JPS6080407A - 椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は椅子即ち着座状態を着座者の使用形態に応じて
安楽着座状態となし、若しくは事務等の作業に応じた着
座状態となすべく座板及び背凭を傾斜調節可能となした
椅子に関し、その目的とするところは背凭を後方に傾斜
させ°Ｃ安楽着座状態となし、若しくは起立させて使用
するに際してこの背凭の回動と連動して座板後部を低く
なすことによってよ多安楽な着座状態となし又は座板前
部を低くなして事務作業にス凶した着座状態となしイ↓
）るようにしたものである。従来椅子においては、例え
ば安楽着座状態となす場合には背凭を単独で後傾可能と
なしたもの又はこの背凭後傾と連動し′Ｃ座板を前後方
向にヌライド可能となした構成が公知であるが、これ等
の従来構成では何れにし°Ｃも背凭傾動に連動させ“Ｃ
座板を傾斜させるものではないことから後傾し゛Ｃ安楽
状態をと一つ“Ｃも単に背伸びし”ご腹部を伸長させる
ことができるだけであり、それ程の安楽効果は得られず
、特に脱力して椅子に深く沈み込んだ如き安楽状態とな
すことは不可能であった。又机上における事務作業に際
し”Ｃも、前傾姿勢をとっ”Ｃ体重を座板前部にかけて
使用する場合には着座者の背中と背凭が極端に離れて背
凭の存在感がなくなるという問題があった。

本発明はこのような現状に鑑みて開発したもので、その
要旨とするところは安楽着座状態においＣは通常状態か
らの背比の後傾動に連動し−Ｃ座板を前高後低に傾斜さ
せて椅子に深く沈み込むような安楽状態となし、又机上
における事務等の作業時には座板を前低後高の前傾状と
なすとともにこの座板前傾動と連動して背比を通常状態
よりも起立若しくは前傾させて前傾姿勢の着座者の背中
と背比の間に憧端な間隔を生じないようになしたもので
あり、又背比と座板の連動時において座板傾動の回転角
よりも背比の回転角を大となすことによって人体の自然
な動作及び形態に合致した無理のない着ＥＭ状態となし
得るようにするとともに所望の着座状態への移行に際し
て背比を第速に回動移行させ得るようになしたものであ
る。

以下添附の実施図例にて本発明を説明すれは主脚１の上
端に固着されるペース部材２と該ペース部材に回動自在
に枢着される座板支持部材６と１を当該座板支持部材６
に枢着し、他端をベース部材２に枢着して座板支持部材
６の回動即ちベース部材との枢着点を中心とする回動を
所望の傾斜角度に保持する為のガタスプリング４と、座
板支持部材６の後端に枢着するとともに連結杆５にてベ
ース部材２に回動可能に枢着連結される背比支持部材６
九合せによってベース部材２に対して座板支持部材６を
回動可能となして該座板支持部材乙に上置される座板７
を後下方向又は前下方向に回動可能となして後傾若しく
は前傾動可能となすとともに背比８即ち背比支持部材６
を尚該座板７の傾動と連動して前後方向傾動可能になし
ており、史に詳細に説明すればベース部材２は第２．８
図に示すように両側壁を垂下した平板部下面を主脚１の
上端部に水平方向に回動可能に連結され、平板部上面に
は両側壁を上向き屈曲形成した副部材２′を一体に又は
別部材を溶着固定にて形成してなり、座板支持部材６は
ペース部材２に外妖側設可能な枠体に形成され両側壁上
面間に座板取付は用のプレート９を溶着固定するととも
に枢軸１０にて上記のベース部材２に上下方向回動可能
に枢着し、かつ後端部両側壁に背比支持部材６を外嵌状
態で枢、軸１１にて回動可能に枢着しており、尚該両枢
軸１１゜１１は第８図に示すように座板支持部材乙の両
側壁に溶着等にて固定された屈曲支持杆１２と該座板支
持部材６の後端部側壁間に架設状態で設けるとともに０
１１壁から外方への突出部に背比支持部材６を枢着して
背比支持部組６の回動時における回動支点たる枢軸１１
がガタつきを生じないようになしている。

而して上記屈曲支持杆１２の後端間には枢軸１６を架設
して該枢軸にて後高ｇｒ」低の傾斜状態となしたガスヌ
プリング４の後上端を枢支し、ガタスプリング４の前下
端は第２図に示すようにペース部材２両側壁後端下部に
枢軸１４にて回動可能に枢支して背比の後傾動に際して
枢軸１６力ｑ区軸１４と同高又は枢軸１４より下方に位
置することのないようになしている。又、背比支持部材
乙の上記枢軸１１による枢着点より下方位置とＭｉ］記
し１こベース部材２の後部上端部とを連結杆５を介して
枢軸１５、枢軸１６にて回動可能に連結している、 而してガヌヌプリング４として本発明ではガス圧にて常
時ピストン４′を押出し方向に付勢する構成のものを用
い、ピストン４′の端部に設けたブツシュパルプ４″′
を適宜手段にて押圧してピストンを伸長させ、スイッチ
への押圧力を除けばピストンを所定の伸長状態に保持す
るのであり、従・つて当該ブツシュバルブ４′を押圧し
てガーヌヌプリング４を動作させる為の動作機構として
は、例えは第２゜３図に示すようにベース部材２に架設
した市軸１７にて、プッシャー１８及び中［１創部材１
９を枢支し、中間部材に螺着したバネ付きの調節ボルト
２０をブツシャ−１８の段部に当接させて該プッシャー
１８をガス圧にて常時押圧されているブツシュパルプ４
′に常時消液させ、かつ中間部材１９の上部に形成した
開口に前記ベース部材２と座板支持部材６間に介在設置
される連動杆２１の屈曲部を貫通するとともにボルト締
めして連動杆２１の一端を中間部材１９に連結して一体
となし、該連動杆２１の他端には座板支持部材６、ベー
ス部材２の側壁に形成した開口６τ２′に貫通され開口
２′への貫通部分を支点とじたてこ作用により上下動可
能となしたレバー２２の端部を係合させて構成さｎ１動
作に際しては開口２′への１通部分を支点とするてこ作
用によって連動杆２１を抑しドげて中間部材１９を市軸
１７を中心に回動させて調節ボルト２０の先端でブツシ
ャ−１８を押圧して上軸１７を中心に回動させ該プッシ
ャー１８にてブツシュパルプ４＃をガヌ圧による付勢力
に抗して押圧してガススプリング４を伸縮可能状態とな
すのである。尚プッシャー１８に当接状態で設けられる
Ｗ・５節ホルト２０は、これを麻進退調節するととＫ　
Ｌ　ツテｖ　ｙ＜　−２２の操作にょるガススプリング
４の動作桟構のガタつきを防止し、遊びを調整するとと
もにその動作ヌトロークの；１ＩＩｌｉｉ節を可能とな
すものである。

従って本発明の椅子は第４図に示す通常の無負荷状態で
座板７上に着座して上記したレバー２２を操作してガス
スプリング４を伸縮可能状態となすと同時に体を後傾若
しくは前傾させて荷重を座板７の後部若しくは前部にか
りると座板支持部材６は枢軸Ｉｆ］を中、シ・に回動し
て第５図又は第６図に示すように後部若しくは前低の傾
斜状態となるのであり、この座板支持部材６の回動動作
を後下方への後傾動作に基づいて更に詳説すれば座板７
の後部に荷重をかけると座板支持部Ｕ６は枢軸１ｏを中
心に後下方へ回動すると同時に枢軸１１及び１６も又枢
軸１０を中心に第２図中矢印１％Ｑに示すように下方へ
回動するのであるが枢軸１６はガススプリング４を介し
てベース部材２の後端部に枢軸１４にて連結されている
ことがら第２図中矢印１）ｙに示すように枢軸団を中心
とする回動軌道を抽くのでるるが、この両回動軌道ｐ、
ｐ’の回転半径差をガススプリング４のピヌトン４′の
伸縮によって吸収して回動軌道Ｐに従って回動させ所定
の回動位置でガススプリング４にて保持されるのである
。而して枢軸１１の回動に伴って背比支持部材６も又後
下方へ回動するのであるが、尚該背比支持部組は枢軸１
１による枢着点より下方位置を連結杆５を介して枢軸１
５、枢軸１６にてベース部材２の後端部に連結されてい
ることから上記した枢軸１１が回動軌道。

に従って移動すると同時に、背比支持ｇＢ月６の枢軸１
５による枢着点自在が枢軸１６を中心とする連結杆５の
回動による回動軌道Ｑ′に従って移動するととから両回
動軌動Ｑ、Ｑ’の回転半径差分だけ背比支持部材６が枢
軸１１を中心に回転して、結果的に枢軸１０を中心とす
る座板支持部材６の回転角よりも枢軸１１を中心とする
回転角分だけ背比支持部材６の回１伝角を大となしてい
るのである。従って座板７即ち座板支持部材６の回転角
よりも背比８即ち背比支持部材６の回転角を大となす為
には構成コンパクトイヒ等の条件を考慮すれば背比支持
部材６は座板支持部材６との枢ｌｌｌ１ｌ１１１による
＋ｌに着点の下方位置でＡＲ軸１５による連結杆５との
枢着点を形成し、連結杆５の回動による枢軸１５の回動
軌道Ｑ′は枢４１ＩＩ１１０を中心とする枢１ＱＩ１１
１の回動軌道Ｑの回転半径内に位置して両回動軌道Ｑ、
Ｑ’の回転半径差を大となすものとする。

而して枢軸１０を中心とする座板支持部材６の回動始終
点を規制するとともに所定回動位置での停止に際しての
縁衝を目的として本発明では座板支持部材６の前端部底
面及びプレート９下面にゴム質の弾性材２６を対向して
設け、上方の弾性材２６はベース部材２の副部材２′内
に嵌合し、下方の弾性材２６をベース部材２０両側壁間
に嵌合させて座板を後下方へ回動させる際には第５図に
ボすように下方の弾性材２６をベース部材２の下面に当
接させ、逆に前下方へ回動させる際には第６図にボすよ
うに上部の弾性材２６をベース副部材２′の上面にヅ（
Ｉ接させることでストッパー機能を果たすとともに緩衝
効果を生じさせるものであり、又第４図にボす無負荷状
態即ち本発明椅子の通常状ｙ１１Ｆにおいては両弾性材
２６は均衡状態となすものである。

尚第３図中２４は主脚１内に設けられ該主脚を伸縮調節
する為のガススプリングを示し、２５ハ操作レバーを示
すものでるる。

以上のようになる本発明の椅子によれは平明１１の上端
に固設したベース部材２に座板支持部材６を回動可能に
枢設して所定の回動状態をベース部材２に取付けたガス
スプリング４にて保持するようになした椅子において、
座板支持部材６と背比支持部材６を枢軸１１にて連結し
て座板支持部材６の回動と連動して背比支持部組６を移
動可能となすとともに背比支持部材６を枢軸１１より下
方で枢軸１５を用い連結杆５の一端に枢着連結し、該連
結杆５の他端をベース部組２の後部上端部に枢軸１６に
て迎結することによ−って枢軸１０を中心とする座板支
持部材乙の後下方若しくは前下方への傾斜回動に際して
枢軸１０を中心とする枢軸１１の回転半径よりも（枢軸
１６を中心とする連結杆５の回動による栴輔１５の回転
半径を小さくなして可回転半径に差を生じさせるととに
よ−って座板支持部材６の回伝角よりも背比支持部材６
のｕ転角を大となし、もって座板７を後下方へ回動させ
て安楽着座状態となす場合には座板７の後部が低くな−
っで、しかも背比８が大幅−に後傾することからね子に
深く沈み込むような自然で無理のない安楽状態と外すこ
とができ、又この背比後傾時において荷車を後下方にか
けるに従って通常は２＝Ｉｆ；板、背比ともに夫々の枢
支点を中心に急激に後下方向へ回動するものであるが、
本発明ではガスヌプリング４を第２図に示すように椅子
の座部の後端部に抜上りに傾斜させて設置し、前下端を
枢軸１４にてベース部材２に枢着し、後上端を座板支持
部材６に固着した屈曲支持杆１２に枢軸１６枢着したこ
とによって、座板及び背比の後傾に際しても後上端の枢
着点が前下端の枢着点と同高若しくは低位となることが
ないので荷重はガスヌプリング４のピヌトン４′を圧縮
する方向に作用することから内部のガス圧が高くなって
後傾によって座板、背比が急救に後下方へ回動するおそ
れが全くないのである。

一方上記の場合とは逆に机上における事務作業時のよう
に体をｎｊｌ　ｍさせて荷車を座板７の口１１部にかけ
た場合には座板７はｌＩＪ下方に回動して前低の傾斜状
態となって着座者の動きに適応するはかりでなく背比８
も又第６図に示すように第４図の通常状態よりも起立し
て着座者の背中との間に極端な間隔を生じないようにな
すことができることがらｔ３ｉＪ傾姿勢からすぐに背比
８に凭れかか−って上記した安楽状態への移行が無理な
く容易に行えるのである。

又、本発明では座板７及び背比８の回動の為の全部品を
第３図に示すように座板支持部材６内に収納させて１１
４成したので装置をコンパクトになして外観を損ねたり
、座板７への着脱席時の障害となるおそれがな（塾成組
立てを慟易にすることができるのモｈる。更にベース部
材？、座板支持部材６の口１」端部間にゴム質の強ｉ生
材２６を対向設置して座板支持部材６の回動範囲のヌト
ツパーとして用いるば刀・ゆでなく座板支持部材６を所
望の回動角で保持するに除して該５甲性材２６でガスヌ
プリング４のガス圧による動作停止時の衝撃を核和させ
て円滑な使用を可能にするのである。

【図面の簡単な説明】

第［図は本発明椅子の実施例を示す（ＩＵＩ面図、第２
図は座板支持も１５桐の側壁を切欠した状態の側面図、
第３１ｘ１は同平面しく１、Ｓ’５４〜６図は本発明椅
子の動作状態を示す一部切欠側面図で第４図は通常状態
、第５図は後傾状態、第６図は前傾状態を示しているう １；主脚、２；ベース部材、６：座板支持部材、４：ガ
ヌヌフ′リング、５：連結杆、６：背比支持部材、７：
座板、８：背比、９ニブレート、１０：枢軸、１１：枢
軸、１２：屈曲支持杆、１６：枢軸、１４：枢軸、１５
：枢軸、１６：枢軸、１７：比軸、１８：プッシャー、
１９：中間部祠、２０：調良ｌ」ボルト、２１：連動杆
、２２ニレバー、２６：弾性材、２４：ガヌヌブリング
、２５：操作レバー。 特許出願人　株式会社　伊藤喜工作ｊ３Ｉｒ第２図 第３　ｉｉ 第　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■）主脚１の上端にベース部材２を固着し、このベース
   部材に座板支持部材６を枢軸１０にて回動可能に枢着し
   、座板支持部′４Ａ６の後端部に背凭支持部材６を枢軸
   １１にて回動可能に枢着するとともに、枢軸１０を中心
   とすり座板支持部材６の回転角よりも’ｔ’ａ　４’ｌ
   ｌｌ　１１を中心とする背凭支持部材乙の回転角を大と
   なすように背凭支持部材乙の枢軸１１による枢）２１点
   よシ下方位置を連結杆５の一端に枢軸１５にて枢着し、
   該連結杆５の他端をベース部材２の後端部に枢４１１Ｉ
   １１６に°Ｃ枢着連結しＣなることを特徴とするね子。