JPS608264Y2 - 瞬間ガス湯沸器の水圧自動ガス弁 - Google Patents

瞬間ガス湯沸器の水圧自動ガス弁

Info

Publication number
JPS608264Y2
JPS608264Y2 JP1976108702U JP10870276U JPS608264Y2 JP S608264 Y2 JPS608264 Y2 JP S608264Y2 JP 1976108702 U JP1976108702 U JP 1976108702U JP 10870276 U JP10870276 U JP 10870276U JP S608264 Y2 JPS608264 Y2 JP S608264Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gas
water pressure
spring
play
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976108702U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5326548U (ja
Inventor
四郎 小林
Original Assignee
パロマ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パロマ工業株式会社 filed Critical パロマ工業株式会社
Priority to JP1976108702U priority Critical patent/JPS608264Y2/ja
Publication of JPS5326548U publication Critical patent/JPS5326548U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS608264Y2 publication Critical patent/JPS608264Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は流水圧に応動して主バーナーへのガス通路を
開閉する自動ガス弁の改良に関する。
瞬間ガス湯沸器における水圧自動ガス弁は、流水圧をダ
イヤフラムに伝えダイヤフラムと共動する弁棒に備えた
弁体をガス通路の弁座に関連させた構造となっていて、
その弁体の構造としては、弁棒の動きをそのま)弁体の
動きとする単段式のもの、弁棒の動きを初動時期と、そ
の後の全開又は全開に至るまでの時期とに区分してそれ
ぞれの時期ごとに弁を開閉する二段式のもの、あるいは
弁の開閉時期をさらに細分して三段式としたもの等各種
構造のものが従来より知られている。
例えば第3図に示した二段式のガス弁の場合、流水圧に
よるダイヤフラムの初動時期には、先ず弁棒1に固定さ
れている一次弁2のみが上昇開口して少量のガスを主バ
ーナーへ供給し、引き続いて弁棒1の係止段部3により
二次弁4を押上げ開放することにより全開状態となって
主バーナーへ所定量のガスを供給するようになっている
しかしながら水圧自動ガス弁は、その作動源が流水圧で
あり、かつ弁棒1がダイヤフラムを介して流水圧にて応
動するから元止式では給水栓、先止式では出湯栓の開閉
動作を、ガス弁の開閉を鋭敏に行うに充分な流水圧とす
べて迅速に行えば比較的問題はないが、この開閉動作を
緩慢に行った場合にはガス弁もこれに同調するため自動
ガス弁(二段式のときは特に−次弁)の全閉から全開及
び全開から全開に至る間に弁の開口面積が必要以上に小
さい状態が長く続くことからその間型バーナーに点火す
るだけのガス量が得られない、いわゆる過渡的状態を呈
する。
従って点火時においてその間の生ガスが主バーナーの炎
孔付近に充満し爆発点火の危険を生ずる。
又消火時にも主バーナーが消火したにもかかわらず生ガ
スが放出されるという危険がある。
この考案は水圧自動ガス弁にスナップアクション的な開
閉機構を組込んで、前記従来の危険な過渡的状態を解消
し、その安全性を高めた新しい水圧自動ガス弁を提供す
るものである。
即ち、その要旨とするところは、流水圧に応動して主パ
ーナへのガス通路を順次開閉する二段弁穴の水圧自動ガ
ス弁において、弁棒1に二次弁4を該二次弁4に対し所
定範囲の遊びaだけ上下摺動可能に装着したスライドば
ね受5を介して設けるとともに、該二次弁4上にはその
頂面に穿った導通孔8を開閉する一次弁2を上下移動自
由に設け、かつ、二次弁4内に固定しそのプツトポイン
トCまでの変形距離すが前記遊びaより小さい円板状の
スナップばね12をスライドばね受5と一次弁2との間
に形成せる前記遊びaより狭くスナップばね12のデッ
ドポイントCまでの変形距離すと略一致する間隙内に介
在させて、スライドばね受5又は−次弁2が遊びaより
少ない量だけ上昇又は下降したとき、スナップばね12
がそのプツトポイントCまでの変形距離すを越える関係
に設定したことを特徴とする瞬間ガス湯沸器の水圧自動
ガス弁に係るものである。
以下その一実施例を図面により説明すると、1は流水圧
によりダイヤフラムと共動する弁棒であって、その先端
にスライドばね受5を固定し、このばね受5は二次弁4
と一体結合したばね押え6に上下に所定範囲の遊びaを
存して摺動可能に嵌合されており、かつ該ばね押え6に
ガス導入間隙7を周囲に存して二次弁4を一体的に取付
けて弁棒1に二次弁4がスライドばね受5を介して設け
られ、この二次弁4の頂面には主バーナーに点火できる
だけのガス量が流通する開口面積をもつ導通孔8を穿つ
とともにその外面にゴムモールド9を施して二次弁4に
よる主バーナーへのガス通路10に設けた弁座11の閉
止動作と、後述の一次弁2による導通孔8の閉止動作と
が確実に行えるようになし、さらに、前記ばね押え6の
上面にそのデッドポイントCまでの変形距離すが前記遊
びaより小さい円板状のスナップばね12を取付けると
ともに、二次弁4上には一次弁2を上下移動自由に設け
て一次弁2と二次弁4を復帰用の発条13.14により
常時閉止方向へ附勢せしめ、又、前記スナップばね12
の中央上下には、ばね受5に設けた凸起15と一次弁2
に設けた凸起16を前記遊びaより狭くスナップばね1
2のプツトポイントcまでの変形距離すと略一致する間
隙を存して対設し、スライドばね受5又は−次弁2が遊
びaより少ない量だけ上昇又は下降したとき、スナップ
ばね12がそのデッドポイントCまでの変形距離すを越
える関係に設定したことにより弁体の開閉動作時におい
て一次弁2をスナップ的に開閉できるよう構成している
なお、ばね押え6と二次弁4の結合は、二次弁4の内面
複数個所に設けた凸条17の凹部18にばね押え6の周
端縁を嵌めつけ、その下面を別の支持環19で支承せし
めて一体結合している。
又、スナップばね12はその周端縁を前記凹部18とば
ね押え6の周端縁上部との間に挟着しその上面を止め環
20で押圧支持して取付けている。
図中21はばね押え6と弁棒1との間に装着した緩衝用
発条である。
前記構成においてその作用を次に説明すると、点火初動
時において流水圧により弁棒1が上昇すると、先ずこれ
と一体のスライドばね受5が遊びaだけ上昇して円板状
のスナップばね12をスライドばね受5の凸起15で押
上げ、該スナップばね12のスナップ作用で瞬発的に一
次弁2を持上げて導通孔8を開放する。
(第1図鎖線参照)。上記動作をさらに詳しく説明する
と、スナップばね12は当初そのプツトポイントCより
下方へ変形距離すだけ彎曲してスライドばね受5の凸起
15に接しており、かつ、−次弁2の凸起16と前記凸
起15との間隙はスナップばね12の前記変形距離すと
略一致しているため、スライドばね受5が遊びaより少
ない量、すなわち、スナップばね12のプツトポイント
cまでの変形距離すだけ上方へ移動されると、スナップ
ばね12はそのデッドポイントCを越え、そのばね力で
復帰用発条13に抗してスナップ作用で瞬発的に上方へ
彎曲変形して一次弁2を持上げ導通孔8を開放する。
したがって、点火初動時において主バーナーへは二次弁
4の導通孔8を通じて主バーナーに点火できるだけのガ
スを供給することになり、−次弁4は末だ閉止状態にあ
ってもその点火は的確に行われ、従来のように流水圧の
上昇にともなって除々にガス量が増して爆発点火するこ
とがない。
引き続いて弁棒1が上昇してスライドばね受5が前記遊
びa一杯まで上昇すると、該スライドばね受5と一次弁
2及び二次弁4はともに一体結合され、その後は一次弁
2と二次弁4はその関係を保ったまま復帰用の発条13
.14に抗して上昇し弁座11をも一定の開度に開放し
て該弁座11と導通孔8から主バーナーへ所定量のガス
を供給するものである。
(第2図参照)。次に消火時は、流水圧の低下により弁
棒1が降下すると、−次弁2及び二次弁4は復帰用の発
条13.14の押圧力でともに降下し、先ず、二次弁4
で弁座11を閉止し、その後スライドばね受5が遊びa
だけ降下する間に、スナップばね12は復帰用発条13
の押圧力により一次弁2の凸起16で下方に押されるた
め点火時とは逆に下方へ彎曲変形する。
よって、−次弁2で導通孔8を瞬間的に閉止しガス通路
10を全閉状態とするものである。
以上説明したこの考案によれば、流水圧による弁体の開
閉動作時にスナップアクションが附加されるので、その
開閉動作が迅速確実となって従来のように点火時におけ
る爆発点火及び消火時における生ガスの放出が解消でき
て安全に使用できる実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の瞬間ガス湯沸器の水圧自
動ガス弁の実施例でその作動状態を示した縦断正面図、
第3図は従来のものを示した縦断正面図である。 1・・・・・・弁棒、2・・・・・・−次弁、4・・・
・・・二次弁、5・・・・・・スライドばね受、a・・
・・・・遊び、6・・・・・・ばね押え、7・・・・・
・ガス導入間隙、訃・・・・・導通孔、10・・・・・
・主バーナーへのガス通路、11・・・・・・弁座、1
2・・・・・・スナップばね、C・・・・・・スナップ
ばねのデッドポイント、b・・・・・・プツトポイント
までの変形距離、13,14・・・・・・復帰用発条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流水圧に応動して主バーナへのガス通路を順次開閉する
    二段弁式の水圧自動ガス弁において、弁棒1に二次弁4
    を該二次弁4に対し所定範囲の遊びaだけ上下摺動可能
    に装着したスライドばね受5を介して設けるとともに、
    該二次弁4上にはその頂面に穿った導通孔8を開閉する
    一次弁2を上下移動自由に設け、かつ、二次弁4内に固
    定しそのプツトポイントcまでの変形距離すが前記遊び
    aより小さい円板状のスナップばね12をスライドばね
    受5と一次弁2との間に形成せる前記遊びaより狭くス
    ナップばね12のデッドポイントCまでの変形距離すと
    略一致する間隙内に介在させたことを特徴とする瞬間ガ
    ス湯沸器の水圧自動ガス弁。
JP1976108702U 1976-08-13 1976-08-13 瞬間ガス湯沸器の水圧自動ガス弁 Expired JPS608264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976108702U JPS608264Y2 (ja) 1976-08-13 1976-08-13 瞬間ガス湯沸器の水圧自動ガス弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976108702U JPS608264Y2 (ja) 1976-08-13 1976-08-13 瞬間ガス湯沸器の水圧自動ガス弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5326548U JPS5326548U (ja) 1978-03-07
JPS608264Y2 true JPS608264Y2 (ja) 1985-03-23

Family

ID=28718666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976108702U Expired JPS608264Y2 (ja) 1976-08-13 1976-08-13 瞬間ガス湯沸器の水圧自動ガス弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS608264Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8256462B2 (en) * 2008-09-02 2012-09-04 Emerson Process Management Regulator Technologies, Inc. Fluid flow control members for use with valves

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825336A (ja) * 1971-08-10 1973-04-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825336A (ja) * 1971-08-10 1973-04-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5326548U (ja) 1978-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03501647A (ja) 安全ライター
US4072290A (en) Valve for disposable gas lighter
JPS608264Y2 (ja) 瞬間ガス湯沸器の水圧自動ガス弁
JP2676076B2 (ja) 燃料制御弁及びその部品及びその製造方法
JPS61229109A (ja) 燃料ガスの圧力調整器
JPS6063623A (ja) ガスシリンダの出口接続部に取付けるレギユレ−タ
US2349484A (en) Pilot valve
US2300156A (en) Lighter for gas burners
JP4255149B2 (ja) 給湯施設用の圧力逃し弁
US2967021A (en) Liquid heating apparatus and control system therefor
JP2603051Y2 (ja) スプリンクラーヘッド
US5297535A (en) Ignition device for water heaters
TW202006280A (zh) 燃氣安全自閉閥
JPH0740884Y2 (ja) ガスこんろの安全装置
US3270528A (en) Pocket cigarette lighters
JPH0740883Y2 (ja) ガスこんろの温度センサー作動装置
JP2000240831A (ja) 逃し弁における強制開閉弁装置
JPS625684Y2 (ja)
JPS6026289Y2 (ja) ガス安全器
JP4276412B2 (ja) 遮断機構付圧力調整器
JPS6137967Y2 (ja)
JP3416415B2 (ja) 感振ガス遮断弁
JPS5838295Y2 (ja) ガス器具の操作装置機構
US1958240A (en) Apparatus for controlling burners
CN110792814B (zh) 燃气安全自闭阀