JPS607898A - 洗濯物の脱水すすぎ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は主に二槽式６Ｌ７？１２機の脱水槽側において
実行する洗濯物の脱水すすぎ方法に係り、特に脱水、制
動、給水よりなるすすきサイクルを、数回繰り返し実行
する洗濯物の脱水すすき方法に関するものである。

（従来技術） 先ず、この種の脱水すすき方法を実行する二槽式洗濯機
において、その概略構成を第１図に従って説明する。第
１図において、１は洗濯機外枠、２は洗濯槽、３は脱水
受槽、４は樹脂製底台、５は脱水槽駆動用のモータ、６
はパルセータ駆動用のモータ、７は操作パネル部、８は
洗濯側と脱水側とに選択的に給水させる切替コック、９
は給水弁、ｌＯは脱水側給水路、１１は脱水側給水Ｌ１
．１２はモータ５により回転される脱水槽、１３はモー
タ６により回転されるパルセータ、１４は制水ホースで
あり、洗濯槽２側で洗濯物を洗濯した後膣洗濯物を脱水
槽１２内に移し替え、脱水タイマーをセットすることに
より洗濯物の脱水すすきを実行するものである。

このような脱水すすきは、従来専ら脱水槽の連続回転に
より洗濯物の脱水を行なう脱水動作、脱水槽の回転に制
動をかけて停止させる制動動作、及び脱水槽内に給水す
る給水動作よりなるすずきサイクルを、数回繰り返し実
行することにより行なうようにしていたか、この方法で
は、脱水槽の停止状態で給水動作を行ない、その給水動
作の後直ちに次のすすきサイクルの脱水動作に移る為、
上方部及び外周寄りに位置する洗濯物は新鮮な水と充分
な接触をもつ間もなく脱水され、底部中央寄りに位置す
る洗濯物に比べて洗剤分の溶出が極めて悪く、従ってす
すき進行度合も極めて悪くなり、すすぎ効果に大きなば
らつきを生じることになっていた。

一般に、洗濯物１５を脱水槽１２に納めて脱水を行なう
と、洗濯物Ｉ５は第２図示のように、遠心力により脱水
槽１２の内面に押し付けられて圧縮された状態となり、
この状態は脱水槽１２の回転か停止しても殆んど変化す
ることなく、保たれる。而してこの状態で脱水槽１２内
に第３図示のように給水すると、新鮮な水は矢印で示す
ように底部に向って流れ洗濯物に浸透して行くか、その
浸透速度は洗濯物１５が圧縮状態にある為非常に遅く、
上方部及び外周寄りの洗濯物１５に浸透するまでにはか
なりの長い時間を要することになる。

従って、給水動作の後、直ちに脱水動作に移ると、底部
中央寄りの洗濯物１５は新鮮な水が浸透して該水との接
触時間を充分にもち、洗剤分を効果的に溶出することに
なるが、」一方部及び外周寄りの洗濯物１５は新鮮な水
が殆と浸透しておらず、該水との接触を充分にもつこと
かできない為、６Ｌ剤分の溶出が悪く、先に述へたよう
な不都合を招くものである。そして、」二方部及び外周
寄りの洗濯物１５において充分なすすき効果を得ようと
すれば、すすきサイクルを数多く繰返し実行しなけれは
ならす、時間及Ｏ・水等を多く費すことになる。

（目的） 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、給水動作区
間において脱水槽を間欠的に回転させることにより新鮮
な水を洗濯物に一様に浸透させ、洗剤分を効果的に溶出
させるようにしたものである。

（実施例） 以下第４図乃至第６図に示した本発明の実施例について
第１図及び第２図を参照しなから詳細に説明する。

先ず、第４図において、脱水タイマーはメインスイッチ
ＭＳＷ、３個のスイッチＳＷＩ〜ＳＷａ及び反転スイッ
チＲ５を具備し、上記スイッチｓｗ＋−５ｅａは第５図
示のタイムチャートに従って動作する。又、反転スイッ
チＲ５は接点ａ側ＯＮ、中立（ＯＦＦ）、接点す側ＯＮ
、中立（ＯＦＦ　）を短かい周期で繰返すものであり、
接点ａ及び接点すのＯＮ時間を例えば５秒以下に設定す
る。このように５秒以下に設定する理由は反転スイッチ
Ｒ５によるモータ５の駆動即ち脱水槽１２の回転が水を
洗濯物に浸透させることを目的とし、脱水を目的としな
い為であって、ＯＮ時間を′長（設定すると水が洗濯物
を通過し槽外に排出されるからであり、脱水槽１２の回
転数を定格負荷で２００〜２５Ｏｒｐｍ　程度に抑えて
いる。

而して、上記スイッチＳＷＩは切替片をメインスイッチ
Ｍ　Ｓ　Ｗを介して交流電源ＡＣの一方の端子に、接点
ａをモータ５の一方の端子に、接点すをスイッチＳＷ２
の切替片に夫々接続する。又、スイッチＳＷ２は接点ａ
を反転スイッチＲ５を介してモータ５に、接点すをダイ
オードＤを介してモータ５の他方の端子に夫々接続する
。さらに、スイッチＳ、Ｗ３は給水弁９と直列回路を形
成して、スイッチＳＷＩの接点すと交流型ＩＪＦ、　Ａ
　Ｃの他方の端子間に接続する。

（実施例の動作） 今、洗濯終了後の洗濯物を洗濯槽２から脱水槽１２に移
し替え、脱水タイマーを所望の状態にセットすると、モ
ータ５はメインスイッチＭＳ〜■、スイッチＳＷＩの接
点ａ側を通して通電さｇ、一方向に連続的に駆動するこ
とにより、脱水４．ｊｌｌ、ｉ　ｌ　２を回転する。す
ると、脱水槽１２は連続回転によりやがて定常回転数に
達し、洗濯物に含まれてし）る洗濯水を振り切り排出す
ることにより脱水を行なう。そして、所定の時間か経過
して、スイ・ノチＳＷＩが接点す側にＯＮ、スイッチＳ
　Ｗ　２か接点す側にＯＮの各状態になると、制動動作
に入り、モータ５はダイオードＤを介して直流電圧力Ｓ
剛力［」されてブレーキが掛かり、脱水槽１２の回転を
速やかに停止し、制動動作を終了する。この終了時洗濯
物１５は第２図示のように、脱水槽１２の内向に押し付
けられて圧縮状態にある。

このような制動動作の後、給水動作に入ると、給水弁９
にスイッチＳＷＩの接点す側、スイッチＳＷ３を通して
通電することにより、該弁９を開き脱水１７５１２内に
所定時間給水を行なう。一方、この間、モータ５にはス
イッチＳＷＩの接点す側、スイッチＳＷ２の接点ａ側、
反転スイッチＲ３を通して通電し、該反転スイッチＲ５
によってモータ５を左右に反転駆動することにより、脱
水Ｊｉ、！ｊ　］　２を間欠的に反転する。この脱水槽
１２の回転により脱水槽１２の中央に給水された新鮮な
水を第６図示のように洗濯物に強制的に浸透させること
になり、脱水槽１２の間欠回転によって新鮮な水は中央
寄りの洗濯物から外周寄りの洗濯物まで充分に浸透して
洗濯物に含まれる洗剤分を効果的に溶出さぜることがて
きる。この間欠回転動作において、モータ５の１回当り
のＯＮ時間を５秒以下という短かい時間に設定し回転数
を低速度（２００〜２５０ｒｐ＋ｎＪ２１、下）に抑え
ている為、新鮮な水は洗濯物に浸透する程度で、洗濯物
を素通りして脱水槽１２外に排出されることはない。又
、脱水槽１２は左右反転する為に洗濯物を動かす、即ち
踊らすことになり、洗剤分の溶出をより促進することが
でき、さらに負荷か小さくＯＦＦ時間内に脱水槽１２が
停止しなかったところで反転により脱水槽１２の回転の
初期速度は常に零から始まる為、脱水槽１２の回転数か
必要以」二に上萌することがなく、従って脱水という事
態に陥入ることはない。

このような給水動作の終了により１回のすすきサイクル
を終え、以後必要に応じてすすきサイクルを数回繰り返
すことにより、洗濯物の脱水すすきを行なうものである
。

尚、本発明は上記しかつ図面に示す実施例にのみ限定さ
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形
して実施し得ること勿論である。

（効果） 以上のように本発明によれば、給水動作区間、脱水槽を
間欠的に回転させて遠心力により水を洗濯物に浸透させ
ることにより、底部中央寄り゛に限らす上方部及び外周
寄りの洗濯物にも新鮮な水を充分に浸透、接触させて洗
剤分の溶出を効果的に行なわすことかでき、すすき進行
度合及びすすぎ効果のばらつきを抑制することができ、
従ってすすきサイクルの実行回数を少なくすることも可
能で、時間及び水の節約にも役立つ等、実用上非常に優
れたものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は二槽式洗濯機の概略構成説明図、第２図は脱水
時の洗濯物の状態を示す図、第３図は同給水時の状態を
示す図、第４図は本発明の脱水すすぎ方法を実行する二
槽式洗濯機の脱水側電気回路図、第５図は同タイムチャ
ート、第６図は同給水時の状態を示す図である。 ５：脱水槽駆動用のモータ、９：給水弁、ＩＩ：脱水側
給水口、１２：脱水槽い１５：洗濯物、ＳＷ１〜Ｓ’Ｗ
３：スイッチ、Ｒ１反転スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、脱水槽の連続回転により洗濯物の脱水を行なう脱水
   動作、脱水槽の回転に制動をかけて停止させる制動動作
   、及び脱水槽内に給水する給水動作よりなるすすぎサイ
   クルを、数回繰り返し実行してなる洗濯物の脱水すすぎ
   方法において、上記すすきサイクル中の給水動作区間、
   脱水槽を間欠的に回転させて遠心力により水を洗濯物に
   浸透させてなることを特徴とする洗濯物の脱水すすぎ方
   法。