JPS6082229A

JPS6082229A - バルジ加工方法

Info

Publication number: JPS6082229A
Application number: JP58188715A
Authority: JP
Inventors: Seigo Inoue; 井上　誠吾; Mitsuo Nakamura; 中村　三夫; Shohachi Kurihara; 栗原　昭八
Original assignee: MORI TEKKO KK
Current assignee: MORI TEKKO KK
Priority date: 1983-10-08
Filing date: 1983-10-08
Publication date: 1985-05-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は管などの筒部材の一部に膨山部を成型するバル
ジ加工方法に関する。

〔従来技術〕

一般にバルジ加工とは、円形断面または角形断面等の金
属製筒体よりなる被加工物を金型内に配置し、同筒体の
内部へ高圧力の液体を供給し、軸推力を与えて金型内面
の形状に密接させるようにする加工方法である。

しかし従来のバルジ加工方法は、軸方向の推力は不完全
な同調しかできず、また加工速度の選定も不完全であっ
たため、成形精度が悪く、しかも不完全なバルジ加工が
行われるため、品質も一定にならないという問題があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明はこのような従来技術が有する問題を解消しよう
とするものであり、その目的は正確なバルジ加工が行え
、かつ良好な成形精度を得ることができるバルジ加工方
法を提供することにある。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するため、本発明では、高圧力の液体を
吐出する吐出口の軸方向の移動と推力を流量サーボ切換
弁を付帯した准カシリンダによって、あらかじめ設定し
たプログラムによりサーボモータを駆動させて流量サー
ボ切換弁の流量及び流れ方向を制御し、加工速度及び同
開度を規制しなからバルジ加工を行う構成としている。

〔実施例〕

以下、添付図に示す実施例に基いて本発明を具体的に説
明する。

第１図は本発明に係るバルジ加工方法に用いる加工装置
の全体構成を示したもので、図中（１）は金属製筒体で
あり、同筒体（１）は両端を開口しており、また上部お
よび下部金型（２）、　Ｔ３＋によって形成される逆Ｔ
字状の筒状空間内に取付けられている。（４）は上部金
型（２）と一体をなすラムであり、同ラム（４）の上方
に設けた型締シリンダ（５）および一対の補助シリンダ
１６１．　（６ａ）によって昇降する。なお（５ａ）は
オイルタンクである。また（７１　、（７ａ）は上部お
よび下部金型（２＋　、　＋３１の両側に対向状態に配
設した吐出ノズルであり、同吐出ノズル（７１、（７ａ
）はその吐出口（８）、＜８ａ）を金属製筒体（１）の
両端とそれぞれ接触しており、一方その他端に高圧液体
供給源（９）と導管００）によって連通ずる液体流入口
（１１）、（ｌｌａ）を有し、かかる構成によって金属
製筒体（１）内に高圧液体を供給する。また（１２）、
（１２ａ）は吐出ノズル（７）、（７ａ）を金泥製筒体
（１）に向けて進退し、同筒体（１）の両端を、吐出ノ
ズル（７）。

（７ａ）の吐出口ｆ８１．　（８ａ＞によって抑圧する
推力シリンダである。かかる推力シリンダ（１２）、（
１２ａ）の作動は作動油供給源（１３）より導管（１４
）を介して作動油を推力シリンダ（１２）　、（１２ａ
）に給送することによって行われるが、導管（１４）は
その中途に推力シリンダ（１２）　、（１２ａ）を制御
する流量サーボ切換弁（１５）　、（１５ａ）を取付け
ており、この流量サーボ切換弁（１５）　、　’（１５
ａ）によって推力シリンダ（１２）　、（１２ａ）への
流量及び流れ方向を変えることができる。なお（１４ａ
）はオイルタンクを示す。また流量サーボ切換弁（＋５
）、（１５ａ）は支持プレー１−　（１６）　、（１６
ａ）によって吐出ノズル（７１，（７ａ）に取付けられ
ている。（１７）はサーボモータであり、同サーボモー
タ（１７）はその両端に相互に逆方向に螺設した螺糸部
（１Ｂ）　、（１８ａ）を有するポールスクリュ（１９
）を設けており、この螺糸部（１８）、（１８ａ）には
ポールスクリュ（１９）の回転に伴って軸線方向に移動
するドグ（２０）、（２０ａ）が取付けられており、こ
のドグ（２０）、（２０ａ）はそれぞれ流量サーボ切換
弁（１５）、（１５ａ）の作動スプールと係合している
。また、かかるサーボモータ（１７）ばあらかしめ設定
した加ニブログラムＧこより駆動される。

ついで上記構成を有する加工装置による１０レジ加工に
ついて述べる。

まず下部金型（３）上に金属製筒体（１１を取付け、型
締シリ・ンダ（５）を駆動してラム（４）及び上部金型
（２）を下降して金属製筒体（１）を固定するとともに
逆Ｔ字状の筒状空間（Ｃ）を形成する。ついで吐出ノズ
ル（７１，（７ａ）を通して金属製筒体（１）内に高圧
液体を供給するとともに、推力シリンダ（１２）　、（
１２ａ）を駆動して吐出ノズル（７１，（７ａ）に進退
と加工推進力を与え、その吐出口（８）、（８ａ）によ
って金属製筒体ｉｌｌの両端を押圧する。これによりて
金属製筒体（１）は逆Ｔ字状空間の形状に沿って加工さ
れる。また、かかる准カシリンダ（１２）　、（１２ａ
）の進退と加工推力は、流量サーボ切換弁（１５）。

（１５ａ）によって制御されるが、この制御は、あらか
じめ設定されたプログラムによって作動するサーボモー
タ（１７）によってポールスクリュ（１９）を回転し、
その結果ドグ（２０）、（２０ａ）を移動することによ
って流量サーボ切換弁（１５）、（１５ａ）の位置の制
御を行うことによって行なわれる。

このように本実施例では、推力シリンダ（１２）。

（１２ａ）の加工速度及び同調度を規制しなからノ１′
ルジ加工を行うので、正確なバルジ加工ができるととも
に、良好な成形精度をあげることができる。

なお、第２図は上記実施例によって製作された製品（Ａ
）を示す。

また、第３図は他の実施例であり、一端のみ開口する筒
体被加工物をバルジ加工するものであり、図中（２１）
　、（２１ａ　）は筒体被加工物、（２２）は上部金型
、（２３）は下部金型、（２４）はラム、（２５）は型
締シリンダ、（２６）　、（２６８）は吐出ノズルであ
る。なおその他の構成は実質的に第１図に示す実施例と
同様なので省略する。

かかる実施例においては、上述した実施例と同様に正確
なバルジ加工を行うことができるとともに、さらに１回
で２個製作できる、いわゆる２個取りを行うことができ
、生産性を高めることができる。なお第４図に本実施例
によって製作した製品（Ｂ）を示す。

（発明の効果〕以上述べてきた如（、本発明では、推力シリンダの同調
度及び加工速度を規制しなからバルジ加工を行うので、
正確なバルジ加工を行うことができ、製品の成形精度を
向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るバルジ加工方法の一実施例に用い
る加工装置の概念的構成説明図、第２図は同バルブ加工
方法によって製作された製品の斜視図、第３図は他の実
施例における加工装置の概念的構成説明図、第４図は同
バルジ加工方法によって製作された製品の斜視図である
。図中、（１）：全屈製筒体　（２）：上部金型（３）：下部金
型　（４）：ラム（５）：型締シリンダ　（５ａ）　ニオイルタンク（Ｇ
ｌ、（６ａ）　：補助シリンダ（７１、（７ａ）　：　１１１：出ノズル（８１，（８
ａ）　：吐出口　（９）：高圧液体供給源００）：導管（１１）　、（ｌｌａ）　：液体流入口（１２）　、（
１２ａ）　：Ｉ１１カシリンダ（１３）　：作動油供給
源　（１４）　：導管（１４ａ）ニオイルタンク（１５）　、（１５ａ）　：流量サーボ切換弁（１６）
　、（１６ａ）　：支持プレート（１７）　：サーボモ
ータ（１８）　、（１８ａ）　：１１！％Ｉ糸部（１９）　
：ボールスクリエ（２０）　、（２０ａ）　：ドグ（２
１）　、（２１ａ）　：筒体被加工物（２２）　：上部
金型　（２３）　：下部金型（２４）　：ラム　（２５
）　：型締シリンダ（２６）　、（２６ａ）　：吐出ノ
ズル（Ａ）：製品　（Ｂ）：ｉ品（Ｃ）：筒状空間特許出願人　森鉄工株式会社代理人　手掘　益（ばか２名）

Claims

【特許請求の範囲】

１、少くとも一端が開放した金属製筒体を分割可能な金
型内に配置し、金属製筒体の開放した端部に高圧力の液
体を吐出する吐出口を密接させ、これより高圧力の液体
を金属製筒体の内部に供給するとともに、金ｉ製箭体の
軸方向に推力を与え、金型内面の形状に密接するように
変形、成形させるバルジ加工方法において、高圧力の液
体を吐出する吐出口の軸方向の移動と推力の発生を流量
サーボ切換弁を付帯した一対の推力シリンダによって行
い、かつこの流量サーボ切換弁の流量及び流れ方向を、
あらかじめ設定したプログラムによりサーボモータを駆
動させて制御し、両推カシリンダの加工速度及び同調度
を規制しなからバルジ加工を行うことを特徴とするバル
ジ加工方法。