JPS607950A - 遠心分離容器および遠心分離方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心分離機に着脱自在に取付けられる遠心分離
容器に関するものである。

この種の容器は内部に被処理物を充填して遠心分離機に
装着し、遠心分離を行った後練容器を遠心分離機から取
はずし、内部の被処理物金談容器から取出すものであり
、メッキ、燐酸処理、クロメート処理等の表面処理、あ
るい１４水洗を行った後の被処理物の脱液等に用いられ
ている。該被処理物は主として金属材料からなるもので
、重量が大であるため容器から被処理物を取出すのに困
難かつ危険な作業がともなう。

本発明は−Ｈ記従来の欠点を改良１７て居！心分１へ１
Ｆ容器から被処理物を容易に取出すことを目的とするも
のであり、多孔有底容器の底部中央部に孔部分設け、該
容器内周壁から該孔部に向って漸低する多孔傾斜面部金
膜け、該孔部全弁ドアて下方から該容器内に吊下杆を挿
入し、吊下杆下端の７ラング部周縁と該容器の孔部周縁
と全離合自在に係合せしめたことを骨子とするものであ
る。

本発明を図に示す一実施例によって説明すれば、有底容
器（１）は多孔（２）Ａを形成したパンチングメタルか
らなる周壁部（２）と、該周壁部（２）に溶接仕られ多
孔（３）Ａを形成したパンチングメタルからなり中央部
に孔部（３）Ｂを設けた底部（３）と、周壁部（２）の
中間から該孔部（３）Ｂに向って滞［低１゜多孔（４）
Ａを形成したパンチングメタルからなる傾斜面部（４）
と、吊下杆（５）とからなり、該吊下杆（５）は該容器
（１ンの孔部（３）Ｂを介して下方から容器（１）内に
挿入せられ、吊下杆（５）の下部高側には遠心分離機の
回転軸が挿着せられる１に合部（５）Ａが設けられ、四
に該嵌合部（５）Ａの下縁には周縁が容器（１）の孔部
（３）８周縁に係合するフランジ部（５）Ｂを周設され
る。容器（１）の該周壁部（２）の上縁には内下方に向
って傾斜する受け縁（２）Ｂが周設ぜられ１、該吊下杆
（５）の上端には円板形の掴持部（５）Ｃが形成される
。

ト、記容器（１）は第３図に示すように蓋＠を上縁に蝶
着し底部には排液孔Ｑ０が連絡する外容器〜１）と、該
外容器Ｃυ底部から挿着され図示１．ない駆動源によっ
てブー＋７−１？Ｊを介して回転さス１．る回転軸（イ
）と該回転軸（ト）と一体で回転１−７容器（１）を乗
架させる円板（ト）Ａと、核外容器＆１）を支持する台
部（イ）とからなる遠心分離機（イ）の回転軸婚を容器
（］、）の吊下杆（５）のｌｒＺ合部（５）Ａに挿着す
ることによって設置される。そして該容器（］）には例
えばクロメート処理もしくはその後水洗されたボルトナ
ツト、メッキ処理もしくはその後水洗されたホック等の
被処理物Ｔが充填せられている。遠心分離に際しては外
容器（２０の蓋（イ）を閉めて図示し／１：い駆動源に
よりプーリー（ハ）、回転軸（ハ）および円板（イ）Ａ
を介して容器（１）全回転−リーしめる。かくして被処
理物Ｔに付着している処１ＯＴＩ液あるい底部（３）の
孔（３）Ａから遠心分離機体珍の外容器ＣＤ底部に至り
、排液孔（イ）から外部に排出される。この時被処理物
Ｔ（は帛３図矢印に示すように遠心菫り回転を停止した
場合は自重にて下行する。

したがって回転−停止を繰返すことにより被処理物Ｔけ
上下攪拌されることになシ脱液効率がよくなる。なお容
器（１）の受け！（２）Ｂけ彼処３Ｉｌ！物Ｔが容器（
１）から外方へ浴出することを防止する。

このように［、て被処理物Ｔは遠・０脱液される。

停止後蓋＠全開いて第４図および槙５図に示すように搬
送具（イ）の二股１３力に容器（１）の吊下杆（５）の
掴持部（５）Ｃを引掛けて吊下げれば容器（１）全体が
吊下杆（５）のフランジ部（５）８周様と容器（１）の
孔部（３）８周縁との保合により吊下げられて遠心分離
機（イ）の外容器２１）から取出されることが出来る。

次いで容器（１）を吊下げたま市搬送具くりによってシ
台００に搬送して支台０嶋Ｆに降ろす。第６図に示すよ
うに支台１４０は中央に孔部（４］）Ａを設けた台部（
４０と、該台部Ｑｌ）を支持する脚部ｑ２とからなり台
部Ｇ１１）の孔部（４ηＡの直径は容器（１）の底部（
３）の直径よりは小さくかつ容器（１）の吊下杆（５）
のフランジ部（５）Ｂの直径よりは大きくする。そして
支台００の孔部θ１）Ａ直下には受け器（７）が設置さ
れる。

■、たかって容器（１）を支台（４０に降ろＩ７た時、
先づ容器（１）の底部（３）が台部０１）に当接受止さ
れるが、四に搬送具（至）を降下させると吊下杆（５）
のみは降下し、かくして容器（１）の孔部（８）　Ｂ　
ＷＡ縁を吊下杆物Ｔの形状によるが、一般に４０°以上
である。

被処理物Ｔが容器（１）から全部受は器ｖ１内に落下し
たら吊下杆（５）を搬送具α）によって再び」−昇させ
吊下杆（５）のフランジ部（５）８周縁と容器（１）の
孔部（３）８周縁と全係合せしめることにより容器（１
）全体を吊下げ、ｉり＋ｌえは容器（１）に被処理物を
充填する位置まで搬送する。

ト記実施例以外、例えば９ｎ　：５Ｎ　（１）の周壁バ
ｌ５（２）の外周にリブを設け、容器（］）から被処理
物Ｔを取出す際には該リブを支台（４＊の孔部０］）Ａ
周縁に受止させてもよいが、このような構成では容器（
］）を降下させる際に正確な位置決めが必要である。

また容器は周壁もしくは底部のどちらか一方のみ多孔に
してもよい。

本発明は上記したように多孔有底容器の底部中央部に孔
部を設け、該容器内周壁から該孔部に向って漸低する多
孔傾斜面部を設けるから容器を回転させることによっ−
で遠心力が及ぼされた時、被処理物は該傾斜面部を上行
し次いで停止した時には被処理物はその自重によって下
行し、かくして回転−停止を繰返すことによって五下攪
拌が行われ、脱液効率が向上し、史に該孔部を介して下
方から容器内に吊下杆を挿入し吊下杆下端のフランジ部
周縁と：咳容器の孔部周行１．て１一方へ吊木げること
によって容器全体を吊下杆を介して吊下げつつ上行、下
行、水平移動させることが出来、一方容器を支４寺した
状態で吊下杆のみを降下させれは吊下杆のフランジから
容器下方に落下させることによって極めて容易かつ安全
に取出すことが出来る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものであり、第１図は正断
面図、第２図は第１図Ａ　−Ａ’断面図、第８図は遠心
分離器に据付けられた状態の正断面図、第４図は吊下げ
状態の側面図、５７ｒ　５図は吊下げ状態の正面図、第
６図は取出し状態の正断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多孔有底容器の底部中央部に孔部を設け、該容器内
   周壁から該孔部に向って漸低する多孔傾斜面部を設け、
   該孔部を介して下方から該容器内に吊下杆を挿入し、吊
   下杆下端の７ラング部周縁と該容器の孔部周縁とを雫合
   自在に係合せしめた遠心分離容器 ２、多孔有底容器の底部中央部に孔部を設け、該容器内
   周壁から該孔部に向って漸低する多孔傾斜面部を設け、
   該孔部を介して下方から該容器内に吊下杆をＩｆｆ人し
   、吊下杆下端の７ラング部周縁と該容器の孔部周縁とを
   離合自在に保合せしめた遠心分離容器にｉ７Ｍ処理物を
   充填するとともに遠心分離方法ｍ機内に設置し、゛該遠
   心分Ｆ愉容器の回転、停止を繰返すことによって被処理
   物の脱液を行うこと全特徴とする遠・心分離方法。