JPS607921B2 - 遠心型減圧濃縮装置 - Google Patents
遠心型減圧濃縮装置Info
- Publication number
- JPS607921B2 JPS607921B2 JP17722881A JP17722881A JPS607921B2 JP S607921 B2 JPS607921 B2 JP S607921B2 JP 17722881 A JP17722881 A JP 17722881A JP 17722881 A JP17722881 A JP 17722881A JP S607921 B2 JPS607921 B2 JP S607921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- container
- storage container
- rotating shaft
- sample storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/10—Vacuum distillation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/08—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping in rotating vessels; Atomisation on rotating discs
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新しい加熱方法を採用した遠心型減圧濃縮装
置に関するものである。
置に関するものである。
あまり温度を上げられない試料溶液の濃縮、乾燥に減圧
下での処理がある。
下での処理がある。
この処理の際、試料を静止しておくと、沸点の低下によ
り液に突雛が生じ、試料が飛散して回収ロスが生じる。
り液に突雛が生じ、試料が飛散して回収ロスが生じる。
従来、この突縦の防止策として容器を回転させたり振っ
たりして表面積を拡げる方法と、試料に遠心力を与えて
強制的に突沸を抑える方法とがある。前者の方法を探っ
た装置といまロータリー・ェバポレーターがある。
たりして表面積を拡げる方法と、試料に遠心力を与えて
強制的に突沸を抑える方法とがある。前者の方法を探っ
た装置といまロータリー・ェバポレーターがある。
このロータリー・エバポレーターは試料の入ったフラス
コを回転させ乍ら、試料の表面積を拡げ、湯格から試料
の蒸発に必要な熱量を受けて濃縮するもので、大変スピ
ーディに試料を処理することができる。一方後者のもの
としては、遠心型減圧濃縮装置がある。
コを回転させ乍ら、試料の表面積を拡げ、湯格から試料
の蒸発に必要な熱量を受けて濃縮するもので、大変スピ
ーディに試料を処理することができる。一方後者のもの
としては、遠心型減圧濃縮装置がある。
この装置は、検体数１検体当りの液量、突沸防止の安定
性、試料の脱着の操作性に優れているが、試料容器が高
速回転しているので、加熱が充分にできず処理速度が劣
る難点がある。その原因は、赤外線ヒーターの使用や真
空容器全体を加熱する方法を探っているため熱伝導が悪
く、均一な加熱ができないからである。そのため減圧濃
縮では前者が多用されている。
性、試料の脱着の操作性に優れているが、試料容器が高
速回転しているので、加熱が充分にできず処理速度が劣
る難点がある。その原因は、赤外線ヒーターの使用や真
空容器全体を加熱する方法を探っているため熱伝導が悪
く、均一な加熱ができないからである。そのため減圧濃
縮では前者が多用されている。
この欠点を改善するため、先に実開昭５５−２５１１４
号公報に示されるようなローターにヒーターを組込んだ
ものを開発したが、ヒーターに電力を供給するための機
構（スリップリングやブラシ等）が複雑になるため高価
になり、ブラシの交換の必要がある欠点があった。そこ
で本発明者等は種々研究の結果、構造を工夫して常圧下
での加熱方法をとる構造とすることにより安価に提供し
得ることを可能にすると共に、均一な加熱が行なわれる
優れた遠心型減圧濃縮装置の製作に成功したので、ここ
に開示するものである。
号公報に示されるようなローターにヒーターを組込んだ
ものを開発したが、ヒーターに電力を供給するための機
構（スリップリングやブラシ等）が複雑になるため高価
になり、ブラシの交換の必要がある欠点があった。そこ
で本発明者等は種々研究の結果、構造を工夫して常圧下
での加熱方法をとる構造とすることにより安価に提供し
得ることを可能にすると共に、均一な加熱が行なわれる
優れた遠心型減圧濃縮装置の製作に成功したので、ここ
に開示するものである。
即ち、本発明は、アルミニューム合金等の熱伝導の良い
金属から成る通数本の試料収納容器ホルダーを底部に突
出して設けた密閉型試料収納容器を密閉容器内に回転自
在に設け、その回転軸を中空にし、この中空回転軸を通
して前記試料収納容器内の空気を排気するように構成す
ると共に、前記密閉容器に加熱装置を設け、この加熱装
置により密閉容器内の空気を加熱し、この加熱された空
気中を試料容器を入れたホルダーを旋回させ前記加熱さ
れた空気によりホルダーを介して試料容器を加熱し、他
方試料収納容器内の空気を中空回転軸を介して真空ポン
プで排気して試料の減圧濃縮を行うようにしたものであ
る。
金属から成る通数本の試料収納容器ホルダーを底部に突
出して設けた密閉型試料収納容器を密閉容器内に回転自
在に設け、その回転軸を中空にし、この中空回転軸を通
して前記試料収納容器内の空気を排気するように構成す
ると共に、前記密閉容器に加熱装置を設け、この加熱装
置により密閉容器内の空気を加熱し、この加熱された空
気中を試料容器を入れたホルダーを旋回させ前記加熱さ
れた空気によりホルダーを介して試料容器を加熱し、他
方試料収納容器内の空気を中空回転軸を介して真空ポン
プで排気して試料の減圧濃縮を行うようにしたものであ
る。
以下この発明の実施例を図面に基づき説明すれば次の通
りである。
りである。
第１図は実施例の一部を裁断した正面図で、１は底部に
アルミニューム合金等の熱伝導の良い金属から成る適数
本の試料容器ホルダー２を突出して設けた密閉型試料収
納容器である。
アルミニューム合金等の熱伝導の良い金属から成る適数
本の試料容器ホルダー２を突出して設けた密閉型試料収
納容器である。
この試料収納容器１は、密閉容器３内に回動自在に設け
られた中空回転軸４に取付けられ、モーター５によって
フ。
られた中空回転軸４に取付けられ、モーター５によって
フ。
−ｌｉ｝６、Ｖベルト７及びプーリー８を介して駆動さ
れ、内部の空気は中空回転軸４に設けた透孔９から中空
回転軸４及びその下端に連結される排気管１０を介して
図示しない真空ポンプによって排気されるように構成さ
れている。１１は密閉容器３の底部に設けたヒーター、
１２，１３はホルダー２の保持盤、１４は外蓋１５の止
金、１６は内蓋１７の止ネジ、Ｐは試料を入れた試験管
である。
れ、内部の空気は中空回転軸４に設けた透孔９から中空
回転軸４及びその下端に連結される排気管１０を介して
図示しない真空ポンプによって排気されるように構成さ
れている。１１は密閉容器３の底部に設けたヒーター、
１２，１３はホルダー２の保持盤、１４は外蓋１５の止
金、１６は内蓋１７の止ネジ、Ｐは試料を入れた試験管
である。
次にその使用法と作用効果について述べれば、先ず止金
１４と止ネジ１６を外して外蓋１５と内蓋１７を開披し
、試料を入れた試験管Ｐを夫々ホルダー２に挿入する。
１４と止ネジ１６を外して外蓋１５と内蓋１７を開披し
、試料を入れた試験管Ｐを夫々ホルダー２に挿入する。
そして内蓋１７と外蓋１５を順次止ネジ１６と止金１４
で閉じてから電源スイッチをオンにする。かくすると、
リレー回路により先ずヒーター１１回路が閉略すると共
にモーター５が起動を始め、回転が安定した後、別スイ
ッチをオンにし、真空ポンプを起動させる。
で閉じてから電源スイッチをオンにする。かくすると、
リレー回路により先ずヒーター１１回路が閉略すると共
にモーター５が起動を始め、回転が安定した後、別スイ
ッチをオンにし、真空ポンプを起動させる。
従って密閉型試料収納容器１内は図示しない前記真空ポ
ンプにより透孔９、中空回転軸４、排気管１０を介して
排気されて減圧状態となり、密閉容器３内の空気はヒー
ター１１によって加熱され、この加熱された空気中を試
料収納容器１はモーター５によって回転することになる
。
ンプにより透孔９、中空回転軸４、排気管１０を介して
排気されて減圧状態となり、密閉容器３内の空気はヒー
ター１１によって加熱され、この加熱された空気中を試
料収納容器１はモーター５によって回転することになる
。
即ち、本発明では試料をホルダー２及び試験管Ｐを介し
て加熱空気によって加熱するものである。
て加熱空気によって加熱するものである。
本発明では、このように常圧での加熱構造（又は方法）
を探り、しかも従来の密閉容器内を排気するものとは異
なり、試料収納容器１内のみを減圧する構造としたので
、真空にするための排気時間の短縮並びに真空ポンプの
小容量化、従って装置を小型且つ安価に製造することが
可能になった。
を探り、しかも従来の密閉容器内を排気するものとは異
なり、試料収納容器１内のみを減圧する構造としたので
、真空にするための排気時間の短縮並びに真空ポンプの
小容量化、従って装置を小型且つ安価に製造することが
可能になった。
また従来の回転体にヒーターを設ける場合に比し、電力
供給装置が遥かに簡単になると共に、充分なヒーター設
置面積がとれるので、用途に応じて任意のワット数のヒ
ーターに自由変えられるという製作上の利点を有する。
供給装置が遥かに簡単になると共に、充分なヒーター設
置面積がとれるので、用途に応じて任意のワット数のヒ
ーターに自由変えられるという製作上の利点を有する。
しかも試料収納容器１と試料容器ホルダー２の回転によ
って密閉容器３内の加熱空気が灘拝されるので、均一な
加熱が行なわれる特長があり実用上、遠心型減圧濃縮装
置として工業的価値が高いものである。
って密閉容器３内の加熱空気が灘拝されるので、均一な
加熱が行なわれる特長があり実用上、遠心型減圧濃縮装
置として工業的価値が高いものである。
第１図はこの発明の実施例の一部裁断正面図である。
１・・・密閉型試料収納容器、２・・・試料容器ホルダ
ー、３・・・密閉容器、４・・・中空回転軸、５・・・
モーター、Ｐ・・・試験管。 第１図
ー、３・・・密閉容器、４・・・中空回転軸、５・・・
モーター、Ｐ・・・試験管。 第１図
Claims (1)
- １ アルミニユーム合金等の熱伝導の良い金属から成る
適数本の試料容器ホルダーを底部に突出して設けた密閉
型試料収納容器を密閉容器内に回転自在に設け、その回
転軸を中空にし、この中空回転軸を通して前記試料収納
容器内の空気を排気するように構成すると共に、前記密
閉容器に加熱装置を設けたことを特徴とする遠心型減圧
濃縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17722881A JPS607921B2 (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 遠心型減圧濃縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17722881A JPS607921B2 (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 遠心型減圧濃縮装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5879503A JPS5879503A (ja) | 1983-05-13 |
| JPS607921B2 true JPS607921B2 (ja) | 1985-02-28 |
Family
ID=16027387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17722881A Expired JPS607921B2 (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 遠心型減圧濃縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607921B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513362Y2 (ja) * | 1987-08-31 | 1993-04-08 | ||
| JPH0691921B2 (ja) * | 1987-09-01 | 1994-11-16 | 関西化学機械製作株式会社 | 同軸蒸発装置 |
| JP3896449B2 (ja) * | 1998-04-13 | 2007-03-22 | 株式会社シンキー | 攪拌脱泡装置 |
| GB2436075B (en) | 2006-03-17 | 2009-04-15 | Genevac Ltd | Evaporator and method of operation thereof |
| JP2015085295A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 東京理化器械株式会社 | 遠心減圧濃縮装置 |
| JP2015085296A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 東京理化器械株式会社 | 遠心減圧濃縮装置 |
| JP6577211B2 (ja) * | 2015-03-18 | 2019-09-18 | 東京理化器械株式会社 | 遠心減圧濃縮装置 |
| CN113546708B (zh) * | 2021-07-26 | 2022-08-16 | 杭州都林生物科技有限公司 | 一种全自动前处理装置 |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP17722881A patent/JPS607921B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5879503A (ja) | 1983-05-13 |
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