JPS6073230A - 空気調和機の運転制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明−：、ヒートポンプ式冷凍ザイクルを具１ｉｉｉ
した空気調和機の運転１ｆｉｆｉ御方法に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 従来の空気調和機の運転？１７１１俳方法は、冷乃につ
いては第１図に寸すように、寸だ暖房については第２図
に才すように行われでいた。すなわち、ザーモ設定値と
Ｊｆ縮機ＯＦＦ点とが同一温度となるように設定し、室
温が圧縮機ＯＦＦ点に達すると圧縮機を停止させ、そし
てこれより一定のティファレンシャルをもっｌ’ｒ−Ｏ
Ｎ点に達すると圧縮機を始動させ、圧縮機の０Ｎ１０Ｆ
Ｆ制御をザーモ設定温度にて制御を行なっていた。

捷だ除湿時においても、冷房時と暖房時と同様に相対湿
度設定により空気調和すべき室内の相対！（１一度を設
定値と同一値としてｒｆ：縮機の０Ｎ１０ＦＦ制病ｊを
するか、又は、タイマーにより一定の０Ｎ１０ＦＦＩ）
；’１間でＬＩ：縮機の運転率の制御を行なっていた。

このような′ｌｔｉ制御を行なった場合の問題点は、連
転開始＋１；′ｉ′点において壁面、天月、床面の温１
ンと７（１１度か空気調和すべき空間の空気の１１Ｍ１
度と７１ｉＩｊ度と差かあることである。

つ１リヒーＹ・ポンプによる暖房を例にとってβａ明を
行なうと、室内、室外ともに７°Ｃにて暖房運転を開始
すると、約１５〜２０分で室温け２０゛Ｃ迄上列する。

しかしながらこの時点の室内の壁面。

天井、床面の温度は１０〜１２°Ｃ程度である。この値
は一般の住宅の一例であり、この値は壁の熱外Ｗ、熱伝
導率舌で大きく異なることは予想されるが、いずれにし
ても壁面の温度は窓内の空気温度よりも低い。

したがって、壁面Ｊ：りの冷熱１ｉ’ｌ’ｌ　Ｕ’ｌが
発生ずる。

すなわち室内に居る人は室温よりも低い温度を感じ、捷
だ設定温度迄室温が」二昇しても、寸だ肌寒く感じる状
態であった。

また冷房の場合は暖房とは逆の現象となり、室温よりも
高い温度を体感することになる。

さらに除湿の場合は壁の中に水分が存在する限り常時加
湿しているのと同じ状態となるため、圧縮機の停止中の
相対湿度の上昇が急激となり、何らかの対応が必要であ
った。

発明の目的 本発明は上記従来の不具合点に鑑みてなされたもので、
快適な冷房、暖房、除湿の各モードが得られるようにす
ることを目的とするものである。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、空調モードを選択
するモート選択スイッチ手段と、室温を測定する室温測
定手段と、運転スイッチの投入からの時間を開側する運
転時間計測手段と、設定温度値を変更するか否かを判定
するサーモスライド判定手段と、圧縮機首たは送風機の
運転／停止を判断する運転／停止判断手段と、これを実
行する運転／停止スイッチ手段より構成したものである
。

この構成により、運転開始当初の一定時間設定能力より
も大きな能力で空調を行い、立上り時の快適さをはかる
ことができる。

実施例の説明 身重、本発明の一実施例について空気−！３２ｕ機の暖
房運転の制御内容を例として流側図面の第３１ヅ１〜第
７図を参考に説明する。

まずデ１ム転開始時点より立上り時のみ設定値を上昇さ
ぜるモード（以下立」ニリモードと称す）で運転を行な
う場合は、第３図により運転／停止１−スイッチ１によ
り空気調和機の運転が開始されると運転時間計測回路７
により運転開始ＩＪ当点よりの時間経過を開側する。同
時に室温測定回路２により被空気調和室の室温を測定し
、使用者が操作する温度設定手段３によって設定された
設定温度との比較を運転／停止判断回路５で行い、圧縮
機の運転／停止を判断する。そして運転／停止スイッチ
回路６にて圧縮機１ｏの運転と送風機１１の運転を開始
する。

そして圧縮機１ｏの運転が開始されると、運転開始の信
号がザーモスライド判定回路８へ入力され、サーモスラ
イド実行回路９によりザーモスタノトの設定温度を２ｄ
ｅｇ　ｌ−昇さＷろ６、ここで、運伝時間削４１１ｊ回
路７により開側している経過時間が９０分経過しても２
ｄｅｇ１封さぜ／ζ設定温度に室温測定回路２にて測定
された室？！ｒｉ’１が上昇しなかっ／Ｃ場合は、第４
図にタイム線図を示すように経過時間か９ｏ分経過した
時点にて２ｄｅｇ上昇させたザーモスタノトの設定温度
を最初に使用者か設定したサーモ設定温度へもどす。

寸だ経過時間が９０分経過する以前に２ｄｅｇ上昇させ
た設定温度に室温が達した場合は、第５図にタイム線図
をますように２ｄｅｇ上昇させた設定温度に室温が達し
た時点で２ｄｅｇ上昇させたザーモスクソトの設定温度
を最初に使用者が設定したサーモ設定温度へもどす。

さらに、運転途中においてモード選択スイッチ４を操作
して通常のモードより立」ニリモートへ変更を行なった
場合は、運転／停止スイッチ回路６より、運転開始以後
から立上りモードへ変更した時点迄の間にザーモスタノ
トによって圧縮機１０が停止し／ζか否かをザーモスラ
イド判定回路８へ出力する。この時点でザーモスタノト
によってＪｌ−縮機１０が一度でも停止し／ζ経験があ
れは、ザーモスライド判定回路８にて、設定品１度の−
（−眉は行なわないという判定を行い、イτりら変更は
杓なわれない。

またザーモスタノトによって圧縮機１０が停止した経験
がない場合でも、＆転時間泪４１１（回路７にて運転開
始時点より削測している経過時間が９０分を過ぎていれ
ば、同様にザーモスライド判定回路８にて設定温度の変
更は行なわないという判定を下し、何ら変更は行なわれ
ない。

しかし、サーモスタントによって圧縮機１０が停止した
経験がない場合で、運転時間計測回路７にて運転開始時
点より開側している経過時間が９ｏ分未満であれば、第
６図と第７図のタイム線図で示すように、ザーモスライ
ド判定回路８によ。

す、設定値の変更を実行する判定か下され、ザーモスラ
イド実行回路９により２ｄｅｇ上昇の設定値変更が実施
される。この２ｄｅｇ　ｌ−昇動作は、最初より立−１
ニリモードで運転した（稍と同様に運転口、１」間計測
回路７にて運転開始時点からの経過時間を′６＋＋＋定
しているタイマーが所定時間の９０分を測定し終えた時
点もしくは、所定時間の９０分以内において２ｄｅｇ上
昇させた設定温度に室温が到達したことを室温測定回路
２で検出し、ガ１！転／停止判断回路５にて圧縮機１０
の停止にが判断され／ζ口ＳＡまでである。

なお５本実施例においては、ヒートポンプ暖房の場合に
ついて説明したが、冷房および除湿の場合も同様の制御
を行なうことができる。ただし、冷房の場合は、サーモ
スタ、／）による設定温度を１〜２ｄｅｇ下げる方向へ
スライドし、また除湿の場合は６〜２０％相対湿度全対
湿る方向へ湿度設定をスライドする。

また本実施例の８）ａ明においては、９０分で２ｄｅｇ
という値で説明を行なったが、この値は機器によって最
適値を選ひ、９ｏ分で２ｄｅｇという値に限　。

定されるものではない、。

発明の効果 以」のように本発明においては、運転開始１１；’ｉ。

定の時間、またはこの時間内において、室温の設定値へ
の到達によって圧縮機が停止する捷での間のみサーモ設
定捷たけ相対湿度設定を、能力増大の方向へ変更するも
ので、運転開始直後における使用者の設定温度と、使用
者の体感温度との差が少なくでき、冷凍ザイクルを具備
した空気調１１１機の始動時の立上り特性が改善できる
。。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す空気調和機の冷房１１．＋ｉの室
温の変化状態を示すタイム線図、第２図は同空気Ｗ、′
１和機の暖房時の室温の変化状態を示すタイム線図、第
３図は本発明の一実施例における空気調和機の運転制御
装置のブロック回路図、第４図ないし第７図はそれぞれ
同空気調和機の暖房時における異なる立上り状態を示す
タイム線図で必る。 １・・・運転／停止スイッチ、２　・・・室温測定回路
、３・・・・・温度設定手段、４・・・・・モード選択
スイッチ、５・・・・運転／停止判断回路、６・・・運
転／停止スイッチ回路、了・・・・・運転口４間言１測
回路、８・・ザーモスライド判定回路、９−・ザーモス
ライド実行回路、１０・・・・・・圧縮機、１１　送風
機。 代ＪＪｊ人の氏名　弁胛士　中　尾　敏　男　ほか１名
第１図 第４図 第　５　図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、凝縮器、減圧器および蒸発器を環状に連結して
   冷凍ザイクルを構成し、さらに空気調和機の冷房、暖房
   、除湿の各運転開始時の一定時間、寸だほこの一定時間
   内で最初にザーモスタノトによる湿度設定にて圧縮機が
   停止する寸での間のみ、ザーモ設定値まだは相対湿度設
   定値を、能力増大の方向へ変更するようにしゾζ空気尺
   周オＥ」機の運転制御方法。