JPS607733B2 - 誘導発熱ロ−ラ - Google Patents

誘導発熱ロ−ラ

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Publication number
JPS607733B2
JPS607733B2 JP1318178A JP1318178A JPS607733B2 JP S607733 B2 JPS607733 B2 JP S607733B2 JP 1318178 A JP1318178 A JP 1318178A JP 1318178 A JP1318178 A JP 1318178A JP S607733 B2 JPS607733 B2 JP S607733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
induction heating
iron core
magnetic flux
heating roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP1318178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54106617A (en
Inventor
山人 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokushu Denki KK
Original Assignee
Tokushu Denki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokushu Denki KK filed Critical Tokushu Denki KK
Priority to JP1318178A priority Critical patent/JPS607733B2/ja
Publication of JPS54106617A publication Critical patent/JPS54106617A/ja
Publication of JPS607733B2 publication Critical patent/JPS607733B2/ja
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は電磁譲導発熱ローラに関するものである。
合成繊維の直接延伸、ポリエステルフィラメント等の連
続熱処理工程には従来より第4図aの如き構造の譲導発
熱ローラが用いられているが、発熱ローラの全表面を均
一に保持することは難かしくローラの鞠方向の前後両端
は誘導発熱ローラの本質的構造、ローラの回転に伴って
生ずる風損等が原因で第4図bの温度特性に見られる如
く温度降下を生ずることは避けられず、現在迄種々の対
策が実施されているが何れも構造が複雑で価格が高くな
る欠点を有している現状である。
なお従釆例を示す第4図aにおいて18は鉄心にコイル
を施してなる磁束発生機構、20はoーラ、21はロー
ラの外周面、22はローラの中心軸、1はロ−ラの有効
長を示す。本願発明は上記従来例の欠点を解消し、従来
例に比し構造が簡単でしかも温度特性が優れローフの有
効長が長くなるとともにローラの力率改善を計り且つロ
ーラの軸方向に発生する推力(スラスト)の振動現象を
極力減少させる効果を有するものである。
以下本発明の構造につき一実施例を挙げ図を参照しつ)
説明する。
第1図において1は一端面(実施例では右端面)が無蓋
で開放され磁性材料で作られた円筒状ローラでローラそ
のものの内周面の前部2および後部3は図示の如くロー
ラの中心内方に向って突起を設けて凸状に厚肉に形成さ
れる。
4は磁性材料で作られるローラの中心軸でその先端はロ
ーフーの前蓋5の中心内部に結合され、同軸の他方はロ
ーラ1の中心を通りローラの後部より延び軸承ボックス
6内にある鞠承7に回転自在に支承される。
ローラ1の内部には中心軸4の外周面に沿って同中心軸
4に対し若干の間隙を保って鉄心8が設けられる。実施
例においては珪素鋼板を捲回してなる巻鉄心状の鉄心が
示される。9は前記ローラ1の開□端面を閉塞する如く
配設された円板状の磁性継鉄で同継鉄の前面に前記鉄心
8の一端10が固設され同鉄心8を保持するとともに鉄
心8の外面には絶寮劇紙1 1を介して巻線12が捲装
されこれら鉄心8、巻線12にて磁束発生機構19を構
成する。なお13は巻線12の入力端子を示している。
14は円環状のつばで前記鉄心8の前端に設けられ該鉄
心を締結保持するとともに巻線12の前側を保持する。
ローラーの開□端側の周緑には円周に沿って軸万向に切
り溝15が設けられ同溝中には磁性継鉄9を貫通し同継
鉄に保持されているローラの面に対する検温用センサー
16が同溝面に接触しないようにして挿入されている。
本願発明は叙上の構造を有しており磁束発生機構19の
巻線12の入力端子13に商用周波数の交流電源eを印
加することにより巻線12に磁化電流i。が流れ鉄D8
に交番滋東めを発生し該磁束は→ローラーの前蓋5を放
射状に半径方向に→ローラーの外周面を軸方向に→滋性
継鉄9→鉄心8の磁路を還流し、ローラ1の外周面には
円周方向に循環電流iが流れる。この場合、ローラ1の
内周面の前後部の突起2および3に流れる循環電流をそ
れぞれj,,i2又ローラの内周面の中央部の突起のな
い部分17を流れる循環電流をi3とするとi=i,十
i2十i3で表され上記循環電流iのジュール熱により
ローラ1の外周面は誘導発熱する。上記においてローラ
ーの内周面の軸方向の断面積の大きい部分ほど循環電流
が多く流れるから前後部の突起2および3の部分の方が
同突起のない中央の部分17より断面積が大きいから循
環電流i,,i2の方が同3より大となり上記突起2お
よび3の発熱量は突起のない中央の部分17より大とな
りこの結果ローラ1の両端部における温度降下しローラ
1の外周面の温度特性は第4図b中点線にて示す如く鞠
方向全体に亘つて均一となり従ってローラにおける有効
長1が長くとれるのでローラ全体の鞠方向の長さを従来
のものに比し短かくすることが出来る利点を有する。又
巻線12に印放する電圧eは、上記循環電流iとは同位
相となる。すなわち循環電流iはe′巻線12の全巻数 1=ローラ1の軸方向における内部抵抗 となりローラ1が軸方向の断面積が大きくなればその内
部抵抗は減少し、ローラの力率cosのが改善され向上
しローラ1の中心軸4方向の振動も極力減少するために
中心軸4方向への推力(スラスト)を減少せしめる効果
を有する。
なお電圧e、巻線12の磁化電流io、循環電流i=i
,十i2十i3、ローラ1の力率Cosのの間の位相関
係のベクトル図が第3図に示される。
23は鉄心8の半径方向に軸に沿って設けた切損溝で同
溌は交番磁束仇こより鉄心8の円周方向に閉じた環流電
流が流れてジュール熱が発生し熱損失を生じるのを阻止
するためのものである。
以上の如く本願は電磁議導発熱o−ラにおいてローラの
外周面の温度降下を生ずる前後両端部に対する温度補償
の手段としてローラの外周面の内側の面のうち藤方向の
前部および後部をoーラの中心内方に向って凸状厚肉に
形成してなることを特徴とするもので従釆の此の種誘導
発熱ローラに比し温度特性、力率が優れ又鞄方向への推
力(スラスト)による振動を防止しているとともに構造
が簡単で多量生産に適するもので譲導発熱ローフの分野
に用いられ大いに効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の正面断面図、第2図は第1図におけ
るA−A′断面図、第3図は電気ベクトルダイヤグラム
、第4図はaおよび同b従来の誘導発熱ローラの一例の
正面断面図ならびに温度特性図である。 1……ローラ、2…・・・1の内周面の前部の凸部、3
・・・・・・1の内周面の後部の凸部、4…・・・1の
中心軸、5・・・・・・1の前蓋、6・・・・・・軸承
ボックス、7・・・・・・軸承、8・・・・・・鉄心、
9・・・・・・磁性継鉄、10・…・・8の一端、1
1・・・・・・絶縁紙、1 2…・・・巻線、13・・
・・・・12の入力様子、14…・・・つば、15・・
・・・・切り溝、16・…・・検温用センサー、17・
・…・1の内周面の中央部の突起のない部分、18,1
9・・・・・・磁束発生機構、20・・・・・・ローラ
、21・・…・20の外周面、22・・・・・・中心軸
、23・・・・・・切損溝、e・・・・・・交流電源、
io・・・・・・磁化電流、J・・・・・・交番磁束、
i・・…・1の外周面の円周方向に流れる循環電流、i
,,i2・・・・・・2および3に流れる循環電流、i
3・・…・17を流れる循環電流、cosの……1の力
率、1・・・…ローラの有効長。 1 1− 2図 第3回 才4図〈b) 矛4図(Q)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁性材よりなる一端面が開口された円筒状ローラの
    前蓋の中心内部に中心回転軸を結合しローラの外方延長
    部分において軸承にて回転自在に支承するとともにロー
    ラ内部に磁束発生機構ならびにローラの開口端を閉塞す
    る如く磁性継鉄を鉄心と結合して非回転状に設けてなる
    電磁誘導発熱ローラであって、上記の円筒状ローラその
    ものの内周面の軸方向の前部および後部の部分をローラ
    の中心内方に向って突起を設けて凸状厚肉に形成するこ
    とを特徴とする誘導発熱ローラ。
JP1318178A 1978-02-07 1978-02-07 誘導発熱ロ−ラ Expired JPS607733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1318178A JPS607733B2 (ja) 1978-02-07 1978-02-07 誘導発熱ロ−ラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1318178A JPS607733B2 (ja) 1978-02-07 1978-02-07 誘導発熱ロ−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54106617A JPS54106617A (en) 1979-08-21
JPS607733B2 true JPS607733B2 (ja) 1985-02-26

Family

ID=11826004

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JP1318178A Expired JPS607733B2 (ja) 1978-02-07 1978-02-07 誘導発熱ロ−ラ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3700300A4 (en) 2017-10-17 2021-08-04 TMT Machinery, Inc. INDUCTION HEATED ROLLER AND FIBER YARN STRETCHER

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JPS54106617A (en) 1979-08-21

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