JPS607563Y2 - 同調装置 - Google Patents

同調装置

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JPS607563Y2
JPS607563Y2 JP4208479U JP4208479U JPS607563Y2 JP S607563 Y2 JPS607563 Y2 JP S607563Y2 JP 4208479 U JP4208479 U JP 4208479U JP 4208479 U JP4208479 U JP 4208479U JP S607563 Y2 JPS607563 Y2 JP S607563Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjustment knob
tuning
coarse adjustment
planetary
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP4208479U
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English (en)
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JPS55144426U (ja
Inventor
譲二 尾崎
幸一 家木
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP4208479U priority Critical patent/JPS607563Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粗調及び微調を行なう同調装置に関する。
短波帯等を受信するラジオのダイアルは、宿望の局を選
局する為には極めて緩やかに応動する必要があるが、ダ
イアルストローク全域にわたり緩やかに動いたのではチ
ューニングツマミの操作回数も増え操作性が極めて悪く
なる。
又FM波帯や、中波帯ではさほど緩やかに動かす必要も
なく、少々粗い選局で充分である。
従って所望の局の近傍までは粗同調操作が出来、その後
の微調は別個のファインチューニングツマミを回し微同
調出来る機構が望まれる。
このファインチューニング機構としては、従来より電気
的に行うものと減速機構を用いた機械的なものとが提案
されている。
以下両者について説明する。
第1図、第2図に電気的に行うファインチューニング機
構の従来例を示す。
粗調ツマミ6を回すことによりダイヤル糸掛により連動
された同調バリコン4が回転し所望の周波数近傍に粗調
される。
微調は、局発回路2の同調バリコン4′と並列に接続さ
れた微少容量の微調ミゼットバリコン5を微調ツマミ7
を回すことにより微少周波数を可変しファインチューニ
ングが可能となる。
しかしながらこの方法は、高価なミゼットバリコン5を
使用しなければならないことと、ミゼットバリコン5を
回す為、微調ツマミ7を粗調ツマミ6の近くに位置させ
なければならず、高周波回路故にリード線等の極く僅か
な浮遊容量等のバラツキでも調整ずれ、動作不安定等の
不都合が生じやすい欠点がある。
一方機械式ファインチューニング機構としては第3図に
示す通り、遊星ボール式減速機構を介してダイヤル糸掛
により同調バリコンが連動される。
即ち粗調ツマミ8を回すと粗調シャフト11も回転腰該
シャフト11に巻き付けられたダイアルコード15を駆
動する。
微調ツマミ9を回すと微調シャフト10も回転し、遊星
ボール12を回転させる。
遊星ボール12は粗調シャフト11の貫通孔11aに遊
動自在に嵌入されており、シャシ13の軸受部13aの
内壁をころがり粗調シャフト11を減速駆動させる。
しかしながらこの機構によると、遊星ボール機構をシャ
シ13の内部に具備させなければならない為、この様な
同調機構をシャシに取付けるのはきわめて複雑な作業を
必要とする。
また一般にラジオ等の設計をする場合、ベースとなるモ
デルを設け、それと同一シャシ、同一ケース等を用いて
、受信バンドの異なる複数の機種展開をするのが常であ
る。
例えば、■FM/MW、■FM/SW/MW (ファイ
ンチューニング要)、■SW1/SW2/MW(ファイ
ンチューニング要)、■FM/MW/LW、の様に展開
される。
従って第3図に示した方法では、ある機種にはファイン
チューニング機構が必要で、その他には不要である等の
場合、同一形状のシャシ、同一形状のケース等を用いて
共用性を持たせることが不可能であった。
即ち遊星ボール式減速機構がケース内シャシ13に内蔵
されている構造のためファインチューニング付セットに
は遊星ボール式減速機構付シャシ、ファインチューニン
グなしのセットには遊星ボール式減速機構なしのシャシ
と2通りのシャシを用意する必要がある。
本考案はこの様な点に鑑み提案するもので、微調用減速
機構を粗調用ツマミとともにツマミ装置としてユニット
化腰該ユニットをシャシに対して外付は出来る様にした
同調装置を提供することを目的とする。
これにより、ファインチューニング機構の必要の有無に
無関係にシャシ、ケース等を共用可能にし、ファインチ
ューニングの無いモデルでも簡単にファインチューニン
グ機能を持たせることができるものである。
以下図面に示した実施例によって本考案を詳細に説明す
る。
第4図は本考案装置の断面図を示し、第5図はその分解
図を示す。
粗調ツマミ20は、シャシ27に設けられた軸受部27
aに回転自在に枢支されたチューニングシャフト25に
係合され、該ツマミ20を回すことによりチューニング
シャフト25に巻付けられたダイアルコード26を駆動
し、同調バリコン(図示省略)を連動させる。
一方微調ツマミ21は頚部先端にギヤ部21aを備え、
前記粗調ツマミ20のシャフト部20aに回動自在に嵌
入されている。
又粗調ツマミ20と一体的に設けられた遊星シャフト部
20bには、遊星歯車22が回動自在に嵌入され、前記
微調ツマミ21のギヤ部21aと噛合っている。
内歯太陽歯車23は前記遊星歯車22と噛合い、かつ粗
調ツマミ20の頚部20cに回動自在に嵌入されている
ストッパ20dは該内歯太陽歯車23の抜けを防止する
又内歯太陽歯車23の軸部の外周には突起23aが設け
られており、この突起23aはケース24の切欠部24
aに係合され、従って内歯太陽歯車23は回転しない。
ここで前記粗調ツマミ20、遊星歯車22、微調ツマミ
21及び内歯太陽歯車23は、ケース装着前にユニット
化されており、1つの部品を構成している。
次に動作を説明する。
まず粗調ツマミ20を回すと、この回転力はシャフト2
5、ダイヤルコード26等を介して同調バリコンに伝達
され、これにて粗同調操作が伝える。
次に微調ツマミ21を回すと、この回転力は、ギヤ一部
21aを介して遊星歯車22に伝達される。
この時内歯太陽歯車23はケース24に係合されている
ので、回転することはないが、遊星歯車22はそれ自体
は逆回転しながらケース24に固定された内歯太陽歯車
23の内歯に沿って微調ツマミ21と同回転方向に円運
動を行う。
このように遊星歯車22が公転すると、この公転力は遊
星歯車22が取付けられている遊星シャフト部20bを
介して粗調ツマミ20に伝達され、該粗調ツマミを減速
駆動することになる。
この場合、微調ツマミ21のギヤ部21aの歯数をZA
、内歯太陽歯車23の歯数をZr=当に選ぶことにより
任意の減速比が得られる。
なお、上記実施例では歯車機構で説明したが、前述のボ
ール、あるいは摩擦車等による摩擦伝達機構でも本考案
を達成できることは言うまでもない。
このように本考案によれば、同期機構をユニット化する
ことにより、作業性がきわめて向上し、またダイアル糸
掛、チューニングシャフト等には何ら加工を加えること
なく本考案によるツマミユニットと通常のツマミと交換
するだけでファインチューニング機構の有無を実現出来
るものであり、シャシ或いはケースを標準化できる等の
優れた実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気的同調装置の構造図、第2図は第1
図の同調装置を含むラジオ受信機のブロック図、第3図
は従来の機械的同調装置の断面図、第4図は本考案によ
る同調装置の断面図、第5図は第4図の分解図である。 符号の説明、20・・・・・・粗調ツマミ、21・・・
・・・微調ツマミ、21a・・・・・・ギヤ部、22・
・・・・・遊星歯車、23・・・・・・内歯太陽歯車、
24・・・・・・ケース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ユニット化された以下の構成を備えたことを特徴とする
    同調装置。 (a) 微調ツマミ21、遊星回転体22及び該遊星
    回転体を公転せしめる公転部材23とを回転自在に保持
    し、ケース内の回転部25に係合され、シャフト部20
    a及び遊星シャフト部20bを備えた粗調ツマミ20、 (b) 該粗調ツマミのシャフト部20aに回転自在
    に保持され、前記遊星回転体22を駆動する伝達部21
    aを備えた前記微調ツマミ21、(C1前記粗調ツマミ
    の遊星シャフト部20bに回転自在に保持され、前記微
    調ツマミより回転力を受は前記公転部材23に対して公
    転することにより前記粗調ツマミを駆動する前記遊星回
    転体22、 (d) 前記粗調ツマミに回転自在に保持され、かつ
    前記粗調ツマミをケース内の回転部と係合せしめた時に
    該ケースと係合する保合部23aを備え、該ケースとの
    係合状態において、前記遊星回転体を公転可能とする前
    記公転部材23、
JP4208479U 1979-04-02 1979-04-02 同調装置 Expired JPS607563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4208479U JPS607563Y2 (ja) 1979-04-02 1979-04-02 同調装置

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JP4208479U JPS607563Y2 (ja) 1979-04-02 1979-04-02 同調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55144426U JPS55144426U (ja) 1980-10-16
JPS607563Y2 true JPS607563Y2 (ja) 1985-03-14

Family

ID=28913904

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4208479U Expired JPS607563Y2 (ja) 1979-04-02 1979-04-02 同調装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102106840B1 (ko) * 2017-02-22 2020-05-06 엘지전자 주식회사 노브 조립체 및 이를 포함하는 조리기기

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JPS55144426U (ja) 1980-10-16

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