JPS60759Y2 - コンバインの保護装置 - Google Patents

コンバインの保護装置

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Publication number
JPS60759Y2
JPS60759Y2 JP17292376U JP17292376U JPS60759Y2 JP S60759 Y2 JPS60759 Y2 JP S60759Y2 JP 17292376 U JP17292376 U JP 17292376U JP 17292376 U JP17292376 U JP 17292376U JP S60759 Y2 JPS60759 Y2 JP S60759Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
narrow guide
contact
machine
support rod
combine harvester
Prior art date
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Expired
Application number
JP17292376U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5389421U (ja
Inventor
昌 酒井
Original Assignee
井関農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井関農機株式会社 filed Critical 井関農機株式会社
Priority to JP17292376U priority Critical patent/JPS60759Y2/ja
Publication of JPS5389421U publication Critical patent/JPS5389421U/ja
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Publication of JPS60759Y2 publication Critical patent/JPS60759Y2/ja
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脱穀機が障害物に衝突して破損するのを未然に
防止するために設けた脱穀機の保護装置に関する。
一般にコンバインの操作席は進行方向に向って右側にあ
る。
そこで圃場においてこれを操作しながら走行させる場合
に、機台の右側はよく見通しが利くが、機台の左側、こ
とに機台より低い箇所は死角に入りきわめて見通しが悪
い。
したがって機台の左側に障害物がある場合とか、土手に
沿って走行させる場合には機台が衝突して破損する虞が
あるのでこれを未然に防止する保護装置が必要である。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、コンバイ
ンにおいて圃場走行中機台側方の未刈稈を排除するため
に設けられたナローガイドを、機゛台側方の障害物に当
接することにより回動するごとく構成すると共に、この
ナローガイドの当接により作動する検出装置を設けるこ
とにより、この制御装置を警報器または走行うラッチに
連結して手動または自動的にコンバインの走行を制御し
て障害物への衝突による機台の破損を未然に防止するコ
ンバインの保護装置を提供するものである。
以下その構成等を図に示す実施例により詳細に説明する
第1図および第2図は本考案を実施したコンバインの平
面図および側面図、第3図はその詳細を示す平面図およ
び側面図である。
これらの図において機台の最前端には圃場の殻稈をかき
分けてすくい起す分草杆1が設けられている。
この分草杆1により分けられた殻稈はその後方の引起し
ラグ2により引起されて刈取られた後搬送されて脱穀部
3において脱穀される。
そして前記分草杆1のうち外側の分草杆1Aによって外
側へ押し分けられた殻稈は、機台の走行と共に機台の側
方を通過する。
そこでこの殻稈が機台に触れたり、クローラ4によって
踏まれないようにナローガイド5が設けられている。
このナローガイド5はくの字状に彎曲した棒状体でその
一端はT字形の支軸6に係入されカラー7および割ピン
8により脱落を規制されている。
そしてこの支軸6はコの字形に形成された軸受9に回動
自在に軸支されており、軸受9は前記分草杆1近傍の部
材に固着されている。
また一方機台側部の概ね中央部にはコ字形に形成された
軸受10が固着されており、この軸受10には支軸11
が回動自在に軸支されている。
そして支軸11は前記支軸6の回転軸と同一軸心をなす
ことく設けられており、支軸11には回動軸受12が軸
装されている。
この回動軸受12は角柱状に形成せられ、支軸11と一
体となって軸受10に軸支されて回動する。
またこの回動軸受12には前記支軸11の軸承孔の中心
に対して偏心しかつ直交する透孔が穿設されている。
この透孔にはナローガイド5の中央部を支持する支持杆
13が係入され、その一端を前記ナローガイド5の彎曲
部内側に回動自在に軸承されている。
またこの支持杆13上にはナローガイド5と回動軸受1
2との間に圧縮コイルばね14が嵌装されており、ナロ
ーガイド5を機台より離間させる力を付与している。
15は支持杆13が圧縮コイルばね14の弾撥力により
回動軸受12より抜けるのを規制するカラーである。
そしてこの支持杆13の軸心に延在するごとく、筒状体
に形成された接点ホルダ16が設けられており、支持杆
13の先端はナローガイド5を機台に近づけるごとく揺
動させることによりこの接点ホルダ16の底部へ向って
係入される。
また接点ホルダ16の外周部下端には支持杆13が接点
ホルダ16より出るとき通過する切欠き16aが設けら
れている。
17は接点ホルダ16の内部に設けられた接点で、支持
杆13の先端がこの接点17に当接することにより警報
器1が吹鳴する。
なお第1図において19は機台の走行ならびに刈取り、
脱穀動作を操作する操作盤てコンバインの進行方向に向
って右側に設けられている。
以上のごとく構成されているので、コンバインが圃場を
走行中に、ナローガイド5が障害物あるいは土手の側面
等に当接すると、ナローガイド5は圧縮コイルばね14
の弾撥力に抗して揺動する。
すると支持杆13も機台に近づく方向に移動してその先
端が接点ホルダ16内へ深く係入される。
そしてその先端が接点17に当接すると警報器18が吹
鳴し、ナローガイド5が障害物に当接したことを運転者
に報知する。
運転者は操作盤19を操作して機台を障害物より遠ざけ
る。
また作業を終了してコンバインを格納したり路上を運搬
するときには、ナローガイド5が邪魔になるのでこれを
機台より突出しないように収納する必要がある。
第4図はナローガイド5を収納したところを示す平面図
で、支軸6と支軸11が一軸心上に設けられているのて
゛、ナローガイド5はその彎曲部を持って上方へ回動し
てやれば支軸6,11を中心にして回動し彎曲部を上方
に向けて起立して収納される。
なお前記の接点ホルダ16の切欠き16aは、このとき
に支持杆13が通過する切欠きである。
また軸受10はその脚部を高く形成されているのて回動
軸受12が支軸11と共に回動しても支持杆13の先端
がこれに当接することがない。
第5図は他の実施例を示す平面図でナローガイド5より
支持杆13に至るまでの構造は前記実施例と全く同様で
ある。
そして接点ホルダ16に代ってガイド管20が設けられ
ている。
そして支持杆13はこのガイド管20内を進退するが、
このガイド管20の先端開口部にはベルクランク21が
対向しているので、ガイド管20より突出した支持杆1
3の先端はこのベルクランク21の先端に当接する。
そしてこのベルクランク21はL字状に形成せられ、支
持杆13の当接しない他端にはワイヤ22の一端が固着
されている。
そしてこのワイヤ22の他端は操作盤19上のサイドク
ラッチレバ−23に連結されているので、ベルクランク
21が図に示す矢印方向に揺動すると、ワイヤ22によ
りサイドクラッチレバ−23が引かれる。
そしてサイドクラッチレバ−23が引かれることにより
ワイヤ24を経てサイドクラッチが作動する。
以上のように構成されているので、ナローガイド5が障
害物に当接すると支持杆13の先端がベルクランク21
に当接しサイドクラッチを作動させ、機台を自動的に障
害物から遠ざける方向に走行を制御する。
以上の説明により明らかなように本考案においてはコン
バインのナローガイドを、機台側方の障害物に当接する
ことにより回動するごとく設けると共に、このナローガ
イドの当接により作動する検出装置を設け、この検出装
置を警報器または走行うラッチに連結するごとく構成し
たのて、圃場走行中のコンバインが障害物に当接したと
きには、直ちにこの検出装置が作動してコンバインを手
動または自動的に障害物から遠さける機台の破損を未然
に防止することができる。
゛ また未刈稈の保護のためにもともと必要とするナロ
ーガイド本体ならびにその支持構造を利用して装置が構
成できるから有効な保護装置を低価格で提供てきるとい
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係るコンバインの保護装
置を示し、第1図および第2図はこれを実施したコンバ
インの平面図および側面図、第3図は保護装置の平面図
および側面図、第4図はおなじく収納状態を示す平面図
、第5図は他の実施例を示す平面図である。 5・・・・・・ナローガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台側方に向って突出し未刈稈を排除して機台への接触
    を阻止するためのナローガイドを設けたコンバインにお
    いて、前記ナローガイドの基部を上下方向ならびに横方
    向へ回動自在に軸支すると共に、ナローガイドを側方に
    付勢するスプリングを設け、ナローガイドを支持する支
    持杆を機台に対して進退かつ回動自在に軸承し、この支
    持杆の後退によってナローガイドに接触した障害物を検
    出することを特徴とするコンバインの保護装置。
JP17292376U 1976-12-23 1976-12-23 コンバインの保護装置 Expired JPS60759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17292376U JPS60759Y2 (ja) 1976-12-23 1976-12-23 コンバインの保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17292376U JPS60759Y2 (ja) 1976-12-23 1976-12-23 コンバインの保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5389421U JPS5389421U (ja) 1978-07-22
JPS60759Y2 true JPS60759Y2 (ja) 1985-01-10

Family

ID=28780401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17292376U Expired JPS60759Y2 (ja) 1976-12-23 1976-12-23 コンバインの保護装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0131000Y2 (ja) * 1980-06-26 1989-09-22

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Publication number Publication date
JPS5389421U (ja) 1978-07-22

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