JPS6078412A - 被取付物の取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フォトディテクター等の取付位置を出力を見
ながら調整する必要のある被取付物を基台等の固定側に
取付ける装置に関するものである。

従来技術 固定側に取着される固定部材と被取付物が取着される取
付部材とを、相互に直交するＸ、Ｙ方向の精密なスライ
ド機構を介して連結した取付装置、固定部材と取付部材
とを長穴の範囲で移動させてビスで固定する取付装置等
が知られている。

これらの取付装置であると被取付物を固定側に位置調整
して取付けできるが、しかしながら前者の取付装置であ
ると精密なスライド機構を必要とするからコストが高く
なってしまうとの不具合を有し、後者の取付装置である
と構造簡単で安価であるが、その反面位置調整操作が面
倒であると共に、ビスで固定する際に位置がずれてしま
い正確に位置決めすることが困難である不具合を有する
。

発明の目的 被取付物を固定側に対して相互に直交する２方向に位置
調整して取付けできると共に、構造簡単で安価であシ、
さらには調整操作が簡単であると共に、正確に位置決め
できるようにすることを目的とする。

発明の構成 固定側に取着される固定部材にリンクを上下揺動自在に
支承し、かつこのリンクに当接する第１ネジを螺合する
と共に、前記リンクには被取付物が取着される取付部材
を回動自在に支承し、この取付部材にはリンクに当接す
る第２ネジを螺合すると共に、固定部材と取付部材とに
亘ってバネを設けて第１．第２ネジをり／りに当接した
もの。

実施例 第１図は正面図、第２図は縦断面図であシ。

固定個人に取着される固定部材１は横壁２と縦壁３とに
よりＬ形となシ、縦壁３の両端には一対の張出し片４，
４が一体形成されていると共に、横壁２０両端には一対
の立上）片５．５が一体形成され、その一対の立上シ片
５．５間に架設した第１軸６にはリンク７の一端側が上
下揺動自在に支承しであると共に、該リンク７の一端面
７αには縦壁３に螺合した第１ネジ８の先端８ａが当接
している。

９は被取付物が取着される取付部材であυ、両側縦壁１
’Ｏｍ　Ｉ　Ｏと連結縦壁１１とによって横断面コ字状
となり、その両側縦壁１０，１０間にリンク７の他端側
に臨ませであると共に。

両側縦壁１０，１０とリンク７とに亘って第２軸１２が
嵌挿取付けられて取付部材９とリンク７とは上下方向に
回動自在に連結され、リンク７の一端面７αには連結縦
壁１１に螺合した第２ネジ１３の先端＋３αが当接して
いると共に。

前記一対の張出し片４．４間に架設したピン１４と前記
両側縦壁ＩＱ、ＩＱ間に架設したピン１５との間にバネ
１６が取付けである。

前記両側縦壁ＩＯには被取付物となる受光素子Ｂが取付
けられ、この受光素子Ｂの取付位置は前記第１．第２軸
６．＋２によシ構成される直角二等辺三角形の頂点とな
っている。

つまシ、受光素子Ｂは第１軸６の真上で、第２軸Ｉ２の
真横に位置している。

しかして、第鷹ネジｇを締め付けるとリンク７は第１軸
６を中心として時計方向に揺動するので、取付部材９も
リンク７とともに時計方向に揺動して受光素子Ｂ・−は
Ｘ方向（＋］側に移動する。

第１ネジ８を弛めるとリンク７はノ（ネ１６の力で第１
軸６を中心として反時計方向に揺動し。

取付部材９もリンク７とともに反時計方向に揺動するの
で受光素子ＢはＸ方向（−）側に移動する。

また、第２ネジ１３を締め付けると取付部材９は第２軸
１２を中心として反時計方向に回動し、受光素子Ｂは前
記Ｘ方向と直交するＹ方向（＋）側に移動する。

第２ネジＩ３を弛めると取付部材９は第２軸Ｉ２を中心
としてバネ１６の力で時計方向に回動し、受光素子Ｂは
Ｙ方向（−］側に移動する。

この様に、第１．第２ネジ８，１３を締め付け、弛め操
作するとの簡単な操作で受光素子Ｂを相互に直交する２
方向に位置調整して固定側に取付けできる。

また、リンク７と第１．第２ネジｇ、１３はバネ１６の
力で常時押しつけ合っているので、ビス等で固定する必
要がなく、常に第２．第２ネジδ、１３を締め付け、弛
め操作した位置に保持されると共に、軸部のガタ、ネジ
部のガタはバネ１６の力で吸収できるから、正確に位置
決めできる。

また、固定部材Ｃとリンク７とを第１軸６で連結し、リ
ンク７に取付部材９を第２軸Ｉ２で連結し、固定部材１
と取付部材９とにリンク７に当接する第１．第２ネジ８
．＋３を螺合すると共に、固定部材ｇと取付部材９とに
バネ＋６を設けただけであり、構造簡単で安価となる。

また、第儂、第２ネジ８．Ｉ３は同一側におい、て上下
に並列に位置しているので、同一側よシ位置調整できる
。

発明の効果 被取付物Ｂを固定側Ａに対して相互に直交する２方向に
位ｔａ整して取付けできると共に、構造簡単で安価であ
る。

また１第１−第２ネジｇ、１３を締め付け、弛め操作す
るとの簡単な操作で調整でき、調整操作が簡単である。

また、バネ１６の力で各部のガタを吸収していると共に
、調整後にビス固定等する必要がないから、正確に位置
決めできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は正面図、第２図
は縦断面図である。 １は固定部材１，７はリンク、８は第１ネジ、９は取付
部材、Ｉ３は第２ネジ、Ａは固定側、Ｂは被取付物。 出願人　富士ゼロックス株式会社 代理人　弁理士　米　原　正　草 弁理士　浜　本　忠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定側Ａに取着される固定部材１にリンク７を上下揺動
   自在に支承すると共に、固定部材１にはリンク７に当接
   する第電ネジ８を螺合し、前記リンク７には被取付物Ｂ
   が取着される取付部材９を回動自在に支承すると共に、
   該取付部９には前記リンク７に当接する第２ネジ１３を
   螺合し、前記固定部材１と取付部材９とに亘ってバネ１
   ６を設けて第１．第２ネジ８．＋３をリンク７に押しつ
   けたことを特徴とする被取付物の取付装置。