JPS607401Y2 - 連続杭共下り防止装置 - Google Patents
連続杭共下り防止装置Info
- Publication number
- JPS607401Y2 JPS607401Y2 JP12350975U JP12350975U JPS607401Y2 JP S607401 Y2 JPS607401 Y2 JP S607401Y2 JP 12350975 U JP12350975 U JP 12350975U JP 12350975 U JP12350975 U JP 12350975U JP S607401 Y2 JPS607401 Y2 JP S607401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- piles
- support frame
- existing
- falling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、隣接した既設杭を案内として連続杭を打ち込
む際にその隣接した既設杭の共下りを防止する連続杭共
下り防止装置に関する。
む際にその隣接した既設杭の共下りを防止する連続杭共
下り防止装置に関する。
連続杭打ち技術は、例えば地下止水壁などを構築する場
合に多く用いられているが、打ち込む杭に隣接する既設
杭にジャンクションを設けて案内している。
合に多く用いられているが、打ち込む杭に隣接する既設
杭にジャンクションを設けて案内している。
そのために打ち込む杭の隣の既設杭は、打ち込む杭と共
に沈下することが避けられなかった。
に沈下することが避けられなかった。
その防止としては、共下りを防止したい杭と既設杭とを
溶接して固定していたが、手間と時間がかかるのみでな
く、溶接ピースのあと始末が大変であるという欠点があ
った。
溶接して固定していたが、手間と時間がかかるのみでな
く、溶接ピースのあと始末が大変であるという欠点があ
った。
したがって、本考案の目的は、簡単な手段で打込む連続
杭を案内する共下りを防止したい杭を既設杭と一体化し
て共下り防止できる連続杭共下り防止装置を提供するに
ある。
杭を案内する共下りを防止したい杭を既設杭と一体化し
て共下り防止できる連続杭共下り防止装置を提供するに
ある。
本考案によれば、共下りを防止したい杭と既設杭とを支
持枠体に載置した油圧クランプでクランプして、共下り
を防止したい杭の下向力を打込む連続杭に近い方の既設
杭の縁部を支点として遠い方の既設杭の縁部で支持する
ので、油圧クランプを把持するという簡単な作業で共下
りを防止できる。
持枠体に載置した油圧クランプでクランプして、共下り
を防止したい杭の下向力を打込む連続杭に近い方の既設
杭の縁部を支点として遠い方の既設杭の縁部で支持する
ので、油圧クランプを把持するという簡単な作業で共下
りを防止できる。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図および第2図において本考案を実施した共下り防
止装置は、支持枠体1と、該支持枠体1上を移動自在に
設けられた複数の(実施例においては2個の)クランプ
用はり2とからなり、このクランプ用はり2の下側には
、図示しない油圧パワーユニットよりの油圧を伝える油
圧ホース3を介して油圧クランプ4が設けられていると
共に、上側には、クランプ吊ピース5が設けられている
。
止装置は、支持枠体1と、該支持枠体1上を移動自在に
設けられた複数の(実施例においては2個の)クランプ
用はり2とからなり、このクランプ用はり2の下側には
、図示しない油圧パワーユニットよりの油圧を伝える油
圧ホース3を介して油圧クランプ4が設けられていると
共に、上側には、クランプ吊ピース5が設けられている
。
前記支持枠体1にも支持枠体量ピース6が設けられてお
り、支持枠体1並びにクランプ用はり2の移動は、図示
しない移動装置により吊りワイヤー7を介して吊り移動
させるものである。
り、支持枠体1並びにクランプ用はり2の移動は、図示
しない移動装置により吊りワイヤー7を介して吊り移動
させるものである。
作業に際し、既設杭(本実施例においては、鋼管杭)8
とジャンクション9で連続された共下りを防止したい杭
(本実施例においては鋼管杭)10との上端に、前記既
設杭8の打込む杭12に近い方の縁部14に載置した支
持枠体受はり11を支点として、支持枠体1をセットし
、その上でクランプ用はり2を打込み中の杭12より遠
い方の杭8,10の各縁部15,16に油圧クランプ4
が作用するようにセットし、油圧によりクランプする。
とジャンクション9で連続された共下りを防止したい杭
(本実施例においては鋼管杭)10との上端に、前記既
設杭8の打込む杭12に近い方の縁部14に載置した支
持枠体受はり11を支点として、支持枠体1をセットし
、その上でクランプ用はり2を打込み中の杭12より遠
い方の杭8,10の各縁部15,16に油圧クランプ4
が作用するようにセットし、油圧によりクランプする。
その場合両杭に高低差がある場合には、スペーサー13
より調節する。
より調節する。
したがって、両統8,10にクランプさせると、支持枠
体受はり11が支点となり、打込む杭12の作用力がジ
ャンクション9を介して共下りを防止する杭10に作用
して、杭10が下降しようとするが、その力は支持枠体
1によって既設杭8の反力により解消し、杭10の共下
りが防止出来るものである。
体受はり11が支点となり、打込む杭12の作用力がジ
ャンクション9を介して共下りを防止する杭10に作用
して、杭10が下降しようとするが、その力は支持枠体
1によって既設杭8の反力により解消し、杭10の共下
りが防止出来るものである。
以上のように本考案の共下り防止装置は、溶接、その後
始末等の面倒な手段を必要としないので、手間並びに時
間が節約され能率がよい連続杭の打込みが容易である。
始末等の面倒な手段を必要としないので、手間並びに時
間が節約され能率がよい連続杭の打込みが容易である。
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は平面図である。 1・・・・・・支持枠体、2・・・・・・クランプ用は
り、4・・・・・・油圧クランプ、11・・・支持枠体
受はり。
、第2図は平面図である。 1・・・・・・支持枠体、2・・・・・・クランプ用は
り、4・・・・・・油圧クランプ、11・・・支持枠体
受はり。
Claims (1)
- 隣接した既設杭を案内として連続杭を打ち込む際にその
隣接した既設杭の共下りを防止する連続杭共下り防止装
置において、その打込む杭12を案内する既設の共下り
を防止する杭10と、その共下りを防止する杭10の打
込む杭12の反対側の既設杭8との上端に設置された支
持枠体1を備え、その支持枠体1は移動自在に載置され
た複数のクランプ用はり2と、該クランプ用はり2の間
に配置させた支持枠体受はり11とを備え、前記クラン
プ用はり2には、その下側に油圧クランプ4を設け、こ
のクランプ4は共下りを防止する杭10並びに既設杭8
の連続杭12から遠い側の縁部をクランプし、前記支持
枠体受はり11は既設杭8の打込む杭12に近い方の縁
部上に位置しており、その支持枠体受はり11を支点と
した既設杭8の反力により上記隣接杭10の共下りを防
止したことを特徴とする連続杭共下り防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12350975U JPS607401Y2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 連続杭共下り防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12350975U JPS607401Y2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 連続杭共下り防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5236806U JPS5236806U (ja) | 1977-03-15 |
JPS607401Y2 true JPS607401Y2 (ja) | 1985-03-12 |
Family
ID=28604074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12350975U Expired JPS607401Y2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 連続杭共下り防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607401Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7251972B2 (ja) * | 2018-12-26 | 2023-04-04 | 株式会社技研製作所 | クレーン |
-
1975
- 1975-09-09 JP JP12350975U patent/JPS607401Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5236806U (ja) | 1977-03-15 |
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