JPS6079993A - 画像複製方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、布帛９紙、フィルム、プラス千ツク等の被
複製材料への画像複製方法に関し、とく１　にカラー原
画からの画像信号に９色宸換処理および必要に応じて倍
率変換された該画像信号に基づいてダイレクトに転写支
持体もしくは被複製材料上に所望の色の多色複製３画像
を形成するための画、修複製方法に関するものである。

服地とくに婦人用服地の絵柄は１個性的でファツション
性に富むものが要求される傾向にあり。

それに対応する染色方法としては多品種少量生産に適し
た方法、たとえば転写捺染法が用いられることが多い。

この転写捺染法は、転写捺染紙の上に染料でもって絵柄
を、印刷しておき、この転写紙を布地に重ね合わせ、加
熱しながら押圧することによって転写紙に印刷されてい
る染料を布地に写柄を複製する方法ともいえる。

したがって転写捺染は、少品種多量生産向きのロール捺
染に比べれば多品種少量生産に向いた方法であるといわ
れるスクリーン捺染よりもさらにｎｕ記要求に応えるの
に最適で、しかもかなり簡便な捺染方法ではあるがこの
転写捺染においても転写紙へ絵柄を印刷するため、繁雑
な製版工程が必要である。

またスクリーン捺染においては、型枠に張られる紗に、
使用する染料の色ごとに切抜き法や写真製版法によって
絵柄を作成しなければならないが。

仁の砂型の作成は、前記した転写紙の作成より手数を要
し、かつその工程は複雑であり、熟練を要する。

このような現状にあって、フブヴシ冒ン性を重視する服
飾関連業界、インテリアデザイン業界等においては、多
品種少量生産に最適な転写捺染に対して、絵柄模様の転
写捺染紙等、転写支持体への簡便な複製方法の開発が、
要望されている。

この発明は、かかる業界がいだいている前記した如き要
望に応えるためになされたもので、カラー原画を光電走
査により色分解し、この色分解画像信号に色変換処理、
必要に応じて倍率変換処理を施した後に、当該画像信号
に基づいて直接転写支持体もしくは布帛１紙、フィルム
、プラス手ヴク等の被複製材料上に所望の色の多色ａ！
！！画像を所望の複製倍率で得るようにした方法を提供
することを目的とする。

以下、この発明にかかる実施例について９Ｍ面を参照し
ながら詳細に説明する。

第１図は、この発明にかかる方法を実施する装置の１例
の概要を示すプロづり図である。この装置の走査部は写
真！成用のカラースキャナと同様の走査部で構成されて
おり、この走査部はカラー原画（１）を装着した状態で
矢印方向（主走査方向ンに回転する原稿ドラム（２）と
、この原ａ１ｉドラムｔ２１０）軸線方向（副走査方向
）に相対移動可能な、原稿照明用光源、ピックアップレ
ンズ（４）１色分解光学系および受光素子群等を備えた
走査ヘッド（３）と。

それらの駆動装置とからなっＣいる。この例では。

カラー原画（１）が反射原稿であるので、原画（１）は
ハロゲンランプからの光を集光レンズを介して斜め方向
から照射されるようにしである。カラー原画（１）から
の反射光は色分解光学系の前面に配置されたピックアッ
プレンズ（４）によって集光され１色分解光学系へ導か
れ、従来公知のカラースキャナにおける色分解光学系に
おけると同様、各絵素ごとに赤（Ｒ１、緑０）、青（Ｂ
）の色分解画像信号に変換される。これらのＲ，Ｇ、Ｂ
各画像信号は、つぎにその前段に配置されたＡ／Ｄ変換
器（図示せず）でデジタル化された後、特定色判別回路
（６）に入力される。

この特定色判別回路（６）は、入力されたＲ、Ｇ、Ｂ各
信号値の組合わせを予め用意された多数の特定色に対応
するＲ、Ｇ、Ｂ各信号値の組合わせと比較して色判別す
るようにしたもので、かかる特定色判別回路は従来から
特色スキャナに使用されて公知であり１本願出願人も、
以前に出願し２例えば持分Ｆｇ３４９−３０３’６５．
　特公昭５１−１２９’６５．　特公昭５２−３３５２
２に開示されているため、ここ絵素ごとのＲ，Ｇ、Ｂ各
信号値の組合わせは、当該特定色判別回路（６）におい
て、各特定色ごとに付された色コードに変換され、メモ
リ装置（７）に、走査時に読みとられた時系列の順に貯
えられる。また特定色として判別された各絵素の色コー
ド情報は判別回路（６）の外部記憶装置である磁気テー
プ（８１に同じく時系列順に記録して貯えておくことも
できる。メモリ装置（７）に、各絵素に対応して書き込
まれた原画に対応する金色コード情報は、つぎに中央演
算処理装置１ｉ’（ＣＰＵ）、キーボード等の入力装置
、カラーＣＲＴ等のディスプレイ装置等から構成される
装置 （１》は、カラーＣＲＴ上に色コード情報に対応する所
定の色で表示される。

ｆこでオペレータは，色見本（これは、後述する如くこ
の発明にかかる方法によって実際に転写支持体もしくは
被転写体上に原画を複製する場合と同様，各絵素Ｐをた
とえば第２図にその１例を示す如く１６個の細分絵素Ｐ
ｉに分割し，１５３図に示す如《、各細分絵素Ｐｉに記
録されるＣ，Ｍ，Ｙ。

に各ドツトの、各絵素における数および位置を変化させ
ることにより作成したもの）を参照して複製画俄上で再
現したい色をカラー原画（１）の各構成色ごとに決定し
、当該色見本に付された所定の数値を、制御装置ａυの
キーボードによりＣＰＵの内部メモリに設定する。

この操作を終了した後、メモリ装！　＋７１から順次各
絵累ごとに色コード情報を続出し、制御装ｆｆ１Ｑ１１
のＣＰＵにおいて、Ｒ，Ｇ、Ｈに関する色コード情報か
ら、Ｃ，Ｍ、Ｙ、Ｋ　に関して各絵素ごとに記録すべき
ドツト数およびその位置がコードとして規定された特定
色デジタル情報に変換され、この特定色ディジタル情報
は、つぎにカラーマトリックス回路（９）に転送される
。カラーマトリックス回路（９）は、第２図に示す如く
、絵素（Ｐ）をたとえば１６分割し、各細分絵素ｐｉに
第３図に示すような各色微小ドツトを特定色デジタル情
報に応じて記憶するための色マトリックスデータに変換
するものでたとえばテーブルメモリで構成することがで
きる。

この色マトリックスデータは、染料噴射装置−のそれぞ
れノズルω、（財）、　（Ｃ１、（Ｋｌから吹き付けら
第１ろイエロ、マゼンタ、シアン、ブラーＩりの　４　
Ｅｌ　色！Ｊ’、：料をオン・オフ制御するためのデー
タであり、第２図の各細分絵素Ｐｉはｆｆｔｌ記各ノズ
ルの１回分の染料噴射によって記録される面積に対応し
ている。

カラーマトリックス回路（９）からは、染料噴射装置ａ
〔を制御する染料噴射コントローラ（ＩＧに前記した色
マトリックスデータおよびコントロールデータが送りこ
まれるのであるが、コントロールデータについての説明
に先立ってこの装置の複製部について説明する。

複製部は、転写支持体もしくは紙−１布帛、プラスチッ
クなどの被複製材料であるシート状物圓を装着した状態
で矢印方向に定速回転する複製ドラムａ９と、この複製
ドラム帖）の軸線方向に相対移動可能な染料噴射装ｆｉ
　ｔｌＦｉと、それらの駆動装「；とからなっている。

染料噴射装置−は、０１Ｊ記したイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの４原色染料をそれぞれ細いたとえば
直径０．１〜０．２　ｍｍ　Ｆｌｌ［の微粒子として複
製ドラム６５１上のシート状物０４！に噴射するように
されたノズル（Ｙ）　、　＠　、　（Ｃ１、（Ｋ）が複
製ドラム（１５１の軸線と平行な平面にそれぞれ一定間
隔にて配設されており、この染料噴射装置ＱｌＧは主走
査線１本に相当するビヴチすなわち第２図に示した細分
絵素Ｐ　ｉの寸法に相当するピッチで複製ドラムａ９の
軸線方向（副走査方向）に間欠的に送られるようにしで
ある。

染料噴射装置ａｅは、インキジェット記録装置として使
用されているものと同様で、既に公知であるためここで
は説明を省略するが、前記した如く各ノズル（η、　＄
＠　、　（Ｃ）　、　＠は複製ドラムａ５１ａ５軸線方
向に一定間隔（走査線幅の整数倍）−で配置されている
ため、各ノズル（Ｙｌ　、０４　、　（Ｃ１、Ｅｌを制
御するための各色マトリックスデータは所定の走査線分
遅延させて出力する必要が生ずる。

前記コントロールデータは、かかる各色マトリックスデ
ータの出力タイミングを制御するためのデータも当然含
まれるが、この外に、各絵素（Ｐ）を拡大、縮小して複
製画像の複製倍率を変更するた一タを含み、かかるコン
トロールデータは、制御装置’ｌ　（１１１で必要に応
してデータ処理を行わせてえられるものであり、制御装
ｆｆ１（Ｉｌｌからカラーマトリ・ノクス回路（９）に
供給される。−またこれらのコントロールデータは外部
記憶装置として磁気テープ（１２１に記録して貯えてお
くこともできる。

染料噴射コントローラ（１Ｇにおいでは、入力された色
マトリックスデータがそのＤ／Ａ　Ｋ　４？ｃ回路ニヨ
ってアナログ信号に変えられ、ノズル（η、　＠　、　
ｔｃＪ　、四の０Ｎ−ＯＦＦ駆動信゛号として、コント
ロールデータによる信号と併せて染料噴射装ｍ　Ｑｆｆ
ｌを制御し。

それによって各ノズル（Ｙｌ、（ハ）、　（Ｃ１、＋Ｋ
ｌからの各染料の吹付けが第３因に示す如く、各絵素Ｐ
の所定の細分絵素Ｐｉに適宜行われるようにそれぞれの
噴射が制御され、複製ドラムａ９のソート状物圓に吹付
けられたＣ、Ｍ、Ｙ、Ｋ　の各染料によりカラー原画（
１）の色変換された絵柄の複製画像が記録されることと
なる。

ノズル（η＋　Ｑｖｅ　Ｉ　（ＣＩ　Ｉ　＋ＩＱにそれ
ぞれ供給される染料にイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの昇華性分散染料を使用し、シート状物−として
転写支持体に相当する紙質のカブトンートを適宜前処理
して用いることにすれば、カラー原画（１）の絵柄が前
記各昇華性分散染料によって第４図に示すようにシート
状物（１４１に複製される。

このように、シート状物αのが転写支持体である場合に
は、第５図に示す如くこの絵柄が複製されたシート状物
αなを、熱が逃げにくい、たとえば木製の台板翰上に展
張した無地のたとえばポリエステル繊維からなるＴシャ
ツ■の上に、絵柄を対向させて重ね合わせ１５０°〜２
００℃程度に加熱した電熱ヒータ四を介して加熱押圧す
ると、第６図に示すようにＴシャツ翰に絵柄を容易に転
写することができる。

このようにこの発明にかかる方法によればどのような絵
柄模様の転写捺染紙の作成も繁雑な製版工程を１しない
ことから短時間に容易になしうる。

また、シート状物Ｃｌ４１としてたとえばポリエステル
繊維からなる布帛を直接複製ドラムロ９上に装着すれば
、所望の色で再現された複製画像が所定の複製倍率で記
録された布帛を直接得ることができるため、第５図に示
す如き転写工程を省略することができる。

この発明にかかる方法をに以外のＣ，Ｍ、Ｙの各色染料
のみで実施する場合の昇華性分散染料としては、たとえ
ばＣｎ１ｏｒ　Ｉｎｄｅｘ　Ｄｉｓｐｅｒｓｅ　Ｙｅ　
−１１ｏｗ７Ｌ同じ（Ｒｅｄ　６０．　同じ（Ｂｅｕｅ
５６のそれぞれのコンクケーキ３０部、それにリグニン
スルホン酸ソーダ２０部、エチレングリコール１０部お
よび水４０・部を加えて混和した後、炭酸ソータニてｐ
Ｈ７，２に調整する。ついでサンドミルにて平均粒度０
５μｍになるまで微粒化処理をなしてから、１μｍ　の
メンブランフィルタによってろ過シエタものを使用する
ことができる。

またシート状物０４１に直接布帛を使用する場合でも、
適宜その繊維材質に適合した睡々のイエロー。

マゼンダ、シアン、／ラックの４原色染料を作製するこ
とも可能である。

なお第１図に示した実施例においては、原稿ドラム（２
）に取付けられるカラー原画（１）が反射形のものとし
そ説明したが、原稿ドラム（２）を透明プラスチック製
のものとし、透過カラー原画を使用することも可能であ
り、そのために原稿照明をドラム内部から行えるように
しである。

また、第１図に示した実施例においては、染料噴射装ａ
Ｑ６１の各ノズル（イ）、（１４、（Ｑ　、（Ｅ）　を
複製ドラムα９の軸線方向に並置したが、複製ドラムａ
９の回転方向（主走査方向）に並置することも勿論可能
である。さらに各色複数のノズルを用いてスピードアッ
プすることもできる。

以上説明したようにこの発明によればつぎの効果かえら
れる。

（＋＋　従来の転写捺染の場合、転写紙の作成に当って
繁雑な製版工程が必要であるが、この方法によれば少な
くともイエロー、マゼンタ、シアンの３原色（望ましく
は、ブラーｌりを含めた４原色）昇華性分散染料を電子
制御により吹付けることによって転写捺染紙の作成を短
時間に容易になしうる。

ｔｉ＞　布帛９紙、フィルム、プラスチック等の被複製
材料に、染料噴射装置により直接所望の色の複製画像を
再現することができるため、転写工程を省略することが
できる。

（ｉｉ）　従来の転写捺染のように９種々の特色染ｖ１
を必要とせず、少なくともイエロー、マゼンタ。

シアンの３原色染料で所望の色を再現することができる
。

（ｉｖｌ　この方法によれば画像複製装置を従来の設ａ
（印刷機、転写装置）に比べてコンパクトに構成するこ
とが°できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる方法を実施する装置の１例の
概要を示すブ　ッ と細分絵素Ｐｉを示し、第３図は、絵素Ｐを構成する細
分絵素Ｐｉに各色微小ドツトが記録されたカラーｖｌ−
リックスの説明図、第４肉はこの発１１ｆＪにかかる方
法により作成された転写捺染紙の１例を示す呼明図、第
５図は第４図の転写紙を用いＴシャツに転写捺染を行う
手段の説明図、第６図は転写捺染がなされたＴシャツを
示す説明図である。 （１）・・・・・・カラー原画　（２）・・・・・・原
稿ドラム（３）・・・・・・走査ヘッド　（６）・・・
・・・特定色判別回路（７）・・・・・・メモリ装置 （９）・・・・・・カラーマトリヴクス回路０α・・・
・・・染料噴射コントローラ圓・・・・・・シート状物
　Ｑ５１・・・・・・複製ドラム叫・・・・・・染料噴
射装置 （Ｃ１・・・・・・シアン染料用ノズル（財）・・・・
・・マゼンタ染料用ノズル（１）・・・・・・イエロー
染料用ノズル（Ｋ）・・・・・・ブラック染料用ノズル
代理人　弁理士　間　宮　武　雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　カラー原画を各絵素ごとに光電走査して得た画像
   信号に基づいて各絵素の色を判別した後いったんメモリ
   装置に書き込み、しかる後カラーディスプレイ装置に表
   示して該カラー原画の構成色ごとに所望の色に変換し、
   該色変換法みの画像信号および所定の倍率データに基づ
   いて少すくともシアン、マゼンタ、イエロー用ノズルを
   備えた染料噴射装置を制御し、少なくともシアン、マゼ
   ンタ、イエローの３　原色染料テ。 所望の色の多色複製画像を所望の倍率で直接シート状物
   に記録するようにしたことを特徴とする画像複製方法。 ２、少す（トも、シアン、マゼンタ、イエローの３原色
   染料で所望の色の多色複製画像を記録側の細分絵素のう
   ち、所定数の細分絵素に所定色染料のドーＩトを形成し
   て色再現するようにした特許請求の範囲第１項記載の画
   像Ｐｉ製右方法