することもできる。この第4図示の例において
は装着用基部C1を雄ねじに形成した例を示し、この雄
ねじ部分を前記器具用装着部32の内周面33のねじに
螺合して装着することになるが、この装着用基部C1は
図示のような雄ねじにするかわりに、第1図、第3図示
のヘーベルの装着用基部A1、B1と同様に形成しても
よい。前記ホルダーにリムーバー0を装着した場合もリ
ムーバーCを振動させて使用するものであり、クラウン
やブリッジを補綴物試適操作において取り外す際に、ク
ラウンやブリッジのマージンにリムーバーCの先端C2
を引掛ければリムーバーが振動しているのでクラウンや
ブリッジをきわめてスムーズに取り外すことができ、手
に力を加えて強く引張る必要はないから、マージンが変
形することはなく、歯肉等を傷つけるおそれもない。 第5図示のようなりラウンセッターDを第1図示の振動
軸杆3の器具装着部32に装着して使用することもでき
る。このクラウンセッターDの装着用基部D1を前記器
具装着部32に装着し、前記ホルダーの把持筐体1を手
で持ってクラウンセッターDを前記と同様に振動させ、
先端円板部D2をクラウンやブリッジ等の金属冠七対向
領の歯との間に挾んで咬み合わせれば、円板部D2も振
動しているので金属冠内の余分のセメント量を速やかに
かつ確実に漏出させて適市な装着を完了させることがで
き、咬み合わせ力が十分でなくても正確、迅速に装着を
行なうことが可能となる。 第6図は、第4図示のリム−・〈−の変形例を示したも
のであり、Elは装着用基部、B2、B3はクラウンや
ブリッジを挾む挾持部、B4、B5は前記両挾持部が適
度の弾力で挾持するように形成した弾力片である。なお
この弾力片部分は鋏のように1片を軸で枢着しバネを取
り付けて形成してもよく、あるいは枢着部の後端を長く
延長させ指先で挾持操作ができるようにしてもよい。こ
のようなりムーバ−を前記ホルダーに装着して振動させ
挾持部に4 、Fi5 によりクラウンやブリッジを挾
むことにより、補綴物試適操作におけるクラウンやブリ
ッジの取り外しをきわめて容易、迅速に行なうことがで
きるものであり、マージンの変形は防止され口腔内を傷
つけるおそれも全くなく安全である。 前記した第1図示のホルダーは振動発生装置として電磁
コイルを用いたものであるが、電磁フィルのかわりに第
7図示のように圧電振動子7を用いて振動軸杆3を振動
させてもよい。第7図示の8は圧電振動子7の取付支持
壁、9は弾性板であり、振動軸杆3の頂部31を弾性板
9に接合して把持筐体1内に設置する。32は振動軸杆
先端の器具装着部、61は電源コードであり、第1図示
の例と同様に適宜の個所にスイッチを設ける。前記の圧
電振動子としては交番電圧により機械的歪の振動を生ず
る適宜の圧電素子を用い、前記した第1図示の実施例と
同様に適当な振動数を得るような交番電圧を印加する。 この第7図示の実施例においても、振動軸杆3の先端の
器具装着部32に骨のみ、骨やすり、もしくは、直のヘ
ーベルA、曲のへ一ベルB1リムーバー0、もしくはE
、クラウンセッターD等を装着して使用するものである
。 第8図は骨のみFを示し、第9図は骨やすりGを示す。 第8図示のPlは骨のみFの装着用基部、F2は先端刃
部であり、第9図示の01は骨やすりGの装着用基部、
G2は先端のやすり部である。 前記のようにして骨のみFを使用するときは、骨のみF
が振動することにより、把持する手に過度の力を加えな
くてもよいので、口腔内を傷つけずに容易に歯槽骨等の
骨を削除することが可能となる。 また、前記のようにして骨やすりGを振動させて使用す
るときは、鋭縁を滑らかに移行させる操作をきわめて円
滑容易、かつ迅速に行なうことができ、周囲の組織を損
傷させることなく良好な治療効果をあげることができる
0 [発明の効果1 前述したように、本発明の歯科手用器具用ホルダーは、
骨のみ、骨やすり、リムーバー、クラウンセンター、ヘ
ーベル等の手用器具を振動させるように構成したので、
従来のように手の力加減に細心の注意をはらって操作す
る必要はなく、口腔内を傷つける心配もなくきわめてス
ムーズにかつ迅速に治療操作を行なうこ七ができるもの
であり、また、振動軸杆3に器具装着部32を設けて種
々の手用器具を着脱自在に構成したので一つのホルダー
で種々の手用器具を扱うことができ、しかも操作はきわ
めて容易であるから、従来繁雑な手数を要していた歯科
治療の能率改善に格段の効果を奏するものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の装置の断面図、第2図は従来の操作説
明図、第3図は本発明のへ〜ベルの一実施例図、第4図
はりムーバ−の−実施例図、第5図はクラウンセンター
の一実施例図、第6図はリムーバーの他の実施例図、第
7図は本発明の他の実施例を示す断面図、第8図は骨の
み、第9図は骨やすりのそれぞれ一実施例を示す図面で
ある。 1:把持筐体 2.7:振動発生装置 3;振動軸杆 32:器具装着部 A、B:ヘーベル 0、E:リムーバーD:クラウンセ
ッター F・骨のみ G:骨やすり 特許出願人 旭工業株式会社 代 理 人 弁理士 岡1) 喜久治 手 続 補 正 内 (方式) %式% 2、発明の名称 歯科手用器具用ホルダー3、補j1を
づる者 事件との関係 特許出願人 東京都γ[戸用区船堀5 J’ If 2 M 23号
旭工業株式会社 代表取締役 10中 画分 4 代理人 東京都港区1/i橋4丁目24番38 5 、 ?ili正Q令の[−1イ] nil和59年11月13日(発送日)7 補正の内’
(3 第″1図、第2図の図番を別紙の複写図面に未配したど
J3りに補正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 把持筐体内に振動軸杆と該振動軸杆を振動させる振
    動発生装置とを設置し、前記振動軸杆の先端に形成した
    器具装着部を前記筐体外に突出させ、該器具装着部に歯
    科手用器具を装着したことを特徴とする歯科手用器具用
    ホルダー〇 2 振動発生装置を、電磁フィルにより構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の歯利手用器具用
    ホルダー。 3 振動発生装置を、圧電振動子により構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の歯利手用器具用
    ホルダー。 4 振動軸杆先端の器具装着部にヘーベルを装着したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の歯科手用器具用ホルダー。 5 振動軸杆先端の器具装着部にリムーバーを装着した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の歯科手用器具用ホルダー。 6 振動軸杆先端の器具装着部にクラウンセッターを装
    着したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の歯科手用器具用ホルダー0
JP10601983A 1983-06-14 1983-06-14 歯科手用器具用ホルダー Granted JPS6085738A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523370U (ja) * 1991-09-11 1993-03-26 松下電器産業株式会社 パネルスイツチ
JP2015184185A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 シチズンホールディングス株式会社 電子体温計

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JPS57196971A (en) * 1981-05-06 1982-12-03 Micro Mega Sa Hand operating calculus removing apparatus by compressed air

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