JPS607925Y2 - バルブ・エアチヤツクの係止具 - Google Patents

バルブ・エアチヤツクの係止具

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Publication number
JPS607925Y2
JPS607925Y2 JP16115477U JP16115477U JPS607925Y2 JP S607925 Y2 JPS607925 Y2 JP S607925Y2 JP 16115477 U JP16115477 U JP 16115477U JP 16115477 U JP16115477 U JP 16115477U JP S607925 Y2 JPS607925 Y2 JP S607925Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
air
ring
stem
tip
Prior art date
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Expired
Application number
JP16115477U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5487504U (ja
Inventor
裕人 榊原
Original Assignee
住友ゴム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友ゴム工業株式会社 filed Critical 住友ゴム工業株式会社
Priority to JP16115477U priority Critical patent/JPS607925Y2/ja
Publication of JPS5487504U publication Critical patent/JPS5487504U/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、バルブ・エアチャックの係止具の改良に関
するものである。
従来、タイヤのエア充填作業は、作業員がエアチャック
のエアチャックコアを、エアバルブのバルブコアに押付
け、この押付は状態を維持することにより行なっている
が、大型タイヤのエア充填には数分から数1()5)も
かかることが多いので、その間、作業員がエアチャック
から手を離せないため作業能率が悪いという問題があっ
た。
このため、第1図aに示す如く、エアチャック1(7)
頭部2と、エアバルブ3のバルブステム4とを、ナツト
部材5によりともに連結する係止具があるが、バルブス
テム4のねじ山4aがくずれるとナツト部材5の回転が
スムースにいかない欠点があり、また、第1図すに示す
如く、エアチャック1の頭部2に、スプリング6のバネ
力でバルブステム4のねじ山4aを係止する係止部材7
を設けた係止具もあるが、係止部材の係止部分の摩耗に
より係止機能が容易に損われる等の故障が多く、実用性
に欠けるという欠点があった。
この考案は、上記従来の欠点を解消するためになされた
もので、既存のエアチャックに僅かの改造を加えるのみ
で装着でき、かつ、バルブステムのねし山を痛めること
なく、かつ、又、人力によらずに常に確実に係止・保持
機能を発揮できるように工夫した係止具を新規に提供す
るものである。
以下、この考案の一実施例を添附図面に従って詳細に説
明する。
第2図および第3図に示すように、エアチャック1は、
先端にエア注入口を有する筒状頭部2に後続して、約3
0度の角度でグリップ状に屈曲した筒状胴部8を備えた
周知の構造である。
そして上記エアチャック1の頭部2の先端には、上記バ
ルブステム4を所定長さで挿入可能な円筒状の補助スリ
ーブ9を、ねじ結合10により継ぎ足している。
結合方法は螺着でもよい。一方、バルブ3のバルブステ
ム4に嵌合可能なステムリング11と、上記エアチャッ
ク1の胴部8に嵌合可能な胴リング12とを設ける。
上記ステムリング11は、エア充填作業前にエアを充填
すべきバルブステム4の先端部から嵌合するようにする
とともに、上記胴リング12は、半割状にして半径方向
から胴部8に嵌合しておき、各リング11.12は、バ
ルブステム4または胴部8を夫々軸方向に滑動すること
ができる。
上記胴リング12には、上記補助スリーブ9の方向に伸
長するアーム13を一体的に固定するとともに、該アー
ム13の先端と、上記補助スリーブ9に挿入したバルブ
ステム4に嵌合したステムリング11とを、ステムリン
グ11を軸直角方向に付勢するように引張りスプリング
14により連結して、胴リング12、アーム13、引張
りスプリング14、ステムリング11とで戊る係止具を
構成する。
而して、上記のように構成した係止具を利用して、エア
チャック1によりバルブ3からタイヤ(図示せず。
)にエアを充填するには、まず、作業員が、バルブ3の
バルブステム4にステムリング11を嵌合し、エアチャ
ック1の補助スリーブ9にバルブステム4の先端部を挿
入していくと、第4図に詳細に示す如く、エアチャック
1のチャックコア15とバルブ3のバルブコア16とが
相互に突き当って後退し、エア流通孔15a、16aを
開放するようになり、エアチャック1からのエアは、各
エア流通孔15a、15bを通りバルブ3からタイヤに
充填され始める。
そして、このエア充填状態のまま作業者がエアチャック
1から手を離すと、引張りスプリング14のバネ力によ
り、胴リング12はアーム13を介して胴部8との嵌合
隙間a分だけ傾けられて、両端縁が胴部8に係止され、
軸方向に滑動しないように保持されるとともに、バルブ
ステム4は、ステムリング11を介して補助スリーブ9
との嵌合隙間すだけ傾けられて、先端縁と補助スリーブ
9の開口縁に対応する部分が、該補助スリーブ9に係止
され、軸方向に滑動、即ち、バルブステム4の挿入方向
に抜脱不自在に係止・保持されることになる。
この場合、胴リング12およびステムリング11を、バ
ルブチャック1の頭部2から遠ざける方向に回置させれ
ば、引張りスプリング14のバネ力が強くなるので、よ
り強力にバルブチャック1にバルブステム4を係止・保
持することができる。
また、アーム13は、てこの原理で、胴リング12並び
にバルブステム4の先端部に作用する係止力が拡大され
るように考慮したもので、その長さ、あるいは引張りス
プリング14のバネ定数、各リング11.12の幅、補
助スリーブ9の長さ等は、必要な係止・保持力に応じて
適宜選定することができる。
なお、タイヤ1へのエア充填が完了してエアリミツト装
置が働いた後に、エアチャック1とともにステムリング
11をバルブ3から抜けば、エア充填作業が完了する。
以上の説明からも明らかなように、この考案は、エアチ
ャックに補助スリーブを継ぎ足し、胴リングのアームと
スリーブリングとを引張りスプリングで連結して、補助
スリーブに挿入したバルブステムを、引張りスプリング
により傾けて抜脱不自在に係止・保持し得るようにした
係止具であるから、一度セットすれば作業員がエアチャ
ックから手を離せるから省力化が可能となり、又作業能
率が向上する一方、上記従来の係止具の場合ように、バ
ルブステムのねじ山がくずれていても確実に係止でき、
また、摩耗もないので係止機能が損われることも全く生
じない。
さらに、既存のエアチャックに補助スリーブを取付ける
だけで装着でき、その係止具構造も、2個のリング、ア
ーム、引張りスプリングで成るから、きわめて簡単かつ
コスト安に製造できる等、種々の利点を有し、実用上の
価値が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよび第1図すは従来の係止具の斜視図、第2
図はこの考案に係る係止具の斜視図、第3図は第2図の
部分断面正面図、第4図はエア充填構造を示す縦断面図
である。 1・・・・・・エアチャック、2・・・・・・頭部、3
・・・・・・エアバルブ、4・・・・・・バルブステム
、訃・・・・・胴部、9・◆・・・・補助スリーブ、1
1・・・・・・ステムリング、12・・・・・・胴リン
グ、13・・・・・・アーム、14・・・・・・引張り
スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端にエア注入口を有する頭部に後続して、グリップ状
    に屈曲した胴部を備えたバルブ・エアチャックにおいて
    、 上記頭部の先端に、バルブステムの先端部を挿入可能な
    補助スリーブを継ぎ足す一方、上記バルブステムに嵌合
    可能なステムリングと、上記胴部に嵌合可能な胴リング
    と、該胴リングと一体のアームと、該アームの先端と上
    記ステムリングとを連結する引張りスプリングとを備え
    、エア充填時、上記補助スリーブに挿入したバルブステ
    ムの先端部を上記引張りスプリングにより傾けて、抜脱
    不自在に係止・保持し得るようにしたことを特徴とする
    バルブ・エアチャックの係止具。
JP16115477U 1977-11-30 1977-11-30 バルブ・エアチヤツクの係止具 Expired JPS607925Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16115477U JPS607925Y2 (ja) 1977-11-30 1977-11-30 バルブ・エアチヤツクの係止具

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JP16115477U JPS607925Y2 (ja) 1977-11-30 1977-11-30 バルブ・エアチヤツクの係止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5487504U JPS5487504U (ja) 1979-06-21
JPS607925Y2 true JPS607925Y2 (ja) 1985-03-19

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JP16115477U Expired JPS607925Y2 (ja) 1977-11-30 1977-11-30 バルブ・エアチヤツクの係止具

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JPS5487504U (ja) 1979-06-21

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