JPS608038A - 圧電性・焦電性フイルムの製造法 - Google Patents
圧電性・焦電性フイルムの製造法Info
- Publication number
- JPS608038A JPS608038A JP58115671A JP11567183A JPS608038A JP S608038 A JPS608038 A JP S608038A JP 58115671 A JP58115671 A JP 58115671A JP 11567183 A JP11567183 A JP 11567183A JP S608038 A JPS608038 A JP S608038A
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- JP
- Japan
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- film
- rolls
- polyvinylidene fluoride
- pyroelectric
- same time
- Prior art date
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- Pending
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C55/00—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
- B29C55/02—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
- B29C55/18—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets by squeezing between surfaces, e.g. rollers
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N30/00—Piezoelectric or electrostrictive devices
- H10N30/01—Manufacture or treatment
- H10N30/04—Treatments to modify a piezoelectric or electrostrictive property, e.g. polarisation characteristics, vibration characteristics or mode tuning
- H10N30/045—Treatments to modify a piezoelectric or electrostrictive property, e.g. polarisation characteristics, vibration characteristics or mode tuning by polarising
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N30/00—Piezoelectric or electrostrictive devices
- H10N30/01—Manufacture or treatment
- H10N30/09—Forming piezoelectric or electrostrictive materials
- H10N30/098—Forming organic materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2027/00—Use of polyvinylhalogenides or derivatives thereof as moulding material
- B29K2027/12—Use of polyvinylhalogenides or derivatives thereof as moulding material containing fluorine
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、圧電性・焦電性フィルムの製造法に関する。
更に詳しくは、しわや歪のない圧電性・焦電性フィルム
を連続的に製造することを可能とする該フィルムの製造
法に関する。
を連続的に製造することを可能とする該フィルムの製造
法に関する。
圧電性を利用してマイクロフォン、スピーカー、和音波
受発振器、無接点タッチパネルキーボードなどに、また
焦電性を利用して赤外線センサーなどにそれぞれ用いら
れている圧電性・焦tmフィルムは、一般にポリフッ化
ビニリデンシートを60〜100℃で4倍以上−軸延伸
した後、延伸フィルムの両面に電極を接触させ、90〜
130 ’Cで500〜1000 KV/cmの高電界
で分極させることにより製造されている。この方法では
、分極時に収縮するため、フィルムにしわや歪が生じる
ばかりではなく、効率よく分極させるためにフィルムに
電極を密着させておく必要があり、このため普通アルミ
ニウム蒸着電極が用いられるので、蒸着のための真空処
理との関係上バッチ毎に分極処理が行われ、しかもそれ
は高電界下でも一回の処理に数時間を要するので、作業
性の点でも劣っている。
受発振器、無接点タッチパネルキーボードなどに、また
焦電性を利用して赤外線センサーなどにそれぞれ用いら
れている圧電性・焦tmフィルムは、一般にポリフッ化
ビニリデンシートを60〜100℃で4倍以上−軸延伸
した後、延伸フィルムの両面に電極を接触させ、90〜
130 ’Cで500〜1000 KV/cmの高電界
で分極させることにより製造されている。この方法では
、分極時に収縮するため、フィルムにしわや歪が生じる
ばかりではなく、効率よく分極させるためにフィルムに
電極を密着させておく必要があり、このため普通アルミ
ニウム蒸着電極が用いられるので、蒸着のための真空処
理との関係上バッチ毎に分極処理が行われ、しかもそれ
は高電界下でも一回の処理に数時間を要するので、作業
性の点でも劣っている。
こうした方法に代って、図面の第1図に示されるような
方法も提案されている(昭和57年2月4日高分子学会
電気物性静電気研究会資料)。即ち、一定の長さを有す
るポリフッ化ビニリデンフィルム1をチャック2,2′
間にはさみ、そのフィルムを温度コントローラー3に接
続されたヒーター 4 、4’間を通過させ、そこで加
熱されたフィルムをウェイト5によって一軸延伸すると
同時に、高圧電源6に接続された電極7,7′によって
、延伸フィルム部分に電界を印加し、分極させることが
行われる。しかしながら、この方法では、一定の長さを
有するフィルムの処理しかできす、連続的な処理を行な
うことができないばかりではなく、延伸部分に電界を印
加させるため、電極位置をスライド装置8によって常に
調節しなければならず、また延伸フィルム各部分の膜厚
が変イヒするため、それに応じて電極間間隔を微調整す
ることが困難なこともあり、フィルム面全体に均一な分
極を付与することができない。
方法も提案されている(昭和57年2月4日高分子学会
電気物性静電気研究会資料)。即ち、一定の長さを有す
るポリフッ化ビニリデンフィルム1をチャック2,2′
間にはさみ、そのフィルムを温度コントローラー3に接
続されたヒーター 4 、4’間を通過させ、そこで加
熱されたフィルムをウェイト5によって一軸延伸すると
同時に、高圧電源6に接続された電極7,7′によって
、延伸フィルム部分に電界を印加し、分極させることが
行われる。しかしながら、この方法では、一定の長さを
有するフィルムの処理しかできす、連続的な処理を行な
うことができないばかりではなく、延伸部分に電界を印
加させるため、電極位置をスライド装置8によって常に
調節しなければならず、また延伸フィルム各部分の膜厚
が変イヒするため、それに応じて電極間間隔を微調整す
ることが困難なこともあり、フィルム面全体に均一な分
極を付与することができない。
本発明者は、かかる情況に鑑み、しわや歪のない圧電性
・焦電性フィルムを連続的に製造することを可能とする
方法について種々検討の結果、ポリフッ化ビニリデンフ
ィルムを、直流電源に接続され、一定間隔に保持された
一対の加熱ローJし間を通し、電圧をかけたロール間で
分極させると同時に一軸延伸させることにより、かかる
課題が効果的に解決し得ることを見出した。従って、本
発明は、このようにして行われる圧電性・焦電性フィル
ムの製造法に関する。
・焦電性フィルムを連続的に製造することを可能とする
方法について種々検討の結果、ポリフッ化ビニリデンフ
ィルムを、直流電源に接続され、一定間隔に保持された
一対の加熱ローJし間を通し、電圧をかけたロール間で
分極させると同時に一軸延伸させることにより、かかる
課題が効果的に解決し得ることを見出した。従って、本
発明は、このようにして行われる圧電性・焦電性フィル
ムの製造法に関する。
図面の第2図は、本発明方法の一態様を示す概略図であ
る。処理に際しては、捷ず一対のロール11 、11’
が用意される。このロールは、加熱できるように円筒形
ロールの内側てヒーター12 、12’を備えている。
る。処理に際しては、捷ず一対のロール11 、11’
が用意される。このロールは、加熱できるように円筒形
ロールの内側てヒーター12 、12’を備えている。
ロール間の間隔は一定に保持され、そこにポリフッ化ビ
ニリデンフィルム13が週(続的に送り込1れる。フィ
ルムは、この加熱された延伸ローラー(11,11′)
と巻取ローラー14との回転周速度比によって一軸延伸
されるが、その際延伸ローラーに接続された直流電源1
5によって、それらのローラー間に電圧をかけ、フィル
ムを分極させることも同時に行われる。
ニリデンフィルム13が週(続的に送り込1れる。フィ
ルムは、この加熱された延伸ローラー(11,11′)
と巻取ローラー14との回転周速度比によって一軸延伸
されるが、その際延伸ローラーに接続された直流電源1
5によって、それらのローラー間に電圧をかけ、フィル
ムを分極させることも同時に行われる。
このようにして製造される圧電性・焦電性フィルムは、
次のような点に特徴を有している。
次のような点に特徴を有している。
(1)延伸による結晶配向過程において分極処理が施さ
れるため、効率よく分極され、圧電性・焦電性が向上す
る。しかも、このような効果は、短時間、低電界での処
理によっても得られる。
れるため、効率よく分極され、圧電性・焦電性が向上す
る。しかも、このような効果は、短時間、低電界での処
理によっても得られる。
(2)延伸後に分極させると、延伸方向に収縮するため
しわや歪の発生を避けることができないが、延伸と分極
とを同時に行なうことにより、処理フィルム全体にわた
ってしわや歪が発生せず、しかも均一な分極が行われる
。
しわや歪の発生を避けることができないが、延伸と分極
とを同時に行なうことにより、処理フィルム全体にわた
ってしわや歪が発生せず、しかも均一な分極が行われる
。
(3)壕だ、延伸後に分極させる場合には、フィルムと
電極との間にエア・ギャップが生ぜず密着性が保持され
るように、フィルムにアルミニウムなどの良導体を電極
として蒸着してから分極し、分極フィルムを使用する場
合には、蒸着膜の不要部分を取り除くかあるいは全部を
取り除いた後必要な部分を再蒸着するなどの処理を必要
としているが、本発明方法にあっては、ロール間の間隔
が処理フィルムの厚さより小さくかつ一定に保持されて
いるため、フィルムと電極との間は常に密着しており、
従って処理する前にアルミニウムなどの蒸着を必要とは
しない。
電極との間にエア・ギャップが生ぜず密着性が保持され
るように、フィルムにアルミニウムなどの良導体を電極
として蒸着してから分極し、分極フィルムを使用する場
合には、蒸着膜の不要部分を取り除くかあるいは全部を
取り除いた後必要な部分を再蒸着するなどの処理を必要
としているが、本発明方法にあっては、ロール間の間隔
が処理フィルムの厚さより小さくかつ一定に保持されて
いるため、フィルムと電極との間は常に密着しており、
従って処理する前にアルミニウムなどの蒸着を必要とは
しない。
(4)−軸延伸されているため、延伸方向の強度が強い
フィルムが得られ、しかも分極処理を連続的に行なうこ
とができる。
フィルムが得られ、しかも分極処理を連続的に行なうこ
とができる。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例
第2図の装置を用い、延伸ローラー50℃、ローラー間
電界200 KV/2yyrs延伸ローラー周速度2.
51分、巻取ローラー周速度101分の条件下で、厚さ
130μmのポリフッ化ビニリデンフィルムを約4倍に
一軸延伸すると同時に分極処理した。
電界200 KV/2yyrs延伸ローラー周速度2.
51分、巻取ローラー周速度101分の条件下で、厚さ
130μmのポリフッ化ビニリデンフィルムを約4倍に
一軸延伸すると同時に分極処理した。
このフィルムの圧電性を測定すると、同じフィルムをま
ず60℃で4倍に一軸延伸し、次いで120℃、1時間
、500 KV/(Hの条件下で分極処理したフィルム
の圧電性と比較して、約30%の向上がみられた。
ず60℃で4倍に一軸延伸し、次いで120℃、1時間
、500 KV/(Hの条件下で分極処理したフィルム
の圧電性と比較して、約30%の向上がみられた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来提案されている圧電性・焦電性フィルム
の製造法の概略図である。第2図は、本発明に係る圧電
性・焦電性フィルムの製造法の一態様を示す概略図であ
る。 (符号の説明) 11・・・・・・・・・ロール 12・・・・・・・・・ヒ’−ター 13・・・・・・・・・ポリフッ化ビニリデンフィルム
14・・・・・・・・・巻取ローラー 15・・・・・・・・・直流電源 代理人 弁理士 吉 1)俊 夫
の製造法の概略図である。第2図は、本発明に係る圧電
性・焦電性フィルムの製造法の一態様を示す概略図であ
る。 (符号の説明) 11・・・・・・・・・ロール 12・・・・・・・・・ヒ’−ター 13・・・・・・・・・ポリフッ化ビニリデンフィルム
14・・・・・・・・・巻取ローラー 15・・・・・・・・・直流電源 代理人 弁理士 吉 1)俊 夫
Claims (1)
- 1、ポリフッ化ビニリデンフィルムを、直流電源に接続
され、一定間隔に保持された一対の加熱ロール間を通し
、電圧をかけたロール間で分極させると同時に一軸延伸
させることを特徴とする圧電性・焦電性フィルムの製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58115671A JPS608038A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 圧電性・焦電性フイルムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58115671A JPS608038A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 圧電性・焦電性フイルムの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS608038A true JPS608038A (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=14668406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58115671A Pending JPS608038A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 圧電性・焦電性フイルムの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608038A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102066088A (zh) * | 2008-04-24 | 2011-05-18 | 户谷技研工业株式会社 | 塑料薄膜延伸装置 |
EP2408034A1 (en) * | 2009-03-13 | 2012-01-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Piezoelectric polymer material, process for producing same, and piezoelectric element |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP58115671A patent/JPS608038A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102066088A (zh) * | 2008-04-24 | 2011-05-18 | 户谷技研工业株式会社 | 塑料薄膜延伸装置 |
EP2408034A1 (en) * | 2009-03-13 | 2012-01-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Piezoelectric polymer material, process for producing same, and piezoelectric element |
EP2408034A4 (en) * | 2009-03-13 | 2014-08-13 | Mitsui Chemicals Inc | PIEZOELECTRIC POLYMERMATERIAL, METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF AND PIEZOELECTRIC ELEMENT |
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