JPS6083007A - レンズ移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラ等に用いることかできるレンズ
移動装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、ビデオカメラ等のレンズ移動装置の小型軽量化が
められている。

従来のレンズ移動装置について第１図を用いて説明する
。第１図はズームレンズ１１胴の断面図で、１は固定筒
、２は合焦レンズ群Ｌ１．Ｌ２　、Ｌ３を保持するフォ
ーカスリングである。固定筒１に設けられたヘリコイド
ネジ１ａに、フォーカスリング２に設りられたヘリコイ
ドネジ２ａが螺合され、フォーカスリング２を光軸内り
に回動させることによって、合焦レンズ群Ｌ１．Ｌ２　
、Ｌ３が光軸方向に移動する。変倍レンズ群１４　、　
Ｌ５　。

Ｌ６は変倍レンズ移動枠３に、装入され、レンズ押え４
のネジ部４ａを、変倍レンズ保持枠３のネジ部３ａに螺
合することによって、変倍レンズ移動枠３に固定される
。補正レンズ群Ｌ７は、補正レンズ移動枠５に装入され
、押え輪６を補正レンズ移動枠５の内周側に設けた斜面
部５ａに装入することによって補正レンズ移動枠５に固
定される。

７ａ、７ｂ、７ｃはガイドボールであり、一端を固定筒
１に形成された穴１ｂに嵌入し、他端をボール支持板８
に形成された穴８ａに嵌入することによって支持されて
いる。ガイドボール７ａは、変倍レンズ移動枠３に設け
られた穴３Ｃに挿入され、ガイドボール７ｂは、補正レ
ンズ移動枠５に設けられた穴５Ｃに挿入され、ガイドボ
ール７Ｃは、変倍レンズ移動枠３の切り欠き部３ｂと補
正レンズ移動枠５の切り欠き部５ｂとに係合している。

ボール支持板８には、外周部に突出した凸部が形成され
ており、これが固定部１に形成された切り欠き部と係合
することによって、ガイドボール７ａ、７ｂ、７ｃを支
持する穴８ａの位相を合わせるようにしである。ボール
支持板８は押え環９によって固定れる。１０は変倍レン
ズ移動枠３と補正レンズ移動枠５とを光軸方向に移動さ
せるための第１のカム溝１１と第２のカム溝１２とを設
けたカム筒である。第１のカム溝１１には、変倍レンズ
群Ｌ４　、Ｌ５　、Ｌｅの光軸方向の位置を規制するた
めに変倍レンズ移動枠３に植設された第１の力ムノオロ
アー１３が係合している。同様に第２のカム溝１２には
、補正レンズ群Ｌ７の光軸方向の位置を規制するために
、補正レンズ移動枠５に植設された第２のカムフォロア
ー１４が係合している。ズームリング１５が光軸用りに
回動されると、長溝１６に係合したビン１７が駆動され
、カム筒１０が光軸用りに回動する。そして第１のカム
溝１１に係合した第１のカムフォロアー１３と、第２の
カム溝１２に係合した第２のカムフォロアー１４とがそ
れぞれのカム溝１１．１２に沿って光軸方向に移動する
。このようにして変倍レンズ移動枠３と補正レンズ移動
枠５どが光軸方向に移動可ることによって、ズーミング
を行なうものである。

しかしながら上記のような従来の構成においては、３本
のガイドボール７ａ、７ｂ、７ｃを用いているため、高
精度な位置決めが難しく、組立ても複雑であるという問
題があった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、ビデオカメ
ラ等の小型・軽量化、及び組立の容易化、ならびにレン
ズ移動枠の高精度な位置決めを実現でさるレンズ移動装
置を提供することを目的とづ“る。

発明の構成 上記目的を達成りるため、本発明のレンズ移動装置は、
光軸方向に移動可能な第１及び第２のレンズ移動枠と、
光軸に直交する方向に沿う断面が多角形状でかつ前記第
１及び第２のレンズ移動枠をガイド（るガイド部材と、
このガイド部材を支持する支持体と、前記第１のレンズ
移動枠を光軸方向に移動させる第１のカムと、前記第２
のレン−ズ移動枠を光軸方向に移動させる第２のカムと
を備えた構成である。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

第２図は本発明の一実施例にお【）るレンズ移動装置を
備えたズーム鏡胴の断面図で、３１は固定筒、３２は合
焦レンズ群Ｌ１１．Ｌ１２　、Ｌ１３を保持するフォー
カスリングである。固定筒３１に設（）らレタヘリコイ
ドネジ３１ａに、フォーカスリング３２に設けられたへ
り］イドネジ３２ａが螺合され、フＡ−力スリング３２
を光軸用りに回動させることによって、合焦レンズＯＬ
＋＋　、Ｌ１２　、Ｉ−ｕが光軸ブｊ向に移動する。変
イ８レンズ群Ｌ１４．　Ｌ１５　、　ｌ−＋６は、変倍
レンズ移動枠３３に挿入され、レンズ押え３４のネジ部
３４ａを変倍レンズ保持枠３３のネジ部３３ａに螺合さ
Ｕることにより、変倍レンズ移動枠３３に固定される。

補正レンズ群Ｌ＋７は、補正レンズ移動枠３５に挿入さ
れ、押え軸３Ｇを補正レンズ移動枠３５の内周側に設け
た斜面部３５ａに挿入することによって補正レンズ移動
枠３５に固定される。多角形状のガイドボール３７４．
１；、−側面に導電体３８と抵抗体３９とが印刷され、
ざらにそれぞれの一端に電極３８ａ、３９ａが設置され
ており、一端を固定筒３１に形成された穴３１ｂに嵌入
し、他端をボール支持板４０に形成された穴４０ａに嵌
入することによって支持されている。ガイドボール３７
は、変倍レンズ移動枠３３に設けられた穴３３ｂと、補
正レンズ移動枠３５に設けられｌζ穴３５ｂとに挿入さ
れている。ボール支持板４０は、外周部に突出した凸部
が形成されており、これが固定筒３１に形成された切り
欠き部と係合Ｊることによって、ガイドボール３７を支
持する穴３１ｂの位相をあわせるようにしである。ボー
ル支持板４０は押え環４１によって固定される。カム溝
４２は、変倍レンズ移動枠３３と補正レンズ移動枠３５
とを光軸方向に移動するための第１のカム溝４３と第２
のカム溝４４とを有している。第１のカム溝４３には、
変倍レンズ群１１４　、　Ｌ１５　、　Ｌｌａの光軸方
向の位置を規１９するために、変倍レンズ移肋枠３３に
植設された第１のカムフォロアー４５が係合している。

同様に′５２のカム溝４４には、補正レンズ群Ｌ１７の
光軸方向の位置を規制するために、補正レンズ移動枠３
５にｔＩｔｌＫＩＪされた第２のカムフォロアー４６が
係合している。カム溝４２には、ズームリング４８に設
けられた長溝４９と係合づ゛るビン５０が設けられてい
る。

ズーミングレバー４１は、ズームリング４８に植設され
ている。

第３図は要部の購成図で、前記電極３８ａ、　３９ａは
制御回路５１に接続されている。５２は表示手段である
。

第４図は第３図にお（）るＩＶ　−ＩＶ線に沿う断面図
であり、変倍レンズ移動枠３３に設けられた孔３３ｂに
は、−内側面に接点３３ｃが設りられ、ガイドボール３
７に印刷された導電体３８及び抵抗体３９と接している
。

次に動作を説明覆る。まずズーミングレバー４７を光軸
周りに回動させることにより、カムｆ！１４２に４ｉｆ
ｉ　Ｗ＝’Ｕされたビン５０が回動し、同時にカム筒４
２が回動する。それにより、カム筒４２に設置ノられた
第１のカム溝４３及び第２のカム溝４４を万イドとして
、第１のカムフォロアー４５及び第２のカムフォロアー
４／６を中心に、ガイドボール３７をガイドとして、変
倍レンズ移動枠３３及び補正レンズ移動枠３５が光軸方
向に摺動する。ガイドボール３７に設りられた導電体３
８及び抵抗体３９に、変倍レンズ移動枠３３に設番ノら
れた孔３３ｂの内側面に段【ノられた接点３３Ｃが接し
ているので、変倍レンズ移動枠３３が光軸方向に摺動す
ることにより、導電体３８の一端に設けられた電極３８
ａと、抵抗体３９の一端に設りられｌこ電極３９ａとの
間の抵抗値が変化する。この抵抗値の変化量を制御回路
５１で検出し、表示手段５２によって変倍率等の表示を
行なう。

以上のように本実施例によれば、ガイドボール３７の断
面形状を三角形にしたことにより、１本のガイドボール
３７で変倍レンズ移動枠３３及び補正レンズ移動枠３５
をガイドすることができ、また変倍レンズ移動枠３３に
設りた穴３３ｂの内側面に接点３３ｃを設け、ガイドボ
ール３７に３＃雷休３８と抵抗体３９とを印刷し、接点
３３ｃど接触させることにより、変倍レンズ移動枠３３
の位置検出が正確に出来、変倍率の表示や、変倍レンズ
移動枠３３及び補正レンズ移動枠３５の位置に応じたズ
ームスビ「ドの制御が可能となる。またガイドボール３
７が１木であるため、組立も簡単に行なえ、レンズ移動
装置の小型軽量化を実現できると共に、高精度な位置決
めが可能である。

なお上記実施例においては、ガイドボール３７の断面形
状を第５図Ａのように三角形としたが、ガイドボールの
断面形状は三角形に限定されるものＣはなく、多角形状
であれば何でもよい。例えば第５図Ｂ−Ｄに示づ“よう
に、四角形、五角形、六角形などのものを用いることが
できる。

また上記実施例にＪ３いては、ガイドボール３７の一側
面に導電体３８と１（抗体３９とを印刷して設りたが、
同一側面上に段りることに限定されるもので（よなく、
ガイドボール３７に光軸方向に沿って導電１Ａ３８ど抵
抗体３９とを設りた構成でさえあれば位置検出は可能で
ある。

発明の詳細 な説明したにうに本発明によれば、ガイドボールの断面
形状を多角形にしたので、従来３本用いていたガイドボ
ールを１本にして、変倍レンズ移りＪ枠及び補正レンズ
移動枠をガイドすることができ、部品点数の削減を図り
１！７ると其に、容易に組立てを行ない得る。また高精
度な１９￥ｉ決めが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のレンズ移動装置の断面図、第２図は本発
明の一実施例にお番ノるレンズ移８装置の断面図、第３
図は同レンズ移動装置の電気系統の構成図、第４図は第
３図にお１ノるＩＶ　−ＩＶ線に沿う断面図、第５図は
ガイドボールの変形例を示り゛正面図及び側面図である
。 ３１・・・固定筒、３３・・・変倍レンズ移動枠、３３
ｃ・・・接点、３５・・・補正レンズ移動枠、３７・・
・ガイドボール、３９・・・抵抗体、４０・・・ボール
支持板、４５・・・第１のカムフォロアー、４Ｇ・・・
第２のカムフォロアー代理人　森　本　技　弘 第３図 ４１ 第４図 ３３、ｖ 第５図 〃　易　〃ａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光軸方向に移動可能な第１及び第２のレンズ移動枠
   と、光軸に直交する方向に沿う断面が多角形状でかつ前
   記第１及び第２のレンズ移動枠をガイドするガイド部材
   と、このガイド部材を支持する支持体と、前記第１のレ
   ンズ移動枠を光軸方向に移動させる第１のカムと、前記
   第２のレンズ移動枠を光軸方向に移動させる第２のカム
   とを備えたレンズ移動装置。 ２、ガイド部材は、少なくとも一側面に光軸方向に沿っ
   て抵抗体を有し、第１の移動枠と第２の移動枠とのうら
   少なくとも一方は、前記抵抗体と接する接点を有する構
   成とした特許請求の範囲第１項記載のレンズ移動装置。