JPS6081094A - 化合物半導体単結晶の引上方法と装置 - Google Patents
化合物半導体単結晶の引上方法と装置Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B15/00—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
- C30B15/14—Heating of the melt or the crystallised materials
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(ア) 技 術 分 野
この発明は、液体カプセル剤で覆われた原料融液から単
結晶を引上げる液体カプセル引上法、いわゆるLEC法
の改良方法及び装置に関する。
結晶を引上げる液体カプセル引上法、いわゆるLEC法
の改良方法及び装置に関する。
(イ)従来技術とその問題点
LEC法によって製造される化合物半導体には、砒化ガ
リウム(GaAs )、隣化ガリウム(GaP )、燐
化インジウム(InP )、砒化インジウム(InAs
)、アンチモン化ガリウム(Garb )などのl!
v族化合物半導体やテルル (Pb5e)、テルル LEC法の利点は釧管を用いないで、比較的簡単な装置
により単結晶を引上げることができる、という事にある
。
リウム(GaAs )、隣化ガリウム(GaP )、燐
化インジウム(InP )、砒化インジウム(InAs
)、アンチモン化ガリウム(Garb )などのl!
v族化合物半導体やテルル (Pb5e)、テルル LEC法の利点は釧管を用いないで、比較的簡単な装置
により単結晶を引上げることができる、という事にある
。
第9図は従来例に係るLEC結晶引」二装置1/のわ〔
断面図である。この装置の全体は耐圧容器の中に収容さ
れている。耐圧容器(図示せず)のため、内部圧力を電
圧から100気圧程度まで必要に応じて制御する事がで
きる。
断面図である。この装置の全体は耐圧容器の中に収容さ
れている。耐圧容器(図示せず)のため、内部圧力を電
圧から100気圧程度まで必要に応じて制御する事がで
きる。
−1−面の開口したるつぼ2は、この外側に設けられる
ザセブタ−3によって支持される。るつぼ2、ザセブク
−3の周囲にはヒーター4が設ii(tされる。
ザセブタ−3によって支持される。るつぼ2、ザセブク
−3の周囲にはヒーター4が設ii(tされる。
下74It,駆動輔5けサセプ′ll−3を支持し、回
転、」1下運動を与える事ができるようになっている。
転、」1下運動を与える事ができるようになっている。
−1一部駆動軸6の下端には種結晶7が取イ」けられ、
これも上下移動、回転運動ができるようになっている。
これも上下移動、回転運動ができるようになっている。
種結晶7の下端から、成長結晶8が成長してゆく。るつ
ぼ2には融液9と、これをシールするだめの液体のカプ
セル剤10が収容されている。
ぼ2には融液9と、これをシールするだめの液体のカプ
セル剤10が収容されている。
るつぼ2は、石英、BN, A4N.、PBN (パイ
ロリティックBN)、Si3N4(窒化ケイ素)、A4
”3などの利賀のものが使われる。
ロリティックBN)、Si3N4(窒化ケイ素)、A4
”3などの利賀のものが使われる。
カプセル剤は、B203、Na.Cl / KCβ共晶
などが用いられる。
などが用いられる。
このようなLEC結晶成長成長上次のような欠点があっ
た。
た。
(1)成長結晶の冷却中、及び成長結晶の加工中に結晶
及びウェハが割れやすい。
及びウェハが割れやすい。
(2) 結晶中に転位、リネージなどの格子欠陥が多い
。
。
その耶山は以下のようである。
結晶1ml化後、カプセル剤10の中で冷却されるが、
例えばB203をカプセル剤とする場合、平均温度勾配
は100〜200°C / onである。きつい温度勾
配の中で結晶が冷却されるため、結晶内に温度の不均一
を生ずる。この結果、大きい熱応力を発4.l=する。
例えばB203をカプセル剤とする場合、平均温度勾配
は100〜200°C / onである。きつい温度勾
配の中で結晶が冷却されるため、結晶内に温度の不均一
を生ずる。この結果、大きい熱応力を発4.l=する。
B203中の温度勾配を50〜100°C / onと
少なくすると、カプセル剤の中での熱応力の発生を、成
る程度抑える事ができる。
少なくすると、カプセル剤の中での熱応力の発生を、成
る程度抑える事ができる。
しかし、引上げがさらに進行すると、成長結晶8を通し
ての熱放散が大きくなる。このだめ、結晶表面と内部に
温度差が発生するから、熱応力をやはり小さくする沖は
できない。
ての熱放散が大きくなる。このだめ、結晶表面と内部に
温度差が発生するから、熱応力をやはり小さくする沖は
できない。
LEC法に於て、直径制御のため、カプセル剤の中へ浮
き輸11/を入れたもの(第10図に示す)も実施され
ている。
き輸11/を入れたもの(第10図に示す)も実施され
ている。
θ7き輸11/は底のない門型断面の部利で、カプセル
剤中 の円錐状の内面が成長結晶8の下端部に接触し、直径を
制御することができる。
剤中 の円錐状の内面が成長結晶8の下端部に接触し、直径を
制御することができる。
浮き輸1 1’は例えば、Si3N4製である。これは
、カプセル剤(B2 ”3)の中の温度勾配を僅かに減
少させる沖が期待できる。しかし、fjiJ述のような
欠点を殆ど解決できない。
、カプセル剤(B2 ”3)の中の温度勾配を僅かに減
少させる沖が期待できる。しかし、fjiJ述のような
欠点を殆ど解決できない。
(つ) 本発明の化合物半導体単結晶引上げ方法と装置
本発明は、このような欠点を解決することを目的とする
。成長結晶内部に生ずる温度勾配を小さくするため、成
長結晶を囲むように、円筒形のフロートリングを融液、
カプセル剤の中に浮かべることとした。
本発明は、このような欠点を解決することを目的とする
。成長結晶内部に生ずる温度勾配を小さくするため、成
長結晶を囲むように、円筒形のフロートリングを融液、
カプセル剤の中に浮かべることとした。
本発明の化合物半導体単結晶用」二げ方法は、液体カプ
セル剤で覆われた原料融液から単結晶を引上げるLEC
法に於て、塾長導体よりなる円筒形のフロートリングを
、るつぼ内のカプセル剤中、あるいは融液中に浮かべ、
フロートリングの中空部を通して結晶引上げ及び冷却を
行う、ところに特徴がある。
セル剤で覆われた原料融液から単結晶を引上げるLEC
法に於て、塾長導体よりなる円筒形のフロートリングを
、るつぼ内のカプセル剤中、あるいは融液中に浮かべ、
フロートリングの中空部を通して結晶引上げ及び冷却を
行う、ところに特徴がある。
本発明の化合物半導体引上げ装置は、原料融液及び液体
カプセル剤を収容するるつぼと、るつぼを支持し上下移
動及び回転運動させる下部駆動機構と、種結晶を下端に
取イづけ成長結晶を回転運動させながら引」二げる上部
駆動機構と、るつぼの周囲に設置されたヒーターとより
なるLEC単結晶引上げ装置に於て、成長結晶を囲み融
Rダ中又はカプセル剤中に浮く円筒状のフロートリング
を設けた、というところに特徴がある。
カプセル剤を収容するるつぼと、るつぼを支持し上下移
動及び回転運動させる下部駆動機構と、種結晶を下端に
取イづけ成長結晶を回転運動させながら引」二げる上部
駆動機構と、るつぼの周囲に設置されたヒーターとより
なるLEC単結晶引上げ装置に於て、成長結晶を囲み融
Rダ中又はカプセル剤中に浮く円筒状のフロートリング
を設けた、というところに特徴がある。
以下、図面によって説明する。
第1図は本発明の単結晶引上げ装置の縦断1白j図であ
る。
る。
LEC結晶引」二げ装置1は、原料高(腋9、液体カプ
セル剤10を収容するるつは2と、るっぽ2を囲むサセ
プター3、るつぼ2、サセプタ−3を囲むヒーター4な
どを4Rftえる。下部駆動軸5はサセプター3を支持
する。下部駆動軸5ば、るっぽ2を回転運動させ、かつ
上下移動させる事ができる。」二部駆動軸6には、種結
晶7が取付けられ、回転運動、」ユニ移動が可能となっ
ている。
セル剤10を収容するるつは2と、るっぽ2を囲むサセ
プター3、るつぼ2、サセプタ−3を囲むヒーター4な
どを4Rftえる。下部駆動軸5はサセプター3を支持
する。下部駆動軸5ば、るっぽ2を回転運動させ、かつ
上下移動させる事ができる。」二部駆動軸6には、種結
晶7が取付けられ、回転運動、」ユニ移動が可能となっ
ている。
以上の構成は、第9図のものと同一である。異なる点け
、円筒形のフロートリング11を、成長結晶8の外側に
設けた、という事である。
、円筒形のフロートリング11を、成長結晶8の外側に
設けた、という事である。
フロートリング11は熱伝導の良い利賀で作る。
フロートリング11は、原料融液中、又はカプセル剤中
に下端が位置するよう液体中に浮いている41が必“冴
である。フロートリング11の下方で、原料融液が連通
ずるためである。
に下端が位置するよう液体中に浮いている41が必“冴
である。フロートリング11の下方で、原料融液が連通
ずるためである。
フロートリングの外径はるつぼ内径にごく近いものとす
る。
る。
成長結晶8は、フロートリング11の中空部を通って引
上げられ、冷却されてゆく。フロートリング11は結晶
成長が進行するに従って、液面とともに下降してゆく。
上げられ、冷却されてゆく。フロートリング11は結晶
成長が進行するに従って、液面とともに下降してゆく。
第1図の例では、フロートリング11の下端は−[液9
の中にある。しかし、)■コートリング11の下端は、
融液9の中に存在しなくても良い。第2図の例では、フ
ロートリング11のF端はカブセ/I/斉]の中にある
。
の中にある。しかし、)■コートリング11の下端は、
融液9の中に存在しなくても良い。第2図の例では、フ
ロートリング11のF端はカブセ/I/斉]の中にある
。
フロートリングの利賀は熱伝導性のよい、例えばカーボ
ンなどを用いる事ができる。フロートリンクによって、
原料融液が汚染されてはならないので、フロートリング
11には表面をコーティングにすると良い。コーテイン
グ材としては、SiO2、Si3N4、BN 、PBN
(パイロリティックBN)、A420、AINなどが
適当である。特に、PBN 、A7Nが最も望ましい。
ンなどを用いる事ができる。フロートリンクによって、
原料融液が汚染されてはならないので、フロートリング
11には表面をコーティングにすると良い。コーテイン
グ材としては、SiO2、Si3N4、BN 、PBN
(パイロリティックBN)、A420、AINなどが
適当である。特に、PBN 、A7Nが最も望ましい。
フロートリング11は、成長結晶の周囲にあって、結晶
中に、急峻な温度勾配の生ずるのを防ぐものである。ま
た、原料融液の流通を妨げないよう、フロートリング1
1は浮いていなければならない。
中に、急峻な温度勾配の生ずるのを防ぐものである。ま
た、原料融液の流通を妨げないよう、フロートリング1
1は浮いていなければならない。
フロートリングの寸法、形状は、目的によって任、0°
に決定できる。第1図のフロートリングは、単純な円筒
形状である。第2図は、フロートリングの内部が中空に
なっている。
に決定できる。第1図のフロートリングは、単純な円筒
形状である。第2図は、フロートリングの内部が中空に
なっている。
原料融液、カプセル剤の比重、フロートリングの4才質
によシ、フロートリングを浮かせるだめ、中空にする必
要がある。その他、形状は、第3図に示すように、段イ
」き円筒でも良いし、第4図のように上手部をテーパ状
にして開1」部を広くする場合もある。第5図のように
、上手部を逆テーパ状にして、開口部をより狭くするこ
ともできる。
によシ、フロートリングを浮かせるだめ、中空にする必
要がある。その他、形状は、第3図に示すように、段イ
」き円筒でも良いし、第4図のように上手部をテーパ状
にして開1」部を広くする場合もある。第5図のように
、上手部を逆テーパ状にして、開口部をより狭くするこ
ともできる。
このように、結晶の保温環境や引上条件との整合をとる
ため、フロートリングの形状、寸法は任舒に変更するこ
とができる。利賀は、複数の物質を組合せた複合利とし
ても良い。
ため、フロートリングの形状、寸法は任舒に変更するこ
とができる。利賀は、複数の物質を組合せた複合利とし
ても良い。
このように、フロートリングの寸法は、多様であるが、
」1限と下限は、以下のように与えられる。
」1限と下限は、以下のように与えられる。
フロートリングの内径をdl、外径をd2、高さをhと
する。るつぼの内径をD1高さをHとする。
する。るつぼの内径をD1高さをHとする。
フロートリングの寸法は、
0゜9D<d2〈D(1)
0−4 D < dl< 0−9 D (2)0.4H
<h<1゜5H(3) の範囲内にある。
<h<1゜5H(3) の範囲内にある。
に)実施例
実施例としてGaAs単結晶引上けを説明する。
(1)るつホPBN (パイロリティックBN )(2
)フロートリング カーボン、BNコーI−(3) G
aAsチャージ量 4 kti (771’−)結晶)
(4)紀1品直径 79晶φ±2 (5)結晶重量 3760 g 第6図に示す各部の寸法は以下のようである。
)フロートリング カーボン、BNコーI−(3) G
aAsチャージ量 4 kti (771’−)結晶)
(4)紀1品直径 79晶φ±2 (5)結晶重量 3760 g 第6図に示す各部の寸法は以下のようである。
るつぼの高さ H2SO順
るつぼの内径 D150腑φ
高さ
外怪
フo−l・リンクの形状は円筒状で、中空部を大きく設
けたものである。結晶の直胴成長時に、フo l□ I
Jソング下端とGaAs融液表面9′との距離kが5
mmになるように、フロートリングの形状を工大しであ
る。
けたものである。結晶の直胴成長時に、フo l□ I
Jソング下端とGaAs融液表面9′との距離kが5
mmになるように、フロートリングの形状を工大しであ
る。
フロ−トリンクを用いて、GaAs単結晶を引」二けた
。フロートリングを用いない場合(他の条件は全て同じ
)と比1咬して、次の効果があった。
。フロートリングを用いない場合(他の条件は全て同じ
)と比1咬して、次の効果があった。
(1)引」二げられた唱結晶のE P D (Etch
Pit Den−sity )が著しく低い。中心か
ら表面へかけて半径方向の変動も少い。さらに、結晶の
部位によるEPDの変動も少い。EPDが低く、シかも
一様である。
Pit Den−sity )が著しく低い。中心か
ら表面へかけて半径方向の変動も少い。さらに、結晶の
部位によるEPDの変動も少い。EPDが低く、シかも
一様である。
第7図、第8図に引」二げられた単結晶の頭部(種結晶
に近い方)(a)と尾部(種結晶から遠い方)(b)に
於けるEPDの半径方向分布の測定結果を示す。単結晶
をスライスしてウェハーにしてからEPDを4川定した
。
に近い方)(a)と尾部(種結晶から遠い方)(b)に
於けるEPDの半径方向分布の測定結果を示す。単結晶
をスライスしてウェハーにしてからEPDを4川定した
。
第7図は従来法で、フロートリングを用いない。第8図
は本発明によるもので、フロートリングを用いる。
は本発明によるもので、フロートリングを用いる。
縦軸はE P D (C+++ ”)、横軸は中点がウ
エノ・−中心に対応し、中心からの距1411; rを
左右にとっている。両端がウェハ一端に対応する。
エノ・−中心に対応し、中心からの距1411; rを
左右にとっている。両端がウェハ一端に対応する。
いずれの場合も、尾部(b)の方が、頭部(a)より欠
陥が多く、EPDが高い。中心と端部とでEPDが高く
、その中間部でEPDは低い。
陥が多く、EPDが高い。中心と端部とでEPDが高く
、その中間部でEPDは低い。
本発明によるものは、従来法に比して、著しくEPDが
低い。尾部(b)の中心で、従来法によるもののEPD
は2 X IQ5on −2、本発明によるもののEP
Dは3×104Cノ?!−2程度である。l/10に減
少している。Ui部(a)に於ても、本発明の方がEP
Dが低い。
低い。尾部(b)の中心で、従来法によるもののEPD
は2 X IQ5on −2、本発明によるもののEP
Dは3×104Cノ?!−2程度である。l/10に減
少している。Ui部(a)に於ても、本発明の方がEP
Dが低い。
さらに、従来法は同一ウエノh−でも、中心からの距離
rによってEPDが大きく変る。本発明によって得られ
た単結晶から切9出したウエノ1−に於て、半径方向の
距離rによるEPDの変動が少い。
rによってEPDが大きく変る。本発明によって得られ
た単結晶から切9出したウエノ1−に於て、半径方向の
距離rによるEPDの変動が少い。
頭部(a)、尾部(b)の中間部のEPDは、グー)
7 (a)、(b)で挾捷れた領域にある。従来法によ
る単結晶は成長軸の方向に関する変動幅が大きい。本発
明によるものは、頭部と尾部とのEPDの比が2倍程度
で、変動幅が小さい。
7 (a)、(b)で挾捷れた領域にある。従来法によ
る単結晶は成長軸の方向に関する変動幅が大きい。本発
明によるものは、頭部と尾部とのEPDの比が2倍程度
で、変動幅が小さい。
このように本発明の引」二げ法によって作った単結晶は
、格子欠陥の数が少く、また成長軸方向、これと直角な
方向に関し、欠陥の数の変動が少ない。均一性が良い。
、格子欠陥の数が少く、また成長軸方向、これと直角な
方向に関し、欠陥の数の変動が少ない。均一性が良い。
良質の単結晶を得る事ができる。
(2) 歩留りが向上する。
本発明による単結晶は、冷却時、加工時に割れる、とい
う司」が殆どない。従来歩留りが37%であったものが
、本発明によって62%へと向」ニした。
う司」が殆どない。従来歩留りが37%であったものが
、本発明によって62%へと向」ニした。
(3) 冷却後アニールを行わなくても、加工時に割れ
ない。従来法では、必ずアニールしなければならなかっ
たが、本発明ではアニールしなくても良い。工程を少な
くする事ができ、能率が上る。
ない。従来法では、必ずアニールしなければならなかっ
たが、本発明ではアニールしなくても良い。工程を少な
くする事ができ、能率が上る。
(4)単結晶の外径制御精度が向上した。このだめ、ウ
ェハ加工前の結晶外周研磨ロスが7.4%から、2.4
%へと減少した。
ェハ加工前の結晶外周研磨ロスが7.4%から、2.4
%へと減少した。
(5) 約to on 以上ノIn、Sbなどをドープ
することにより、さらに1桁EPDが減少した。
することにより、さらに1桁EPDが減少した。
0う 発明の効果
(1)冷却中、加工中のワレが減少する。フロートリン
グで成長結晶(カプセル剤中又はカプセル剤より上方で
)を囲むので、温度勾配の低い状態で結晶が冷却される
。このだめ、結晶内で発生する熱応力が大幅に減少する
。
グで成長結晶(カプセル剤中又はカプセル剤より上方で
)を囲むので、温度勾配の低い状態で結晶が冷却される
。このだめ、結晶内で発生する熱応力が大幅に減少する
。
さらに、上方のみから冷却されるため、結晶の冷却が均
一に行われる。
一に行われる。
(2)転位、リネージなどの格子欠陥が減少する。
転位密度の面内分布(ウェハーにしたとき)が均一にな
る。結晶が長い時間をかけて冷却されるので、欠陥が減
少する。
る。結晶が長い時間をかけて冷却されるので、欠陥が減
少する。
(3)直径制御が容易になる。このため、ウェハに加工
する前の結晶外周Of磨ロスが減少する。
する前の結晶外周Of磨ロスが減少する。
フロー1−リングの熱容量が大きく、温度分布が安定す
る。固液界面での温度変動が減少するので、直径制御が
容易になる。また液体カプセル剤の層を厚くする事がで
きる。aり体カプセル剤の層が厚くなれば、さらに温度
勾配は減少する。
る。固液界面での温度変動が減少するので、直径制御が
容易になる。また液体カプセル剤の層を厚くする事がで
きる。aり体カプセル剤の層が厚くなれば、さらに温度
勾配は減少する。
従来法では、カプセル剤の層を厚くすると、結晶成長時
の直径制御が難しくなったが、本発明では、そのような
困難がない。
の直径制御が難しくなったが、本発明では、そのような
困難がない。
1、’J) 用 途
本発明の単結晶引上げ方法及び装置は、LEC法によシ
製造される化合物半導体単結晶の全てに利用する沖がで
きる。
製造される化合物半導体単結晶の全てに利用する沖がで
きる。
例えば、GaAs XGaP 、 InP % InA
s 、 GaSbなどの単結晶成長に用いる。
s 、 GaSbなどの単結晶成長に用いる。
第1図は本発明の化合物半導体中結晶の引」二装置の縦
断面図。フロートリング下端は厚相θiJ1液中にある
。 第2図はフロートリング下端が液体カプセル剤の中にあ
る本発明の装置の例を示す縦断面図。ヒーター、」ユニ
駆動軸は図示するのを略した。 第3図は段つき円筒状のフロー1−リングの一例を示す
縦断面図。 第4図は広い」二部開口を有するフロー1−リングの一
例を示す縦断面図。 第5図は縮径した上部開口を有するフロートリンクの一
例を示す縦断面図。 第6図はGaAs単結晶をLEC法で引上げる実施例を
示す縦断面図。 Hばるつぼの高さ、Dはるつばの内径、hはフロー1−
リンクの高さ、dl、d2はフロー1−リンクの内、外
径を示す。kは原料融液の表面とフロートリング下端と
の距離。H= 150馴、D=15CM+都、h :”
200 ” Xd+ = 102 TIMφ、d2
= 149 rawφ、k= 5nmである。 第7図はフロートリンクを用いない従来のLgC法によ
り GaAs単結晶を引上げ、ウェハーに加工し、半径
方向のEPD (エッチピット密度)を測定した結果を
示すグラフ。横軸の中点は、ウェハー中心、両端はウェ
ハ一端面を示す。縦軸はEPD(on)である。 第8図は第6図に示す実施例の装置によI) GaAs
単結晶を引上げ、ウェハーに加工し、半径方向のEPD
を測定した結果を示すグラフ。縦軸はEPD(on ’
) 、横軸は中心から周縁にかけての半径方向距^iI
rである。(a)は頭部、(b)は尾部のグラフを示す
。 第9図は従来のLEC法引コニげ装置の縦断面図。 第10図は浮き輪を直径制御用に使った従来のLEC結
晶引上げ装置テ1の縦断面図。 1 ・・・・・・・・−・・ LEC結晶引上げ装置2
・・−・−・−・・・・るつぼ 3 ・・−・・・−・・ サセプター 4 ・・−・・・・・・・・ ヒーター・5 ・−・・
・・−・ 下部駆動軸 6 ・・・・−・−・−・・ 上部駆動軸γ ・・−−
・−−・ 種 結 晶 8 ・・・・−・−・・ 1戊長結晶 9 ・・・・・・・・・・・ 原料融液10 ・・・・
・・・・・・ カプセル剤12 ・・−・−−−・・
コーティング第2図 ↑ 第7図 第8図 =7 中心 ゛− 第9図 第10図
断面図。フロートリング下端は厚相θiJ1液中にある
。 第2図はフロートリング下端が液体カプセル剤の中にあ
る本発明の装置の例を示す縦断面図。ヒーター、」ユニ
駆動軸は図示するのを略した。 第3図は段つき円筒状のフロー1−リングの一例を示す
縦断面図。 第4図は広い」二部開口を有するフロー1−リングの一
例を示す縦断面図。 第5図は縮径した上部開口を有するフロートリンクの一
例を示す縦断面図。 第6図はGaAs単結晶をLEC法で引上げる実施例を
示す縦断面図。 Hばるつぼの高さ、Dはるつばの内径、hはフロー1−
リンクの高さ、dl、d2はフロー1−リンクの内、外
径を示す。kは原料融液の表面とフロートリング下端と
の距離。H= 150馴、D=15CM+都、h :”
200 ” Xd+ = 102 TIMφ、d2
= 149 rawφ、k= 5nmである。 第7図はフロートリンクを用いない従来のLgC法によ
り GaAs単結晶を引上げ、ウェハーに加工し、半径
方向のEPD (エッチピット密度)を測定した結果を
示すグラフ。横軸の中点は、ウェハー中心、両端はウェ
ハ一端面を示す。縦軸はEPD(on)である。 第8図は第6図に示す実施例の装置によI) GaAs
単結晶を引上げ、ウェハーに加工し、半径方向のEPD
を測定した結果を示すグラフ。縦軸はEPD(on ’
) 、横軸は中心から周縁にかけての半径方向距^iI
rである。(a)は頭部、(b)は尾部のグラフを示す
。 第9図は従来のLEC法引コニげ装置の縦断面図。 第10図は浮き輪を直径制御用に使った従来のLEC結
晶引上げ装置テ1の縦断面図。 1 ・・・・・・・・−・・ LEC結晶引上げ装置2
・・−・−・−・・・・るつぼ 3 ・・−・・・−・・ サセプター 4 ・・−・・・・・・・・ ヒーター・5 ・−・・
・・−・ 下部駆動軸 6 ・・・・−・−・−・・ 上部駆動軸γ ・・−−
・−−・ 種 結 晶 8 ・・・・−・−・・ 1戊長結晶 9 ・・・・・・・・・・・ 原料融液10 ・・・・
・・・・・・ カプセル剤12 ・・−・−−−・・
コーティング第2図 ↑ 第7図 第8図 =7 中心 ゛− 第9図 第10図
Claims (3)
- (1) 液体カプセル剤で似われだ原料融液から単結晶
を引」=げるLEp法に於て、熱良導体よりなる円筒形
のフロー!・リングを、るつぼ内のカプセル剤中あるい
は原料融液中に浮かべ、フロー1− IJソング中空部
を通して、結晶引上げ及び冷却を行う事を特徴とする化
合物半導体中結晶の引上方法。 - (2)原料融液及び液体カプセル剤を収容するるつぼと
、るつぼを支持し上下移動及び回転運動させる下部駆動
機構と、棹結晶を下端に収イ4け成長結晶を回転運動さ
せなから引」二げる上部駆動機構と、るつぼの周囲に設
置されたヒーターとよりなるLEC単結晶引上げ装置に
於て、成長結晶を囲み融液中又はカプセル剤中に浮く円
筒状のフロートリングを設けた・」工を特徴とする化合
物半導体単結晶の引上装置。 - (3) フロートリングの内径d1、外径をd2、高さ
−をhとし、るつぼの内径をD1高さをHとするとき、
フロー1゛リングの寸法を O09D (d、、(D O04D<dl<0゜9D O04H(h(l。5H の範囲に定めた特許請求の範囲第(2)項記載の化合物
半導体単結晶の引」二装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18736683A JPS6081094A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 化合物半導体単結晶の引上方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18736683A JPS6081094A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 化合物半導体単結晶の引上方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081094A true JPS6081094A (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=16204734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18736683A Pending JPS6081094A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 化合物半導体単結晶の引上方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6081094A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62187194A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 酸化物単結晶の育成方法 |
US4963334A (en) * | 1989-08-14 | 1990-10-16 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | High temperature heat pipe coracle and process |
CN108441961A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-08-24 | 中国电子科技集团公司第四十六研究所 | 一种大尺寸GaSb单晶的快速生长方法 |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP18736683A patent/JPS6081094A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62187194A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 酸化物単結晶の育成方法 |
US4963334A (en) * | 1989-08-14 | 1990-10-16 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | High temperature heat pipe coracle and process |
CN108441961A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-08-24 | 中国电子科技集团公司第四十六研究所 | 一种大尺寸GaSb单晶的快速生长方法 |
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