JPS608056B2 - 道路舗装用アスフアルト組成物 - Google Patents
道路舗装用アスフアルト組成物Info
- Publication number
- JPS608056B2 JPS608056B2 JP14128578A JP14128578A JPS608056B2 JP S608056 B2 JPS608056 B2 JP S608056B2 JP 14128578 A JP14128578 A JP 14128578A JP 14128578 A JP14128578 A JP 14128578A JP S608056 B2 JPS608056 B2 JP S608056B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- group
- asphalt
- parts
- asphalt composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Paving Structures (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は道路舗装用アスファルト組成物に関し、詳しく
言えば本発明はトール油及び/又はトール油蒸留残澄の
10の重量部と、一般式(但し式中Rは水素、アルキル
基、ア ルケニル基、アリール基又は水酸基、アルキル基、アル
ケニル基を有するアリール基を示す)で示される化合物
より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物の0
.1重量部乃至10重量部と、無水マレィン酸、マレィ
ン酸、フマル酸、アクリル酸、メチルメタアクリル酸よ
り成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物の0乃
至1の重量部と、アルカリ金属、アルカリ士類金属、ア
ルミニウムより成る群より選ばれた1種又は2種以上の
金属の酸化物、水酸化物、又は塩化物の1重量部乃至1
の重量部と加熱反応生成物を、アスファルトに対して3
重量%乃至8の重量%添加混合して成ることを特徴とす
る道路舗装用アスファルト組成物に関する。
言えば本発明はトール油及び/又はトール油蒸留残澄の
10の重量部と、一般式(但し式中Rは水素、アルキル
基、ア ルケニル基、アリール基又は水酸基、アルキル基、アル
ケニル基を有するアリール基を示す)で示される化合物
より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物の0
.1重量部乃至10重量部と、無水マレィン酸、マレィ
ン酸、フマル酸、アクリル酸、メチルメタアクリル酸よ
り成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物の0乃
至1の重量部と、アルカリ金属、アルカリ士類金属、ア
ルミニウムより成る群より選ばれた1種又は2種以上の
金属の酸化物、水酸化物、又は塩化物の1重量部乃至1
の重量部と加熱反応生成物を、アスファルトに対して3
重量%乃至8の重量%添加混合して成ることを特徴とす
る道路舗装用アスファルト組成物に関する。
アスファルトは感温性が高く、温度が高くなれば流動に
より道路のわだち掘れ現象が起こり、わだち掘れは雨水
の滞留による滑りやハンドル誤操作の原因となり、交通
安全上きわめて危険である。
より道路のわだち掘れ現象が起こり、わだち掘れは雨水
の滞留による滑りやハンドル誤操作の原因となり、交通
安全上きわめて危険である。
温度が低くなればタイヤチェーン、スパイクタイヤなど
による舗装の摩損、操み性不足による道路のひび割れな
どが起り易いため、道路の維持補修に膨大な経費と手間
を要する。又、感温性の高いアスファルトは一般に骨材
の把握力、粕精力も劣り骨材が脱落しやすくなる。従っ
てアスファルトにゴムを添加する方法や触媒処理アスフ
ァルトを使用する方法が行われている。これらのゴム入
りアスファルトや触媒処理アスファルトにおいては、軟
化点の上昇と感温性の低下がみられ、骨材の把握力、粘
結力が向上するが、プレミックスタイプのゴム入アスフ
ァルトではゴムをアスファルトに相落させるのに長時間
にわたる加熱を必要とし、その間に熱劣化が起り、プラ
ントミックスタイプのゴム入アスファルトではゴムはラ
テツクスの形状で用いられるが短時間の混合ではゴムを
均一に分散できず、プレミックスタイプ、プラントミッ
クスタイプのゴム入アスファルトではゴムの添加量に比
してその効果は少ない。触媒系アスファルトでは高温時
の粘度が高くそのため骨材と混合するとき骨材表面に濡
れが起り難く、骨材の脱落が起けやすくなりバインダー
性状に比してその実際的効果は乏しくなる。本発明者ら
はこのような欠点を改良するため種々検討の結果、‘ィ
)トール油及び/又はトール油蒸留残盗100重量部と
、{o} 一般式(式中Rは水 素、アルキル基、アルケニル基、アリール基、又は水酸
基、アルキル基、アルケニル基を有するアリール基を示
す)で示される化合物よりなる群より選ばれた1種又は
2種以上の化合物0.1重量部乃至10重量部と、し一
無水マレィン酸、マレィン酸、、フマル酸、アクリル
酸、メチルメタアクリル酸よりなる群より選ばれた1種
又は2種以上の化合物0乃至1の重量部と、9 アルカ
リ金属、アルカリ士類金属、アルミニウムよりなる群よ
り選ばれた1種又は2種以上の金属の酸化物、水酸化物
又は塩化物1重量部乃至1の重量部、上記‘ィ}と(o
}とし一とげとを加熱下に混合し反応せしめて成る加熱
反応生成物をアスファルトに添加混合したとき得られる
アスファルト組成物は添加しない場合に比べ軟化点が上
昇し、感温性が低下し、高温時の粘度は低く、低温時の
粘度は高いほか、この加熱反応生成物を加えて得られた
アスファルト組成物はバインダーとして骨材及びフィラ
ーに添加したとき、マ−シャル安定度の驚くべき増加が
みられることを見出し本発明を完成した。
による舗装の摩損、操み性不足による道路のひび割れな
どが起り易いため、道路の維持補修に膨大な経費と手間
を要する。又、感温性の高いアスファルトは一般に骨材
の把握力、粕精力も劣り骨材が脱落しやすくなる。従っ
てアスファルトにゴムを添加する方法や触媒処理アスフ
ァルトを使用する方法が行われている。これらのゴム入
りアスファルトや触媒処理アスファルトにおいては、軟
化点の上昇と感温性の低下がみられ、骨材の把握力、粘
結力が向上するが、プレミックスタイプのゴム入アスフ
ァルトではゴムをアスファルトに相落させるのに長時間
にわたる加熱を必要とし、その間に熱劣化が起り、プラ
ントミックスタイプのゴム入アスファルトではゴムはラ
テツクスの形状で用いられるが短時間の混合ではゴムを
均一に分散できず、プレミックスタイプ、プラントミッ
クスタイプのゴム入アスファルトではゴムの添加量に比
してその効果は少ない。触媒系アスファルトでは高温時
の粘度が高くそのため骨材と混合するとき骨材表面に濡
れが起り難く、骨材の脱落が起けやすくなりバインダー
性状に比してその実際的効果は乏しくなる。本発明者ら
はこのような欠点を改良するため種々検討の結果、‘ィ
)トール油及び/又はトール油蒸留残盗100重量部と
、{o} 一般式(式中Rは水 素、アルキル基、アルケニル基、アリール基、又は水酸
基、アルキル基、アルケニル基を有するアリール基を示
す)で示される化合物よりなる群より選ばれた1種又は
2種以上の化合物0.1重量部乃至10重量部と、し一
無水マレィン酸、マレィン酸、、フマル酸、アクリル
酸、メチルメタアクリル酸よりなる群より選ばれた1種
又は2種以上の化合物0乃至1の重量部と、9 アルカ
リ金属、アルカリ士類金属、アルミニウムよりなる群よ
り選ばれた1種又は2種以上の金属の酸化物、水酸化物
又は塩化物1重量部乃至1の重量部、上記‘ィ}と(o
}とし一とげとを加熱下に混合し反応せしめて成る加熱
反応生成物をアスファルトに添加混合したとき得られる
アスファルト組成物は添加しない場合に比べ軟化点が上
昇し、感温性が低下し、高温時の粘度は低く、低温時の
粘度は高いほか、この加熱反応生成物を加えて得られた
アスファルト組成物はバインダーとして骨材及びフィラ
ーに添加したとき、マ−シャル安定度の驚くべき増加が
みられることを見出し本発明を完成した。
本発明によるアスファルト組成物は、トール油及び/又
はトール油蒸留残燈10の重量部を100qo乃至20
ぴ0に加熱し、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、
クロトンアルデヒド、ベンズアルデヒド、サリチルアル
デヒド等のアルデヒド類の1種又は2種以上を0.1重
量部乃至1の重量部添加し、その後無水マレィン酸、フ
マル酸、アクリル酸等のジェノフアイル類よりなる群よ
り選ばれた1種又は2種以上を0乃至10重量部添加し
、180℃乃至280qoに昇温し、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム
、水酸化バリウム、酸化亜鉛、塩化アルミニウム等の化
合物よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の1重量
部乃至1の重量部を加えた後、アスファルトでこれを稀
釈することにより容易に得られる。
はトール油蒸留残燈10の重量部を100qo乃至20
ぴ0に加熱し、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、
クロトンアルデヒド、ベンズアルデヒド、サリチルアル
デヒド等のアルデヒド類の1種又は2種以上を0.1重
量部乃至1の重量部添加し、その後無水マレィン酸、フ
マル酸、アクリル酸等のジェノフアイル類よりなる群よ
り選ばれた1種又は2種以上を0乃至10重量部添加し
、180℃乃至280qoに昇温し、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム
、水酸化バリウム、酸化亜鉛、塩化アルミニウム等の化
合物よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の1重量
部乃至1の重量部を加えた後、アスファルトでこれを稀
釈することにより容易に得られる。
本発明において使用する一般式(式
中Rは水素、アルキル基、アルケニル基、アリール基、
又は水酸基、アルキル基、アルケニル基を有するアリー
ル基を示す)の代表的な化合物としては、ホルムアルデ
ヒド、/ぐラホルムアルデヒド(多重体となっているが
分解してアルデヒドを生じるパラホルムアルデヒド)、
アセトアルデヒド、クロトンアルデヒド、ベンズアルデ
ヒド、サリチルアルデヒド等があり、その1種又は2種
以上の添加量をトール油及び/又はトール油蒸留残澄の
10の重量部に対して0.1重量部乃至1の重量部と限
定したのは、添加しないときは得られる加熱反応生成物
はアスファルトとの相溶性が悪く、かつ得られるアスフ
ァルト組成物の軟化点が上昇しないためであり、他重量
部より多いときには10重量部を超えた部分の大部分が
反応系外に排出されてしまい添加の効果も発揮できず不
経済であるためである。
又は水酸基、アルキル基、アルケニル基を有するアリー
ル基を示す)の代表的な化合物としては、ホルムアルデ
ヒド、/ぐラホルムアルデヒド(多重体となっているが
分解してアルデヒドを生じるパラホルムアルデヒド)、
アセトアルデヒド、クロトンアルデヒド、ベンズアルデ
ヒド、サリチルアルデヒド等があり、その1種又は2種
以上の添加量をトール油及び/又はトール油蒸留残澄の
10の重量部に対して0.1重量部乃至1の重量部と限
定したのは、添加しないときは得られる加熱反応生成物
はアスファルトとの相溶性が悪く、かつ得られるアスフ
ァルト組成物の軟化点が上昇しないためであり、他重量
部より多いときには10重量部を超えた部分の大部分が
反応系外に排出されてしまい添加の効果も発揮できず不
経済であるためである。
無水マレイン酸、マレィン酸、フマル酸、アクリル酸、
メチルメタアクリル酸よりなる群より選ばれた1種又は
2種以上の化合物の添加量をトール油及び/又はトール
油蒸留残笹10の重量部に対して0乃至1の重量部と限
定したのは、トール油残澄を使用したとき酸価が低く反
応基が少ないのを補うためこの添加が必要とされるので
あり、従ってトール油を使用したときは使用しなくても
よいからであり、1の重量部より多いと加熱近反応生成
物とアスファルトとの相漆性が悪くなるためである。
メチルメタアクリル酸よりなる群より選ばれた1種又は
2種以上の化合物の添加量をトール油及び/又はトール
油蒸留残笹10の重量部に対して0乃至1の重量部と限
定したのは、トール油残澄を使用したとき酸価が低く反
応基が少ないのを補うためこの添加が必要とされるので
あり、従ってトール油を使用したときは使用しなくても
よいからであり、1の重量部より多いと加熱近反応生成
物とアスファルトとの相漆性が悪くなるためである。
アルカリ金属、アルカリ士類金属、アルミニウムよりな
る群より選ばれた1種又は2種以上の金属の酸化物、水
酸化物又は塩化物の代表的な化合物としては酸化カルシ
ウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム
、塩化アルミニウムなどがあり、これらの1種又は2種
以上の添加量をトール油及び/又はトール油蒸留残糟1
0の重量部に対して1重量部乃至10重量部と限定した
のは、1重量部未満では得られるアスファルト組成物の
軟化点の上昇はなく、1の重量部より多いと加熱反応中
に反応系がゲル化を起すか、ゲル化を起さない場合には
得られる加熱逆乏応生成物をアスファルトで稀釈すると
きアスファルトとの相溶性が悪くなるためである。
る群より選ばれた1種又は2種以上の金属の酸化物、水
酸化物又は塩化物の代表的な化合物としては酸化カルシ
ウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム
、塩化アルミニウムなどがあり、これらの1種又は2種
以上の添加量をトール油及び/又はトール油蒸留残糟1
0の重量部に対して1重量部乃至10重量部と限定した
のは、1重量部未満では得られるアスファルト組成物の
軟化点の上昇はなく、1の重量部より多いと加熱反応中
に反応系がゲル化を起すか、ゲル化を起さない場合には
得られる加熱逆乏応生成物をアスファルトで稀釈すると
きアスファルトとの相溶性が悪くなるためである。
又、これらの加熱反応生成物の添加量をアスファルトに
対して3重量%乃至8の重量%と限定したのは、3重量
%未満の添加では得られるアスファルト組成物の感温性
を十分低下させることができず、又その軟化点の上昇も
少ないからであり、又8の重量%において得られるアス
ファルト組成物の感温性の低下と軟化点の上昇が実質上
十分に得られるので8の重量%より多く添加することは
無意味であって不経済であるからである。
対して3重量%乃至8の重量%と限定したのは、3重量
%未満の添加では得られるアスファルト組成物の感温性
を十分低下させることができず、又その軟化点の上昇も
少ないからであり、又8の重量%において得られるアス
ファルト組成物の感温性の低下と軟化点の上昇が実質上
十分に得られるので8の重量%より多く添加することは
無意味であって不経済であるからである。
本発明による加熱反応生成物は予めアスファルトに添加
加熱溶解後、舗装材製造プラントで骨材及びフイラーと
混合するプレミツクスタイプのアスファルトに使用でき
、かつ舗装材製造プラントでアスファルト、骨材、フィ
ラ−と加熱混合するプラントミックスタイプのアスファ
ルトにも使用できる。
加熱溶解後、舗装材製造プラントで骨材及びフイラーと
混合するプレミツクスタイプのアスファルトに使用でき
、かつ舗装材製造プラントでアスファルト、骨材、フィ
ラ−と加熱混合するプラントミックスタイプのアスファ
ルトにも使用できる。
本発明によるアスファルト組成物は、感温性が低く寒冷
地での舗装に適し、又軟化点及び粘度が従来品より高い
ので耐流動舗装にも適し、かつ骨材に対する把握力、粘
結力が大きいので滑り止め舗装、透水性舗装、橋面舗装
などに特に好適するほかほとんどの舗装に適し、道路マ
ット等の材料としても適している。
地での舗装に適し、又軟化点及び粘度が従来品より高い
ので耐流動舗装にも適し、かつ骨材に対する把握力、粘
結力が大きいので滑り止め舗装、透水性舗装、橋面舗装
などに特に好適するほかほとんどの舗装に適し、道路マ
ット等の材料としても適している。
以下実施例をもってその効果を示す。
実施例・1
蝿洋装層、凝縮器、温度計、窒素ガス吹込管を付した反
応容器にトール油蒸留残澄(酸価36)300夕を仕込
み、窒素ガスを通じながら150qoに昇温した。
応容器にトール油蒸留残澄(酸価36)300夕を仕込
み、窒素ガスを通じながら150qoに昇温した。
縄梓下にサリチルアルデヒド1.5夕を添加した後、フ
マル酸4.6夕を添加した。ついでこれを200午0に
昇溢し、48%水酸化ナトリウム水溶液34夕を1時間
かけて徐々に添加し、更に200ooに1時間保った後
、この加熱反応生成物とストレートアスファルト(針入
度60−80)を重量比1:19の割合で加熱混合し本
発明アスファルト組成物Aを得た。実施例 2 実施例1記載の反応容器にトール油蒸留残澄(酸価25
)240夕と粗トール油(酸価155)60夕を仕込み
、窒素ガスを通じながら18000に昇縞した、鷹梓下
にパラホルムアルデヒド18夕を1時間かけて添加した
後180qoに1時間保った。
マル酸4.6夕を添加した。ついでこれを200午0に
昇溢し、48%水酸化ナトリウム水溶液34夕を1時間
かけて徐々に添加し、更に200ooに1時間保った後
、この加熱反応生成物とストレートアスファルト(針入
度60−80)を重量比1:19の割合で加熱混合し本
発明アスファルト組成物Aを得た。実施例 2 実施例1記載の反応容器にトール油蒸留残澄(酸価25
)240夕と粗トール油(酸価155)60夕を仕込み
、窒素ガスを通じながら18000に昇縞した、鷹梓下
にパラホルムアルデヒド18夕を1時間かけて添加した
後180qoに1時間保った。
その後220ooに昇温し、水酸化カルシウム10.7
夕を添加し、1時間保った後、この加熱反応生成物とス
トレートアスファルト(針入度60−80)を重量比1
:4の割合で加熱混合し、本発明アスファルト組成物B
を得た。実施例 3 実施例1記載の反応容器にトール油蒸留残澄(酸価25
)300夕を仕込み、窒素ガスを通じながら18000
に昇温した。
夕を添加し、1時間保った後、この加熱反応生成物とス
トレートアスファルト(針入度60−80)を重量比1
:4の割合で加熱混合し、本発明アスファルト組成物B
を得た。実施例 3 実施例1記載の反応容器にトール油蒸留残澄(酸価25
)300夕を仕込み、窒素ガスを通じながら18000
に昇温した。
額梓下にクロトンアルデヒド6夕を添加した後、アクリ
ル酸18夕を添加した。次いで22000に昇温し、無
水塩化アルミニウム12夕を添加し、220ooに1時
間保った。得られた加熱反応生成物とストレートアスフ
ァルト(針入度60一80)を重量比3:7の割合で加
熱混合し本発明アスファルト組成物Cを得た。実施例
4 実施例1記載の反応容器にトール油蒸留残湾(酸価28
)300夕を仕込み、窒素ガスを通じながら180つ0
に昇温した。
ル酸18夕を添加した。次いで22000に昇温し、無
水塩化アルミニウム12夕を添加し、220ooに1時
間保った。得られた加熱反応生成物とストレートアスフ
ァルト(針入度60一80)を重量比3:7の割合で加
熱混合し本発明アスファルト組成物Cを得た。実施例
4 実施例1記載の反応容器にトール油蒸留残湾(酸価28
)300夕を仕込み、窒素ガスを通じながら180つ0
に昇温した。
これに蝿洋下35%ホルマリン3夕を添加した後、無水
マレィン酸6夕を添加した。次いで220qoに昇温し
、水酸化カルシウム10夕を添加し、220ooに1時
間保った後、得られた加熱反応生成物とストレートアス
ファルト(針入度60一80)を重量比1:1の割合で
加熱混合し本発明アスファルト組成物Dを得た。実施例
5 本発明アスファルト組成物Bと本発明アスファルト組成
物Cとを重量比1:1の割合で加熱混合し本発明アスフ
ァルト組成物Eを得た。
マレィン酸6夕を添加した。次いで220qoに昇温し
、水酸化カルシウム10夕を添加し、220ooに1時
間保った後、得られた加熱反応生成物とストレートアス
ファルト(針入度60一80)を重量比1:1の割合で
加熱混合し本発明アスファルト組成物Dを得た。実施例
5 本発明アスファルト組成物Bと本発明アスファルト組成
物Cとを重量比1:1の割合で加熱混合し本発明アスフ
ァルト組成物Eを得た。
比較例
比較例としてストレートアスファルト(針入度60−8
0)を採用し、アスファルト組成物Fとする。
0)を採用し、アスファルト組成物Fとする。
以上記載の各実施例及び比較例のアスファルト組成物に
つひ針入度、軟化点、粘度、把握力、フラース脆化点を
夫々測定した。
つひ針入度、軟化点、粘度、把握力、フラース脆化点を
夫々測定した。
その結果を表1に示す。このとき針入度はJISK−2
530に準じ、軟化点はJISK−2531に準じ夫々
測定した。
530に準じ、軟化点はJISK−2531に準じ夫々
測定した。
又粘度はB型粘度計を用い60qC及び180qoにつ
き測定した。又把握力は、直径5.0肌、高さ3.5肌
の鉄製円柱容器に試料50夕を入れ、半径2.0伽の鉄
製半球を埋め込み、2500で50仇奴/minの速度
で引き出すときの伸びと応力を求め、その積より仕事量
として求めた。又フラース脆化点はDINU6に準じ測
定した。表1 アスファルト組成物A〜Fのバインダー性状測定結果組
成 物 A B O D E F針 入 度(25℃
) 74 72 63 59 7
0 78軟 化 点 {0 50.
5 52.5 58.5 78.0
55.0 48.0粘 度 60℃、ポイズ
6,2,00 7,800 20.,000
13,000 2,500180℃、センチ
ボイズ 9 14 31 6
8 12 7把 握 力 の〆伽)
82 98 140 178
110 41フラース槍化点他 −1
6 −18 −22 −28 −20
8又本発明によるアスファルト組成物A−E及び
比較例のアスファルト組成物Fを用い、骨材及びフィラ
ーと混合し、マーシャル安定度試験、水浸マーシャル安
定度試験を夫々ASTM D−1559一65KODA
N202に準じて行った。
き測定した。又把握力は、直径5.0肌、高さ3.5肌
の鉄製円柱容器に試料50夕を入れ、半径2.0伽の鉄
製半球を埋め込み、2500で50仇奴/minの速度
で引き出すときの伸びと応力を求め、その積より仕事量
として求めた。又フラース脆化点はDINU6に準じ測
定した。表1 アスファルト組成物A〜Fのバインダー性状測定結果組
成 物 A B O D E F針 入 度(25℃
) 74 72 63 59 7
0 78軟 化 点 {0 50.
5 52.5 58.5 78.0
55.0 48.0粘 度 60℃、ポイズ
6,2,00 7,800 20.,000
13,000 2,500180℃、センチ
ボイズ 9 14 31 6
8 12 7把 握 力 の〆伽)
82 98 140 178
110 41フラース槍化点他 −1
6 −18 −22 −28 −20
8又本発明によるアスファルト組成物A−E及び
比較例のアスファルト組成物Fを用い、骨材及びフィラ
ーと混合し、マーシャル安定度試験、水浸マーシャル安
定度試験を夫々ASTM D−1559一65KODA
N202に準じて行った。
この結果を表2に示す。表 2
ァスフルト合材製造条件、組成及び物性
表1、表2の結果より本発明によるアスファルト組成物
は、従来品に比し軟化度が上昇したため高温での抵抗性
大きく6000での粘度も上昇しているため従来より用
いられてきたアスファルトに比べ高温時の流動も少なく
、又480qoでの粘度は低いので作業性が良好である
。
は、従来品に比し軟化度が上昇したため高温での抵抗性
大きく6000での粘度も上昇しているため従来より用
いられてきたアスファルトに比べ高温時の流動も少なく
、又480qoでの粘度は低いので作業性が良好である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ)トール油及び/又はトール油蒸留残渣の10
0重量部と、(ロ)一般式▲数式、化学式、表等があり
ます▼ (但し式中 Rは水素、アルキル基、アルケニル基、アリール基又は
水酸基、アルキル基、アルケニル基を有するアリール基
を示す)で示される化合物より成る群より選ばれた1種
又は2種以上の化合物の0.1重量部乃至10重量部と
、(ハ)無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、アク
リル酸、メチルメタアクリル酸より成る群より選ばれた
1種又は2種以上の化合物の0乃至10重量部と、(ニ
)アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウムより
成る群より選ばれた1種又は2種以上の金属の酸化物、
水酸化物、又は塩化物の1重量部乃至10重量部、上記
(イ)と(ロ)と(ハ)と(ニ)とを加熱下に混合し反
応せしめてなる加熱反応生成物を、アスフアルトに対し
て3重量%乃至80重量%添加混合して成ることを特徴
とする道路舗装用アスフアルト組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14128578A JPS608056B2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 道路舗装用アスフアルト組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14128578A JPS608056B2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 道路舗装用アスフアルト組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5566955A JPS5566955A (en) | 1980-05-20 |
JPS608056B2 true JPS608056B2 (ja) | 1985-02-28 |
Family
ID=15288327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14128578A Expired JPS608056B2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | 道路舗装用アスフアルト組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608056B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2538773B2 (ja) * | 1986-04-30 | 1996-10-02 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 新設または修繕用施工材料 |
-
1978
- 1978-11-15 JP JP14128578A patent/JPS608056B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5566955A (en) | 1980-05-20 |
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