JPS608538A - 油温補償機構付油圧緩衝器 - Google Patents

油温補償機構付油圧緩衝器

Info

Publication number
JPS608538A
JPS608538A JP11495283A JP11495283A JPS608538A JP S608538 A JPS608538 A JP S608538A JP 11495283 A JP11495283 A JP 11495283A JP 11495283 A JP11495283 A JP 11495283A JP S608538 A JPS608538 A JP S608538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bimetal
orifice
damping force
control plate
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11495283A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Shinozaki
篠崎 進
Masaki Nakayama
中山 昌己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Atsugi Motor Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atsugi Motor Parts Co Ltd filed Critical Atsugi Motor Parts Co Ltd
Priority to JP11495283A priority Critical patent/JPS608538A/ja
Publication of JPS608538A publication Critical patent/JPS608538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/52Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics in case of change of temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車の懸架装置などに施用して好適な、油
温補償機構付油圧緩衝器に関する。
一般に、油圧緩衝器は、作動油がγ出室間の連通孔に付
設される減衰力発生手段を通過する際のエネルギ損失を
利用して、減衰力を得るようになっているのであるが、
獲得される減衰力の大きさに大きく関与する作動油の粘
性(動粘度)は第1図に示したように油温によって変化
するものである。
従って、設計基準とした所期の減衰力特性が温度の変化
に応じて変化することとなり、この変化は第1図から想
像できるように、油温か低下するに連れて激しく変化す
る。またこの減衰力の変化は、車両において乗心地の変
化として現れる。即ち、23℃程度の常温の動粘度に基
づいて所望の減衰力を設定するも、油温か低下すると減
衰力が増加する結果、乗心地に微妙な影響を与える。
そこで、近年、前記油温の変化に伴う減衰力の変化を補
償して、広範な油温範囲に亘って略一定の減衰力が得ら
れるようにした、所謂油温補(1機付油圧緩衝器が開発
され始じめている。
この雅の油温補償機構付油圧緩衝器として、例えば特開
昭53−146090号公報が知られている。
これは第2図に示すように、ピストン1によって隔成さ
れたシリンダ2内の上下二つの油室6,4内に充填した
作動油の油温を、バイメタル5で感知し、この油温の変
化に基づくバイメタル5の変形でコントロールプレート
6とピストン1とを相対回動させ、ピストン1に設けた
、前記各油室3゜4間を連通ずるオリフィス7の開ロ面
枯ヲ変化させることにより、油温の変化による減衰力特
性の変化を防止するのである3゜ ところで、従来のこの種の油圧緩衝器にあっては、第3
図(a) 、 (b)或いは第4図に示すように1字形
成いはU字形のバイメタルを使用しているので、バイメ
タル5の有効長が短かく、油温の変化に対するバイメタ
ル5の変形量が少なくなり、十分な効果を期待し難い。
また、コントロールプレー1・6によって開閉制御され
るオリフィス7は、該オリフィス7の開口端の一方に付
設された減衰力発生手段8に作用する作動油を導く通路
であり、そのため、ピストン1の上下動に伴って、前記
油室3.4内の作動油がオリフィス7及び減衰力発生手
段8を介して置換流動することによるエネルギ損金減荻
力として獲得する、この種の油圧緩衝器にあっては、こ
のオリフィス7の開口を全閉することはできない。つま
り、コントロールプレート6の作動範囲が、オリフィス
7の開口の全開から全閉までの広範に亘ることかできな
いので減衰力の調整範囲が限定されることとなる。
そこで、本願発明者は前記従来の欠点を角イ消するべく
、第5図に示したように、上部の油室22と下部の油室
26を連通する連通孔25b及び、下部の油室26とリ
ザーバ室13を連通する連通孔17aの開口端一方に対
向して、減衰力発生手段を備えた、ピストンバルブ21
及びボトムバルブ14のいずれか一方または両方(第5
図の場合はボトムバルブ14)に、前記減衰力発生手段
に作用しない、下部の油室26とリザーバ室16との間
の流れを作るオリフィス62′(i?設け、このオリフ
ィス62の一方の開口塙に、渦巻状のバイメタル60の
端部が作動的に連結されたコントロールプレート61を
付属させ、油温の変化に応動するバイメタル30によっ
て、コントロールプレート61と前記オリフィス62と
を相対回動させることにより前記オリフィス62の開口
面1程(を変化させるように構成し、油温の変化に対す
るバイメタル60の変形量を増大させると共に、コント
ロールプレート31によるオリフィス62の開閉制御を
、該オリフィス62の開口の全開から全閉まで広範に亘
って可能とし、広い温度範囲で減衰力を一定に保つこと
が可能な油圧緩衝器を開発した。
これは渦巻状のバイメタル60を使用するので、油温の
変化に対するバイメタル60の変形量を犬きくとること
ができるという効果がある反面、渦巻状のバイメタル6
0は自重或は作動油の流れによって下方へ撓み、オリフ
ィス62を塞いで、減衰力を一定に保つことを困難にす
るという不具合があっ/こ。
本発明は前記不具合を解消し、より確実に減衰力を一定
に保たせることのできる油圧緩衝器を提供することを目
的として為されたものであり、その要旨とする構成は、
渦巻状のバイメタルとコントロールプレートの間にスペ
ーサプレートを介在させ、該スペーサプレートにより、
渦巻状のバイメタルの繞みを阻止したことにある。
以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第6図は本発明の実施例を示す油圧緩衝器の要部断面図
である。図において11は一端封止の外筒、12は前記
外向11内に在って外筒11内面との間に作動油のリザ
ーバ室16を形成するシリンダ、14はシリンダ12の
一端側に設けられ、前記リザーバ室13とシリンダ12
内部12aとの間に作動油の制限的流通を許すボトムバ
ルブで、このボトムバルブ14は、環状突起15ai有
するボトムボディ15と、ボトムボディ15の前d己突
起15a上に載置されていて、定量オリフィス16a及
び中央開ロ16Mt−有する環状の、減衰力発生手段た
るバルブプレート16と、このバルブプレート16上に
載置されていて、上下の連通孔17a=z有するチェッ
クボディ17と、前記バルブプレート16及びチェック
ボディ17を軸方向摺動自在に包受し、上下の連通孔1
8aを有するリテーナ18と、リテーナ18内に在って
前記チェックボディ17をバルブプレート16側に小さ
いばね力で付勢するチェックスプリング19とを備えて
いる。
20はシリンダ12の図示しない他端側を封止的に貫通
して伸びるピストンロッドで、このピストンロッド20
の一端にはピストンバルブ21を備え、シリンダ12内
部128を上、下二つの油室22.26に隔成して摺動
自在なビヌトン24が固着されている。前記ピストンバ
ルブ21は、環状突起25a及び上下の連通孔25bを
有するピストン本体25と、ピストン本体25の前記突
起25a上に載置されていて、定量オリフィス26a及
び中央開口26bk有する、減衰力発生手段たるバルブ
プレート26と、このバルブプレート26上に載置され
ているチェックボディ27と、前記バルブプレート26
及びチェックボディ27を軸方向摺動自在に包受し上下
の連通孔28aを有するリテーナ28と、リテーナ28
内に在って前記チェックボディ27をバルブプレート2
6側に小さいばね力で付勢するチェックスプリング29
とを備えてbる。
更に、前記ボトムバルブ14には、渦巻状ノバイメタル
60と、該バイメタル6oの端部が作動的に連結された
コントロールグレート61と、該コントロールプレート
31によって開閉制御される、前記減衰力発生手段たる
バルブプレート16に作用しない油室間の流れを作るオ
リフィス62、及び前記バイメタル6oとコントロール
プレート61の間にあって、前記バイメタル60の下方
への撓みを防止するスペーサプレート66が付設されて
おり、これらバイメタル60.コントロールプL’−ト
31.オリフィス62及びスペーサプレート66が温屁
補偵機構全構成している。前記バイメタル60はチェッ
クボディ17の上面に窪設された凹部17b内に収容配
置されており、該バイメタル60の外端60aは、第6
図及び第7図に示す如く、チェックボディ17の凹部1
7b外周に設けたスリンl−17Cに嵌合係止され、内
端:60bは、チェックボディ17の凹部17b中夫に
設けた孔17d内に回動可能に嵌挿された・シャフト1
7eのスリット17fに嵌合係止されている。前記コン
トロールプレート61は前記凹部17bの底面に載置し
次状態で前記シャ7 ) 17eに取付けられている。
またスペーサプレートろ6は、前記コントロールプレー
ト61の上部において、該コントロールプレート61と
略直交するように前記シャツ)178に取付けられてい
て、前記渦巻状のバイメタル60の下方への撓みを阻止
し、撓みが原因で起るオリフィス62の流通障害を防止
するようになっている。従って、渦巻状のバイメタル3
0の撓みによってオリフィス62が塞がれることはなく
、コントロールプレート61とチェックボディ17とは
、作動油の温度変化に応動するバイメタル60によって
シャフト178を介して相対回動し、コントロールプレ
ート61によって前記オリフィス62の開口端を開閉制
御可能にするのである。なお、17gは設計基準とした
設定温度範囲外でコントロールプレートの回動を停止さ
せるストッパ、64は前記シャフト17eを回動自在に
挿通してチェックボディ17の上面に載置され、チェッ
クスプリングの下端を受ける十字状のワッシャ、65は
前記シャフト17eの上端にかしめ結合され、前記十字
状のワッシャ64等の抜脱を防止するストツノくプレー
トである。
斯様な油圧緩衝器は、前記従来例と同様に、ピストンロ
ッド20の上端を車両のばね上に、外筒11の下端金ば
ね下にそれぞれ固着することにより、装着され、使用さ
れる。先づ、第8図は作動油の温度が23℃程度の常温
状態を示してお9、油温補償用のオリフィス62はコン
トロールプレート61によって塞がれた状態に維持され
ている。
従って、斯かる状態でピストンロッド20及びピストン
24が上動すると上部の油室22が高圧となり、ピスト
ン24の上昇速度が小さい場合には上部の油室22の作
動油はピストンバルブ21のリテーナ28の切欠28a
1チエツクボデイ27の孔27a1減衰力発生手段たる
バルブプレート26の定量オリフィス26a1中央開口
26b及びピストン本体25の連通孔25b’を通って
圧力降下を伴いながら下部の油室26に流入し、ピスト
ン24の上昇速度が大きくなるに従って上部の油室22
の圧力は益々高くなり、遂には減衰力発生手段たるバル
ブプレート26の内周部を下方に撓ませて、上部の油室
22の作動油はバルブプレート26の定量オリフィス2
6a及び中央開口2611+全通って圧力降下を伴いな
がら下部の油室26に流入する。この場合に、減衰力発
生手段たるバルブプレート16を、詳しくはこれの定量
オリフィス16&及びこれを撓ませてこのバルブプレー
ト16を通過する際のエネルギ損失を利用して減衰力を
得るのである。これと同時に、リザーバ室16内の作動
油は、ピストンロッド20の退出体積全補償するために
、ボトムバルブ14のバルブプレート16及びチェック
ボディ17をチェックスプリング19の弱いばね力に抗
して容易に押上げ、ボトムボディ15の環状突起15a
とバルブプレート16との間に生じる隙間からシリンダ
12内に導入される。
一方、ピストンロッド20がピストン24を伴って下動
する場合、下部の油室2るの容積が減じられ、該油室2
6内の作動油は、ピストンバルブ21のバルブプレート
26及びチェックボディ27を、チェックスプリング2
8の弱いばね力に抗して押上げ、ビヌトン本体25の環
状突起25aと前記バルブプレート26との間に生じる
隙間から上部の油室22内に流入する。これと同時に、
ピストンロッド20の侵入体積に相当する、シリンダ1
2内の作動油は、前述したピストンロッド20の上動時
におけるピストンパルプ21の作動と同様に、減衰力発
生手段たるバルブプレート16を、詳しくはこれの定量
オリフィス16a及びこれを撓ませてこのバルブプレー
ト16を経てリザーバ室16内に流入し、減衰力を得る
のである。
つまり、ピストンロッド20の上動時にはピストンパル
プ21で減衰力を得、同じく下動時にはボトムバルブ1
4で減衰力を得るのであり、この減衰力は、オリフィス
62が閉じられている状態において、ピストンロッド2
0の上下動に伴って各油室16,22.23を置換流動
する流体量の全量カビストンバルブ21またはボトムバ
ルブ14の減衰力発生手段16.26を通過することに
よって、所望の値として得られる。
次に、寒冷地における走行開始直後などのように、作動
油の油温か低い場合、その油温に応動するバイメタル6
0によってコントロールプレート61とチェックボディ
17とが相対回動(コントロールプレートは第7図にお
いて反時計方向に回gJb−j−る。)シ、コントロー
ルプレート61が油温補償用のオリフィス62を開く。
従って、常温状態においては全量がボトムバルブ14の
減衰力発生手段たるバルブプレート16を通過する、作
動油の一部が前記オリフィス62をバイパス通過する。
即ち、油温か低いとき、ピストンロッド20の作動速度
が、常温時と同じである場合に、減衰力発生手段たるバ
ルブプレート16を通過する作動油の量は、オリフィス
62が開口してこれを通過する分だけ減じられることに
なる。これによって、作動油温の低下による動粘度の増
加に伴う減衰力の増加が抑制され、常温時に略等しい減
衰力金得ることができるのである。
なお、作動油温の上昇に伴うコントロールプレー61の
第8図中時計方向の回動け、ストツノ<17gによって
、前H己コントロールブレート61がオリフィス62の
開口を閉じる状態を維持する範囲を逸脱することがない
ように、阻止される。
前述した第1実施例では、ボトムノクルブ14側にのみ
油温補償機構全付鵜させた場合を示したが、これは、車
両に要求される乗心地の良さには圧縮方向(ピストンの
下動方向)の減衰力が大きく影I#を及ぼすことに鑑み
たものであり、要すれば、ピストンバルブ21側にも油
温補償機構を付總させることも可能である。
第9図、第10図は第2実施例を示す、ピストンバルブ
とボトムバルブの両方に油温補償機構を付属させてなる
液圧緩衝器の図面である。なお、前記第1実施例と同一
構成部分には同一符号を付し1その重機する説明を省略
する。
即ち、ピストンバルブ21には、渦巻状のノくイメタル
66と、該バイメタルろ6の端部が作動的に連結された
コントロールプレート67と、該コントロールプレート
ろ7によって開閉制御される、減衰力発生手段たるバル
ブプレート26に作用し力い油室間の流れを作るオリフ
ィス681及び前2己バイメタルろ6とコントロールレ
フ”レー)37(0間にあって、前記バイメタル66の
下方への撓みを防止するスペーサプレート69が付設さ
れておす、これらバイメタル36.コントロールフ“レ
ート67及びオリフィス68及びスペーサグレート39
が温度補償機構″’に構成している。前記オリフィス6
8はピストン本体25の下端筒状部25e内に嵌挿され
るバイメタルホルダ40に設けられ、バイメタル66、
コントロールプレート67及びスペーサプレート69は
バイメタルホルダ40の上面に形成された四部40a内
に収容されている。
そして該渦巻状のバイメタル66の外端663は前記バ
イメタルホルダ40の外周に設けたスリット40bに嵌
合係止されている一万、内端36bはバイメタルホルダ
40の凹部4Oa中央に設けた孔40C内に回転可能に
嵌挿された、シャフト40dのスリン)40eK嵌合係
止されており、コントロールプレート67は前記凹部4
0Bの底面に載置した状態で、前記シャツ) 40 d
 I/(−取付けられている。またスペーサプレート6
9は、前記コントロールプレート67の上部において、
該コントロールプレート67と略直交するように、前記
シャフト40dK取付けられていて、前B己渦巻状のバ
イメタル66の下方への撓みを阻止し、撓みが原因で起
るオリフィス68の流通障害を防止するように女ってい
る。従って渦巻状の)くイメクル60の撓みによってオ
リフィス68カニ塞〃Sれることはなくコントロールプ
レート67は、ノ(イメタルホルダ40に対して、作動
油の温度変イしに応動スるバイメタル66によってシャ
フト40dを介して相対回動し、前記オリフィス68の
開口端を開閉制御可能にするのでちる。なお、40gは
設計基準とした設定温度範囲外でコントロールプレート
67の相対回動を停止させるストッパ、41は前記シャ
ツ)40d’を回動自在に挿通して、バイメタルホルダ
40の上面に載置された十字状のワッシャ、42は前記
シャフト40dの上端にかしめ結合され、前記十字状ワ
ッシャ41等の抜脱を防止するストッパフレート、46
は、ピストン本体25の下端筒状部25C内に挿入配置
1“しした、バイメタルホルダ40の抜脱を防止する抜
止めリングでおる。また、ピストン本体25の下端筒状
部25e内部と上部の油室22との間は、油路44で繋
がれている。
第2実施例の油圧緩@器は前記の如き構成であるから、
前記第1実施例において詳述した、ピストンロッド20
が下動した場合にボトムバルブ14に付設した油温補償
機構の動作と同様に、作動油の油温か低い場合に、該油
温に応動するバイメタルろ6によってコントロールプレ
ート67が相対回動してオリアイス68を開く。従って
、ピストンロッド20の上動時に減衰力発生手段たるバ
ルブプレート26全介して油室22.23間を置換流動
する作動油の一部が、油路46による連繋状態のもとに
おいてオリフィス68をバイパス通過し、これによって
、ピストンロッド20の上動時においても、作動油の油
温の低下による動粘度の増加に伴う減衰力の増加が抑制
され、常温時に略等しい減衰力が得られる。従って、こ
の第2実施例によれば、ピストンロッド20の上動、下
動時の双方において、作動油の油温低下による減琵力の
上昇を抑制することができ、車両の乗心地をより一層向
上させることができる。また、バイメタルろ6.コント
ロールプレー1−37 、オリフィス68及びスペーサ
プレート69は、ピストンバルブ21を構成するピスト
ン本体24に脱着可能力バイメタルホルダ40に関連し
て設けられているので、油温補償機構を構成するこれら
バイメタル56、”ントロールプレー)67’Jd’一
つのユニットとし・C構成され、従って、ピストンバル
ブ21への付設が至便に行える。
なお、図面に示す各実施例では作動油の油温が設定温度
以下に下がったときに、油温補償用のオリフィス52.
68を開いて、減衰力を下げる所謂低温コントロールの
場合を示したが、作動油の油温か設定温度以上に力った
ときに、コントロールプレートで油温補償用のオリフィ
スを閉じて、作動油の粘性低下に伴う減衰力の下降を抑
制する、所謂高温コントロールに使用してもよい。
tた、常温においてコントロールプレートで油温補償用
のオリフィスを半は開口させておき、油温か低下したと
きに前記オリフィスの開口面Mtf増大させ、油温か上
昇したときにオリフィスの開口面積を減少させるように
すれば、油温の高温。
低温の内域に亘って減衰力を制御することが可能になる
更に筐た、前記各実施例では油温補償用のオリアイスが
円形の場合を示したが、該オリフィスの開口形状を矩形
や扇形に形成して、作動油の粘性特性に合せてオリフィ
スの開口面積を調整するようにすれば、減衰力の制御が
より高精度に行なえる。また、本発明は複筒型の油圧緩
衝器に限定されない。
以上説明したようにこの発明によれば油室間を連通する
連通孔の一方の開口端に対向して減お゛力発生手段を備
えた、ビヌトンバルブ及ヒポトムバルブのいずれか一万
筐たは両方に、前記減衰力発生手段に作用しない油室間
の流れを作るオリアイスを設け、このオリフィスの一方
の開口端に、渦巻状のバイメタルの端部が作動的に連結
されたコントロールプレートラ付属させてなり、油温の
変化に応動するバイメタルによって、コントロールプレ
ートと前記オリフィスとを相対回動させることにより前
記オリフィスの開口面8(會変化させると共に、前記渦
巻状のバイメタルとコントロールプレートの間には、ス
ペーサプレートラ介在させ、該スペーサプレートにより
、渦巻状のノくイメタルの撓みを阻止したので次に述べ
るような効果がある。
(1)油温の変化に対するバイメタルの変形量を増大さ
せることができると共に、コントロールプレートトによ
るオリフィスの開閉制御が、該オリフィスの全開から全
閉まで広範に亘って可能となるか呟広い温度範囲で減衰
力を一定に保つことが可能な油圧緩衝器を得ることがで
き、この効果は、バイメタルの変形量が犬なることに基
づいてオリフィスの開口形状管、コントロールプレート
との相対変位方向に細長い形状とすることによって、更
に有利に獲得することができる。
(2) 1.7’C,バイメタルを直径方向に小型化で
きるので、取付Zベースを小さくすることができると共
に、このバイメタル、コントロールプレート等からなる
油温補償機構を一つのユニットとして各バルブに取付け
ることができるから、これの取付作業が容易に行えると
いう効果がある。
(3)渦巻状のバイメタルとコントロールプレートの間
にスペーサプレートを介在させ、該スペーサプレートに
より渦巻状のバイメタルの撓みを阻止したので、渦巻状
のバイメタルによってオリフィスの流路が閉じられると
いうような事はなくなり、確実かつ安定した減衰力特性
f::得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は作動油の油温と動粘度との関係を示す図面、第
2図は従来の油温補償機構付油圧緩衝器の断面図、第3
図a及びbは同じく要部の平面図、第4図はU字形のバ
イメタルを使用した油圧緩衝器の要部平面図、第5図は
本願発明者が先に開発した油圧緩衝器の断面図、第6図
は本発明の第1実施例を示す断面図、第7図は第6図の
■−■線断面図、第8図は第6図の■−■線断面図、第
9図は本発明の第2実施例を示す断面図、第1θ図は第
9図のX−X線断面図でを)る。 12・・・シリング、16・・・リザーバ室(油室〕、
14・・・ボトムバルブ、15・・・ボトムボディ、1
6・・・バルブプレート(減衰力発生手段)、17・・
・チェックボディ、17e・・・シャフト、20・・・
ピストンロッド、21・・・ピストンバルブ、22.2
6・・・油室、25・・・ピストン本体、26・・・バ
ルブプレート(減衰力発生手段)、60.36・・・バ
イメタル、31、.157・・・コントロールグレート
、52.38・・・オリフィ/’、33.67・・・ス
ペーサプレート。 第0則 第ffO[駕1 0e 第0団 第71.・1ぞ) 5 第S図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油室間を連通する連通孔の一方の開口端に対向し
    て減衰力発生手段を備えた、ピストンノ(ルプ及びボト
    ムパルプのいずれか一方または両方に、前記減衰力発生
    手段に作用しない、油室間の流れを作るオリフィスを設
    け、このオリフィスの一方の開口端に、渦巻状のバイメ
    タルの端部が作動的に連結されたコントロールプレート
    を付私させてなり、油温の変化に応動す右・クイメタル
    によってコントロールプレートと前記オリフィスとを相
    対回動させることにより、前記オリフィスの開口面積を
    変化させるようにすると共に、前記渦巻状のバイメタル
    とコントロールプレートの間には、スヘ−f7’L’−
    )を介在させ、該スペーサプレートにより、渦巻状のバ
    イメタルの拾みを阻止したことを特徴とする油温補償機
    構付油圧緩衝器。
JP11495283A 1983-06-25 1983-06-25 油温補償機構付油圧緩衝器 Pending JPS608538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11495283A JPS608538A (ja) 1983-06-25 1983-06-25 油温補償機構付油圧緩衝器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11495283A JPS608538A (ja) 1983-06-25 1983-06-25 油温補償機構付油圧緩衝器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS608538A true JPS608538A (ja) 1985-01-17

Family

ID=14650708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11495283A Pending JPS608538A (ja) 1983-06-25 1983-06-25 油温補償機構付油圧緩衝器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS608538A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0186325A2 (en) * 1984-12-20 1986-07-02 Texas Instruments Incorporated Fluid flow control apparatus
WO2015135706A1 (de) * 2014-03-14 2015-09-17 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit einer temperaturabhängig veränderbaren bypassöffnung
CN105673767A (zh) * 2015-11-23 2016-06-15 成都九鼎科技(集团)有限公司 一种自动补偿阻尼减振器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0186325A2 (en) * 1984-12-20 1986-07-02 Texas Instruments Incorporated Fluid flow control apparatus
WO2015135706A1 (de) * 2014-03-14 2015-09-17 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit einer temperaturabhängig veränderbaren bypassöffnung
CN105673767A (zh) * 2015-11-23 2016-06-15 成都九鼎科技(集团)有限公司 一种自动补偿阻尼减振器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1442227B1 (en) Shock absorber with frequency-dependent damping
EP0207409B1 (de) Ventilsystem für steurbare, hydraulische Schwingungsdämpfer
US4337850A (en) Hydraulic damper
CA1263414A (en) Restriction valve device for hydraulic pressure fluids in vehicle shock absorbing mechanisms
GB2180320A (en) Vibration damper with variable damping force
US4597411A (en) Restriction valve device for hydraulic pressure fluids in vehicle shock absorbing mechanisms
JPH11287281A (ja) 減衰力調整式油圧緩衝器
DE3720584A1 (de) Stossdaempfer
JPH06147252A (ja) 油圧緩衝器
US4800994A (en) Hydraulic damper of adjustable damping force type
JP3626259B2 (ja) 油圧緩衝器
GB2123922A (en) Hydraulic damper with adjustable flow path
GB2111168A (en) Hydraulic damper with bypass
US4161189A (en) Control valve
US5137125A (en) Pressure-actuated valve
JP2000193014A (ja) 減衰力調整式油圧緩衝器
JPS608538A (ja) 油温補償機構付油圧緩衝器
DE4117461C2 (de) Ventilanordnung für einen hydraulischen Stoßdämpfer mit variabler Dämpfungskraft
JPH07208532A (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整装置
JPS59231232A (ja) 油温補償機構付油圧緩衝器
DE3605207A1 (de) Hydraulischer schwingungsdaempfer mit einer temperaturabhaengig veraenderbaren bypassoeffnung
JPS6364654B2 (ja)
JPH0446101Y2 (ja)
JPS6342134B2 (ja)
DE69812293T2 (de) Feststellbare Flüssigkeitsfeder