JPS6076277A - 溶接継手の片側ア−ク溶接方法 - Google Patents
溶接継手の片側ア−ク溶接方法Info
- Publication number
- JPS6076277A JPS6076277A JP18467683A JP18467683A JPS6076277A JP S6076277 A JPS6076277 A JP S6076277A JP 18467683 A JP18467683 A JP 18467683A JP 18467683 A JP18467683 A JP 18467683A JP S6076277 A JPS6076277 A JP S6076277A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc welding
- welding
- joint
- flux
- inert gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
- B23K9/025—Seam welding; Backing means; Inserts for rectilinear seams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は溶接継手の片側イナートガスアーク溶接方法
の改良に係る。
の改良に係る。
ステンレス鋼、ニッケル合金、銅合金等の金属材料継手
をアーク溶接する場合、酸化が激しく、第1図に示すよ
うに溶着金属11の裏波ビード12に熔は込み不良等の
溶接欠陥13を生じ易く、従って継手の表裏両側から溶
接するか或いは片側溶接の場合には溶接継手裏側からイ
ナートガスによるいわゆるバンクシールドを行うのが通
例である。
をアーク溶接する場合、酸化が激しく、第1図に示すよ
うに溶着金属11の裏波ビード12に熔は込み不良等の
溶接欠陥13を生じ易く、従って継手の表裏両側から溶
接するか或いは片側溶接の場合には溶接継手裏側からイ
ナートガスによるいわゆるバンクシールドを行うのが通
例である。
しかしながら径の小さいパイプの如くにパイプ内側に入
ることが困難な場合は溶接継手の裏側の溶接を行うこと
ができないので、パイプ全長にわたってパイプ内にアル
ゴンガス等のシールドガスを注入して片側溶接を行う必
要があり、膨大なガス量と工数とを要することになる上
に、良好な裏波ビードを保証することが難しい。
ることが困難な場合は溶接継手の裏側の溶接を行うこと
ができないので、パイプ全長にわたってパイプ内にアル
ゴンガス等のシールドガスを注入して片側溶接を行う必
要があり、膨大なガス量と工数とを要することになる上
に、良好な裏波ビードを保証することが難しい。
例えば黄銅は海水冷却管材料として広く使用されている
が、フランジや管継手の接合にはおよそ65mmφ以下
の小径管は硬ろう付け、およそ75酊φ以上の管ではイ
ナートガスタングステンアーク溶接(以下TIG溶接と
いう)で溶接されている。
が、フランジや管継手の接合にはおよそ65mmφ以下
の小径管は硬ろう付け、およそ75酊φ以上の管ではイ
ナートガスタングステンアーク溶接(以下TIG溶接と
いう)で溶接されている。
しかしながらTIG溶接溶接る黄銅の突合わせ継手の片
側溶接では裏波ビードに熔は込み不良を生じ易い。従っ
てこの種の溶接欠陥を生ずる溶接継手ではできるだけ両
側溶接または裏当板を用いた片側溶接を行うのが通例で
あるが、管継手や両側溶接のできない場合には裏波ビー
ドに熔は込み不良があってもやむを得ないものとして許
容されているのが現状であって、この欠陥が管継手等に
おける漏洩事故の原因にもなっている。
側溶接では裏波ビードに熔は込み不良を生じ易い。従っ
てこの種の溶接欠陥を生ずる溶接継手ではできるだけ両
側溶接または裏当板を用いた片側溶接を行うのが通例で
あるが、管継手や両側溶接のできない場合には裏波ビー
ドに熔は込み不良があってもやむを得ないものとして許
容されているのが現状であって、この欠陥が管継手等に
おける漏洩事故の原因にもなっている。
本発明は上記のごとき問題点を解決する溶接継手のイナ
ートガスアーク溶接方法を提供することを目的とし、 溶接継手の片側アーク溶接方法において、継手裏側の突
合わせ部に沿ってフラックスを塗布しておいて、継手表
側から開先をイナートガスアーク溶接することを特徴と
する熔は込み良好な裏波ビードを得る片側アーク溶接方
法に係る。
ートガスアーク溶接方法を提供することを目的とし、 溶接継手の片側アーク溶接方法において、継手裏側の突
合わせ部に沿ってフラックスを塗布しておいて、継手表
側から開先をイナートガスアーク溶接することを特徴と
する熔は込み良好な裏波ビードを得る片側アーク溶接方
法に係る。
本発明のイナートガスアーク溶接としてはいわゆるTI
G溶接溶接かにイナートガスメタルアーク溶接(以下M
IG溶接という)が使用できることは言うまでもないこ
とであり、TIG溶接では溶加棒を用いる場合、用いな
い場合の何れも含まれる。
G溶接溶接かにイナートガスメタルアーク溶接(以下M
IG溶接という)が使用できることは言うまでもないこ
とであり、TIG溶接では溶加棒を用いる場合、用いな
い場合の何れも含まれる。
フラックスは溶接待に溶接金属の酸化防止、或いは酸化
膜の除去等のいわゆるクリーニング作用を有するととも
に、溶着金属に融合不良や割れ等の欠陥が発生するのを
防止する作用を有することが必要であり、粘性、表面張
力、濡れ性などが重要な性質となる。
膜の除去等のいわゆるクリーニング作用を有するととも
に、溶着金属に融合不良や割れ等の欠陥が発生するのを
防止する作用を有することが必要であり、粘性、表面張
力、濡れ性などが重要な性質となる。
NaF、KF或いは3NaF−AlF2 (氷晶石)等
の弗化物、KCI、NaC1,CuC1゜5nCI、Z
nC1等の塩化物、硼酸、硼酸塩、或いは炭酸塩等の混
合物に媒液(モノクロールベンゼン、アルコール或いは
水等)を混ぜて練り合わせてペースト状状や液状とした
ものがフラックスとして用いられる。
の弗化物、KCI、NaC1,CuC1゜5nCI、Z
nC1等の塩化物、硼酸、硼酸塩、或いは炭酸塩等の混
合物に媒液(モノクロールベンゼン、アルコール或いは
水等)を混ぜて練り合わせてペースト状状や液状とした
ものがフラックスとして用いられる。
継手の金属材料によってそれぞれ適当なフラックスは異
なるから、予め予備試験を行って適当なフラックスをめ
ておくと良い。例えば黄銅用としては硼酸塩や弗化物か
らなるもの、A1合金、Mg合金或いはTiやZrを主
体とする合金には塩化物、弗化物よりなるもの、その他
の合金には硼酸、硼酸塩、弗化物、弗素化合物を含有す
る弗化硼酸塩等よりなるフラックスが使用されよう。
なるから、予め予備試験を行って適当なフラックスをめ
ておくと良い。例えば黄銅用としては硼酸塩や弗化物か
らなるもの、A1合金、Mg合金或いはTiやZrを主
体とする合金には塩化物、弗化物よりなるもの、その他
の合金には硼酸、硼酸塩、弗化物、弗素化合物を含有す
る弗化硼酸塩等よりなるフラックスが使用されよう。
継手裏側のフラックスを塗布すべき面に酸化物やグリー
ス等が多量に付着している場合にはフラックスを塗布す
る前に洗浄しておくとよい。
ス等が多量に付着している場合にはフラックスを塗布す
る前に洗浄しておくとよい。
次に実施例について説明する。
第1表(重量比)
B203 13〜17
KBF4 12〜15
KCI 20〜3O
NaC120〜30
第2図に示す黄銅板1の突き合わせ継手部に■開先4を
加工し、■開先の裏側2に第1表に示す配合割合で混合
した混合粉を媒液で練り合わせてペースト状にしたフラ
ックス3を塗布し、そのまままたは乾かして、第3図に
示すように開先表面4を青銅系の溶加棒5を用いてトー
チ6でアルゴンガスでシールドしながら50〜250A
mpでTIG溶接した。得られた溶接部の裏波ビードに
ついて染色浸透探傷試験、180度曲げ試験或いは顕微
鏡組織検査によって熔は込み不良の無いことが確かめら
れた。溶接の際には裏当或いはハックシールドガスは使
用しなかった。
加工し、■開先の裏側2に第1表に示す配合割合で混合
した混合粉を媒液で練り合わせてペースト状にしたフラ
ックス3を塗布し、そのまままたは乾かして、第3図に
示すように開先表面4を青銅系の溶加棒5を用いてトー
チ6でアルゴンガスでシールドしながら50〜250A
mpでTIG溶接した。得られた溶接部の裏波ビードに
ついて染色浸透探傷試験、180度曲げ試験或いは顕微
鏡組織検査によって熔は込み不良の無いことが確かめら
れた。溶接の際には裏当或いはハックシールドガスは使
用しなかった。
以上説明したように本発明の片側イナートガスアーク溶
接ではバックシールドガスを使用しなくとも溶は込み不
良等の無い良好な裏波ビードが得られ、片側イナ−トガ
スアーク溶接部の信頼性を大きく増大させることができ
る上に、溶接の際に溶接金属の熔は落ちも少なくなる。
接ではバックシールドガスを使用しなくとも溶は込み不
良等の無い良好な裏波ビードが得られ、片側イナ−トガ
スアーク溶接部の信頼性を大きく増大させることができ
る上に、溶接の際に溶接金属の熔は落ちも少なくなる。
またペースト状あるいは液状のフラックスを継手部の裏
側に塗布するだけであるから作業が容易であり、溶接作
業が簡単かつ容易になる等、実用上の効果がきわめて大
きい。
側に塗布するだけであるから作業が容易であり、溶接作
業が簡単かつ容易になる等、実用上の効果がきわめて大
きい。
第1図は従来の片側アーク溶接による裏波ビードの溶は
込み不良を示す斜視図、第2図は本発明の実施態様を示
す斜視図、第3図は同じく溶接の一態様を示す斜視図で
ある。 1・・・溶接継手(母材)、2・・・継手(母材)裏側
、3・・・塗布フラソソクス、4・・・開先出願人代理
人 弁理士 鴨志1)次男
込み不良を示す斜視図、第2図は本発明の実施態様を示
す斜視図、第3図は同じく溶接の一態様を示す斜視図で
ある。 1・・・溶接継手(母材)、2・・・継手(母材)裏側
、3・・・塗布フラソソクス、4・・・開先出願人代理
人 弁理士 鴨志1)次男
Claims (1)
- 溶接継手の片側アーク溶接方法において、継手裏側の突
合わせ部に沿ってフラフクスを塗布しておいて、継手表
側から開先をイナートガスアーク溶接することを特徴と
する溶は込み良好な裏波ビードを得る片側イナートガス
アーク溶接方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18467683A JPS6076277A (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | 溶接継手の片側ア−ク溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18467683A JPS6076277A (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | 溶接継手の片側ア−ク溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6076277A true JPS6076277A (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=16157407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18467683A Pending JPS6076277A (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | 溶接継手の片側ア−ク溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6076277A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534808A (en) * | 1976-01-06 | 1978-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for ac motor |
JPS53127339A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-07 | Sansei Kakou Kk | Method of welding steel pipe*etc* |
JPS5457438A (en) * | 1977-10-17 | 1979-05-09 | Kobe Steel Ltd | One side welding method with backing strip |
JPS5633171A (en) * | 1979-08-28 | 1981-04-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Welding method for single side |
-
1983
- 1983-10-03 JP JP18467683A patent/JPS6076277A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534808A (en) * | 1976-01-06 | 1978-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for ac motor |
JPS53127339A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-07 | Sansei Kakou Kk | Method of welding steel pipe*etc* |
JPS5457438A (en) * | 1977-10-17 | 1979-05-09 | Kobe Steel Ltd | One side welding method with backing strip |
JPS5633171A (en) * | 1979-08-28 | 1981-04-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Welding method for single side |
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