JPS60800Y2 - 灰皿 - Google Patents

灰皿

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Publication number
JPS60800Y2
JPS60800Y2 JP16158282U JP16158282U JPS60800Y2 JP S60800 Y2 JPS60800 Y2 JP S60800Y2 JP 16158282 U JP16158282 U JP 16158282U JP 16158282 U JP16158282 U JP 16158282U JP S60800 Y2 JPS60800 Y2 JP S60800Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage chamber
ashtray
inner lid
deodorizer
wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP16158282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5964697U (ja
Inventor
方昭 西森
親司 江隈
Original Assignee
白井松新薬株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 白井松新薬株式会社 filed Critical 白井松新薬株式会社
Priority to JP16158282U priority Critical patent/JPS60800Y2/ja
Publication of JPS5964697U publication Critical patent/JPS5964697U/ja
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Publication of JPS60800Y2 publication Critical patent/JPS60800Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タバコの吸殻の発する臭いや吸いさしのタバ
コの煙中の有害成分を除去しうる灰皿に関するものであ
る。
灰皿にたまったタバコの吸殻は特有の臭いを発して周囲
に不快な感じを与える。
又特に吸いさしのタバコの煙は臭いが強い上、むしろ喫
煙中のタバコの煙よりも有害成分が多いことが多数の研
究者によって証明されている。
しかしながら従来灰皿にたまった吸殻や吸いさしによる
不快臭、有害成分の除去については特に対策がとられて
いなかった。
本考案はこのような従来の問題点を解消したものである
本考案の灰皿は、第1〜6図に縦断面図を示したように
、灰皿本体1に中蓋2を設けて、中蓋2より上方を吸殻
収容室3、中蓋2より下方を固形燻蒸消臭剤収納室4と
し、この収納室4内に固形燻蒸消臭剤が燃焼を維持する
ための支持部材5を設置すると共に、中蓋2に又は中蓋
2と灰皿本体1の内壁6との間に収納室4にて蒸散した
消臭成分が吸殻収容室3に侵入するための通路7を設け
であることを特徴とするものである。
この灰皿の作用効果を説明すると、まず着火した固形燻
蒸消臭剤9を図面に一点鎖線て示したように中蓋2より
下方の収納室4内に位置するように支持部材5により支
持し、その上から中蓋2をかぶせ、この中蓋2の上方を
通常の灰皿として使用すれば、固形燻蒸消臭剤9が徐々
に燃焼していくにつれて消臭成分が蒸散し、中蓋2又は
中蓋2と灰皿本体の内壁6との間の通路7から上方の吸
殻収容室3に侵入し、タール、ニコチン、窒素酸化物、
イオウ酸化物など多種の成分の入り混ったいやな臭い及
び有害成分を長時間にわたって消去し、もって室内の清
浄が保たれ、室内に居る者の不快感がなくなり、健康保
持にも役立つ。
又固形燻蒸消臭剤9は無煙性のものを用いるのが通常で
あるので、これの燻蒸による煙公害は生じない。
なおこの固形燻蒸消臭剤9は一度着火すると散散時間な
いしW数時間燃焼を維持するので、もし喫煙しようとす
るときマツチやライターがないときは、この着火部分に
タバコを近づけて火をつけることができる。
本考案において灰皿本体1は、陶磁器、金属、ガラス、
耐熱性樹脂、天然石材などの耐熱性の材質て構成される
中蓋2も灰皿本体1同様耐熱性の材質から作られ、その
形状も第1,4図に示したような平板状、第2.5.
6図に示したような下に凸の皿状、第3図に示したよう
な上に凸の皿状など任意である。
中蓋2は丸孔、溝孔、メツシュ等有孔構造となっていて
もよく、無孔構造であってもよい 中蓋2は、灰皿本体1の内壁6途中に嵌合状に引掛けた
り(第1図参照)、灰皿本体1の上縁に載置(第2図参
照)又は嵌合(第5,6図参照)したり、灰皿本体1の
底部に載置したり(第3図参照)、灰皿本体1の内壁6
の突起8に引掛けて載置したり(第4図参照)すること
により灰皿本体1に設けられ、この中蓋2より上方の空
間が吸殻収容室3となり、下方の中蓋2と灰皿本体1の
底部とで囲まれる空間が固形燻蒸消臭剤収納室4となる
そしてこの下方の収納室4内に固形燻蒸消臭剤が燃焼を
維持するための支持部材5が設置される。
支持部材5としては、石綿など不燃性で保温性を有する
材質からできたマット又はシート(第1図参照)、メツ
シュ(第2図参照)、突状物(第3図参照)、波板(第
4図参照)、剣山(第5図参照)、中M2の下部に設け
たフック(第6図参照)などが例示できる。
固形燻蒸消臭剤とは、たとえば消臭成分を含有する物質
をタブ粉、粘結剤、その他の配合剤と共に水で練った後
、渦巻状、棒状など任意の形状に成形腰乾燥することに
より得られるものであり、これに一旦着火すると長時間
無煙燃焼を維持し、その燃焼につれて消臭成分が蒸散す
るタイプのものである。
消臭成分としては、茶、山茶花、椿、サカキ、ヒサカキ
などの椿科植物、月桂樹、クスノキなどのクスノキ科植
物の主として葉部からの抽出分又は留分が、タバコの臭
い消し及び煙中の窒素酸化物、イオウ酸化物、ニコチン
、タールの除去に卓効がある。
又本考案においては、a中蓋2、又はb中蓋2と灰皿本
体1の内壁6との間の少なくとも一方に、下方の収納室
4にて蒸散した消臭成分が上方の吸殻収容室3に侵入す
るための通路7が設けられる。
この通路7を中蓋2に設けるときは、第1.2,3,5
.6図のように中蓋2として丸孔、溝孔、メツシュ等の
有孔構造のものを用いればよく、この通路を中蓋2と灰
皿本体1の内壁6との間に設けるときは、中蓋2の周縁
に切欠部を設けるか、第4図のように内壁6に突起8を
設けてそこに中蓋を載置するか、内壁6をひだ状にして
中蓋2との間に隙間を作るようにすればよい。
第1〜6図に示した6種の灰皿を製作腰茶樹粉末の留分
を消臭成分として含む渦巻状の固形燻蒸消臭剤9に着火
してこれを灰皿本体1の底部(又は中蓋2の下部)の支
持部材5により支持部その上から中蓋2をかぶせて灰皿
として使用した実験によっては、吸殻収容室3に数本の
吸殻が貯りかつ数本の吸いさしが放置しであるにかかわ
らず、非喫煙者による官能試験によってもタバコ特有の
不快な臭いは感知されなかった。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本考案の灰皿を例示的に示した縦断面図で
ある。 1・・・・・・灰皿本体、2・・・・・・中蓋、3・・
・・・・吸殻収容室、4・・・・・・固形燻蒸消臭剤収
納室 5・・・・・・支持部材、6・・・・・・内壁、
7・・・・・・通路、8・・・・・・突起、9・・・・
・・固形燻蒸消臭剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灰皿本体1に中蓋2を設けて、中蓋2より上方を吸殻収
    容室3、中蓋2より下方を固形燻蒸消臭剤収納室4とし
    、この収能室4内に固形燻蒸消臭剤が燃焼を維持するた
    めの支持部材5を設置すると共に、中蓋2に又は中蓋2
    と灰皿本体1の内壁6との間に収納室4にて蒸散した消
    臭成分が吸殻収容室3に侵入するための通路7を設けで
    あることを特徴とする灰皿。
JP16158282U 1982-10-25 1982-10-25 灰皿 Expired JPS60800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16158282U JPS60800Y2 (ja) 1982-10-25 1982-10-25 灰皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16158282U JPS60800Y2 (ja) 1982-10-25 1982-10-25 灰皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5964697U JPS5964697U (ja) 1984-04-28
JPS60800Y2 true JPS60800Y2 (ja) 1985-01-10

Family

ID=30355064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16158282U Expired JPS60800Y2 (ja) 1982-10-25 1982-10-25 灰皿

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JP (1) JPS60800Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5964697U (ja) 1984-04-28

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