JPS6080859A - 現像剤担持体とその製造方法 - Google Patents

現像剤担持体とその製造方法

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JPS6080859A
JPS6080859A JP58188309A JP18830983A JPS6080859A JP S6080859 A JPS6080859 A JP S6080859A JP 58188309 A JP58188309 A JP 58188309A JP 18830983 A JP18830983 A JP 18830983A JP S6080859 A JPS6080859 A JP S6080859A
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JP
Japan
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layer
rubber
dielectric
adhesive
particles
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JP58188309A
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English (en)
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Yasuo Kadomatsu
門松 康夫
Shoji Tajima
田島 彰治
Yoshio Miyazaki
宮崎 芳男
Kimio Yasuse
安瀬 君雄
Michikazu Sakurai
三千一 桜井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Priority to DE19843436775 priority patent/DE3436775A1/de
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は磁性現像剤担持体とその製造方法に関し、より
詳細には、−成分高抵抗磁性トナーを使用する現像装置
に好適な現像剤担持体とその製造方法に関するものであ
る。
従来技術 電子写真複写機やファクシミリ又はプリンタ等の静電記
録装置に於いては、原稿が線画像である場合とベタ画像
である場合とでは現像装置に要求される現像特性が異な
る。第1図は、その好適な現像特性を示したグラフ図で
あり、横軸に原稿画像濃度をとり縦軸に複写画像濃度を
とっである。
図中、実線Aはへり画像に要求される現像特性、 □破
線Bは線画像に要求される現像特性を示している。これ
によれば、線画像の場合(破線B)の方がベタ画像(実
線A)の場合に比べて立上がり勾配が急峻である。この
理由は、原稿が線画像である場合は原稿画像湯度が低い
と画像の鮮明度が劣るので複写画像濃度を高めてこれを
補う必要があるが、原稿がベタ画像の場合は原稿画像濃
度に応じた複写画像濃度が得られれば十分鮮明であるか
らである。
ところで、この線画像の複写画像濃度を高める為に、所
謂エツジ効果が従来から利用されている。
即ち、静電潜像の画像縁部に於ける電界の強度が画像中
央領域に於ける電界の強度よりも強まる結果画像縁部に
より多量のトナーが付着してエツジ効果が起きる。従っ
て、画像面積の小さい線画像の場合は、潜像形成域の大
部分が縁部に該当してエツジ効果を受け、複写画像濃度
が高値となる。
然るに、このエツジ効果は、現像剤として例えば、トナ
ーとキャリアとを含む二成分系のものを使用する場合に
は十分な効果が得られるのであるが、キャリアを含まな
い一成分系トナーを使用する場合には有効なエツジ効果
が得られないという難点があった。
そこで、本願出願人は、−成分系現像剤を用いた場合で
も上述した好適な現像特性を得ることが可能となる独特
な構成の現像剤担持体を具備する現像装置を提案した(
特願昭55−185726号)。この提案に係る現像剤
担持体は、第2図に示される如く、円筒状の導電性支持
体1の外周面に導電性材料からなる半球状の多数の微小
な電極粒子2aをその周方向及び幅方向に一様に点在さ
せて形成した電極層2が形成されて構成されており、こ
れら個々の電極粒子2aは相互に絶縁状態にあり電気的
にフロート状態に保持されている。そして、磁性現像剤
を用いる場合は、支持体1の内部に磁性現仔剤の担持力
となる磁力を供給するマグネットロール3がその軸3a
を回転自在に支承され配設されている。この様に構成さ
れた現像剤担持体は、電極層2表面で必要な磁力を得る
為にマグネットロール3が大型化するだけでなく、これ
と支持体内周面間のギャップGの適切な管理が困難であ
り、この為組立作業性が悪化して大幅なコストアップを
招来する。又、所望のエツジ効果を得る為の各電極粒子
2aの電極厚みt2Aの適正な管理が難しいという欠点
も有している。
目 的 本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、軽
量化が促進されると共に組立作業性が向上されてコスト
ダウンに寄与し、且つ所望のエツジ効果を発揮可能な現
像剤担持体とその製造方法を提供することを目的とする
構成 以下、本発明の構成について具体的な実施例に基づき詳
細に説明する。まず、本発明の1実施例としての現像剤
担持体の構成について、第3図の模式的断面図に基づき
説明する。第3図に於いて、導電体材料の例えばアルミ
ニウム又はステンレス等からなる導電性支持体としての
円柱状の芯金4が回転@4 aに固着されている。この
芯金4の外周面には、例えばアクリロニトリルブタジェ
ンゴム(NBR>等のゴム素材にフェライト等の磁性材
料を混ぜた材料を被着成形した後これに公知の方法で着
磁を施してなるゴムマグネットR5が形成されている。
この場合、ゴムマグネット層5の周方向に沿つ−C交互
にN、S極を着磁すれば良く、又、磁極の分布密度等の
着磁条件は、本現僧剤担持体の回転速度やこの上に積層
される層の層厚と現像されるべき潜像を搬送する潜像担
持体の移動速度等との兼ね合い等を考慮して設定するこ
とが望ましい。尚、導電性支持体は、円柱状芯金4に限
らず、無端ベルト状に形成しても良い。
ゴムマグネット層5上には、微小電極としての多数の半
球状の導電性粒子6aが、誘電性接着剤6b中に相互に
電気的絶縁状態(フロー1〜状態)に保持されてなる電
極層6が形成されている。本例の電極層6は、常温硬化
型接着剤としてのアクリルウレタン中に多数のn粒子が
微小電極としてその一部を表面に露出させると共に互い
に絶縁状態で保持され形成されている3この場合、電極
層60表面は凹凸なく滑かに仕上げられると共に各導電
性粒子6aは夫々の底面をゴムマグネット層5表面に当
接させた状態に揃えて保持されており、従って電極厚み
tcAと電極層厚t6は等しい。
而して、電極層厚t6は、例えば使用する粒子6aの粒
径が例えば74乃至104μmの場合には52乃至62
μmの許容範塵内に収めることが要求される。その理由
は次の通りである。
第4図は、粒子6aの電極厚みtcAとその表面に露出
した面積の全表面積に対する割合(面積率ARと表わす
)との関係を示したグラフ図である。第4図に於いて、
曲線α9曲線β及び曲線γは、夫々、粒径が104戸の
最大粒子、平均的な粒径の粒子及び粒径が74ハの最小
粒子に於ける各関係を示している。これによれば、所望
のエツジ効果が発揮され第1図に示す如き好適な現像特
性を1ワる為に必要とされる45%以上の面積率ARを
確保する為には、最小粒子(曲線γ)で面積率ARが4
5%以上となる様に電極厚みtcAの最大値を62p−
に設定すれば良い。又、粒子の脱離を防止すべくアンカ
ー効果を維持づる為には、最大粒子(曲線α)の半分C
ある52F+11以上の電極厚みtcAを確保する必要
がある。従って電極厚みtcAの許容範囲は52乃至6
2μmとなる。ところで、本発明の現像剤担持体に於い
ては、前述した如く電極厚みtcAと電極R厚t6とは
等しいから、結局電極層厚t6が上記許容範囲内に収ま
るべく工程管理すれば良い。
上述の如く構成された現像剤担持体に於いては、磁界発
生手段を同一支持体に一体的に被着形成することにより
、前述したギャップ管理の手間が省かれ組立作業性が向
上する。又、マグネットの媒体材料とし°Cゴムを用い
ることにより、その軽量化が大幅に促進される。
尚、マグネットゴム5の誘電率が高い場合は、第5図に
示す如く、別途誘電体材料からなる誘電層7をゴムマグ
ネット層5と電極N6との間に形成すれば良い。この場
合、その層厚t7は電11?iW6表面における磁力の
低下を考慮し”C設定する必要がある。
次に、上述の如く構成された現像剤担持体を適正に電極
層厚を管理して製造可能な製造方法の1実施について説
明する。先ず、第6図に示す如き回転軸4aを備えた導
電性材料からなるマグネッ1−ロールの芯金4を形成す
る。
芯金4を形成したら、その外周面を清浄した後ゴムマグ
ネット層を被着形成する。本工程の好適な1実施例を、
第7(a)図乃至第7(C)図に示しである。これによ
れば、まず、第7(a)図に示される如く、素練りを終
えた例えば塩素化ポリエチレン、又はNBRWのゴム累
月にフェライト等と共に目的に応じて加硫剤等の種々の
配合剤を加え、2本ロール機8等で混練りする。そして
、混練りされ均一な組成となったゴムマグネット材 。
5−をシート状に形成して、第7(b)図に示す如く芯
金4の周面に巻着する。次いで、加圧プレスの金型9に
於けるキャピテイ9a中に芯金4にゴムシート5′を巻
着した加工物(以下ワークWと称する)を収容し、圧力
をかけながら加熱し加硫する。これにより、第8(b)
図に示す如く、層厚t5−が路地−なゴム層5−が芯金
4の周面に被着形成される。この後、通常の方法で着磁
を施せば、第8(a)図の如く、例えば周方向に沿って
交互にN、S極が設けられたゴムマグネット層5−が形
成される。
被着形成されたゴムマグネット層5−の表面には、通常
多数の凹凸が形成されており、このままでは電極厚みの
管理の面で不都合となる。従って、円筒研削盤等により
第1表面加工を施し、表面を滑かにすると共に層厚ts
−を所望の例えば5〜3mmに整える。本例に於いては
、第9図に示す如く、円筒研削加工によりワークWの中
心を基準とした第1外形加工を施す。この場合、芯金4
の回転軸4aを円筒研削盤の支持具10で把持して研削
加工を施すことにより、偏心することなく正確に層厚t
5が均一なゴムマグネット層5が形成される。
ゴムマグネット層5を形成した後は、ゴムマグネット層
5表面を清浄し、次いで、第10図に示す如く、例えば
圧送式エアスプレ11によって、ゴムマグネット層5の
表面に誘電性で例えば常温硬化型のアクリルウレタン等
の第1接着剤6bを一様に吹き付は塗布する。これによ
り、第11図に示す如き第1接着剤膜6bが被着される
が、その膜厚tsaは、次順の工程(第12図参照)で
散布される粒径が例えば74乃至104p−の導電性粒
子6aがゴムマグネット層5表面に沿って当接した状態
で保持され易9>3乃至15νm程度が好適である。こ
の場合、芯金4の回転軸4aを水平且つ回転自在に支持
し、適切な速度でワークWを回転させつつこれに沿って
エアスプレ11を所定の速度で往復移動させ上述の接着
剤の吹きつけを反復して行なえば、均一な膜厚の第1接
着剤[9!6bを容易に被着することができる。
第1接着剤M6bを被着したら、これが硬化する前に多
数の導電性粒子をゴムマグネット層表面に路地−に付着
させる。この付着方法としては、例えば、第12図に示
す如く、散布口12aを備えたトレイ12内に導電性粒
子6aとして粒径が74乃至104μmの銅粒子を多量
に収容しておき、水平に支持され回転されるワークWに
沿ってトレイ12を適正な速度で往復移動させつつ適度
に傾け、散布口12aから粒子26aを少量ずつ落下さ
せて第1接着剤膜6b上に均一に振り掛ければ良い。こ
の場合、ここで使用される各導電性粒子6aに、予め例
えばアクリルラッカやメチルメタアクリレート(MMA
)等の誘電性材料を被覆しておけば、自然落下等により
無作為に粒子6aを散布しても個々の粒子6aをより確
実に周囲に対して電気的絶縁状態(フロート状態)でM
1接着剤1!6b中に保持することができる。ところで
、第1接着剤II!6b上に振り掛けられた各粒子6a
は、第1接着剤It!6bの膜厚が3乃至15jffl
と薄い為に自然にゴムマグネット層5表面に沈下する。
従って、第13図に示す如く、個々の粒子6aを自然落
下させるだけでその底面をゴムマグネット層5表面に容
易且つ確実に揃えることができる。
尚、本例では、導電性粒子6aとして銅粒子を用いたが
、これに限らず他の導電性の例えば黄銅やリン青銅若し
くはステンレス等の粒子も適用できる。但し、この場合
も、それら粒子が浮遊せず確実に誘電層2表面上に沈下
する様に、粒子の大きさや比重等に応じ適正に第1接着
剤1it6bの膜厚を設定する必要がある。又、上述の
如くワークWを水平に支持する代りに、第14図に示さ
れる如くワークWを適度に傾斜させた状態で支持して回
転させ、これに対しソ゛粒子6aを同様に自然落下によ
り均一に散布しても良い。これにより、粒子6aの付着
密度を更に向上さゼることが可能となる。
次に、第1接着剤6bを略完全に乾燥させる。
この場合、効率良く乾燥させるには、ワークWを水平に
支持して回転させつつ、遠赤外線ヒータで外部から照射
するか、又は熱風を吹き付ける方法、或いは電気炉内に
収容する方法等により加熱すれば良い。尚、本工程にお
いては必ずしも加熱する必要はなく、例えば速乾性の接
着剤を使用する場合は、送風するか若しくは適長時間放
置するだけでも良い。
第1接着剤膜6bを略完全に乾燥硬化させた後は、第1
5図に示す如く再度誘電性の第2接着剤6b−を前回と
同様な方法で導電性粒子6a及び第1接着剤膜6b上に
厚塗り(オーバーコート)する。この場合、前回と同一
物質の接着剤を用いれば、両者が確実に接着し合って粒
子6aをゴムマグネット層5表面に当接させた状態でよ
り強固に固定でき耐久性の面等で有利である。然るに、
互いに接着し合い粒子6aを確実に固定できるならば、
互いに異なる物質のM電性接着剤の組合せも十分可能で
ある。この様に接着剤を乾燥工程を挾んで二度に分けて
被着することにより、先に被着した第1接着剤膜6bを
再溶解させず、従って、各粒子6aを浮遊させずに確実
にゴムマグネッ]・層4表面に沈下させた状態で強固に
固定でき、前述した如く各粒子のN極厚みの管理を管理
が容易な電fM!厚で代用可能となる。
接着剤の厚塗りが終了したら、これを乾燥硬化させる。
この場合も、前回の第1接着剤乾燥工程と同様にワーク
Wを回転させつつ水平に支持して乾燥させれば良い。こ
れにより、第16図に示される如く、厚塗りした第2接
着剤61)−が垂れることなく、ゴムマグネット層5上
に積層される第1接着剤膜611.導電性粒子6a及び
第2接着剤6b−を合せた電極層6−(粒子6aの一部
が表面に露出される前の状態)の層厚t6−が均一とな
る。この様にして、例えば層厚16−が150μ…程度
の電極層6−を形成する。
電極層6−を形成した後は、第17図に示す如く、電極
層6−表面に第2表面加工を施し、その表面を円滑化す
ると共に各導電性粒子6aの一部を表面に露出させて電
極層6−を電極層6に仕上げる。ここで、電極M6の層
厚t6を52乃至62ハの許容範囲内に収めることが要
求されるが、本例では芯金4の回転軸4aを加工軸とす
ることにより常に加工軸は一定となる為、層厚t6を上
記許容範囲内に容易に収めることができる。即ち、本第
2表面加工を旋盤や円筒研削盤等で実施する場合、図示
される如くゴム層5′に対する第1表面加工時(第9図
参照)に加工軸とした回転軸4aを同様に本工程におい
てもチャック等の支持具10′で把持することにより両
工程における加工軸が一致し、従って層厚t6が高精度
で均一化される。尚、本例では、第2接着剤6b−の厚
塗り後の乾燥工程で硬化前の第2接着剤6b−の垂れ下
がりを前述した方法により防止して仕上前の電極層厚1
6′が路地−となる様に工程管理しているので、加工軸
を整合させる必要のない外周面基準による超仕上加工法
や心なし研削加工法によっても所望の電lli層6を得
ることができる。又、ワークWが円筒状ではなく無端ベ
ルト状を成す場合は、ワークWを適数個の0−ラ間に張
架して回動させこれに円筒研削と同様に回転する砥石を
押し当てて表面を研削加工すれば良い。以上の如くして
電極層6′の全周面に亘って第2表面加工を実施し、第
3図に示される如く、層厚t6が52乃至62μmの許
容範囲内に収められた電極層6を形成する。この後は、
切削油等の汚れを洗浄すれば、最終的な製品としての現
像剤担持体12が完成する。
尚、上記実施例に於いてはゴム層に着磁を施す■稈をゴ
ム層5−形成後に実施したが、この着磁工程は、他の例
えば、ゴム層5−に第1表面加工を施した後や第2接着
剤6b−乾燥後、或いは、電極層6−に第2表面加工を
施した後等に実施しても良い。但し、着磁後の塵の付着
及び@磁時の取り扱いによる外周面のキズの発生等を考
慮すれば、第2接着剤6b−乾燥後に着磁することが望
ましい。又、接着剤の被着工程を2工程に分割したが、
これは必要に応じて1工程又は3工程以上に分割しても
良い。
次に、第5図に示した誘電層7を介在させた現像剤担持
体の製造方法の1実施例について説明する。この場合は
、上述の実施例に於いて誘電層7の形成工程がゴムマグ
ネットIW5(或いは未着磁のゴムW45)に第1表面
加工を施す工程の後に挿入されるだけであり、この点を
除いて他は上述の実施例と同様に構成されている。誘電
層7を形成するには、まず、第18図に示される如く、
例えばゴムマグネット層5が被着されたワークWを回転
させつつ水平に支持すると共に遠赤外線ヒータ13等に
よりこれを加熱する。そして、このワークWに静電塗装
法により、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性誘電体パウ
ダ7−を塗装ガン14で塗布する。この場合、ワークW
の加熱温度は、誘電体パウダ7′の溶融温度、即ち本例
ではエポキシ樹脂の溶融温度の180℃近傍に設定すれ
ば良い。
又、塗装ガン14をワークWに平行に等速度で往復移動
させつつ繰返し塗装すれば、第19図に示される如く、
容易に均一な塗膜7−が得られる。
塗装終了後は、加熱したままワークWの回転を適長時間
継続し、誘電体塗膜7−を硬化させる。この様に硬化さ
せることにより、誘電体塗膜7′の膜厚t7−が長手軸
方向だけでなく周方向に於いても路地−となる。誘電体
塗膜7−を形成した後は、ゴム層5に対する第1表面加
工時と同様に、回転軸4aを支持してワークWを回転さ
せつつ旋盤又は円筒研削盤等により表面加工を施せば、
第5図に示される如く、層厚t7が均一な誘電層7が形
成される。この後は、上述の実施例と同様に適正に電極
層厚を管理しつつ電極層6を形成すれば、最終的な製品
としての現像剤担持体15が得られる。尚、本実施例に
おいて、ゴムマグネット層5に対する第1表面加工は省
略づることも可能である。
効 果 以上詳述した如く、本発明によれば、導電性支持体に一
体的にゴムを媒体とづるゴムマグネット層を形成すると
共に電極厚みと電極層厚が等しくなる様に電極層を形成
することにより、磁ツノ調整の手間が省かれると共に電
極層みを電II厚C′代用して容易且つ確実に管理する
ことができる。従って、十分な磁力を確保して軽量化が
促進され且つ所望のエツジ効果を奏する高品質の現像剤
担持体を効率良く容易に低コストで製造可能となる。
尚、本発明は上記の特定の実施例に限定されるべきもの
ではなく、本発明の技術的範囲において種々の変形が可
能であることは勿論である。例えば、接着剤を被層させ
る場合に、他の浸潤成形法(ディップ成形法)等による
ことt、 iす能である。又、誘電層7を形成する場合
、その材料どして、熱可塑性のポリイミド、ABS樹脂
吾も使用でき、更に、これは第1接着剤6bと同−若し
くは同種類の誘電性物質でも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は好適な現像特性を示したグラフ図、第2図は従
来の現像剤担持体を示した模式的断面図、第3図は本発
明の1実施例としての現像剤担持体12を示した模式的
断面図、第4図は電極厚みとその面積率との関係を示し
たグラフ図、第5図は本発明の他の実施例としての現像
剤担持体15を示した模式的断面図、第6図は本発明方
法の1実施例に於ける芯金4を示した斜視図、第7(a
)図乃至第7(C)図は夫々同じくゴム層5−の形成工
程を示した各説明図、第8(a)図、第8(b)図は夫
々同じくゴムマグネット層5−を示した模式的側面図と
模式的正断面図、第9図は同じく第1表面加工工程を示
した模式的断面図、第10図、第11図は夫々同じく第
1接着剤被着工程とその形成量を示した各模式的断面図
、第12図、第13図は夫々同じく導電性粒子の付着工
程とその形成量を示した各模式的断面図、第14図は同
じく粒子付着工程の変形実施例を示した模式的断面図、
第15図、第16図は夫々同じく第2接着剤被着工程と
その形成量を示した各模式的断面図、第17図は同じく
第2表面加工工程を示した模式的断面図、第18図、第
19図は夫々他の本発明方法の1実施例に於ける誘電層
形成工程とその形成量を示した各模式的断面図である。 (符号の説明) 2.6: 電極層 4: 芯金 5−: ゴム層。 ゴムマグネット層く表面加工前) 5: ゴム層。 ゴムマグネット層(表面加工後) 7: 誘電層 特許出願人 株式会社 リ コ 一 代 理 人 小 橋 正 明、− 第5図 第60 第8(0);・1 第8(b)図 ユ 第90 第10目 ζ’;l l IAI らh ’S’:; +2ト1 隔 第13図 第140 40− 第16図 ヒ\ 〜−トー (’JJ170

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性支持体上に、ゴムと磁性材料との複合体に@
    磁を施してなるゴムマグネット層と、微小電極としての
    多数の導電性粒子が夫々相互に電気的絶縁状態に保持さ
    れてなる電極層とが積層され構成されている事を特徴と
    する現像剤担持体。 2、導電性材料からなる支持体を形成する工程と、前記
    支持体上にゴム材料と磁性材料からなるゴム層を被着す
    る工程と、前記ゴム層に表面加工を施す工程と、前記ゴ
    ム層に着磁を施す工程と、前記ゴム層の表面に誘電性接
    着剤を被着すると共に前記ゴム層上に微小電極としての
    多数の導電性粒子を付着させ電極層を形成する工程と、
    前記電t1層に表面加工を施し前記各導電性粒子の一部
    を表面に露出させる工程とを有することを特徴とする現
    像剤担持体の製造方法。 3、上記第2項に於いて、前記導電性粒子は付着させる
    前に予め表面に誘電体膜が被覆されていることを特徴と
    する現像剤担持体の製造方法。 4、上記第2項に於いて、前記電極層を形成する工程は
    、前記ゴム層表面に誘電性の第1接着剤を被着する工程
    と、前記第1接着剤が被着された前記ゴム層上に前記導
    電性粒子を付、看させる工程と、前記第1接着剤を乾燥
    する工程と、前記第1接着剤及び前記導電性粒子上に誘
    電性の第2接着剤をオーバーコートする工程とからなる
    ことを特徴とする現像剤担持体の製造方法。 5、導電性月料からなる支持体を形成する工程と、前記
    支持体上にゴム材料と磁性材料からなるゴム層を被着す
    る工程と、前記ゴム層に着磁を施す工程と、前記ゴム層
    の表面に誘電体からなる誘電層を形成する工程と、前記
    誘電層に表面加工を施す工程と、前記誘電層表面に誘電
    性接着剤を被着すると共に前記誘電層上に微小電極とし
    ての多数の導電性粒子を付着させ電極層を形成する工程
    と、前記電極層に表面加工を施し前記各導電性粒子の一
    部を表面に露出させる工程とを有することを特徴とする
    現像剤担持体の製造方法。
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