JPS6077891A - スラリ貯蔵タンク - Google Patents

スラリ貯蔵タンク

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Publication number
JPS6077891A
JPS6077891A JP58177796A JP17779683A JPS6077891A JP S6077891 A JPS6077891 A JP S6077891A JP 58177796 A JP58177796 A JP 58177796A JP 17779683 A JP17779683 A JP 17779683A JP S6077891 A JPS6077891 A JP S6077891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
tank
plate
storage tank
coal
Prior art date
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Pending
Application number
JP58177796A
Other languages
English (en)
Inventor
博文 吉川
正路 一紀
泰行 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPS6077891A publication Critical patent/JPS6077891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はスラリ貯蔵タンクに係り、特にタンク内に攪拌
機を具備するスラリ貯蔵タンクに関する。
〔発明の背景〕
近年、固体燃料である石炭を、そのハンドリング改善の
ために、水や油のスラリとする技術の開発が進められて
いる。
石炭スラリとしてはCOM(Coal and OilM
ixture)あるいはCWM(Coal and Wa
terMixture)が代表的なものとして掲げられ
るが、これらのスラリ内には200メッシュ以上の粗粒
子が10〜50%程度含まれていることから、長期間の
貯蔵には、それらの沈殿を防ぐため攪拌を必要とする。
たとえば、湿式脱硫装置にあつても、石灰石と水のスラ
リを取扱つているため、その石灰石の沈降防止上のスラ
リの攪拌を行なつている。
このように、スラリを貯蔵するタンクの多くは攪拌機が
備えられてものとなつている。しかし、タンクの大型化
にともなつて、スラリの充分な攪拌を行うため、攪拌機
の大型化あるいは攪拌機台数の増加が考えられているが
、その動力の量も無視できない状態となつている。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、簡単な構成にも拘わらず、低動力でスラリの充分な攪
拌を行うことのできるスラリ貯蔵タンクを提供するにあ
る。
〔発明の概要〕
このような目的を達成するために、本発明は、スラリ内
の粗大粒子の沈降防止のためには垂直方向の混合を充分
にし、また、攪拌による流れの行渡らないデッドスペー
スを極力少なくすることに着目したものである。
すなわち、本発明は、タンクと、このタンク内に配置さ
れた攪拌機と、この攪拌機の動作によつて前記タンク内
に貯蔵されているスラリが少なとも垂直方向への流動を
活性化させるガイド機能を有する邪摩板とを具備する構
成をもつものである。
〔発明の実施例〕
第1図(a)、(b)は本発明によるスラリ貯蔵タンク
の一実施例を示す構成図で、第1図(a)は平面図、第
1図(b)は断面図である。同図において、円筒状のタ
ンク1があり、このタンク1の底面近傍の内壁部にはた
とえば4個の攪拌機2がそれぞれ等間隔に配置されてい
る。また前記タンク1内にはその上端から底面に至る邪
摩板3が配置され、この邪摩板3は、前記タンク内を4
分割するように十字形断面(タンクの中心軸と直交する
断面)をなしている。そして、この邪摩板3によつて分
割された各空間部のそれぞれには前記攪拌機2の一つが
配置されるようになつている。
また、前記邪板3の底面部にはそこを起点としタンク1
の底面に末広がり状に至る斜板からなる邪摩板3Aがそ
れぞれ各分割された空間部に設けられている。さらに、
前記攪拌機2の上部におけるタンク1の内壁部には、そ
こを起点としタンク1の底面側に若干延在する斜板状の
邪摩板3Bがそれぞれ各分割された空間部に設けられて
いる。
なお、タンク1の底面には分割された各空間部ごとにス
ラリ板出口4が設けられている。
第1図に示した実施例では、攪拌機2はその中心軸がタ
ンク1の中心に指向した状態にて配置したものであるが
、第2図に示すように接線方向に指向させて配置するよ
うにしてもよい。
第3図(a)、(b)は本発明によるスラリ貯蔵タンク
の他の実施例を示す構成図で、第3図(a)は平面図、
第3図(b)は断面図である。同図において、第1図と
異なる構成は、タンク1の形状が角柱体にあり、それに
具備される4個の攪拌機2は2個づつ相対向した配置状
態となつているものである。そして邪摩板3はタンク1
内を2つに分割し、それぞれの分割された各空間部には
2個の攪拌機2が受け持つことになつている。
以上、述べたように、各実施例は、スラリの垂直方向の
混合を促進する効果を有する邪摩板3と、スラリの流れ
を円滑に行なう効果を有する傾斜した邪摩板3A、3B
とを備えたものであり、このうち垂直な邪摩板の攪拌機
からの距離は、攪拌翼、その回転数、およびスラリの粘
度等によつて決定されるものである。第4図に、石炭−
水スラリについて、攪拌機の回転数を一定とした際の距
離/攪拌翼径とスラリの流速との関係を示している。
この場合、邪摩板は使用していない、垂直方向の混合を
十分に行い、粒子の沈降を防止するためには、少なくと
も1cm/min(好ましくは10cm/min)の流
速が必要であり、同図より垂直な邪摩板までの距離が決
定できる。
また、傾斜した邪摩板はこの流れをスムーズに行い、同
じ動力で流速を上げる効果を有する。第5図に、攪拌機
径、回転数、垂直な邪摩板までの距離及びスラリ粘度等
を一定とした時、同面の傾斜した邪摩板がタンクの内壁
となす角度θとスラリ流速(距離/攪拌翼径=5)との
関係を示している。θがおよそ45度の時流速が最大と
なつており、θの有効な角度は0〜80度(好ましくは
20〜60度)である。粘度の異なる他のスラリについ
ても同様の検討を行なつたが、同様な傾向を示すことが
■つている。
以下、実施例によつて本実施例の効果について説明する
まず、A炭(■■炭、灰分9.5%)の石炭−水スラリ
(石炭濃度70%)を、第1図(a)と同じ構造で、直
径2m、深さ2.2mの円型タンク1に深さ2mまで入
れ、攪拌翼は底から200mmの位置に、径を200m
m、回転数を毎分60回転とした。また、側面の傾斜し
た邪摩板3Bを高さ1mの位置で、角度θを45度、底
部の傾斜した邪摩板3Aの傾斜角度も45度とした。
邪摩板のみを備えたタンク及び攪拌の効果をみるため邪
摩板及び攪拌機を備えたタンク、攪拌機のみ備えたタン
ク及び両方とも備えていないタンクの3つについて、3
カ月貯蔵した時の垂直方向のスラリ粘度の分布を調べた
結果を第6図に示す。
邪摩板がない場合と比べ、本実施例のタンクでは高さ方
向でスラリ粘度の差が少なく、特に底部の圧■層(沈降
した粒子の集合層で流動性が極端に悪いスラリ層)がま
つたく見られなかつた。また、3カ月以上経過しても、
本実施例によりタンクでは安定性に変化はなかつた。
また、上述したと同じスラリ及びタンクについて、攪拌
機の回転数を毎分30回転とし、その時の垂直方向の粘
度の分布を調べた。その結果を第7図に示す。
邪摩板がない場合は、回転数が低下するとスラリの安定
性も悪くなつているが、邪摩板がある場合は安定性がほ
とんど変わらないことが判る。
さらに、同じA炭のスラリを、石炭濃度67%まで水で
希釈し、その時の安定性を検討した。その結果を第8図
に示す。ただし、攪拌機の回転数は毎分60回転である
ここで、一段に、石炭濃度が低下してスラリ粘度が低く
なると、スラリの安定性も悪くなる傾向があるが、実施
例によるスラリタンクでは石炭濃度がある程度低くなつ
ても、スラリの安定性を維持できることが判る。
上述した実施例では、スラリの垂直方向の混合を促進す
る効果を有する邪摩板3と、スラリの流れを円滑に行な
う効果を有する傾斜した邪摩板3A、3Bとの両者を備
えたものである。しかし、タンクの形状、あるいは攪拌
機の個数等の条件から傾斜した邪摩板のみの例えによつ
て、スラリの垂直方向の混合の促進を図れる場合もあり
、このような場合傾斜した邪摩板のみの配置で充分なこ
とはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上述べたことから明らかなように、本発明によりスラ
リ貯蔵タンクによれば、簡単な構成にも拘わらず、低動
力でスラリの充分な攪拌を行なうようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明によるスラリ貯蔵タンク
の一実施例を示す構成図で、第1図(a)は平面図、第
1図(b)は断面図、第2図は第1図(a)、(b)に
示した実施例の変形を示す構成図、第3図(a)、(b
)は本発明によるスラリ貯蔵タンクの他の実施例を示す
構成図、第4図は攪拌によるスラリの流速に及ぼす距離
/翼径や粘度の影響を示すグラフ、第5図は邪摩板の角
度θとスラリの流速との関係を示すグラフ、第6図〜3
図は、3カ月貯蔵後の垂直方向のスラリ粘度の分布を示
すグラフである。 1・・・タンク、2・・・攪拌機、3、3A、3B・・
・邪摩板、4・・・スラリ板出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タンクと、このタンク内に配置された攪拌機と、
    この攪拌機の動作によつて前記タンク内に貯蔵されてい
    るスラリが少なくとも垂直方向への流動を活性化させる
    ガイド機能を有する邪摩板とを具備することを特徴とす
    るスラリ貯蔵タンク。
JP58177796A 1983-09-26 1983-09-26 スラリ貯蔵タンク Pending JPS6077891A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58177796A JPS6077891A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 スラリ貯蔵タンク

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JP58177796A JPS6077891A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 スラリ貯蔵タンク

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Publication Number Publication Date
JPS6077891A true JPS6077891A (ja) 1985-05-02

Family

ID=16037236

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JP58177796A Pending JPS6077891A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 スラリ貯蔵タンク

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