JPS608217A - 皮膚防臭剤組成物 - Google Patents

皮膚防臭剤組成物

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JPS608217A
JPS608217A JP11628183A JP11628183A JPS608217A JP S608217 A JPS608217 A JP S608217A JP 11628183 A JP11628183 A JP 11628183A JP 11628183 A JP11628183 A JP 11628183A JP S608217 A JPS608217 A JP S608217A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、皮膚防臭剤組成物に関する。
皮屑学、微生物学、及び化粧品学の分野において、ヒト
の体臭は、皮膚に宿る細菌によって引き起こされること
がよく知られている。11il++菌の生長及び増殖の
ために必要な栄養は、汗の中に見出される。従って、細
菌コロニーのθ、°屹度の最も高す部分は、発汗の最も
激しい部分、丁なわぢ、わきゃ股などである。
防臭剤が皮膚上で機能する方法として、3つの基本的な
ものがある。第1の方法は、汗の量を抑える組成物を皮
屑に施し、それによって皮屑細菌が利用できる栄養を限
定することである。
これは、間接的に細菌を制御することによって、体臭を
抑えることになる。第2の一般的な方法は、芳香剤のよ
うな化学物質を施すことによって、細菌によってもノと
らされる臭いをマスクするものである。第3の方法は、
1ij17iM を殺す化学物質を含む殺菌剤組成qV
Dを施すものである。抗細菌性物質は天然に又は人工的
につくられる。
最も商業的な防臭剤は、香料とともに発汗抑制剤を含む
。従って、殺菌性を示す天然又は合成化合物は、単独で
、又は発汗抑制剤若しくは香料と組み合わせて、皮膚防
臭剤として用いることができる。このような殺菌組成物
の1例が米国特許第3,950,509号に開示されて
いる。この開示された組成物は1JFI脂、肺、又はす
いj蔵6・のカリクレイン阻害剤のような、プロテアー
ゼ阻害剤をその基礎とする。
免疫学者には、体が、異なる棟の細mと特異的に反応す
る抗体を派生していることが広く知られている。さらに
、体は、異なった環境で機能する異なった種類の抗体を
産生じている。1つの種の細菌に対してつくられた抗体
は他の神の細菌とは反応せず、異なる種類の抗体は、異
なる化学的及び機能的性質を有する。抗体には、既知の
5つのクラスがある。そのクラスとは、IgG 、 I
gM 、 IgA 、 IgE及びIgDである。4つ
のクラスの抗体、すなわちIgG 、 IgM 、 I
gE及びIgDは体液性抗体として知□られている。な
ぜなら、これらは血液中に含まれ、血液と直接又は間接
に接触する部分で機能するからである。体数性抗体はま
た、体の組織液中にも見出される。組織液は、浸出とし
て知られる、抗体の血液から周囲の組織液への拡散の故
に、体液性抗体を含む。分泌性抗体として知られるIg
A抗体は、+1・v造及び機能において誰−のものであ
る。IgA抗体は1気管・子宮頚部、腟、はう胱、小腸
等の中空の器官の表面に並ぶ上皮細胞によって分泌され
る液中に見出される。IgA抗体は、抗体を分泌する表
面に防護膜を与えることによって機能する。例えば、I
gA抗体は、消化管の表面を、細菌及びウィルスの感染
から守る。同様に、IgA抗体は、口腔、気管、子宮頚
部、腟、ぼう胱、子宮及び内耳を感染から守る。
受は身免疫化は、1の個体内で生産された抗体を他の個
体に投与することによって、当該他の個体を特定の感染
性疾病に則して免疫化する技術として広く知られている
。さらに、一種の動物体内で見出された抗体を、他の種
の治療に用いることができる。従って、ヒトの体臭をも
たらす細菌に対する抗体であって、動物の体内でつくら
れたものを、ヒトの皮膚に局所的に施すと防臭剤として
有効であろう。このように、動物種から得られた抗体を
含む防臭剤の概念は、現在の皮膚学、免疫学及び微生物
学の知識に基づいて演鐸することが可能である。この点
に関し、はとんどの種の哺乳動物の乳は、多量のIgA
分泌抗体を含むものとして知られている。
従って、乳は、その動物の脂腺分泌物中に通常見出され
る抗体と同種類の抗体を含んでいるので、防臭抗体の極
めて理論的な供給源であるように思える。ウシから得ら
れる乳は例外でおる。
ウシの乳中の主たる抗体は体液性抗体すなわちIgG抗
体である。このことは、ウシは、皮膚上に天然に存在す
る種類の抗体を生産する、理論的に選択すべき種ではな
いことを意味する。なぜなら、ウシの乳は分泌性抗体を
ほとんど含んでいないからである。従って、これらの事
実の故に、ウシの乳又はその製品を防臭剤として用いる
という思想を採用することはできない。
抗体を含む乳の1例が、ビータンンらによって米国特許
第3,376,198号に開示されている。
この抗体含有乳は、ウシに投与される抗原に依存して、
多数の異なる細菌及びウィルスを迎撃する抗体を提供す
るのに有効である。ノ・インバッハは、米国特許第3,
128,230号において、E。
colt + S、viridans + D、pne
umoniae等の死滅菌をウシに投与して得た抗体含
有乳を開示している。
ウィルノンは、米国特許第3,907,987号におい
て、腸疾病に対して有効な抗体含有乳を開示している。
これらの文献には、分泌性抗体を含む乳製品も、皮膚細
菌に対して有効な抗体含有乳も開示されていないし示唆
もされていない。しかしながら、1974年1月28日
に出願され、現在は放棄されている米国特許出願第43
6,944号には、抗体を含む抗菌性皮層処置組成物が
開示されている。
1977年3月10日に出願された米国特許出な11第
776,249号には、口腔内の特定の細菌性感染症の
予防に牛乳抗体を用いることができることが開示されて
いる。例えば、牛乳中に存在シ、ストレプトコッカス・
ミュータンス(5treptococcus muta
ns )に対して有効な抗体は、この抗体を含む牛乳を
毎日飲むと(−西蝕症を防止することができる。なぜな
ら、この抗体は、口11にε内で、關蝕症を引き起こす
ストレプトコ。
カス・ミュータンスの生長及び増殖を実質的に阻止する
からである。関連米国出願第875,140号には、消
化管内における細菌感染症を防止するために、牛乳抗体
を用いることが開示されている。これらの教示を考慮す
るにおいて、腸と口腔との環境条件は大きく異なってい
ることが医学の当業者に広く知られていることに気づく
ことが重要である。例えば、脇には、タンパク賀を速や
かに分解する酵素が含まれている。抗体はタンノ母り質
であるので、この環境下では抗体は速やかに分解される
。しかしながら、口に入れられた抗体は、速やかに腸に
運ばれる。口腔における抗体の滞留時間は、腸における
滞留時間と大きく異なる。もう1′)の因子は、口腔、
胃、−二脂腸、及び結腸内におけるPI(の相違である
。−1はこれらの層管で異なシ、またPHは抗体の機能
に影響するので、抗体の機能はこれらそれぞれの環境下
において異なる。特定の種類の抗体が、その抗体が天然
には存在しない環境下において細菌の生長及び繁殖を防
止できるか否かを予測することはできない。ヒトの皮屑
の環境は、口腔及び消化管のいずれとも異なることが知
られている。皮J〜の脂腺は少量のIgA抗体を耗生し
ているけれども、IgG抗体は皮)hには天然には存在
しない。
従って、この分野の現状でif;J、IgG抗体が、皮
膚の表面上で機能を発揮できるか否かはわからない。体
臭を引き起こす皮膚細菌を破壊するのに有用な、抗体含
有製品が必要である。
従りて、この発明の目的は、体臭を引き起こす皮膚細菌
に対して有効な抗体を含む皮膚防臭剤を提供することで
ある。
、もう1つのこの発明の目的は、体臭を引き起こす皮屑
細菌を殺す技術を提供することである。
短かく言うと、これら及びこれ以後よシ明らかになるで
あろうこれら以外のこの発明の目的は、皮膚細菌を殺す
のに有効なIgG抗体を含む組成物を提供することによ
って連成される◎さらに詳細にZうと、IgG抗体を含
むウシの乳は、皮膚臭を引き起こす細−m K対する抗
菌剤として有効である〇 この発明の中心的特徴は、免疫化されたウシ科動物の乳
中に見出されるIgG抗体は、体臭を引き起こす皮屑細
菌を殺すので皮屑に施すと防臭剤として有効であるとい
う知見である。この知見は驚くべきものでるる。なぜな
ら、IgA抗体だけが天然の皮膚抗体として知られてお
り、また、IgG抗体が皮膚環境下におけるいずれの条
件下においても有効に機能することが示されたことが々
いからである。この発明は、その最も広い局面において
は、どのように誘導されたものであれ、IgG抗体は、
皮膚に施されると皮膚細菌に対して有効であるという知
見に基づく。
この発明の好ましい態様において、抗原で感作した、乳
牛のようなウシ科動物から得た乳はIgG抗体の優れた
供給源である。ウシ科動物に投与した場合に、皮膚に住
む細菌に対するIgG抗体を含む乳を生産せしめること
ができる、あらゆる抗原の組合せを用いることができる
。j11々の皮膚細菌性抗原を含む次のワクチンは、乳
牛に投与することによってIgG抗体を含む乳を生産せ
しめるのに有効である。
(1)黄色ブドウ球菌(5taphyloeoccus
 aureus )(2)表皮ブドウ球菌(Staph
yloeoccus epidermis )(3)化
膿連鎖球菌(5treptococcus pyoge
ns )グループΔ (4)サルモネラrM (Salmonella en
teritides)(5ンアイロダネスレ+4(Ae
robacter aerogenes )(6)緑1
1農菌 (Pseudomonas p、erugin
osa )(7)大腸菌(Escheriehia c
oli )(8)ジフテリア萌及び渡盾菌(Coryn
ebacteriumdiptheriae及びCor
ynebacterium acne )(9)インフ
ルエンザ苗(Haemophilus 1nfluen
zae)ワクチンの製造方法は当業者に広く知られてい
る。さらに、この発明は、新規ワクチンにも、ワクチン
の製造方法にも、ワクチンの投与方法にも係らない。こ
の発明から見て、ワクチンの製造において重要なことは
、ワクチンがヒトの皮冶上にコロニーをつくる1又は2
以上の抗原性細菌種を含むことである。体臭の防止に有
効なIgG抗原体含有乳を生産せしめるのに必要な抗原
の最低数は1である。最大数は、皮膚に住み、体臭を引
き起こす細菌故に等しい。この数は既知量ではない。こ
の発明の抗原含有乳の生産において、ウシ科動物は、乳
を出すがス(BO8) J’−+a動物(好ましくはウ
シ)、ヒッパジ及びヤギであシ、最も好ましくはウシで
ある。
IgG抗体含有乳の生産のために選ばれたウシ科動物は
、当業者に広く知られた適当な方法によって特異的な免
疫化状態に置かれる。一般的にクシ;14動物は、2段
階に分けて免疫化される。
この技術の例は、米国特許第4,284,623号及び
後述する実施例に完全に記載されている。
用いることができるIgG抗体のもう1つの供給源は、
抗体を生産するだめの既知の単一クローン技術である。
用いられるあらゆるクローニング技術における第1段階
は、適当な免疫細胞、すなわち、抗原による感作に応じ
てIgG抗体をつくることができる細胞を得ることであ
る。得られた免疫細胞は、次ニ、ウィルス−誘導法又は
エチレングリコール処理等によって、マウス骨髄腫又は
ウサギ骨髄腫のような適当な不死の株細胞と融合される
。融合の後、融合細ノJdは選択増殖培地、維持培地又
はフィーダー細胞などを用いた種々の技術によって増殖
させられる。得られた融合細胞コロニーのうち、所望の
IgG抗体を産生ずる融合細胞が存在するものをスクリ
ーニングして選ぶ。得られた融合細胞を、所望のIgG
抗体を産生ずる融合細胞のコロニーを分離するためにク
ローニングしなければならない。一旦このような細胞が
分離されたならば、単一クローン抗体の生産を最大にす
る既知の方法が採用される。
皮膚の防臭を達成するために、IgG抗体含有物質は抽
々の態様で皮14I K施される。抗体含有乳又は単一
クローン抗体のような抗体含有物質は、皮泊に直接施さ
れる。あるいは、皮膚に局所的に施される組成物の装造
に一般的に用いられる担体と混合し、皮層に施すべき組
成物を形成することができる。このような担体の適当な
ものとして、ダル、γ牧体スプレー(r)?yノ及びエ
アゾル剤) 、クリーム、液体、ローション、オイル、
パウダー、軟け、固状スティックアプリケーター等を牟
げることができる。
抗体孔を用いた場合には、通常、製剤は化粧品担体中に
約2ないし25重量係の乳を含む。抗体は、抗体含有乳
から抽出し、これを直接又は局所的皮膚用担体に加えて
施すととができる。異なる局所的皮屑用組成物中の抗体
の濃度範囲は、用いる担体に応じて異なる。最小の有効
製置は、防臭効果を与える量に応じて、それぞれの製剤
について個別に定めなければならない。
この発明の他の具体例においては、抗体孔は広く知られ
た方法によって粉状形態に変えられる。この粉状孔は、
それ自体で防臭剤として用いることができる。あるいは
、皮膚処置製剤として広く用いられている上述した担体
と混合して用いることもできる。粉状孔は、適当な担体
に1ないし25重量−の範囲で配合することができる。
抗体含有物質、好ましくは乳又は粉状孔のような乳製品
は、入浴時に皮jI′つを処理すべき液状又は固状の石
けんのような洗浄剤に含ませることができる。抗体含有
物質はまた、他の抗?4)剤又は消毒剤に含ませること
ができる。洗浄による防臭の具体例においては、抗体乳
製品叉tri扮状乳は、5ないし25重量−の範囲で浴
水に加えられる。抗体孔又は粉状孔を、衣服の洗濯に用
いる洗濯用水又は洗剤に加えて衣服を洗濯することもで
きる。さらに、衣服を洗濯操作中のすすぎ工程中に処理
するととも、洗濯以外の時に処理することもできる。
防臭剤として用いるのに適当なIgG抗体は、上述した
ように単一クローン抗体として得ることもできるし、あ
るいはホエー、クリーム、低脂肪乳、スキムミルクなど
の他の乳製品形態として得ることもできる。全乳と同様
に、これらの乳製品及び単一クローン抗体は、直接皮屑
に施すことも、適当な化粧品担体に加えて用いることも
できる。
施されたIgG抗体が防臭を行なう機構はわからない。
抗体の効果は′殺菌的なものかもしれない。あるいは、
抗体は、細菌が皮膚に付着するのを妨げてむしろ髪に(
”j着するようにし、それによって細菌の増殖及びコロ
ニー化を阻害するということも考えられる◎ 皮膚の効果的な防臭を達成するために、IgG抗体含有
物質は、1回の施用当り1〜30 +iJ9の抗体が施
される最、施されるべきである。より好ましい範囲は、
1回の施用当り5〜l 5 +++9である。
抗体含有物質は、人体のどの皮膚表面に施すこともでき
るが、わき下、足及び股のような、不快な臭いを発生し
やすい皮M領域にhI!iすと特に有用である。抗体含
有物質自体を体の所望の部分に施すこともできるし、抗
体含有物質と不活性な担体とを含む組成物の有効成分と
しても′)J包すことができる。体の種々の部分に適用
するために、抗体を含むあらゆるタイプの製剤を施すこ
とができる。足に施すためにtよ、抗体を含むスプレー
又は・平ウダーがおそらく最も好ましい組成物であろう
。一方、わき下に施す’JJ合には、スプレー、クリー
ム、軟膏、及び固状スティックがおそらく最も好ましい
組成物でろろう。
股に施すためには、最も好ましい製剤は、おそらくスプ
レー、・ぐウダー、軟膏、及びクリームであろう。他の
型の抗体含有製剤は、ポンプスル−、固状スティックア
プリケーター、ダル、液体並びに皮膚洗浄剤及び殺菌剤
を包含する。
どの製剤においても、抗体が局所的皮膚用担体の成分と
適合性を有することが重要である0すなわち、抗体は、
製剤中において能力を維持しなければならない。
実施例 ワクチンの製造 次の細菌株を、細函の真正ざ及び最も旨い純度を保証す
るATCCから得た。
(1)黄色ブドウ球菌 (2)表皮ブドウ球埴 (3)化11iii!連鎖球函グループA(4)サルモ
ネラ菌 (5〕デイログネス菌 (6)緑1展閑 (7)大腸菌 (8)シフテリアロ及び座Vi臼 (9)インフルエンザ閑 細菌受領後、それぞれの細丙株を血液寒天培地で培養し
てその生存を調べ、さらに増殖・ぞターンが典型的か否
かを調べた。それぞれの培養物から、組織学的試験のた
めに単一のコロニーを取シ出し、培養物の真正さ及び純
粋さをさらに確認した。それぞれの培養物の単一のコロ
ニーを、500ゴの標準培養液に接種するために用いた
。上述したそれぞれの特定の細菌を増殖させるために、
ATCCから推薦された標準培養液を用いた。
全ての生物を、静的培養物としてインキュベートした。
全ての培養物は、37℃で48時間培養した。インキュ
ベーションの次に、培仏、物を60℃に2時間加熱して
殺した。死滅[J、Iのサンプルを新鮮な培養物に接種
して24時間、37℃でインキュベートし、死滅化工8
か元金であったかどうかを確かめた。この工程によって
、殺菌されていることが確められた培養物のみを以下の
工程に用いた。死滅培嘗物全次に蒸留水で5回洗い、細
胞を遠心して集めた。細菌細胞を液体窒素に浸漬して凍
らせ、凍結乾燥した。凍結乾燥細胞は、多価ワクチンの
製造まで、滅菌がラスびんに貯えた。それぞれの細菌株
から1gずつ取って多価ワクチンtつくった。乾燥細胞
を混合し、この混合物を減口した生理食塩水に懸濁した
( 50 Q mlの食塩水当り20gの純白)。
濃縮液サンプルを食塩水で連続的に希釈し、細(社)の
濃度が4×10個/dになったことを確認した。この貯
蔵用敬、)i6多価ワクチンを複数の容器に分け、凍結
貯蔵した。濃縮物の最終希釈は、免疫化の直前に行なっ
た。好ましい操作は、十分な数のガラスびんがらワクチ
ンを取って多数のウシに接種することである。例えば、
免疫化の予定時刻の24時間前にガラスびんから濃縮ワ
クチンを取シ出し、滅菌容器内で、最終濃度が4×10
細胞/ lnlとなるように希釈する。
ウシにおける最大の反応は、後述する免疫化方法に従っ
て、20×108細菌細胞、すなわち、4X108細胞
/ 1IIl cD滅菌製剤を51rLl注射するとと
によって得られる。
ウシの免疫化 この発明の抗体製品は、上述のようにし7てつくった多
価抗原でウシを免役化することによって得られる。5頭
のウシに、20 X 10 1i?::Iの絹自細胞を
含む多価抗原を5 ml!注躬した。後足の臀筋の最大
筋に筋肉注射した。この操作は、出産予定日の2〜3週
間前に開始し、1週問おきに連続4週間行なった。−次
免疫化の後、回旋度の抗原を14日毎にブースター注射
した。この免疫化方法は、最大の抗体タイターを与える
@乳の採集、取扱い及び加工 免疫化したウシから、現代的な乳産品・セーラー内で乳
を採集した。全自動の搾乳システムにより、完全に衛生
的な条件下で乳を集め、貯蔵した。搾乳システムは、閉
じた・ぐイブ″システムによって冷蔵貯蔵タンクに直接
連結された自動機械から成る。それぞれの搾乳工程後に
システム全体を洗浄し、殺菌して最大の衛生条件を・確
保した。操作中に、免役乳中で細菌が増り1Hすること
を防止することが重要である。なぜなら、このような純
白は乳中の抗体タイターを低下させイOるからである。
5 (((iの免役化ウシからの乳は、実験室に直接輸
送された。新鮮な全乳から免疫グロブリン分画を分11
sするために、カラムクロマトグラフィーを用いた免役
組織化学的方法を用いた。短かく言うと、この工程は、
(1)遠心によって脂肪を分Nllシ、(2)酸沈殿に
よってカゼインを除き、ホエータン・ゼク質を得、(3
目くニータン・ぐり質からカラムクロマトグラフィーに
よってIgG分画を分離することから敗る。これらの方
法の詳細は当業者に広く知られておシ、これらの基本的
段階の種々の修飾が満足できる結果を伴って報告されて
いる。これらの操作を記載した一般的文献は、Butl
er+Journal of Dairy 5cien
ce 55 r&2 、 pp、151〜164,19
72、及びNewby 、 Journal of I
mmunology * 118 + 162 、 p
p、 461〜465.1977である。
防臭活性の臨床試験 上述のようにして得られたIgG抗体を、混合物に対し
1.5チ含まれるようにタルクと混合した。5 +IQ
又は60〜の抗体を含む0.4gのサンプルを、種々の
ヒトのわきの下に施した。
抗体含有製剤の有効性の分析において、製剤施用8時間
後に、滅菌綿布を30秒問わきの下に押し当てた。次に
、滅勿ビロードで覆ったパッドを10秒問わきの下に押
し当てて、わきの下から試料採取した。それぞれの)4
ツドを、3つの寒天プレートに、各3秒ずつ連続的に押
しつけた。寒天培地を37℃で16時間インキ−ベート
し、細菌コロニーを計数した。
対照 対照実験のために、それぞれのわきの下を、タルク系製
剤を施す前に午前中に試料採取し、上述のように、製剤
施用8時間後の午後に試料採取した。被験者は、試験前
4日間は、防臭剤組成物及び防臭剤含有面けんを使わな
かった。
タルク系組成物の施用においては、わきの下を滅菌綿布
で30秒間吸い取シ、上述したようにビロード・ぐラド
でわきの下から試料採取し、その後、0.4gのメルク
系製剤をわきの下に据シかけた。上述したように1寒天
グレートサンプル中のa1菌性コロニーをit数した。
試験結果は、下表に示されている。
抗体防臭剤試験結果 黒人力 1 688./221+ TNTC”袂2/4
98+ 右黒人 男 I TNTC/68 + 490
/38o 十 左黒人 女 1670/39o+860
/2□6 + 右黒人 女 I TNTC/TNTC?
 TNTC/TNTC? 右白人男153/2□ +4
5/165 − 右白人男I TNTC/297 +6
10/248 + 右白人 男 1 63/129 ”
00/201 + 右白人 男 3 TNTC/TNT
C? TN’I’c/TNTC? 右白人 女 1 1
06/’rNTC−145/、 十 右白人女1333
/20 +204/2□ 十 右試験したわきの下の総
数 24 陽性総数13 陰性総数3 不 明8 ※1 細菌コロニー数(対照/抗体施用)※2 多数す
ぎて計数不能 これらの結果は、臭いを引き起こす細菌に対して特異的
に免疫化したウシから得た乳から得られた抗体を施すと
、皮膚に通常住んでいる細fd iffのコロニー化並
びに/又は生長及び増殖が1511害されることを示し
ている。これらと同じ細菌種が体臭をもたらすものとし
て知られているので、この生産物は防臭剤としての用途
を有する。
出鵬人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦1、事件の表示 特願昭58−116281号 2、発明の名称 皮膚防臭剤組成物 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 デ・ストールOリサーチ礫アンド句 テイヘロツゾメント・コーポレーション4、代理人 住所 東京都港区虎ノ門1丁目部番5号 第17森ビル
〒105 電話03 (502) 3181 (大代表
)昭和58年9月27日 6 補正の対象 明細書 7、補正の内容 別紙の通シ ゛ 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)臭いを引き起こす皮Jff細菌に対して有効なI
    gG抗体と、局所的皮膚用担体とを含む皮膚防臭剤組成
    物。
  2. (2) 前記組成物は、工ないし25重量%のIgG抗
    体を含む特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3) 前記IgG抗体は単一クローン抗体である特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. (4) 前記IgG抗体は、ウシ科動物の乳中に提供さ
    れるものである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  5. (5) 前記ウシ科動物はウシである特許請求の範囲第
    4項記載の組成物。
  6. (6)前記IgG抗体は、該抗体を含む乳から抽出され
    たものである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. (7) 前記IgG抗体は、抗体含有乳から得られるホ
    エー、クリーム、粉状孔、低脂肪乳、又はスキムミルク
    中に存在するものである特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。
  8. (8) 前記局所的皮膚用担体は、クリーム、軟膏、・
    ぐウダー、+Jeンノ若しくはエアゾルスプレー液、固
    状スティックアプリケーター、ダル、液体、洗浄液又は
    殺菌剤である特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP11628183A 1983-06-29 1983-06-29 皮膚防臭剤組成物 Granted JPS608217A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022409A1 (ja) * 2004-08-27 2006-03-02 Daikin Industries, Ltd. 有害物質捕捉剤、並びに、その散布装置及び散布方法
JP2011001350A (ja) * 2009-05-19 2011-01-06 Goshu Yakuhin Kk 浴用剤

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JP2011001350A (ja) * 2009-05-19 2011-01-06 Goshu Yakuhin Kk 浴用剤

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